あおぞら財団では、今回の衆議院選挙にあたって各政党の方々の「わが国の環境再生まちづくり」に関する政策・理念をお聞かせいただくべく、公開質問状を送付し、回答をいただきました。 2012年12月16日投開票で実施される衆議院議員選挙の投票における参考にしていただければと思います。
質問状ならびに各政党の回答は、下記のページからご覧頂けます。
2012年衆議院選挙に関する公開質問状と回答
―「わが国の環境再生まちづくり」に関する公開質問状と回答―
あおぞら財団では、今回の衆議院選挙にあたって各政党の方々の「わが国の環境再生まちづくり」に関する政策・理念をお聞かせいただくべく、公開質問状を送付し、回答をいただきました。 2012年12月16日投開票で実施される衆議院議員選挙の投票における参考にしていただければと思います。
質問状ならびに各政党の回答は、下記のページからご覧頂けます。
2012年衆議院選挙に関する公開質問状と回答
―「わが国の環境再生まちづくり」に関する公開質問状と回答―
あおぞら財団で受付けている「東日本大震災支援金」。
11月は13,180 円の支援金を頂きました。
合計 827,872 円の支援金が集まりました。(受付開始2011年3/23~2012年11/30現在)
100万円の目標額まで17万2128円です!
【月ごとの募金額累計】
| 2011年3月23日~31日 | 149,607円 |
| 4月1日~30日 | 9,700円 |
| 5月1日~31日 | 26,000円 |
| 6月1日~30日 | 161,050円 |
| 7月1日~31日 | 31,022円 |
| 8月1日~31日 | 50,521円 |
| 9月1日~30日 | 3,000円 |
| 10月1日~31日 | 701円 |
| 11月1日~30日 | 2,300円 |
| 12月1日~31日 | 147,876円 |
| 2012年1月1日~31日 | 11,904円 |
| 2月1日~29日 | 4,950円 |
| 3月1日~31日 | 12,701円 |
| 4月1日~30日 | 3,420円 |
| 5月1日~31日 | 2,070円 |
| 6月1日~30日 | 15,004円 |
| 7月1日~31日 | 110,320円 |
| 8月1日~31日 | 25,146円 |
| 9月1日~30日 | 17,159円 |
| 10月1日~31日 | 32,251円 |
| 11月1日~30日 | 13,180円 |
| 合計 | 827,872円 |
今年度中(2013年3月末)に集めることを目標にしています。
皆さまのご協力、お待ちしています。
頂いた支援金は、被災地(岩手県・遠野)に寄贈した、廃食油BDFで走るワゴン車の購入代金等に充てます。
被災地で活躍をするあおぞら号
あおぞら号を渡す編 :kuwasiku:
あおぞら号1年間の活躍の様子 :kuwasiku:
<あおぞら財団「東日本大震災活動支援金」の受付> 現金でも受け付けています。あおぞら財団の事務所にお越しください
■銀行 三菱東京UFJ銀行 歌島橋支店(ウタジマバシシテン) 店番:006 種別:普通預金 口座名:(財)公害地域再生センター ザイ)コウガイチイキサイセイセンター 口座番号:0013203
■郵便局 加入者名:あおぞら財団 口座記号・番号:00960-9-124893 ※通信欄に「東日本大震災活動支援金」とお書きください。
■クレジットカードでの決済 寄付サイト「Give One」より、受け付けています。

【ステッカーデザイン協力】バードデザインハウス
中島水道まち歩き ~淀川区編~
■日時 2012年 11月23日(金) 10:00~13:30
■場所 新大阪駅~カフェスロー大阪(淀川区十三元今里)
■主催 中島水道サロン(中島水道に関心のある有志の集まりです)
協力 ECOまちネットワーク・よどがわ(事務局:大阪経済大学)、緑陰道路サロン世話人会
中島大水道は、江戸時代の農民が治水のために自分達で掘った9.5kmの農業用排水路です。幕府の許可がおりない中で完成させ、責任者の庄屋3人は幕府に対して抗議の自害をしたと言われています。
今日はその中島大水道があったとされる道筋を辿って歩きました。参加者は20名(内スタッフ8名)でした。
■本日のコース:新大阪駅出発→さいの木神社→西町霊園→中島水道跡を歩く→カフェスロー大阪
■新大阪駅出発
新大阪駅 千成びょうたん前に集合し、てづくりワッペンをつけて出発です。本日のガイドは淀川区にお住まいの笑福亭仁勇さんです。
■さいの木神社
江戸時代にうち続く淀川の氾濫の被害から、幕府の許可なしに中島大水道の工事を指導した3人の庄屋の供養のため建てられたとされています。ビルの谷間に現れるのでちょっとびっくりです。
■西町霊園
中島大水道の工事を指導した3人の庄屋の1人、西尾六右衛門さんの墓地が残っています。老朽化が進んでいましたが、それでも亡くなった当時ではなく後ほど建てられたようです。
