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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

くじらカフェグランドオープン&公式サイトができました!(9/11)

※「姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェ」の記事の転載です。

本日はくじらカフェがグランドオープンです。プレオープン中はランチメニューが一種類だけでしたが、本日からはメニューが増えます 

ランチメニューは下記の3種類です。

 

  • くじらランチ(日替わり 800円)
  • スープサラダランチ700円
  • 日替りサンド700円
    •  くじらランチ、スープサラダランチ、日替わりサンドには、+200円でドリンク、+500円でデザートセットが付きます。

また、姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェの公式サイトができました。

ゲストハウスいこねやくじらカフェだけでなく、西淀川についても少しずつ情報を充実させていく予定です。乞うご期待

https://aozora.or.jp/icone-kujiracafe/

icone_kujiracafe_web

この公式サイト以外に、facebookページ(@iconekujiracafe)instagram(@himesato_house)があります。

「フォロー」、「いいね」をよろしくお願いします。

※あおぞら財団は「姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェ」の運営法人です。
姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェ:https://aozora.or.jp/icone-kujiracafe/
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: いこね&くじらカフェ,イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2017年9月11日10:19 AM

西淀川区役所で肺年齢チェックを実施しました(8/28)

今回はインターン生の大阪経済大学の末吉君がブログを執筆しています。

8/28(月)に西淀川区役所でがん検診があり、それに合わせてあおぞら財団はがん検診に受診しに来た方々に肺年齢チェックを行いました。本日は、平日だったので、がん検診に来た人は少なかったのですが、がん検診を受診した人の中から16名の方々が肺年齢チェックに参加いただきました。

この肺年齢チェックでは、肺年齢の測定と質問票の回答に加えてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)について説明しました。COPDは、有害物質の吸入や大気汚染によって発症する病気です。特に一番の原因になっているのは、タバコの煙です。

本日は、北野病院リハビリテーションの技師長の本田憲胤講師と東大阪病院の理学療法士の椿和人講師に参加いただき、今までよりもしっかりとした肺年齢チェックを行うことができました。

ハイチェッカーでの肺年齢チェックは昨年度から取り組んでいるのですが、専門家のお二人のやり方をみると、測定される方に適切にかけ声をかけることでしっかりと息を吐くことができ、より正確に測定ができているようでした。また、COPDの疑いが高く不安を感じている方には、専門家のお二人からより丁寧なアドバイスをしていただきました。

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肺年齢測定終了後、お二人の先生と肺年齢測定についてお話をしていただきました。ハイチェッカーの使い方については動画もあるので会場で流したらわかりやすいのではないか、鼻クリップがあるほうが息を吐きやすいのではないか、COPDの疑いが高い人は次のステップとして呼吸器内科の専門医に受診してほしいが受診先のリストがあるほうがわかりやすいといったアドバイスをいただきました。また、ハイチェッカーではその人が限界まで吐いているのかがわからないがスパイロメーターがあればより詳細で正確な数値を計測することができる、呼吸器内科の専門医に診てもらえばぜんそくなのかCOPDなのかがわかり具体的な治療につなげることができるといったことを教えていただきました。

私が参加していて気づいたことは、肺年齢チェックをしていただいた方々は健康についてしっかりと考えていることです。年齢を重ねていくと病気になりやすくなります。体の調子が悪い時には、年齢を理由にせず病気ではないかと疑い病院に行く。体の調子が良いときでも健康診断をしっかりと受診するなど健康の維持に気を付けることが大事だと思いました。

あおぞら財団インターン 大阪経済大学経済学部経済学科 末吉智哉

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2017年9月8日1:58 PM

くじらカフェ オープニングイベント(9/2、9/3)

※「姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェ」の記事の転載です。

9/2(土)、9/3(日)はくじらカフェのオープニングイベントを行いました。両日とも、イベントにあわせて、カフェ営業、建物の内部見学も行いました。

9月2日 オープニングイベント:あおぞら市

9月2日は、どなたでも参加していただけるイベントとしてあおぞら市を行いました。あおぞら市は、あおぞらイコバで月に2回行っているイベントですが、この日は場所を変えて出店してもらいました。

出店者:谷口ファーム、chou chou、手しごと工房「Moku」、足つぼマッサージ 楽成体よつ葉ホームデリバリー松茶商店

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あおぞら市を行いました

あおぞら市

くじらカフェの天然酵母のパン

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「chou chou」焼き菓子 シュークリーム

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「松茶商店」食べるお茶 客家擂茶

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「谷口ファーム」 無農薬野菜

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「よつばデリバリー」みかん&りんごジュース

9月3日 オープニングイベント:ミニ縁日マルシェ&親子ワークショップ

 

