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ブログカテゴリー » 環境学習

「空気の汚れを調べてみよう」を開催しました(12/27)

「まちのお医者さんになろう2011
西淀川の空は健康ですか?空気の汚れを調べてみよう!」を
エルモ西淀川で開催しました。

DSC00020

参加者は小学生と親御さん、スタッフを含め102人と大人数で
にぎやかにプログラムがすすみます。

まずはじめに、「手渡したいのは青い空~未来からのメッセージ~」の映像をみました。

ふだんから自分たちが知っている西淀川区が物語の舞台であったこと、
主人公が自分たちと変わらないことに親近感があったのか
みんな真剣に映像をみていました。

IMG_1222
そのつぎに、語り部である永野千代子さんからお話がありました。
永野さんのお話に驚きながらも真剣に聞いていました。

そして、永野さんのお話で話題にあったピークフロー測定をみんなで体験することに。

IMG_1248
息を吐く強さを測る器具で、一生懸命息を吹き込んでいます。
みんなどきどきしながら、はじめてみるピークフロー測定に列を作って順番待ちです。

さらに、参加者に前もって測定してもらっていたカプセルの結果を
地図にシールでわかりやすくまとめます。
IMG_1295
試薬をいれると汚れ加減によって色が濃くなります。
DSC00012

「じぶんの家のまわりは数字が低かったから、よかった」
「いつも遊ぶ公園、青やってん」(青というのは数値が低いシールの色のこと)など
普段生活する場所の空気の汚れについて、考えるよい機会になったようです。

ちなみに今回、みどり色シール(20~40ppb)が50ヶ所、
青色シール(0~20ppb)が54ヶ所という測定結果になりました。
過去の調査からみると大分よくなったようにみえますが
もっとみどりのシールが青になればよいのに、という意見も聞かれ
これからどう変わっていくかがたのしみな結果となりました。

IMG_1292
最後に感想の木に感想を書いた葉っぱを貼り付けます。
P1150743
大きな木が完成しました。

どれにもたのしそうに参加してくれていたので
これをきっかけに空気について、自分の住むまちについて
興味を持ってくれたら、アクションを起こしてくれるといいなと感じるイベントでした。

京都精華大学 井本晶子

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2011年12月27日3:22 PM

12月22日キャンドルがナイと!in NY(Nishiyodogawa)が開催されました

12月22日午後6時から8時まで、大野川緑陰道路の足つぼ広場周辺と、あおぞらビル1階あおぞらイコバで、廃油キャンドルナイト「キャンドルがナイと!in NY」が開催されました。
今年の廃油キャンドルナイトは大学生が主体の学生実行委員会が企画し、準備を進めてきました。
開催前にキャンドルを作るイベントをやるなどの活動を行い、活動を進めました。
開催日当日には約40名の方にボランティアとして参加していただきました。西淀川高校の生徒、先生やガールスカウト大阪26団、ECOまちネットワークよどがわの方にボランティアとしてお手伝いしてくれました。
午後3時から準備を開始し、会場設営やキャンドルのセットなどをみんなで行いました。
みんなで協力してやったので、予定より早く終えることができました。
午後5時45分からキャンドルを点灯しました。
この日は風が強く、非常に寒かったため、なかなかキャンドルに火が付かず、みんなで試行錯誤しながら頑張りました。
足つぼ広場では「ねがいごとツリー」を設置し、見に来てくれた方や通りがかりの方に願い事を書いてツリーに貼っていってもらいました。
一方、イコバではECOまちネットワークよどがわの「祝の島スタディツアーの報告会」やヒラタタカオさんによる「アコースティックライブ」が催されました。外ではいつもあおぞら野菜市を開いているカフェスロー大阪さんがあったかい飲み物を出してくれたり、フェアトレードのお菓子が出されるなどし、来た人に好評でした。
大学生やボランティアで参加してくれた人の中からは、「来年はもっとたくさんのキャンドルがつくようにしたい」」「キャンドルはつかなかったが、みんなで楽しめてやれたのでよかった」「今回の反省を来年に活かしたい」などの言葉が出てきました。来年も大学生が実行委員会を担って企画するような光景が目に浮かびました。

