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セミのぬけがら調べ 〈インターンシップ実習生の感想〉

今回のセミのぬけがら調べにはあおぞら財団インターン実習生9名と昨年インターンシップに参加したOBの学生1名、合わせて10名が運営に携わりました。

以下は感想です。

【インターン実習生】

〈青チーム〉

近畿大学3回生 坂根慎哉 青チーム担当

僕はセミのぬけがら調べの主担当として準備の段階からやらせてもらいました。準備することが多かったりして大変なこともあったけど、みんなで協力し合うことで、無事本番を終えることが出来て良かったです。ただ本番では進行役の文章をあまり考えておらずアドリブでやったり、説明の時も文章に書いてあることを読むだけになったりして、少し準備不足なところもあったかなと思いました。また、子供たちに話す機会があれば、子供たちを退屈させないような話し方ができるようにしたいです。セミのぬけがら調べ自体は子供たちが楽しそうに参加してくれたし、自分も楽しかったのでよかったです。今回のセミのぬけがら調べのインターンを通じてみんなで協力しあう大切さを改めて感じました。

大阪経済大学3回生 松本彩也香 青チーム担当

前日まで雨が降っており本番も雨の心配がありましたが天候に恵まれ、無事セミのぬけがら調べを行うことができよかったです。セミのぬけがらを見分けることがなかなかできず、私が指導する立場にありながら逆に小学生の子たちからいろいろ教わりました。小学生は元気いっぱいでセミの死骸を見つけては怖がって叫んだり、ぬけがらを見つけてはうれしそうにはしゃいだりしていました。ただ、元気すぎて人の話を聞かないことがあり、どのように指導すればよいのか分からず苦労しました。
私は教師を目指しているので、子供との接し方、指導の方法についてとても勉強になりました。

○青チーム集合写真
青チーム

〈赤チーム〉

京都女子大学2回生 古味那津実 赤チーム担当

準備が大変だったので、成功して嬉しかったです。小さい子と接する機会が今はないので、どう接すればいいのか不安でしたが逆に子供たちの方から話しかけてくれたのがありがたかったです。セミのぬけがらや成虫のセミを触るのは平気なのに、アリを触るのを嫌がる子供がいたりしておもしろく感じました。残念だったことは、インターン生のセミのぬけがらレクチャーの時に、どうすれば子供に興味を持って聞いてもらえるのかをもっと考えるべきでした。

近畿大学3回生 土取弘幸 赤チーム担当

2回の事前準備できっちりとした説明ができなかったことは反省点でした。午前中は子供たちと交流することに難しさを感じていましたが、昼からはある程度仲良くなれたという印象でした。無理だと思わずに何かをするということは基本的なことかもしれませんが、今の自分には結構難しいことだと思いました。
子供たちとの接し方では私の班では、低学年の子が多かったので羽目を外すようなことは少なかったですが、きっちりするときと雑談の境目は難しいと感じました。
全体としては楽しく出来てよかったです。

○赤チーム集合写真
赤チーム

〈緑チーム〉

近畿大学3回生 内田朋大 緑チーム担当

準備の段階から関わらしてもらって大変でしたが、本番はうまくいってよかったです。子供たちと久しぶりに触れ合ってコミュニケーションをどのようにとっていいのか分かりませんでしたが、徐々にみんな仲良くなり、新聞を書く頃には友達みたいな感じになって楽しい1日を過ごせました。
今回のセミのぬけがら調べを通してまた勉強できたので、これから先に活かして生きたいと思います。ありがとうございました。

大阪経済大学3回生 水島仁美 緑チーム担当

事前の作業などには参加していなく、今日が始めての参加で最初はどうなるかと思って心配でしたが、セミの見分け方は思っていたよりも簡単でしたし、チームの子供たちでけが人が出ることもなく、仲良くもなれたので良かったです。ただインターン生2人で8人の小学生をまとめるのは大変でした。
でも普段の大学生活では、小学生の子供たちを指導したりなど、一緒になにかをするといった事はできないので貴重な経験ができてよかったです。次からは私も事前の作業などから関わりたいです。

○緑チーム集合写真
緑チーム

〈紫チーム〉

近畿大学3回生 野中赳明 紫チーム担当

正直セミのぬけがら取りでどこまで盛り上がれるかなと思っていましたが、想像以上に盛り上がって子供たちと同じくらい自分自身も楽しんでしまいました。準備から本番まで参加メンバー全員で工夫してそれなりのものができて、充実した内容でした。子供たちと触れ合って自分に足りないものが分かりましたし、この経験を活かしてまだインターンは終わっていないので頑張っていきたいと思っています。

