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あおぞら財団ボランティア情報【10月号】

あおぞら財団では、環境やまちづくりに関する様々なボランティア活動が行われています。
財団でのボランティア活動は大きく次の3つに分けられます。

1)あおぞら財団 ボランティアの日 
   ・・・まずは気軽に参加したい人。基本は事務所での活動です

2)あおぞら財団 関連イベントでのボランティア 
   ・・・イベント運営補助等をお願いします

3)ボランティアによる企画・運営委員や学習会の参加者募集 
   ・・・テーマ型の活動の企画運営をしませんか

それぞれの活動で、皆さまのご参加をお待ちしています。
なお、参加希望の方は事前にあおぞら財団までお申込みください。

≪申込・問合先≫
あおぞら財団
 【連絡先】 TEL:06-6475-8885  FAX:06-6478-5885
  E-mail webmaster@aozora.or.jp
  HP https://aozora.or.jp/

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 1) あおぞら財団
    ボランティアの日 10月4日(金)
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公害問題や環境問題に興味のある人、環境NPOの現場を
のぞいてみたい人、まずはお気軽にご参加ください。

時間: 9:30~17:30(相談に応じます)
場所:あおぞら財団 事務所
    (大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階)
     アクセス https://aozora.or.jp/accesscontact
交通費:実費支給(上限2,000円)
参加の方法:あおぞら財団に事前にご連絡ください。

<ボランティアの日・当面の予定>
2013年11月2日(金)、12月6日(金)
*ボランティアの日は基本第一金曜日です。

あおぞら財団ボランティアの日についてはコチラ
https://aozora.or.jp/archives/category/jimu/volunteer

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 1.「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」紹介リーフレットづくり
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<内容>
あおぞら財団が事務局をする「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」を紹介するリーフレットをつくりませんか。
*活動についてはコチラ
http://www.tandem-osaka.com/
http://www.facebook.com/osaka.tandem

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 2.廃油をポリタンクに移す作業
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<内容>
あおぞら財団にあつめられた廃油を、記録しポリタンクへ移す作業をお願いします。
集めた廃油は業者が引き取り、リサイクルされます。
(汚れ防止のため、エプロンとゴム手袋はおかしします)

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 3.あおぞら財団 HP更新
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<内容>
あおぞら財団HP ボランティアのページの修正作業をお願いします。

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 4.菜の花 種まき
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<内容>
菜の花の種をまき、苗床をつくります。

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 2)あおぞら財団
    関係イベントでのボランティア
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あおぞら財団が関係するイベントでの、運営ボランティア募集をお知らせします。
一緒にイベントを盛り上げませんか。ご参加お待ちしています。

■タンデム自転車 スタッフ募集
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2人乗りタンデム自転車イベントのお手伝いをお願いします。

内容=パイロット(前に乗る)、運搬、受付、記録、視覚障がい者のサポートなど
交通費の支給:無し(学生は1,000円支給)

10月5日(土)10:00~14:00
うんぱく2013(尼崎北堀運河の新施設「北堀キャナルベース」周辺)

10月6日(日)10:00~12:00
聖賢地区アクションプラン「ふれあいタンデム試乗会」(聖賢小学校行程)

10月20日(日)11:00~15:00
よどがわ河川敷フェスティバル・タンデム体験会(淀川河川公園西中島地区)

 【大阪でタンデム自転車を楽しむ会】
  HP http://www.tandem-osaka.com/
  FB http://www.facebook.com/osaka.tandem

■10月4日(金) てづくりせっけん教室 運営補助 
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時間=9:30~11:30
場所=あおぞらビル3階
交通費支給:なし
内容=てづくりせっけん教室運営のお手伝い
         https://aozora.or.jp/archives/14224
*交通費の支給:無し

■10月16日(水) あおぞらイコバ野菜市
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時間= 11:00~13:30頃
場所= あおぞらビル1階・あおぞらイコバ
     JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 ⑪出口よりスグ
      https://aozora.or.jp/accesscontact
内容= 毎日開催している「あおぞら野菜市」にはカフェスロー大阪などの
    お店が出店します。お店のお手伝いをお願いします。

   *前回の野菜市の様子  
https://aozora.or.jp/archives/16271
交通費の支給:無し

■10月19日(土) 西淀川 親子ハゼ釣り大会 運営ボランティア
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時間=午前~5時頃まで
会場=淀川河川敷
内容=西淀川 親子ハゼ釣り大会の運営ボランティアを募集しています。
あおぞら財団も大会に参加しています。
釣り具や釣ったハゼの天ぷらづくりなど、運営にご協力頂ける人を募集しています。
交通費の支給:無し
*イベントチラシ https://aozora.or.jp/archives/16759