12月22日午後6時から8時まで、大野川緑陰道路の足つぼ広場周辺と、あおぞらビル1階あおぞらイコバで、廃油キャンドルナイト「キャンドルがナイと!in NY」が開催されました。

今年の廃油キャンドルナイトは大学生が主体の学生実行委員会が企画し、準備を進めてきました。
開催前にキャンドルを作るイベントをやるなどの活動を行い、活動を進めました。

開催日当日には約40名の方にボランティアとして参加していただきました。西淀川高校の生徒、先生やガールスカウト大阪26団、ECOまちネットワークよどがわの方にボランティアとしてお手伝いしてくれました。

午後3時から準備を開始し、会場設営やキャンドルのセットなどをみんなで行いました。みんなで協力してやったので、予定より早く終えることができました。

午後5時45分からキャンドルを点灯しました。
この日は風が強く、非常に寒かったため、なかなかキャンドルに火が付かず、みんなで試行錯誤しながら頑張りました。

足つぼ広場では「ねがいごとツリー」を設置し、見に来てくれた方や通りがかりの方に願い事を書いてツリーに貼っていってもらいました。

一方、イコバではECOまちネットワークよどがわの「祝の島スタディツアーの報告会」や平田タカオさんによる「アコースティックライブ」が催されました。外ではいつもあおぞら野菜市を開いているカフェスロー大阪さんがあったかい飲み物を出してくれたり、フェアトレードのお菓子が出されるなどし、来た人に好評でした。

大学生やボランティアで参加してくれた人の中からは、「来年はもっとたくさんのキャンドルがつくようにしたい」」「キャンドルはつかなかったが、みんなで楽しめてやれたのでよかった」「今回の反省を来年に活かしたい」などの言葉が出てきました。来年も大学生が実行委員会を担って企画するような光景が目に浮かびました。

ベイコムで取材してもらいました。放送されます(12月26日~1月1日)
http://baycom.jp/new/service/cable_tv/community/hotnet/index.html

【リンク】

・キャンドルがナイと!in NY学生実行委員会のブログ、ツイッター
http://candle-candle1222.blogspot.com/
https://twitter.com/intent/user?screen_name=sirobei1222

・カフェスロー大阪さん
http://www.cafeslow-osaka.com/

・ECOまちネットワークよどがわ
http://www.osaka-ue.ac.jp/gp2006/eco/index.html

・平田タカオさん
http://hiratatakao.seesaa.net/

生物多様性WS 開催しました

12月10日(土)、11日(日)の2日間にかけて
「生物多様性の愛知目標達成のために私たちができる100の提案づくりワークショップ」
を開催いたしました!

大阪近郊だけではなく、山口や名古屋など広い地域から参加者35名(1日目34名、2日目31名)の参加者にお集まり頂きました。

今回は豪華講師陣8名の方々にきていただき、フィールドワークや意見交換も盛りだくさんのイベントとなりました。

「生物多様性条約実現のための」ワークショップは各地で開かれていますが、
「愛知目標(ターゲット)実現のための」一般からの提案作りは本イベントが世界初!?との事で、
気合いが入ります。

_______________________________________

【1日目】
12月10日(土)10:00~17:00
会場:あおぞらビル他

初めに担当の小平からの主旨説明の後、
長野義春さん(越前市エコビレッジ交流センター)から
「生物多様性」の意味や、生物多様性を取り巻く国際問題について
やさしく解説して頂きました。
1長野氏

長野さんには本イベントの企画・運営コーディネーターもしていただきました。

続きまして、草刈秀紀さん(野生生物保護学会フォーラム誌編集委員、国際自然保護連合(IUCN))から
愛知目標とは何か、内容と国内外の位置づけについてお話しいただきました。
1草刈氏