成安造形大学3回生 荒木萌 紫チーム担当

晴れるか雨かも微妙でしたが、最後まで無事に雨も降らずにセミのぬけがらをとることが出来てよかったです。私の担当のチームが、ガールスカウトの女の子が3人・一般の男の子が1人ということで男の子がさみしいかなと心配もしましたが、ぬけがらをみんなで一生懸命とっていたので安心しました。最後はみんなで新聞を作るときはとても楽しそうに作業していました。
最初はみんなと仲良くできるか不安でしたが、楽しいセミのぬけがら調べになったと思います。

○紫チーム集合写真
紫チーム

〈オレンジチーム〉

近畿大学3回生 小寺伸幸 オレンジチーム担当

今日の準備では子供たちの案内から始まりました。その後で紙芝居を読んでセミの見分け方やセミの一生について説明しましたが、棒読みになったり、子供の顔を見て話せなかったりしました。担当になった班は男の子ばっかりで、やんちゃな子は積極的に参加してくれましたが、おとなしい子が最初はお母さんに付きっきりだったのが、後半には積極的に輪に入って会話をして、友達が増えたみたいで帰りには1~4年生の5人が全員仲良くなれたのを見た時は嬉しかったです。

【インターンシップOB生】

同志社大学4回生 長谷川まや オレンジチーム担当

昨年とは場所が変わったこともあり、アブラゼミの数が減ってしまったのが少し残念でした。子供たちはみんな楽しそうにセミのぬけがらを集めていました。私自身、今年は2度目の参加でしたが毎回子供たちと接することでたくさんのことを学びました。来年は今年よりもたくさんアブラゼミのぬけがらを見つけることができればいいなと思いました。

○オレンジチーム
オレンジチーム

インターン実習生 京都女子大学2回生 古味那津実

セミのぬけがら調べ その他の記事
当日の様子はコチラ
セミ新聞と集合写真

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2011年8月25日10:00 AM

セミ新聞と集合写真

セミのぬけがら調べで子供たちが作ったセミ新聞は西淀川図書館にて展示されます。
どの新聞もすばらしいできばえになりました。

【展示情報】
期間:9月1日~10月31日
場所:西淀川図書館
開館日:火曜日~金曜日 午前10時~午後7時
土曜日・日曜日・祝・休日 午前10時~午後7時
休館日:月曜日・第三木曜日・蔵書点検期間

子供たちが作ったセミ新聞です。

○イルカクラブ  『みんなの感想がいいで賞』

DSC_0165

イルカクラブ
みんな感想をたくさん書いてくれました。
写真を切り抜いて上手に使ってあります。

○かみの学童   『ぬけがらたくさんみつけたで賞』

かみの新聞

かみの
なんと281匹も取ってくれました!全チームの中で1番多い数です。
新聞にぬけがらだけでなく、成虫や産卵痕のついた枝も貼ってくれています。

○がんばれ学童  『イラストがステキで賞』

がんばれ新聞

がんばれ
写真だけでなく、手書きのイラストがいっぱいです!
折り紙で作ったセミも貼ってくれました。

○たんぽぽ学童  『アブラゼミを見つけたで賞』

たんぽぽ新聞

たんぽぽ
なんとアブラゼミのぬけがらを4つみつけました。
アブラゼミのぬけがらをみつけたのはたんぽぽ学童だけ。すごいです!

