11月22日、とよなか市民環境展へ出展しました。

フードマイレージや西淀川の菜の花プロジェクト等の紹介です。
市内8校から小学生が授業の一環で見学に来ていました。中にはきいた説明をメモを取って記録していく児童もいました。
熱意のある来場者が多く、伝える方としても力が入るイベントでした。
(小平)
11月22日、とよなか市民環境展へ出展しました。

フードマイレージや西淀川の菜の花プロジェクト等の紹介です。
市内8校から小学生が授業の一環で見学に来ていました。中にはきいた説明をメモを取って記録していく児童もいました。
熱意のある来場者が多く、伝える方としても力が入るイベントでした。
(小平)
11月17日、『尼海の会』の菜種植えに参加しました。
のびのび公園とフェニックス最終処分場での菜の花種まき作業です。
尼崎市立成良中学校や、徳島大学上月研究室、NPO法人 人と自然とまちづくりと、他、様々な団体から約40人が集まりました。
西淀川からは、ガールスカウト、浜田化学、あおぞら財団が参加しました。
小学生、中学生、高校生、大学生、そして大人達といろんな年代の人が参加しての作業です。成良中学校 サイエンス部のOB(現在、高校生)や徳島大学のOB(現在、社会人!)等、卒業生の参加も多かったです。卒業後も続けて参加したいと思うのは、魅力的な活動の証ですね。
午前はのびのび公園の海を望む丘の上で、協力し、畑を耕し種をまきました。
菜の花畑を海から眺めたい。そんな話で盛り上がりました。
昼食は、豚汁の用意も。尼芋のサツマイモや成良中学校でつくられた野菜も使われています。
フェニックス基地にある畑では、堆肥の種類と菜の花の成長を見る実験を行うそうです。徳島大学上月研究室によるものです。
終了後は、菜種をしぼった油で、徳島の鳴門金時と尼芋を揚焼きし、試食。
焙煎した種を搾油機でしぼります。ぽたぽたと流れ出る油に皆歓声をあげました。油をとるのは大変な作業ですね。しぼった油かすは、堆肥にしていました。
ものをつくることの大変さ、協力することの大切さ、命の循環などなど、いろんな思いのこもった活動でした。
(小平)
日時:2013年11月20日(水) 10:00~11:00
場所:西淀公園 大野川緑陰道路側入り口付近
講師:富氏、飯田氏(大阪自然環境保全協会(ネイチャー大阪))
参加者:みどり保育園児、よどっこ保育園児(4歳~5歳)
この活動は、都会に住み自然と触れ合う体験が少ない子どもたちに、自然を使った遊び方や過ごし方を学んでもらうと同時に、保育士の方にも遊ばせ方を学んでもらうという趣旨で行っています。
今回はみどり保育園、よどっこ保育園の子どもたち約40名と引率の先生方5名、財団スタッフ2名で行いました。
■活動①「木を感じよう!」
まず、ケヤキの木の幹に抱きつき、木肌の感触や木の太さを体で感じました。
子どもたちは「かたい」「(木を比べて)色が違う」「木の皮が簡単にとれる」などたくさんの感想を持ったようでした。また木の古くなった皮をめくると中に小さい虫が仲間が寒さをしのいでいるのを見つけ、他の子どもと観察したりする姿が見られました。
また木の周りに生えている草などにも興味をもち、「もっと新しい発見をしよう!」という声も聞こえてきました。
■活動②「同じ色を見つけよう」
次に、好きな色の色紙を渡し、同じ色のものを探しました。
緑、黄色、茶色、赤色と、自分の色と同じ草や葉っぱを見つけました。
同じ色でも、明るさや鮮明さが少しずつ違い、自然の中にはいろんな色があることに気づいた子どももいました。
■活動③「目隠しして、自然の中を動いてみよう」
木と木の間にロープを張り、目隠しをしてそのロープをつたう活動(目隠しトレイル)をしました。
電気も普及し、真っ暗な環境で時間を過ごすという経験は珍しいようで、
目隠しをしてロープを頼りに、足の感触や音に気をつけながら移動する体験をみんな楽しんでいました。
■活動④「ドングリひろい」
ドングリの木の下にあるドングリをひろいました。
ドングリも木の種類によって色や形が違います。
丸いドングリ、細長いドングリといったように子どもたちも違いを感じていました。
活動のあいだにも子どもたちは枝で地面を掘る、木の枝でできた空間に入り込むなど、自分たちで遊びを考えて、遊んでいました。
大野川緑陰道路にも、ドングリの木があります。
アラカシ、シラカシ、マテバシイなど、まとまって植えられているところがところどころ見られます。
ふと木の下に目をやると、ドングリが落ちているかも。
(この活動は高原環境財団の助成事業です)
記:相澤

