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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

吹田市自然体験交流センターにてフードマイレージ買物ゲーム

2012年10月21日(日)
吹田市自然体験交流センター(わくわくの郷)の食育イベントで、フードマイレージ買物ゲームを実施しました。
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親子連れで、沢山参加してくれました。
子どもたちは、お外で遊んで、大人たちはフードマイレージ買物ゲームで勉強です。
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おいしそうな食事内容です。吹田はやはり自動車の利用率が多いようで、近所で買い物よりも、郊外のショッピングセンターの買い物に車で移動というパターンが多くなってしまいました。
それから、大阪の自給率が2%しかないことを知り、ショックを受けた人もちらほら。
さて、本日の最大のイベントはこちら
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吹田米の飯ごうすいさんです。
お父さんとお母さんがんばってます。
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われわれスタッフも頂きました。
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よい御飯のにおいがします。吹田の新米です。
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お米が立っていて、甘くておいしかったです。
自給率2%の大阪で、地元産のものを食べる機会というのは大変少ないのですが
今回の様なイベントがあって、みんなとおいしくいただく事ができるのは、変えがたい幸せだなぁと思いました。
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おかずは家から持ってきてもらったそうです。
野外学習施設ならではの素敵なイベントでした。
これで、買い物で産地に気を配ってくださると嬉しいなぁと思います。

子ども達は、紙芝居でフードマイレージを学習して
「大阪産を買ったらええねんな!」と言っていたそうです。

最後に、スタッフの皆さん。学生スタッフが多くて、お話をしていて刺激を受けました。ありがとうございました。
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(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2012年10月25日4:47 PM

「西淀川区 第2回 災害時要援護者支援セミナー」を開催しました

■みんなで守る!みんなで助かる! 災害時要援護者の避難を一緒に考えよう! 第2回セミナー
■日時:10月22日(月) 18:30~20:30
■場所:西淀川区役所5階会議室
■主催:あおぞら財団
■後援:大阪市西淀川区役所

10月22日に「災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!西淀川区 第2回セミナー」を開催しました。
参加者数は、一般参加者21名、区役所職員7名、講師3名、スタッフ6名の合計37名でした。

■「小さな子供とお母さんお父さんの避難について」 原博美氏(NPO法人にしよどにこネット

にしよどがわにこネットは、西淀川区で子育て支援を行っているNPO法人です。西淀川区役所1Fでは「みんなで子育て!に~よんステーション」を開設しています。

にこネット代表の原さんから、小さなお子さんをお持ちのお父さんお母さんは災害に対してきちんと備えをしなければならないと思っていてもなかなかできておらず、地域の避難訓練にもなかなか参加できていない現状についてお話がありました。また、実際に被災された方が紙おむつやミルクなどをどうしたのかといった経験談を聞きたいという要望があるとのことでした。こうした子どもをお持ちの方には、にこネットのような子育て支援の団体からも防災についてアプローチすることが大事だと思い、防災も活動方針の一つとしたいと考えているとのことでした。

1にこネット原さん

■ワークショップ:災害情報の見える化

最初に、宮脇淳さん(NPO法人アシスト)、栂紀久代さん(ユニバーサルデザイン社会)からワークショップについて説明があった後、中学校区ごとに4つのグループにわかれて、「要援護者の視点になって考えてみよう」というテーマで話し合いました。

ワークショップでは、赤ちゃん、視覚障害者、車いす利用者、聴覚障害者、高齢者の5つの要援護者の視点から、①家から避難する時、②避難場所、③トイレ、④備蓄、⑤普段から準備することについて、それぞれ意見を出し合いました。

意見を出し合った結果、車いす利用者や視覚障害者などの要援護者の避難は誰がどのように支援すればよいのか不明確であり、避難所やトイレ、備蓄もまだまだ不十分なのではないかという課題をみんなで共有することができたのではないかと思います。また、日頃から、防災に関心を持つこと、近所の方々とコミュニケーションを密にとることが大事なのではないかという意見も出ました。

2宮脇さんの説明

3ワークショップ

■布製担架、おんぶひもを使った避難支援体験

布製担架を使って要援護者の避難支援体験を行いました。この布製担架は、西淀川区の各避難所に備蓄されているもので、棒担架と異なり細い通路や階段などでも扱いやすいという特徴があります。担架が備蓄されていても使ったことがないと、いざという時に使うことができず宝の持ち腐れになってしまう可能性があります。

担架は3~5人で一人の要援護者を運びますが、要援護者の状況や支援者の体力などに合わせて、人数を調整することが必要です。

4担架

こちらのおんぶひもは、背中におぶさった人は支援者に腕を回さなくてもよいこと、支援者自身が両手を背中の人を腕で支えなくてもという特徴があります。ですので、腕に力のない要援護者もおんぶできますし、支援者自身も両手を自由に使うことができます。