オープニングイベント2日目は、ミニ縁日マルシェと親子ワークショップ、こだわり食品の販売などがありました。

【販売】豊中松前本舗(乾物、豆)アンディオール(コンフィチュール)アイナ(焼き菓子)

【ワークショップ】縁日マルシェ、革の名刺入れづくり、裂き織り、サンドアート、木の小物づくり

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ミニ縁日の様子

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サンドアートワークショップ

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オーガニックの焼き菓子 Organic Aina

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「豊中松前本舗」乾物、豆

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「アンディオール」コンフィチュール

木工ワークショップ

木工ワークショップ

革の名刺入れワークショップ

革の名刺入れワークショップ

縁日マルシェに興じる子ども達の声で、とても賑やかなイベントになりました。ワークショップに参加した方々も自分の手づくりの一品を手に入れて、笑顔で帰られました。

建物の内部見学

オープニングイベントでは、建物の内部見学もしていただています。

子どもたちには「たてもの探検クイズ」を行いました。クイズに回答するためにはくじらカフェ&姫里ゲストハウスいこねをあちこち探検しなくてはいけません。クイズに回答した子どもたちに「全問正解」と伝えると「やった!」と飛び跳ねて喜んでくれました。全問正解した子どもたちにはケーキをプレゼントしました。

内部見学していただいた方々からは、中庭や廻廊、床の間や違い棚、欄間といった昭和初期の家ならではの様子を見て「西淀川にこんなおうちが残っていたなんて思いもしなかった」「残していってほしい」「昔の親戚の家を思い出して、懐かしい気持ちになった」といった感想をいただきました。

今後のくじらカフェの予定

9/4~9/10は、くじらカフェのプレオープン&建物内部の内部見学を行います(9/6休み)。プレオープン中は、ランチ1種類とケーキ、ドリンク、パンを提供しています。オーガニック・無農薬・無添加の素材を取り入れた食材をつかったこだわりのメニューです。

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天然酵母、グルテンフリーの米粉パン

 

くじらランチ 毎日日替わりです!

くじらランチ メニューは日替わりです!

9/11はくじらカフェがグランドオープンします。この日からはランチの種類も増える予定です。どうぞ一度お立ち寄りください!

(谷内)

※あおぞら財団は「姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェ」の運営法人です。
姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェ:https://aozora.or.jp/icone-kujiracafe/
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: いこね&くじらカフェ,イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2017年9月4日4:44 PM

くじらカフェ オープニングパーティ(9/1)

※「姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェ」の記事の転載です。

6月から工事に入っていた「くじらカフェ&姫里ゲストハウスいこね」ですが、やっと工事が終了しました。まずはくじらカフェを9月から営業を開始します。姫里ゲストハウスいこねは、年内のオープンを目指しています。

いよいよオープン

いよいよオープン!!

9月1日は、内部でのお披露目会としてオープニングパーティを行いました。家主の井上善雄 さん、西淀川公害患者と家族の会のみなさま、あおぞら苑、計画・設計・管理を行ってくださったCASEまちづくり研究所、畳屋さんといった工事関係者、DIYに関わったボランティアの方々、インターン生等30名弱が集まりました。

最初に、村松理事長から「くじらカフェ&姫里ゲストハウスいこね」の経緯や事業目的についてお話がありました。その後、建物を提供していただいた弁護士の井上善雄 さんに、育ったこの家や西淀川の思い出、この場所にこめた想いといったことを語っていただきました。また、CASEまちづくり研究所の方々は、昭和初期の洋館付長屋住宅が建築的な観点からどのような意味があるのか、計画・設計・監理の面での苦労した点について説明してくださいました。

次に、財団職員からプロジェクターを用いて「くじらカフェ&姫里ゲストハウスいこね」の事業目的、工事前から完成に至るまでのDIYの様子等を紹介しました(スライドはこちらから)。

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事業目的説明の様子

説明の後は、完成した「くじらカフェ」「いこね」を皆で解説を交えながら見学してもらいました。

カフェの説明

カフェの説明

最後は、実際のカフェのランチメニューをお披露目、試食しました。参加者のみなさんからは「おいしい」「おしゃれ」と非常に好評をいただけました。

カフェランチメニュー

カフェランチメニュー

以下、インターン生の感想です。

「カフェが無事に完成して安心しました。今までは作業が忙しく、落ち着いてカフェの内部を見ることはなかったのですが、完成し落ち着いてみてみると自分がこんな素敵な建物に立ち会えたのかと感動しました。イベントに来てくれた人たちも笑顔でパンを食べていて、これからも地域に愛される場所であってほしいと思いました(M)」