11月16日(土)に明石市立藤江小学校にて開催された第15回みんなの広場に参加してきました。
同地域は、昨年度から災害時の要援護者支援の取り組みについて協力いただいています。
■第15回 みんなの広場
■日時 2013年11月16日(土) 13:30~15:30
■場所 藤江小学校体育館(明石市)
■主催 望海地区在宅サービスゾーン協議会・明石市地域福祉推進市民会議
<プログラム>
①パネルディスカッション~要援護者からの声~
②アンケート報告~災害が起こった時、あなたに何ができますか?~
③地域劇~「わたしにもあなたにもあります、いざの時のかくれた力」~
④作業所作品展示・販売/「まちの保健室」同時開催

パネルディスカッションでは、国立明石工業高等専門学校の大塚毅彦教授をパネラーに、視覚障がい者の守屋さん、肢体不自由者の福富さんご本人とお母様が登壇し、災害時にどういったことで困るのか、など具体的なお話がありました。


まず、守屋さんからは、次のような心配事が出されました。
・視覚に障がいがあると生活情報の8割が入ってこないと言われている。
・自分が全盲であることを周りの人にどうやって知ってもらうか。
・避難所の中で方向感覚や、どこにいるかがわからない。
・トイレの使い方がわからない。
・食事や物資の配給時間が文字で書いてあってもわからない。たとえ放送があっても、たくさんの人がいるところで、いろんな音がする中だと、聞こえにくい。
そこで、守屋さんがご自身でやっておられることや、周りの人への要望は次のようなものです。
・「目が不自由です。手を貸してください」と書かれたベストや、「Help 手をかしてください」と書かれた黄色の小旗をかばんに入れており、いざというとき周りの人に自分が視覚障がい者であることを伝えられるようにしている。
・避難所での情報は個人的に伝えてほしい。
・食事や物資の配給は直接手渡してほしい。

次に、福富さんのお母さんは、肢体不自由児者父母の会のメンバーからも心配事をあらかじめ聞いて、その内容も含めて発表しました。
・普段は自動車で移動することが多いが、災害時はガソリンや電気が使えないので、自動車や電動車いすで移動ができない。そこで、先日避難所までの道のりを娘の車椅子を押して歩いてみた。傾斜や交通量が少ないところを選ぶと、遠回りになるが、行きにくい所など、いろいろわかることがあった。
・避難所では薬や衛生用品、医師、看護師の体制が心配。
・寝たきりの人には広めのスペースが必要。床は固いのでマットやクッションが必要。歩く人のホコリ、振動、視線が気になる。
・通路の幅が十分に必要。
・簡易トイレやおむつ交換の場所があるのかどうか。
・支援物質の配達があるかどうか。
・障がい者の中には、大きな声を出す人もいるので、周りに気をつかう。
・普通食が食べられない人がいるので、簡易のキッチンがあるといい。
・予備の車椅子、空気入れが必要。
・自宅以外で暮らせない人は、どうしたらいいのか。
大塚先生からは、「自助」と「共助」があり、自分でできること、地域に対してしてほしいことは何ですか?という問いかけがありました。
守屋さんからは、「自分でできることは、自分でやろうとこころがけている。時間がかかっても一人で好きなところに移動できることは、「生きている」という感じがある。なので、音声で方角を知らせてくれる電子コンパスを使うなど、工夫している。また、自治会の会合などには積極的に参加して、普段から周りの人と接触するようにしている」といった発言がありました。
福富さんからは「自分たちはどうしても車での移動ばかりなので、周りとの接触があまりない。やっていることとしては、娘は小学校3年生のときから習字を習いにいっている。そのことで周りに存在をわかってもらっている。近所づきあいがあまりできていないのは、反省です」ということでした。
最後に大塚先生は「普段の生活でのつきあいが、何かあった時の助け合いにつながる。いろんな障がいのある人が情報交流していくことは大事。今日のこの場もその機会になった」と述べました。
続いて、アンケート報告~災害が起こった時、あなたに何ができますか?~がありました。
「災害が起こった時、あなたに何かできることはないですか?」をテーマにおこなわれたアンケートです(回答者:332名)。会場への質問も間にはさみながら報告がおこなわれました。「自分には手伝えることがない」と思っていた人でも、「折り紙ができますか?」「歌を歌うことが好きですか?」「車いすを押したことがありますか?」など、一つ一つ具体的な支援内容を聞くと「私にもできる」という気持ちになり、どの人も、何らかの支援をおこなえることがわかりました。
そして、お待ちかねの地域劇。「わたしにもあなたにもあります、いざの時のかくれた力」と題した、防災をテーマにした地域劇です。

海に近い風光明媚な明石の藤江地区。高齢化が進む地域での防災訓練の様子、大洪水がおこったときの救出、電気や食料の無いなかでの避難所での知恵と工夫がおりこまれた地域劇でした。最後は歌って、踊って、元気を出そう!というフィナーレで盛り上がりました。
舞台に出演する側も見ている側も、みんなが防災のことを強く意識できる取り組みでした。
今年度も、藤江を含む望海地区と連携して、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」を進めています。
「明石市望海地区 第1回 災害時要援護者支援セミナー」を開催しました
フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。
■あおぞら財団のこれまでの取り組み
あおぞら財団HP>ブログ>災害時の援護者教育プログラム
記録・鎗山