5おんぶひも

重度の障害があるお子さんをお持ちの参加者の方からは、一人で子どもを抱えることができるものがほしいという声がありました。お子さんは首を持ち上げることが難しいため、おんぶひもを使うことが困難であるそうです。そこで、布製担架を開発された栂さんから、布製担架を使って抱っこの状態で抱える方法を教えてもらいました。

6担架(一人で支援)

■防災グッズや避難所備品等の紹介

西淀川区社会福祉協議会の阪本さんから、社会福祉協議会で備えている備品の紹介がありました。社会福祉協議会では、折りたたみリヤカーや救命胴衣、カセットコンロで動く発動機など多様な備品を少しずつ備えているそうです。災害用のためだけでは、しまいこまれてしまい、いざという時に使うことができないことから、普段の活動でもできるだけ活用するようにしているそうです。

7防災グッズ(社協)

栂さんからは、個人で備えることができる災害グッズについて紹介がありました。個人で備える災害グッズは、高いものではなく、安いものやアウトドアグッズなどで災害時にも役立ちそうなものを工夫しながら備えるのがよいというアドバイスがありました。

8防災グッズ(栂さん)

■セミナー後の感想

今回のセミナーは、ワークショップや担架による避難支援体験等、参加者の方が積極的に参加してくださることにより、災害時要援護者支援の重要さ、訓練や備えの大事さについて、みんなで共有できる機会になったと思います。

セミナー後のアンケートからは、「ワークショップにていろいろな視点や考え方を確認できたことが良かった」「普段からどうやって避難させようかと考えていましたが、具体的に避難のイメージ(仕方・方法)を持つことができました」という意見がありました。また、「中間施設コーディネート大切!! 保健士さんたちや学校の先生方も同席してほしい。 海抜表示、ぜひあちこちにつけてほしい」「思いやり、助け合いが一番大切ですが、リーダーや地域の組織的な動きが大切とも気付きました」など、防災に対する取り組みを組織的に行うことの重要性についても意見が見られました。

■今後について

避難訓練(11月4日)では、1回目と2回目のセミナーの内容をふまえて、車いす利用者や視覚障害者などの要援護者の方に参加していただき避難訓練を行う予定です。まだ定員に余裕がありますので、セミナーに参加されていない方でも興味のある方はぜひご参加ください。

避難訓練の申込はこちら↓
https://aozora.or.jp/archives/12102

本事業は、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」を受けています。

フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。

谷内

よどがわ河川敷フェスティバルでタンデム自転車試乗会(10/21)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

日時=2012年10月21日(土)10:00~15:00
場所=淀川河川公園 西中島地区
主催=淀川フォーラム実行委員会、淀川区役所
自転車=タンデム自転車5台+車イスタイプ1台+3人乗り1台+ハンドサイクル1台
(写真)タンデム自転車の前に子どもが、後ろに大学生が乗っている

第11回目となる「よどがわ河川敷フェスティバル」にタンデム自転車試乗会で参加してきました。毎年1回開催しているお祭で、フリーマケットエリアや防災エリア、飲食エリアなど、さまざまなエリアで訪れた人が自由に遊べます。
タンデム自転車はバリアフリーエリアに出店しました。お隣は、幼児を乗せて走行できるチャイルドトレーラー付き自転車の試乗もあり、あわせて約400人が試乗しました。
親子づれ、家族、ご夫婦、友だち、いろんなペアがタンデム自転車に乗りました。
(写真)順番待ちでたくさんの人が並んでいるところ

ハンドサイクル、車イスに取り付けるタイプの自転車、さらに、3人乗りは大人気でした。
(写真)3人乗り自転車に乗る家族

(写真)ハンドサイクルに乗る女の子

あっという間に時間がすぎ、終了の時刻となりました。
(写真)終了後、並べた自転車の後ろに立って、スタッフみんなで記念撮影

みなさん、お疲れ様でした。

<おまけ>
会場は、あおぞら財団から自転車で約30分のところでしたので、自転車の運搬は自走しました。
集まっていただいたボランティアのみなさん、ありがとうございました。
帰路の様子を数枚ご紹介します。

(写真)ハンドサイクルの運搬。顔は笑ってますが、結構、しんどい。

(写真)途中にある車止めはやっかい。自転車を持ち上げて通ります。

(写真)普通のタンデム自転車に車椅子に取り付けるタイプの自転車を取り付けて運んでいます。

(写真)3人乗り自転車をご夫婦2人でこいでいます。真ん中が空席の状態です。

大阪でタンデム自転車を楽しむ会
フェイスブック http://www.facebook.com/osaka.tandem
体験会の案内やスポーツ部の報告などを発信しています。

以上

記・鎗山善理子(あおぞら財団)
※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2012年10月23日3:30 PM

あおぞら野菜市10/24(水)(有機野菜、おコメ、柿、被災地支援商品)

