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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

都留文科大学で公害地域の今を伝えるスタディツアー2011 ~大阪 西淀川・大気汚染の地を訪ねて~の説明会を行いました

6月2日18時10分より、山梨にあります都留文科大学にて、公害地域の今を伝えるスタディツアー2011~大阪 西淀川・大気汚染の地を訪ねて~の説明会を実施しました。

今回の説明会には社会学科の学生、2年生から大学院生まで、20名の方が来てくれました。

一昨年は富山のイタイイタイ病、去年は新潟で新潟水俣病の現場をフィールドにスタディツアーを実施しました。

今年は大阪西淀川大気汚染の地をフィールドに実施します。

まず研究員の林がスライドを使って「なぜ西淀川大気汚染が重要なのか」についてや、あおぞら財団のできた経緯、活動などについて紹介しました。

そしてスタディツアーに参加することで得られる経験について知ってもらいました。

実は都留文科大学は私の母校であり、私も学生の前で少し話をさせていただきました。

P1110897

しかし、うまく話したいことがまとまらず、準備不足を痛感しましたが、いい経験をさせていただきました。

伝えたかったことはたくさんありましたが、スタディツアーについていえば、学生生活全般にいえることですが、

学生のうちでないとこのような機会に参加することは難しいということです。私自身もそうだったのですが、今だからできる目の前のことに飛びつくことで世界が広がる可能性もぐっと大きくなるので、この機会をぜひ活かしてほしい!!と伝えたかった…

あのとき説明会に来てくれた学生さんが読んでくれていることを祈って。

スタディツアーの参加者募集の記事はこちら→https://aozora.or.jp/archives/3621
スタディツアーHPはこちら→http://www.studytour.jpn.org/

記:相澤

第36回全国公害被害者総行動に参加しました

6月1日、2日と全国公害被害者総行動に参加しました。

1日目は霞ヶ関でデモを行い、各省庁との交渉です。

写真は環境省総合政策局との交渉

交渉が終わり、参加者が集まって、全国公害被害者総行動総決起集会に参加しました。

全国から142団体が集まり、1050人の参加者が集いました。

東日本大震災の津波や原発問題で大きな被害を受けた宮城県漁業協同組合代表の阿部力三郎氏や、福島県農民運動連合会会長兼ふくしま復興支援センター代表委員の亀田俊英氏が、復興への強い意志を表明し、南相馬市市長桜井勝延氏のメッセージが読まれ、会場には参加者の被災者・復興への応援の気持ちが溢れていました。

全国の公害のたたかいについて各団体から報告があり、今もなお続く公害とのたたかいに対する強い気持ちを確認しあう時間であったのではないかと思います。

2日目はあいにくの雨でしたが、早朝に各省庁の前で、東日本大震災の復興や原発問題、今なお解決していない公害問題への国の対応について訴えるビラを配り、

その後、各省庁、企業との交渉に臨みました。

写真は国交省との交渉

今回、私は初めて全国公害被害者総行動に初めて参加しました。感じたことは、様々な種類の公害被害を被っている人たちが、同じ方向を向いて行動することによって生まれるパワーと、私の生まれる前から行われているこの総行動の歴史とその重みです。

社会に被害を知らせるために、国を動かし、企業を動かし、人を動かし、持続可能な社会のために、この活動が果たす役割はこれからどんどん大きくなっていくだろうと思いました。

記:相澤

矢倉海岸定例探鳥会(116回)

遠くにカワウやシロチドリ矢倉海岸定例探鳥会(第116回)
2011年5月7日(土)
天気がよくない日が続いたが当日は快晴。
福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。
15名(財団スタッフ含む)の方が参加されました。
駅から歩き出すと、少し風景が変わっていました。
途中緑陰道路にある樹木の実と、それを食べる鳥たちのことについて説明されながら、
矢倉海岸に向かいます。
最初にあった野鳥はコアジサシ。
素早すぎて残念ながらカメラには収められませんでした。
港の入り口あたりにはカルガモ(アヒルという説もあったが)カワウがいました。
矢倉海岸に出ると、いろんな種類のシギ・チドリが居てました。
遠すぎてカメラでは写せませんでしたが、野鳥の会の方の望遠鏡をのぞくと、目の前にシロチドリがいるかのように大きく見えました。
本日、観察した野鳥の種類は、20種類。
種類
次回は、6月4日(土)に開催されます(9:30福駅集合)
◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら
◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら
記:相澤

矢倉海岸定例探鳥会(第116回)に参加しました。

2011年6月4日(土)

天気がよくない日が続きましたがこの日は快晴でした。

福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。

15名(財団スタッフ含む)の方が参加されました。

緑陰道路を通って矢倉海岸に向かいます。

途中緑陰道路の自然などを解説してもらいながら…

この日最初にあった野鳥はコアジサシ。が、素早すぎて残念ながらカメラには収められませんでした。

港の入り口あたりにはカルガモ(アヒルという説もあったが)カワウがいました。

カワウ

矢倉海岸に出ると、シロチドリやアオサギなどがいました。遠すぎてカメラではよく写せませんでしたが、野鳥の会の方の望遠鏡をのぞくと、目の前にシロチドリがいるかのように大きく見えました。