愛知目標は、5つの戦略目標と20の個別目標に分かれています。
後に2日目のワークショップで出た提案を、これらの目標別に分類します。

お昼前には石井実さん(大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科)より、
身近な生物多様性についてお話しいただきました。
1石井氏

特に印象的だったのが、「たこ焼きから考える生物多様性」とのことで、
生地や具の食材、調味料やソース、また鰹節作りに必要なカビや食材のエサも含めて、
多くの生物種が関わっており、
大阪の食文化は約38億年の進化の中ではぐくまれた生物多様性に支えられているという話題でした。

お昼休みにはカフェスロー大阪のお弁当と、淀川産のしじみ汁を頂きました。
1お弁当

このお弁当、実はベジタリアンフードで、お肉が使われていないんですよ!
淀川産のしじみも肉厚でダシがよく出ていました。どちらも美味しくいただきました。

お腹も満たされたところで…

長野さんから「食料品売り場から考える生物多様性」についてお話頂いたあと、実践ということで関西スーパー大和田店の食料品売り場にてフィールドワークを行いました。
1緑道

大野川緑道を歩いて向かいます。
寒いですがお天気にも恵まれ、自然観察しながらの楽しい移動時間です。

関西スーパーでは、食材の産地や栽培方法(有機栽培かどうか)、マーク(フェアトレード認証など)を調べ、5つの班ごとにシートに記入しました。

その後、福駅近くの会議室で行った意見交換では、加工食品の産地表示やマーク認証された食品が少ない、もっと増やすよう一般から意見を出すべきではないかという意見が出されました。

さらに橋本正弘さん(日本野鳥の会大阪支部長)の案内で、淀川河口の野鳥観察を行いました。

1野鳥観察

淀川に訪れる様々な野鳥の中で、この日はカンムリカイツブリやユリカモメ、船着き場にはヒドリガモやホシハジロ、アオサギが見られました。
ユリカモメは夜は大阪湾で休みますが、日中は淀川をさかのぼってエサをとるそうです。

最後に漁港にて北村英一郎さん(大阪市漁業協同組合代表理事組合長)から大阪湾で行われる漁についてご説明頂きました。
1漁港

北村さんには、お昼に頂いたしじみを提供していただきました。ごちそうさまでした。

1日目は生物多様性の意味や、日常生活との深い関わりを考える一日になりました。
解散した頃には外が暗くなっていました。

_______________________________________

【2日目】
12月11日(土)10:00~17:00
会場:新梅田シティ 梅田スカイビル

この日は経済や企業の取り組みから見た生物多様性についての講演のあと、2日間のまとめとして提案作りを行いました。

最初に西宮洋さん(前財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)東京事務所所長代理)より、TEEB報告書や生物多様性の経済的価値についてお話頂きました。
2西宮氏

佐々木正顕さん(積水ハウス株式会社環境推進部部長)からは、積水ハウスが取り組んでいる生物多様性保全への取り組みを挙げ、企業の役割などをお話頂きました。
様々な考え方の人を生物多様性保全に巻き込むには、その人の価値観に合わせて説得をする必要がある、それをしない事は多様性を否定することにもなる、というお話に感銘を受けました。

この後、梅田スカイビルに隣接している「新・里山」を見学しました。
2佐々木氏

会議室からもよく見えます。都市の中の身近な緑として環境教育やボランティアの場となっているようです。
2新里山上

お昼はカフェスロー大阪のお弁当と紅茶を頂きました。

午後は、原野スキマサさん(国連生物多様性の10年市民ネットワーク幹事)より、NPO・NGO、企業や個人の実践例を紹介して頂きました。
2原野氏

市民団体等が愛知目標達成に向けた取り組みを宣言することで参加する「にじゅうまるプロジェクト」、これからも広まっていくことを願います。

この後、お待ちかねの提案作りに入ります。

長野さんから「生物多様性の保全 各地の地方自治体の事例」の紹介を受けた後、5班に分かれて提案を作っていきます。
イベント名の通り、目標は100個です!
2WSワーク