「幕府に(お墓を建てるのを)禁止されていたため遅くなったのでは」など、当時に思いを馳せます。
■新大阪駅周辺 今昔
ここにも中島大水道が通っていたのですが、今は埋め立てられて道路になっています。
■まいど学習園
大阪市立宮原小学校の学習園にお邪魔しました。旬の野菜がところ狭しに育っており、自然が感じられる一角となっていました。
■アケミ幼稚園
趣のあるこの幼稚園の角を直角に曲がります。中島大水道は人工の用水路のため、90度に曲がる箇所もあります。
■土手の名残
中島大水道の土手にあがる階段跡がありました。昔の名残が感じられます。
■カフェスロー大阪で昼食
最終は、ジュース工場の跡地を改装したオーガニックカフェ「カフェスロー大阪」で昼食です。雑穀米に冬場身体を温めてくれる根菜のきんぴら、豆腐ハンバーグなど身体にもおいしいものをいただきました。
■カフェ内でスライド説明、語らい、振り返りなど
昼食後は参加者の一人、一栁正義さんにさらに詳しく中島大水道についてお話を聞きました。一栁さんは中島大水道の工事を指導した3人の庄屋の1人の子孫です。
昔この一帯は田や畑が多く、田んぼは湿地に近い状態だったそうです。そんな状態だったからこそ水を逃がすために中島大水道が作られました。とんぼやコウモリ、鷺やキツネも現れるほど、生き物にあふれていた地域だったとされています。
参加者からは「十数年ぶりに歩いたが、たくさん発見があってよかった。このような貴重な歴史は残さなければいけないと感じた」「30年も住みながら中島水道のことを知らなかったので勉強になった」「地元で普段歩いていても知らないことが多すぎてずっと驚きの連続でした」「たくさんの人の記憶がつながって浮かび上がる中島水道。見えないからこそロマンを感じる」「参加された方の話をまとめて1冊の本にしたい」などの感想が出、中島大水道の歴史的価値を感じてもらえたようでした。
次回は来年3月に西淀川区編を予定しています。ぜひご参加ください。
○前回まち歩き
■中島水道まち歩き ~東淀川区編~
■日時 2012年 6月16日(土) 13:30~16:30
■場所 新大阪駅~西光寺別館(東淀川区淡路)
○次回まち歩き
■中島水道まち歩き ~西淀川区編~
■日時 2013年 3月 2日(土)
■場所 未定(詳細は後日お知らせします)
平田
日時:2012年11月18日(日) 9:30~16:30
行き先:兵庫楽農生活センター
兵庫県神戸市西区神出町小束野30-17
参加人数:33名(内スタッフ3名)
地域の方々と神戸市西区にある兵庫楽農生活センターへ行ってきました。こちらのセンターは気軽に各種農作業体験、農産物加工体験と農業実践研修が行えるプログラムが用意されています。私たちが利用したのは主に1日だけの野菜の収穫体験ですが、他にも就農コースや親子農業体験教室、野菜・果樹・きのこの栽培体験などがあります。また農産物直売所で野菜や特産品を購入したり、楽農レストランで食事を楽しむこともできます。
本日のプログラム
■農機具展示庫見学
■きのこ館見学、果樹園見学
■農産物直売所で買い物(楽農市場 きらめき神出)
■昼食(楽農レストラン かんでかんで)
■搾油・BDF製造施設見学
■野菜収穫体験
はじめに、兵庫楽農生活センター 上月喜和さんよりセンターの概要説明がありました。
■農機具展示庫見学
次に農機具展示庫を見学しました。普段見慣れない農機具に大人もこどもも興味津津の様子です。
こちらでは農機具のレンタルも受付されています。
■きのこ館見学、果樹園見学
きのこ館にはきのこ培養室、休養室などがあり、きのこの種類や成長具合に応じて部屋を使い分け、部屋毎に湿度や温度を調整しています。きのこは原木栽培と菌床栽培がありますが、こちらでは主にしいたけの菌床栽培が行われています。
またセンター内にウメや栗、ぶどうなどの果樹園もあります。果樹園も事前に申し込めば剪定・摘果・収穫などの体験ができます。
■農産物直売所で買い物(楽農市場 きらめき神出)
直売所では地元の方が育てた野菜や果物、センター内で採れた野菜が販売されています。その他にもセンターにある加工施設「くちーなかんで」で製造された焼き立てパンやジャムなども販売されていました。
■昼食(楽農レストラン かんでかんで)
レストランの名前である「かんでかんで」は、地名である神出町の「かんで」と、よく噛んで(かんで)味わって食べてほしいとの意味が込められているそうです。
食育をテーマにした自然派レストランかんでかんでは、使用している野菜の約91%を地元もしくはセンター内で採れた野菜でまかなっているそうです。地元産の新鮮な野菜をふんだんに使った50種類以上の料理がビュッフェスタイルで楽しめます(第3回地産池消給食等メニューコンテストで「農林水産大臣賞」受賞)。
農業体験などはされずに、こちらで食事だけする利用者も多いのだとか。年間利用者19万人のうち、約半数の方はこちらのレストランを利用されているそうです。
■搾油・BDF製造施設見学