「本日までDIYに取り組みましたが、正直とても疲れました。ですが、くじらカフェという形で貢献することができて、嬉しかったです(T)」

「本日のくじらカフェのオープニングイベントはアットホームな雰囲気で行われました。誰もが心から落ち着けるようなカフェが完成できたと実感することができました(S)」

参加してくださったみなさまは、笑顔で「おめでとう」「良い場所になるといいね」と口々におっしゃってくださいました。場所に対する様々な提案をいただいたので、そういったアイディアも入れていきたいと思います。地域の中の居場所として、より良い場所にしていきたいと強く思いました。

■姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェの家主の井上善雄さんのお話

りべら144号11ページ「記憶あつめ隊」:井上善雄さんに西淀川の思い出、西淀川大気汚染訴訟に関わるようになった経緯等について語ってもらっています。

■協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

計画・設計・管理:CASEまちづくり研究所

改修工事:山本博工務店

畳:黒田畳産業(大阪市西淀川区佃)

カフェの壁の板材提供:ディーワン

運営計画のコンサルタント:人と不動産

テーブル、イスの作成:金聖子さんと仲間達

外壁、内装、清掃など:DIYイベントにご参加いただいたみなさま

■オープンにあたってお花や観葉植物をいただきました

あおぞら苑、山本博工務店、西淀川・淀川健康友の会、大庭工務店、カフェとお庭ホソウヤ、片岡法子さま

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(谷内)

※あおぞら財団は「姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェ」の運営法人です。
姫里ゲストハウスいこね&くじらカフェ:https://aozora.or.jp/icone-kujiracafe/
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: いこね&くじらカフェ,イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 4:12 PM

黒竜江省訪問記2017(その2)黒龍江省視察(2017年8月5-7日)

黒竜江省訪問記2017(その2)

黒龍江省視察(2017年8月5-7日)

8月5日午後、勉強会後は、車で周辺地域の視察に向かいました。黒竜江省は、哈爾浜(ハルピン)市を訪問したことがありましたが、佳木斬(ジャムス)市は初めて。一年の半分は冬だそうですが、この時期は涼しくて半袖シャツでちょうど良いぐらいです。
車窓からは、一面にトウモロコシやまだ青い稲田、その間に防風林、北海道のような風景が延々と続きます。

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途中、日本の開拓団時代の住居が残る大和鎮(※1)に立ち寄り、到着したのは、面積200キロになる、観光地としても有名な雁窩島湿地(※2)。広大な湿地帯の中には、開拓の歴史を思わせる巨大な像がいくつも設置されていました。

※1)大和鎮(大和村):旧満州国時代に開拓された日本人村。ジャムス東部の双鴨山市友誼県に位置し、現在は東興村と呼ばれている。
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※2)雁窩島湿地(雁窩島自然保護区):黒龍江省双鴨山市、ジャムスから東に約270km離れた所に位置する。面積は200平方キロメートルあり、ノロやキジなど多くの生物が生息する。夏になるとツバメが集まることから、古くは「燕児島(ツバメの子の島)」と呼ばれていた。
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翌朝(8月6日)、向かったのはロシア国境である、黒竜江(アムール川)の支流であるウスリー川。中国側の饒河鎮には新たなビルが立ち並んでおり、ウスリー川を挟んで向こうに見える対岸は、ロシア。2012年に中国とロシアとの間で国境についての交渉が成立。観光船などが行き来しており、ロシア側からの買い物バスでの往来があるそうです。

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近くの博物館では、少数民族、開拓や抗日運動などの地域の歴史の展示がありました。日本のアイヌに近い民族だそうで、鮭をとって暮らしていたそうで、鮭の皮をつかった作品が展示されていました。

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翌8月7日に、案内いただいたのが農機具展示場。こういう展示場があるとは!と驚きました。開拓の歴史に沿って、それぞれの時代に活躍した農機具が展示されいました。現在は、ほとんど機械化された大規模農業が展開されています。

湿原・湿地を開拓することで、農地拡大が進められてきたそうです。工業発展だけでなく、農業発展に伴って失われる部分もあるのでしょうか。日本も他所のこと言えませんが。

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<景色と食べ物いろいろ>

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今回、訪問させていただいた黒竜江省は、日本の東北や北海道のように広大な農地が広がり、まだまだ手つかずの自然が残っている地域で、改めて、中国の大きさや多様性、変化の速さに驚かされました。また、食べ物も美味しいし、出会った方々からも非常にあつく歓待いただきました。改めて、御礼申し上げます。

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<記:藤江徹>

黒竜江省訪問記2017(その1)

黒龍江省の野焼きに関する勉強会(2017年8月4-5日)

https://aozora.or.jp/archives/29231

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流 — aozorafoundation 公開日 2017年8月28日3:44 PM
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