■10月20日(日) プラザなかよし祭り 菜の花プロジェクトPR出展 運営補助
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時間=午後10時~4時頃まで(イベントは午前11時~午後3時)
会場=姫里コミュニティー広場
内容=廃油をつかってキャンドルをつくります。西淀川菜の花プロジェクトのPR.
交通費の支給:無し
*イベントチラシ https://aozora.or.jp/archives/16759

■11月24日(日) 廃油キャンドルづくり
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時間=10:00~、13:00~
場所=あおぞらビル
内容=12月22日に予定している大野川緑陰道路での『廃油キャンドルナイト in
NY』に向け、廃油キャンドルをつくります。
<前年度の廃油キャンドルづくりの様子はコチラ>
https://aozora.or.jp/archives/7354

■12月22日(日) 廃油キャンドルナイト in NY 運営ボランティア
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場所=あおぞらイコバ、大野川緑陰道路(財団前付近)
内容=大学生が中心の実行委員会で企画・運営をしています。
キャンドルの配置や、点灯、準備片づけ等、当日の運営ボランティアを募集しています。

<活動の様子はコチラ>
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/nakajimadaisuido

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3)ボランティアによる企画・運営委員や学習会の参加者募集
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あおぞら財団が事務局をする、ボランティア活動の会議をご案内します。
なお、運営委員の活動は交通費の支給はありませんのでご了承ください。

■廃油キャンドルナイトin NY 実行委員会
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内容=大阪市西淀川区で、廃油でつくるキャンドルナイトのイベントを企画・運営しています。キャンドルの灯でエコや自然×人の繋がりの大切さを発信していきます。
今年のテーマは 『We ?NY~未来へつなぐエコの灯び~』です。
興味のある方はぜひご参加ください。

次回の会議の日程については、事務局あおぞら財団にお問い合わせください。

*ブログ
http://ameblo.jp/candlenight-1222-ny
*フェイスブック
https://www.facebook.com/candlenight.1222.ny

■10月1日(火) 道路環境市民塾運営委員会
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時間=18:30~
場所=あおぞら財団
内容=今期のテーマ『交通まちづくりイロイロ』の講座の反省会など
<市民塾についてはコチラ>
https://aozora.or.jp/katsudou/machi_dukuri/shiminjyuku

■10月9日(水) 子どもの参画べんきょう会 会議
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時間=10:30~
場所=あおぞら財団
内容=子どもたちと環境を学ぶイベントを、企画・運営しています。
12月に予定している空気の汚れ調べについて相談をします。
<活動の様子はコチラ>
http://nanohanany.blogspot.jp/

■10月9日(水) エコでつながる西淀川 推進協議会 会議
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時間=18:30~
場所=あおぞら財団
内容=廃油回収や、菜の花栽培など、西淀川菜の花プロジェクトをすすめる
『エコでつながる西淀川推進協議会』の会議を開催します。
どなたでも参加できますので、お気軽にご参加下さい。
<活動の様子はコチラ>
http://nanohanany.blogspot.jp/

■10月16日(水) 中島水道サロン 会議
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時間=13:30~
場所=あおぞら財団
内容=江戸時代の農民が自分達の手で掘った、中島大水道。
中島水道から学べることは何か…イベントの企画・運営等をしています。
<活動の様子はコチラ>
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/nakajimadaisuido

Filed under: イベント案内,ボランティア,事務局 — aozorafoundation 公開日 2013年10月1日1:41 PM

9/22(日)に西淀川区民祭りがありました

9月22日日曜日は西淀公園で西淀川区民祭りがありました。

朝から準備をはじめ、12時から祭りがはじまりました。

私たちあおぞら財団は、あおぞら財団の活動紹介、東日本大震災支援グッズなどの販売、

そして廃油キャンドルづくり体験を実施しました。

DSC_5874

「財団テントの様子」

IMG_2032

「立ち止まって資料を読む人も・・・」

IMG_2033

「グッズ販売」

暑い中でしたが、キャンドルづくりには

子どもから大人まで約50人が体験に来てくれました。

中止となった東淀川区民祭りからずっと楽しみにしてくれていた人もいました。

応援にキャンドルナイト委員会実行委員の2人も駆けつけてくれました。

DSC_5905

「キャンドルづくり体験会」

DSC_5887

「できあがったキャンドル」

大阪市漁協はしじみ汁を無料で配っていました。

←大阪市漁協のHPはこちら

DSC_5869

あおぞら財団テントの隣では西淀川高校のECOコミュニケーション部のみなさんがわたあめをつくっていました。

←西淀川高校HPはこちら

DSC_5888


廃油回収に協力して取り組む佃連合振興町会も出店。

DSC_5867

移動動物園も開催していました。

DSC_5877

すてきな子どもみこしもお披露目されました。

DSC_5901ブログ用


舞台では様々な団体が演奏や踊りを披露していました。
IMG_2036

「トリを飾ったフラダンス」

私の住んでいる地域と違って、

地域活動をさかんに行う団体や高校が出店していたことがおどろきでした。

地域の人たちとのつながりが感じられた一日でした!