昼食後、センター内にある搾油・BDF製造施設を見学しました。車3台分ほどのガレージのようなところに装置が置かれていました。
現在、兵庫県内では主に10ヵ所の施設でBDF製造が行われているそうです。そのうちナタネ(菜の花)栽培を合わせて行っているのはこちらのセンターを含め3箇所程度となっています。
■野菜収穫体験
いよいよ収穫体験です。
レストランやきのこ館があった場所から少し足を延ばすと、眼下には広大な畑が広がっています。
今日は小松菜と春菊、チンゲン菜を収穫させていただきました。
担当の花田博司さんから説明を聞き、参加者は思い思いに野菜を収穫します。配布されたビニールに自分達で袋詰めすると、市販の商品のように出来上がります。前日が雨だったこともあり、抜けやすく、参加者は袋いっぱいに詰めていました。
参加者の声を聞くと、「近く(今回はバスで1時間半)にこうした農業体験ができるところがあるとは知らなかった」「(所属している団体で)こどもたちに農業体験させるのに利用したい」と、センターの魅力を十分に感じたようです。参加者同士の交流もでき、自然を満喫できた一日でした。
平田
11月17日(土)に明石市・花園小学校にて開催された第14回みんなの広場に参加してきました。当日はどしゃぶりの雨で校庭の土もぬかるんでいましたが、100人近くの地域の方が参加されていました。
■第14回 みんなの広場
■日時 2012年 11月17日(土) 13:30~15:30
■場所 花園小学校体育館(明石市)
■主催 望海地区在宅サービスゾーン協議会・明石市地域福祉推進市民会議
<プログラム>
・三校区要援護者防災訓練報告
・災害時 もしもうごかなければ ~地域防災アンケート報告~
・地域劇 ~「なんかあったら助けてや」と言える町に~
・作業所作品展示・販売、「まちの保健室」開催
三校区要援護者防災訓練報告では、これまであおぞら財団も関わらせていただいた藤江・花園・貴崎の三校区でのセミナーや避難訓練の報告がされました。
続いて、地域防災アンケート結果についての報告もありました。どの地域も津波に対する意識の低さが目立ちました。また「避難場所に安全に避難することができますか?」の問いに対して、36.6%の方が「いいえ」と答えています。理由として「足が不自由」「家に障害のあるものがいて難しい」などがありました。
また地域の防災訓練に参加していないと答えた方が半数以上を占めていたこともわかりました。周囲、近隣に気になる人がいると答えた方が半数以上いることからみても、要援護者の避難は今後ますます取り組んでいく必要性があると感じられました。
地域劇では、とある地域の日常~防災訓練~火事~その後が演じられていました。全国のどの地域も抱える悩み(高齢化、建物の老朽化、住民の移り変わりによる地域社会の断絶など)が、災害に直面した際にどのような被害を引き起こすか、小さなお子さんでもわかる内容になっていました。
場面①古いアパートに住む一人暮らしの高齢者や認知症のおばあさん、車イスの姉を持つ妹、ぜん息で運動のできない男の子、耳の聞こえない女の子などさまざまな住民が登場します。
場面②地域の防災訓練には、消防団と地域の取り組みに熱心な一部の住民しか参加しません。
場面③そんなある日、町で火事が起きます。アパートにも火が移りました。
場面④高齢者の住民は逃げまどい、障害者は諦めて逃げません。
場面⑤しかし、耳の聞こえない女の子は笛を鳴らし、自分の存在を知らせます。また別の住民は「たすけてや~」と大声を出します。地域の方に助けもあり、なんとか全員無事に助かりました。
場面⑥その後まちでは火事をきっかけに、若い住民を中心に「なんかあったらたすけてや」委員会が立ち上がりました。いざという時のために「支えあいマップ」や「SOSカード」、高齢者や障害者が地域の行事に参加しやすいよう「お誘いカード」も作られました。どれも子どもや若い人たちのアイデアによるものです。
場面⑦今日は花園地区の西明石祭り。高齢者も障害者もみんなお誘いカードで誘われて祭りにやってきます。子どもたちは精いっぱいの踊りで祭りを盛り上げます。
<感想>
日本全国を見ても、世代を超えた交流、障害者・健常者相互の交流が活発な地域はそれほど多くないと思います。住民の移り変わりや個人情報保護法が壁になっているのでしょうか。ただ火事や津波といった災害時のことを考えると、悠長なことは言ってられません。
地域劇では最後に「支えあいマップ」や「SOSカード」が作られていました。若いPTAの女性や子どもたちが、地域の高齢者や障害者のためにアイデアを出して取り組んでいきます。こうした取り組みは「まちづくり」全体を考えることにもつながっています。この劇や数々の報告をみんなで共有することで、自分達の防災、地域のまちづくりにつながっていくのだと私自身も実感しました。
フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。
■あおぞら財団のこれまでの取り組み
あおぞら財団HP>ブログ>災害時の援護者教育プログラム
平田