○なかよし学童  『よく発見したで賞』

なかよし新聞

なかよし
ぬけがらだけじゃなく、セミが出てきた穴や産卵痕もみつけました。
ぬけがらを取った数も多いです。

○赤チーム  『よく見ていたで賞』

赤新聞

赤チーム
セミのぬけがらに毛が生えているなんて知りませんでした!
よく見ている証拠です。

○青チーム  『立体的な新聞で賞』

青新聞

青チーム
おりがみや写真をうまく使って新聞を作ってくれました。
少ない人数(4人)でがんばりました。

○オレンジチーム  『アブラゼミの羽に注目したで賞』

オレンジ新聞

オレンジチーム
アブラゼミを絵で細かく描いてくれました。
とってもわかりやすいです。

○紫チーム  『元気いっぱいで賞』

紫新聞

紫チーム
新聞からはみだすほどの元気いっぱいの作品ができました。
題名もカラフルです。

○緑チーム  『ぬけがらあつめを楽しんだで賞』

緑新聞

緑チーム
発表会ではみんな楽しかったと言ってくれました!
新聞にもぬけがらがいっぱいです。

どの新聞も楽しさや元気さが伝わってきます!
ぜひ西淀川図書館にも足を運んでください。

インターン実習生 京都女子大学2回生 古味那津実

セミのぬけがら調べ その他の記事
当日の様子
インターンシップ生の感想

大経大ボランティア実習論 受け入れ

大阪経済大学のボランティア論の授業を受講する学生3人を、2日間受け入れました。
男子学生3名、みな真面目に一生懸命に頑張っていました。どうもありがとう。
彼らの活動記録と感想を紹介します。
(小平)

ボランティア実習論 2日間の活動記録

大阪経済大学 3年 井上正太郎

1日目
フードマイレージ買い物カードの準備。2004年の情報だったのを2010年度と最新のものに切り替えた。ちなみにこのカードは小学生が環境について学ぶ際に役立つという事で、もっと環境について学習して欲しいなと思いました。

P1120964
人生とあおぞら財団ボランティアの大先輩(!?)、浅井さんの指導の下、カードの入れ替え作業

2日目
午前は西淀川の公害についてビデオを見て、それと「セミの抜け殻調べ」で子供らが使う名札の作成をしました。日本が経済的に成長するにつれて、その反面、西淀川が工場から排出されるCO2によって汚され、解決するまでに役20年と長い年月がかかりました。
多くの住人が被害を受け、公害と目を逸らささずに闘って行く」様子を見て、やはり環境汚染は無くさないといけないと思いました。

午後には、セミの抜け殻を大野川緑陰道路で探し、西淀川の現状について調査しました。結果は、クマゼミがとても多くて、アブラゼミが極端に少なかったです。これは、地面が乾燥しており、都市化がすすんでいることがわかりました。この2日間で学んだことはとても重要な事だと思います。

■ぬけがら調べの結果(3人で1時間に計300個を集めました)
・大野川緑陰道路:大島橋~エルモ西淀川(クマゼミ132 アブラゼミ1)
コピー ~ P1120997

・大野川緑陰道路:エルモ西淀川~43号線(クマゼミ162 アブラゼミ5)
コピー ~ P1120995

コピー ~ P1120994
集めたぬけがらと実習生3人

実習の感想

大阪経済大学 2年 家入大樹
この2日間の作業は誰にでも出来る簡単な作業で、取り組みやすく、このような簡単な事からボランティアに参加出来たことを嬉しく思っています。「セミの抜け殻調べ」においては、自分たちで大野川緑陰道路で抜け殻を集め、種類を選別し、公害の問題と向き合いました。ボランティアは貢献することだけが目的ではなく、些細な事でも、その場で求められていることを全うすることが大切だと思いました。2日間と短い間でしたが、ボランティア活動に協力出来たことは、貴重な経験になりましたし、夏休みの良い思い出にもなりました。

コピー ~ P1120986

大阪経済大学 2年 石原敬介
この2日間で私は、あおぞら財団さんの必要性と可能性を学びました。例えば「フードマイレージ買い物ゲーム」や「セミの抜け殻調べ」などで、子どもたちに公害について楽しく、わかりやすく説明しているところはとても凄いと思いました。この遊びや行事を子どもたちと一緒にやることで、公害対策の重要性を次の世代まで伝えることが出来るので、とても意味のあることだと思います。私がこれらの遊びや行事にボランティアとして少しでも関われた事を嬉しく思います。2日間でのボランティアは有意義で楽しい時間を過ごせました。もっとボランティアの人が増え、みんなが有意義で楽しい時間を過ごせたらいいなと強く思いました。

大阪経済大学 3年 井上正太郎
この2日間の実習を終え、環境や地域に関する事を学びました。「フードマイレージ買い物ゲーム」の準備では物を運ぶ際に、物の重さと、運ぶ距離でCO2の排出量が変わることを学びました。このゲームによって、小学生たちにも環境について学んで欲しいと思いました。他にも、西淀川の歴史と、あおぞら財団の関係について学びました。高度経済成長において排気ガスが多く、それによって被害を受けた方々のビデオを見て、公害は無くしていくべきだと思いました。「セミの抜け殻調べ」ではクマゼミの抜け殻が多く見つかり、乾燥した地域だとわかりました。学校の授業では学べないことをたくさん学べたので、とても有意義な時間を過ごせたと思います。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,ボランティア — aozorafoundation 公開日 2011年8月19日6:46 PM