各自が出した提案をカテゴリごとに分け、提案を実現するための役割を「国」「地方自治体」「企業」「NGO」「個人」に分類し、それぞれのカテゴリを愛知目標の戦略目標A~Eに分類しました。

各班でまとめたものは参加者同士で回覧しました。2ws (2)

参加者それぞれの視点から、ユニークな提案がいくつも挙がりました。
ワークシート完成

会議室からは、1日目に訪れた漁港が夕日に映えてみえました。

夕日と淀川

_______________________________________

2日間にわたる生物多様性WSが無事終了いたしました。

今回は講師の皆さまと、普段から生物多様性保全について積極的な活動を行っておられる方や今回が初めてという方、様々な立場の方々の交流の場ともなりました。
本イベントは、愛知目標実現に向けた大きな一歩になったと思います。

出た提案は後日あらためて報告します。
ご期待ください。

生物多様性WSスタッフ 大阪府立大学 北野絵理

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,フードマイレージ,環境学習,生物多様性 — aozorafoundation 公開日 2011年12月21日4:54 PM

12月22日「キャンドルがナイと!in NY」当日ボランティア募集

12月22日「キャンドルがナイと!in NY」当日ボランティア募集のお知らせです。
昨年初めて行われた廃油キャンドルナイトですが、今年は学生が中心となって活動を進めています。
当日は準備、運営に多くの方にご協力いただきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

◆◆転送大歓迎◆◆

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~キャンドルがナイと!in NY ボランティア大募集~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

12月22日に廃油キャンドルナイト「キャンドルがナイと!in NY(Nishiyodogawa)」が開催されます。
今年は大学生が中心となり学生実行委員会が企画を考えてくれています。

キャンドルがナイと!in NY 学生実行委員会ブログ
→http://candle-candle1222.blogspot.com/

現在、イベントの当日準備や運営、片付けを手伝ってくれる当日ボランティアを募集しています。

日にち2011年12月22日(木)
時 間=15:00~21:00
場 所=あおぞらビル、大野川緑陰道路足つぼ広場周辺
※集合はあおぞらビル1階あおぞらイコバ(予定)
(大阪市西淀川区千舟1-1-1)
アクセス http://www.aozora.or.jp/access.html

*ボランティアをして頂ける方は、キャンドルがナイと!in NY 学生実行委員会事務局(あおぞら財団)までご連絡ください。時間等については応相談となります。
【連絡先】
TEL:06-6475-8885  FAX:06-6478-5885
E-mail webmaster@a

あおぞら財団ブログ→ https://aozora.or.jp/archives/7537

■当日の仕事内容===================================

イベントの準備・運営

学生実行委員会で考えたレイアウトにキャンドルを並べ配置したり、看板などの作成や各プログラムの準備、運営など

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Filed under: イベント案内,環境学習,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2011年12月20日3:21 PM

西淀川図書館で紙芝居を読みました(歌島中学校2年生)

2011年12月17日(土)14:00-14:30

西淀川図書館で「中学生がよみきかせる環境問題えほんとかみしばい」が開催されました。

SN3J0734

斉藤館長が「ばけもの寺」

歌島中学校2年生の二人が西淀川ESDがつくった「さあ!はじめよう

私が「どっちかう?(フードマイレージ紙芝居)

を読みました。

歌島中学校の生徒さんは図書館に職場体験に来ていた二人でした。

中学校のときから社会への接点があるっていい事だなぁと思います。

紙芝居を聞いてくれた小学生達は口ぐちに「楽しかった!」と言っていました。

「1学期に先生が紙芝居を読んでくれたんやけど、それをすごい覚えている。だから今日の紙芝居も忘れないと思う」

「紙芝居は自分で読んでも面白くない。読んでもらったらやっぱり楽しい!!」

うれしいですね。こういう機会を作って下さった図書館に感謝します。ありがとうございます。(林)

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