あおぞら財団インターン 京都府立大学 足立 成美

かわいい看板ができました(あおぞら財団ボランティアの日)

毎月第一金曜日はあおぞら財団ボランティアの日。

9月6日は、宮本由貴さんが参加してくれました。宮本さん、いつもありがとうございます。

学校の先生をされていたこともある宮本さん。

これからイベント等で使う「廃油キャンドルづくり」の看板をお願いしたところ…

DSC_5418

素敵な看板をつくってくださいました。

長く使っていきたいと思います。
どうもありがとうございました。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,ボランティア — aozorafoundation 公開日 2013年9月12日4:49 PM

京都精華大学 環境教育実習「公害地域の今を伝える-大阪・西淀川大気汚染の地を訪ねて-」(9/4)

1 実習初日
9月4日、5日、京都精華大学の学生6人が、あおぞら財団で環境教育実習を行いました。京都精華大学の井上有一先生とあおぞら財団は、これまでも新潟、富山、西淀川で、公害地域の今を伝えるスタディツアーを行ってきました。昨年からは、京都精華大学のカリキュラムの一環として、西淀川で環境教育実習を行っており、今年はその2回目です。
9月4日は、午前中に西淀川公害訴訟の担当裁判官であった井垣敏生先生の話を伺い、午後は、被告企業であった住友金属工業株式会社の流れを汲む新日鉄住金株式会社を訪れました。
2 井垣元裁判官の話
井垣先生は、第2次~4次西淀川公害訴訟を担当した裁判長で、現在は、弁護士の仕事だけでなく、立命館大学法務研究科で後進の指導にも当たっています。担当裁判官の話を聞けるとあって、学生だけでなく、訴訟の原告の方々、弁護団に加わっていた村松昭夫弁護士やあおぞら財団のスタッフなど、多くの方が井垣さんの話に聞き入っていました。

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西淀川公害訴訟は、西淀川地域に住む公害被害者らが、国、阪神高速道路公団、企業10社に対し損害賠償と汚染物質の排出の差止めを求めた裁判です。20年に及ぶ裁判の末、被告企業とは第2次~4次西淀川公害訴訟の1審判決前に和解が成立、国、阪神高速道路公団とは同判決後に和解が成立し、終結しました。井垣先生は、第2次~4次西淀川公害訴訟の1審判決で原告の損害賠償請求を一部認容し、道路公害で国の責任を初めて認めました。
西淀川大気汚染訴訟は、井垣先生にとっても思い入れの深い裁判だったようです。裁判を担当するかどうか聞かれたときに、4年間は転勤がないようにしてほしいことや、補充の裁判官をつけてほしい旨を申し入れたこと、裁判の記録は256冊にも及び、並べると15メートルもの長さになったこと、判決をほぼ書き終わった頃に原告らと被告企業との間で和解が成立したため、判決期日を3か月先に延ばして判決を書き直したことなど、裁判の際の苦労や思い出話の数々を披露しました。判決の本文が1494ページにも及んだ理由について、井垣先生は、控訴されたときに、判断が覆されないよう、国民の支持を得られるような判決とするためであったと述べていました。自分の判決でこの裁判を解決させるのだという井垣先生の強い決意を、私は感じました。

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質疑応答の時間では、学生から裁判に関する多くの質問がありました。また、村松弁護士が和解を進めていた当時の裏話を披露したり、原告団に加わっていた公害被害者が井垣先生の話にコメントしたりするなど、多くの方から発言がありました。その中でも、公害被害者の一人が、井垣先生に対し「あの時は、ありがとうございました。」と述べた場面が心に残りました。
3 新日鉄住金の訪問
午後は、西淀川大気汚染訴訟の被告企業だった住友金属工業(現新日鉄住金)の製鋼所を訪れました。新日鉄住金では、総務部総務室長の服部善彦さんから、製鋼所の概要の説明受けた後、製鋼所の中を見学しました。同製鋼所は、日本最大級の16,000tプレスを有し、その大きさに圧倒されました。また、こちらで製作される鉄道用車輪・車軸は、国内シェア100%を誇ります。普段乗っている電車の車輪ができていく様子に、思わず見入ってしまいました。