淡路キャンドルナイトのキャンドル作り

あおぞら財団インターン生 近畿大学 内田 朋大

8月12日(金)、阪急京都線淡路駅近くのギャラリー茶房そら家という喫茶店で、14時から15時半までの間に、8月21日(日)に実施する「淡路公園キャンドルナイト」で使う廃油キャンドルを作りました。ギャラリー茶房そら家はNPO法人自由空間倶楽部の事務所があり、そこでは廃油の回収をしています。今回、回収した廃油を使ってキャンドルを作りました。21日の淡路公園キャンドルナイトにはあおぞら財団も参加するECOまちネットワーク・よどがわも出展します。そこで、今回廃油キャンドル作りのお手伝いをすることになりました。

淡路公園キャンドルナイト

キャンドルを作る際に準備するものは、天ぷらなどに使った油(廃油)とホームセンターなどに売っている凝固剤、麻ひも、空きビン、はさみ、割り箸、クレヨンです。作り方は廃油を火にかけ、ある程度の温度に達したら凝固剤を入れてかき混ぜて溶かします。全部溶けたら、ビンに廃油を入れます。廃油が固まったら、ビンの真ん中に麻ひもを割り箸で差し込みます。これで完成です。

廃油キャンドルつくり

12日のキャンドル作りでは、淡路女性会や淡路連合振興町会のメンバーなど地元の方を中心に20人ほどの方が集りました。使った廃油は16ℓで164個のキャンドルになり、リサイクルできました。今回はキャンドルに色をつけるために、廃油をビンに入れる前にクレヨンを細かくしてビンに入れて準備し、完成したときにカラフルになるように工夫してきれいなキャンドルを作りました。

完成したキャンドル

記念写真

今回、初めて廃油からキャンドルを作ることを体験し、自分が想像していたより大変であることが分かりましたが、廃油をリサイクルすることができるので機会があれば、作りたいと思いました。また、一緒に作った地元の方たちの手際のよさに驚き、無駄な時間がなくスムーズにキャンドル作りができました。ご協力有難うございました。

Filed under: インターン生 — aozorafoundation 公開日 2011年8月18日2:40 PM

廃油キャンドルナイトを佃連合振興町会慰霊盆踊りで開催!

8月10日、今日は佃2丁目新佃公園で慰霊盆踊りが行われました。その会場の2号線側の公園で午後7時から、廃油キャンドルナイトを開催しました。

廃油キャンドルとは、揚げ物などで使った油を、油凝固剤で固め、作ったキャンドルのことです。油を捨てるのは環境に悪いのですが、リサイクルすると、環境にやさしく、エコにもなります!佃連合振興町会では、廃油回収に取り組んでいます。
回収を地域の人にPRする為に今回、廃油キャンドルナイトをすることになりました。

配置
キャンドルをきれいに配置していきます。130個配置しました。

エコ佃
キャンドルで『エコ佃』の文字をつくりました。
果たしてうまく火が点くのでしょうか!

看板
作った看板も設置し、いよいよキャンドルに火を点灯!

点火
たくさんの子どもたちやお母さんたちがキャンドルに火を点けにきてくれました!

きれい
とってもきれいですね。

ところが、アクシデントが発生!
廃油キャンドルに火が点きにくく、風でキャンドルの火が消えてしまったのです。

今回使った廃油キャンドルは、去年の12月に西淀川廃油キャンドルナイトで作ったキャンドルをもう1度使ったのですが、今回はうまく点きませんでした。出来島小学校納涼際で点けたときはうまく灯っいたのですが、まだまだ試行錯誤が必要です。

しかし、それでもみんなは一生懸命また火を点けようと奮闘してくれました。
エコ佃の文字は残念ながらすべてに火が点けることはできませんでしたが、子どもたちが自分でキャンドルに火を点けたときの喜ぶ顔がすごく輝いていてこっちまでうれしくなりました。中には自分で廃油キャンドルを作りたいと言ってくれる人まで!

火消し
最後はキャンドルの火を子どもたちと一緒に消して、キャンドルナイトは無事終了しました。

キャンドルにの火がとてもきれいで幻想的でした。
女の子がたくさん協力してくれたのはやっぱりきれいでステキだと感じてくれたんだなと思いました。

廃油から作ったキャンドルでもこんなきれいな火を灯せるのです。
皆さん、廃油回収に是非ご協力おねがいします。

あおぞら財団インターン生 成安造形大学 荒木 萌

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