こんにちは。
さて、今月のあおぞら野菜市は10月24日(水)です。
おなじみのカフェスロー大阪さん、みやこ菜園さんに出店いただくほか、
山口のおコメや和歌山の紀ノ川柿、被災地支援商品(缶詰)を販売いたします。
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●みやこ菜園の畑(綾部)

カフェスロー大阪さんの里山弁当もぜひ、どうぞ。
9月のようすはコチラ https://aozora.or.jp/archives/12314
—————————————————————–
あおぞら野菜市
日 時=2012年10月24日(水)11:00~13:30
場 所=あおぞらイコバ(あおぞらビル1F)
最寄駅JR東西線「御幣島(みてじま)」駅⑪出口スグ
地図・アクセスhttps://aozora.or.jp/accesscontact
★出店
■カフェスロー大阪(CAFE SLOW OSAKA) 有機野菜、里山弁当(650円)、各種ドリンク
大阪・十三にあるオーガニックカフェ併設のレンタルスペースです。
「知るきっかけの場づくり」をモットーにスローな情報発信基地として活動しています。
カフェ部門のコンセプトは、「オーガニック」「スローフード」「フェアトレード」。
http://www.cafeslow-osaka.com/
■みやこ菜園  有機野菜

★その他、商品
【山口のおコメ】
かや米(品種:コシヒカリ 産地:山口県山口市阿東徳左中)
山口県徳佐盆地の自然が作った、ウマミのある、豊かな食感のコシヒカリです。有機肥料のみで栽培しています。この機会にぜひ、ご賞味ください。白米、玄米あり。
生産者:賀屋良季・直美
エコファーマー認定農家。あおぞら財団職員小平の大学時代の同級生&先輩夫婦です。
実家の農家を継ぎ頑張っています。

【和歌山の紀ノ川柿】Beautifulあぐり
生産者:オーガニック栽培10年以上。農薬、化学肥料を一切使わずに果実を育てる、強いこだわりをもっていることで地元でも有名な田中さんが生産者です。
高級スーパーへ出荷される特別な柿のうち、表面に傷のあるもの、形が揃っていないものなどを集めました。高級スーパーでの価格に比べ、1/3程度の価格でお買い求め頂けます。平たく小ぶりながら、甘さがぎゅっとつまっています。また、種がほとんどありません。

【被災地支援商品】遠野まごころネット関西同窓会
缶詰各種

★特別サービス
お野菜をお買い上げいただくと、希望者には「足もみ」サービスがあります。
この機会にぜひ、おためしください。

※商品は変更になることがございます。

■お問い合わせ・お弁当の予約
あおぞら財団(公益財団法人公害地域再生センター)
〒555-0013大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4F
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

以上

Filed under: あおぞらイコバ,イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2012年10月19日4:51 PM

滋賀県立大学でフードマイレージ買物ゲーム

2012年10月18日(木)13:10~16:20

毎年恒例の、政策形成・施設演習にてあおぞら財団の説明とフードマイレージ買物ゲーム・ダイヤモンドランキングを実施してきました。(香川雄一先生)
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公害のことも、活動のことも、環境教育のことも説明しないといけないので、3時間あってもいつも時間が足りないくらいです。
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今年も熱心に取り組んでもらいました。立っている人もお尻が浮いている人もいました。
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それから、さすがスマートフォン世代?です。料理の写真を探してきて、それを基に絵を書いているチームが出てきました。
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材料を使いまわししたり、野菜を意識的にとっていたり、なかなか彩り豊かな食事となりました。
食の能力が高いです。
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現代の方が二酸化窒素が多いという結果になりました。
「デザートは?オレンジは?」なんて進めてしまったので
3チームがアメリカのオレンジを買ってしまったということも、フードマイレージが多くなった原因かも。

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次の時間ではダイヤモンドランキングを実施しました。
農業と輸送、売り場改善と啓発、自転車道の整備とまちづくりといういろいろな政策から、
市長になったつもりで政策提言を考えてもらいました。
個人で考えた後は、チーム別にとある都市の政策提言をまとめるチームとなって、考えてもらいました。
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香川先生が、地域別にチームを組んで下さったので、地域を決める事はスムーズに済んだようです。

彦根市1
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彦根市2
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守山市
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大津市
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京都市
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大阪府
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名古屋市
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生駒市
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みなさん、一生懸命プレゼンしてくれました。
同じ彦根市でも見方によって違う結果になったり、
コンパクトシティにするには、市民の説得が難しいので重要度を低く設定するチームがあったり、
逆に、商店街の活性化の為に、ショッピングセンターの出店を抑制しようと話しあったチームがあったり、
彩り豊かな結果となりました。

学生の皆さんは、レポートで環境教育の教材について考えてくれるそうなのですが、
個人の心がけだけではなく、社会の合意形成について考える教材についても考えてもらいたいものです。
皆さんが反応良くゲームを楽しんで下さったので、私も楽しくする事ができました。
みなさんありがとうございます。
(林)

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