遠くにカワウやシロチドリ

本日、観察した野鳥の種類は、20種類。

カワウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コチドリ、シロチドリ、イソシギ、コアジサシ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス

私は初めて探鳥会に参加しましたが、見たことのある鳥が、見方を変えるだけで全く違ったものに見える新鮮さが印象的でした。

次回は、7月2日(土)に開催されます(9:30福駅集合)次回は清掃探鳥会ということで、ゴミを拾うことも行います。

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHP

◎日本野鳥の会大阪支部のHP

記:相澤

ごちそうさまでした!CAFE SLOW OSAKAのオーガニックお弁当

ごちそうさまでした!CAFE SLOW OSAKAのオーガニックお弁当
大阪・十三にあります、「CAFE SLOW OSAKA」は、オーガニックカフェ併設のレンタルスペースです。そのカフェから5月27日(金)の研修受入れ時にお弁当を23人分届けていただきました。
お弁当はコレです!
おいしかったです~。
中身は、
無農薬五分搗き米/麻塩/じゃが芋とにんじんのきんぴら/しろなの麻ごま和え/レンズ豆のべジバーグ+オーガニックケチャップ/枚方のレタス
植物性であること(油、調味料すべて)、無農薬栽培で育てられた作物であることにこだわって作ったお弁当は、その名も「里山弁当」。レンズ豆で作った「ベジバーグ」はお肉のハンバーグと同じような食感でおどろきました。塩味のきいたゴハンがおいしかったです。
「CAFE SLOW OSAKA」さんは、菜の花プロジェクトの廃油回収拠点でもあります。先日は、あおぞら財団とバードデザインハウスのメンバーで、ジュース工場を改修して作ったレンタルスペースで飲み会をさせていただきました。いろんなご縁でこれからもつながっていけたらいいなと思います。

大阪・十三にあります、「CAFE SLOW OSAKA」は、オーガニックカフェ併設のレンタルスペースです。そのカフェから5月27日(金)の研修受入れ時にお弁当を23人分届けていただきました。

お弁当はコレです!
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おいしかったです~。

中身は、
無農薬五分搗き米/麻塩/じゃが芋とにんじんのきんぴら/しろなの麻ごま和え/レンズ豆のべジバーグ+オーガニックケチャップ/枚方のレタス

植物性であること(油、調味料すべて)、無農薬栽培で育てられた作物であることにこだわって作ったお弁当は、その名も「里山弁当」。レンズ豆で作った「ベジバーグ」はお肉のハンバーグと同じような食感でおどろきました。塩味のきいたゴハンがおいしかったです。

「CAFE SLOW OSAKA」さんは、菜の花プロジェクトの廃油回収ステーションでもあります。先日は、あおぞら財団とデザイン会社のバード・デザインハウスさんのメンバーで、ジュース工場を改修して作ったレンタルスペースで交流会をさせていただきました。いろんなご縁でこれからもつながっていけたらいいなと思います。

鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,事務局より — aozorafoundation 公開日 2011年5月30日9:48 PM

日中共同SD人材育成事業の研修の受け入れ

5月27日(金)、日中共同SD人材育成事業の研修を受け入れました。
この研修は京都大学経済学研究科東アジア経済研究センターが、中国国家発展改革委員会訓練センター・中国国際青年交流センターと協力し、中国の国家発展戦略や経済政策に影響する立場にいる行政や企業の若手幹部が、日本の省エネ・汚染削減・循環経済などの経験を踏まえながら持続的発展(SD)の理念・理論・政策・事例を勉強するというものです。そのプログラムの中で公害の現場で学ぶことを目的に今回あおぞら財団へ中国の方々に加え、日本の行政、企業の方々も合わせて18名の人が来ました。

まずオリエンテーションを行い、自己紹介やスケジュールの説明をした後に、スタッフの林から西淀川区や西淀川大気汚染公害、そしてあおぞら財団についての説明がありました。

そのあと、公害患者の語り部の方のお話を聞くと言う事で、患者会の永野千代子さんと財団の森脇理事から、公害の被害についてと、先日環境省が発表した自動車の排ガスとぜん息の関係に関する疫学調査の結果の話や公害患者の運動の話を聞きました。

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屋上から西淀川のまちの位置関係などを見た後、昼食をとり、そのあとで西淀川、尼崎をバスや徒歩で回りました。

帰って来てからグループに分かれ、感想の共有と、現在ある環境問題、公害問題解決に向けて何が必要かについて考え、各グル―プで発表しました。

私も最後のグループワークに入って、参加者のみなさんとお話をしたのですが、中国が抱える問題は、日本の抱える問題と重なるところもあれば(縦割り行政の弊害など)、全く違うところもあり(法律で上で主体や対象を具体的に明記している点など)、私自身も勉強させられた時間でした。

(記:相澤)

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