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工場見学が終わった後は、質疑応答が行われました。学生の皆さんからは、大気汚染対策、水質汚濁対策等の環境対策について質問がありました。それぞれの質問には、服部さんをはじめ総務部の皆様から、硫黄酸化物については、燃料を変えることで発生を抑えていること、窒素酸化物については脱硝装置、ばいじんについては集塵機で対応していることの説明や、水質汚濁対策等について水質汚濁防止法、瀬戸内法に基づき対策を講じていること等の説明がありました。質疑応答の中で、西淀川公害に話題が及んだ際、「水でも大気でも、同じことを繰り返してはならない。」と力強く述べられていたのが印象に残りました。

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井垣先生、新日鉄住金の皆様、お忙しい中ありがとうございました。

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京都精華大学
http://www.kyoto-seika.ac.jp/
新日鐵住金株式会社
http://www.nssmc.com/

2013年度インターン生 司法修習生 西谷祐亮

京都精華大学 環境教育実習「公害地域の今を伝える-大阪・西淀川大気汚染の地を訪ねて-」(9/5)

1 実習2日目
環境教育実習の2日目は、午前中に国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所(大阪国道事務所)の職員の方とのフィールドワーク、お昼にデイサービスセンター「あおぞら苑」の訪問、午後に西淀川公害の公害被害者の方々の聞取り調査を行いました。
2 国道43号線周辺のフィールドワーク
午前中のフィールドワークでは、出来町駅で大阪国道事務所の辻脇さん、大田さんから道路公害の概要、これに対する行政の取組み等について説明がありました。

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その後、国道43号線沿線でどのような環境対策が行われているか見て回りました。
まず見学したのは、沿道に設置されている大気常時観測局。沿道の大気汚染の状況等を常時測定しています。次に見学したのは、光触媒が塗布された壁です。光触媒の酸化還元反応により、窒素酸化物を分解することで大気の汚染を軽減します。国道43号線の交通量は約8万台。この光触媒技術によって、そのうち60台分が排出する窒素酸化物を削減する効果があるとの説明を受けました。
そのほか、内蔵の木製チップで二酸化炭素を吸着し、大気を浄化するピュア・プランター、窒素酸化物を吸着する高活性炭素繊維、低騒音舗装が施された道路や、道路の壁上部に取り付けられた減音装置を見学しました。行政も、さまざまな工夫により、道路公害の低減に取り組んでいる姿が伺えました。

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3 あおぞら苑にて
国道43号線沿線でのフィールドワークを終え、あおぞら苑に移動。あおぞら苑は、西淀川公害訴訟の原告らが、和解金を基に作った施設で、高齢の公害患者の日常生活を支援することや、近隣住民間のコミュニティー作りも目的としています。家庭的な雰囲気で、利用者の笑顔であふれた施設です。学生の皆さんは昼食を取った後、和気あいあいと利用者の方々と話していました。私も、施設利用者の輪の中に入り、いろいろとお話させていただいたのですが、「こういう施設はあまり好きではなかったが、ここは楽しいです。」とのこと。私も家に帰ってきたような気持ちになり、リラックスして過ごしました。

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4 公害被害者からの聞取り
午後からは、あおぞら財団に戻り、西淀川公害裁判の原告団に名を連ねていた和田美頭子さん、永野千代子さん、事務局の上田敏幸さんの話を伺いました。

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公害患者の方から語られる公害被害は、本当に生々しく、被害の深刻さを肌で感じました。また、「裁判を通じてつらかったことはあったか」との質問に対し、「とにかく必死で、つらいとかそんなことを考えている余裕はなかった」との答えが返ってきたとき、皆さんは、文字通り命がけで裁判に臨んでいたのだなと感じ、皆さんの苦労を推し量りました。
最後に、学生の皆さん一人一人から感想を述べてもらいました。西淀川公害を自分のこととして考え、感想を述べる姿に、参加頂いた元原告の皆さんは、熱心に耳を傾けていました。

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5 2日間を終えて
2日間を通じて感じたのは、西淀川公害に対し、公害被害者、被告企業、裁判官、行政がそれぞれの立場で真剣に向き合い、公害の経験を今に生かそうとしている姿でした。特に、原告の皆さんが、裁判に勝ったのは地域の人に援助してもらったからこそで、世話になった人たちにも何かを返したいとの思いから、あおぞら財団の設立をしたとの話には、心が熱くなりました。
西淀川地区の空にあおぞらが戻ったのは、多くの方々が過去の反省に立ち、それぞれの思いを今につなげているからなのだと感じました。2日間、私にとっても本当に充実した実習になりました。この実習にかかわられた全ての方に心より感謝いたします。

国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所
http://www.kkr.mlit.go.jp/osaka/index.php

あおぞら苑
http://aozoraen.com/

2013年度インターン生 司法修習生 西谷祐亮

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