9月18日、19日の2日間にかけて、西淀中学校2年生の4人が、あおぞら財団に職業体験に来ました。
【1日目】
1日目の午前中は公害に関するビデオを視聴した後、タンデム自転車体験をしました。4人ともタンデム自転車は初めてでしたが、運動部の子が多く、しばらくしたら楽しく自転車に乗ることができました。あおぞら財団では大気汚染物質を出さない乗り物として自転車を推進しており、タンデム自転車は視覚障害や知的障害等がある人とも一緒に乗ることができる自転車として普及・啓発をすすめています。そういったことも一緒に学んでもらいました。
午後からは廃油回収の作業です。地域の方が持ってきた廃油をドラム缶にまとめます。廃油は、石鹸やバスの燃料としてリサイクルされます。
前の人に合わせて乗るのが難しかった。
べたべたしてた。フタが固かった。
暑かった。
【2日目】
2日目は資料の翻刻作業に取り組んでもらいました。あおぞら財団では、現在、西淀川公害について学べる「西淀川公害資料集」の編集作業を行っています。その一環として、紙の資料をテキストデータに打ち直す作業をしています。中学生達には、新聞記事や公害患者と家族の会のニュースレター等を翻刻してもらいました。
T:全部できた。簡単だった。
T:イジー
M:文字が多かった。
N:時間がかかった。
最後に職場体験をした中学生の、活動レポートと感想を紹介します。
(感想)
ビデオ見て、あおぞら財団のことをいろいろ知ることが出来ました。
初めてあおぞら財団行ってみて最初は何するかわからなかったけど自転車に乗った時、前は簡単でしたが後ろが難しかった。ぼくは、いつも乗っている自転車のほうが乗りやすかったです。油をいれるのも楽しかったし、自転車は疲れた。クイズ大会が面白かったです。だいたい分かったけど、分からないところもあったので勉強になりました。
二日目は、パソコンでまとめて、すべてできて良かったです。二日間いろいろな体験が学ぶことが出来たと思います。(T)
手渡したいのは青い空感想;大気汚染一つで多くの人が悲しみ、そして失いました。その中にはまともに学校生活ができない人もいました。そのようなことがきっかけで、裁判などが起こり、人と人との争いなどが起きた。年たち今まで争っていたが、共に和解し、より良い社会を作ろうとしている。
タンデム自転車感想;最初はむずかしかったが、慣れたら簡単だった。 油運び感想;重かった。翻刻作業;大変だった。 (T)
ビデオ:自分は昔の事は何も知らないけどビデオを見て昔の人がどんな生活を送っていたか分かったし昔この辺の大気汚染の事について知れた。もう少しこの辺や昔のことについて知りたいと思った。
タンデム自転車に乗った感想:乗ったときいつもと違う感覚で驚いた後ろがでかい分大きく曲がらないと当たってしまう恐怖もあったけど二人で乗って慣れたら簡単だということに気が付いた、事務所があるとこから端っこまで行って疲れたけど楽しかった。
油運び 感想:油を入れるやつを開けようとするけど固すぎて開かなかったとても大変だった、油を入れ終わって運ぶときとても重すぎて驚いた。
翻刻作業 感想:文字の量が多すぎて疲れたけどやりがいがあったしとても楽しかった。(M)
大気汚染が昔はあって病気で苦しんでいる人たちがいて今の大阪空気が昔と違って汚れていないから今の大阪でもいいなと思った。
タンデム自転車に乗って2人で一緒に乗って息合わせてこぐのが難しくて後々こげるようになって楽しかった
油はジャンバーを着てやったからとても汗をかいて蓋を開けるのも苦戦して油を入れてるときは腰が痛くなった
パソコンで最後に文字を入力して全部できなかったけど学校ではこんなにも文字をうつことがないからいい経験になってよかった(N)
また、気軽にあおぞら財団を訪れてくれると嬉しいです。
(担当:谷内)