あおぞら財団インターン 雨宮妙子
およそ30年前に撮影された8mmフィルムの映像を見て、それらがどこから撮られたものであるかを調査する西淀川地域研究会が開かれました。それらの映像を見させていただいて、30年前の西淀川の映像から場所を特定するのはとても困難なことだと思いました。それでも、いざ、映像を見始めると、次々と意見が出てきて、みなさん西淀について本当に詳しくて驚きました。丁寧に見ていかなければならなので、とても根気と時間のいる作業だと思いました。

これらの映像は、誰が撮ったのかもわからない、さらに撮り方もとても見やすいものとは言えないものでした。けれど、高度経済成長期の大阪の様子、煙がもんもんと立ち上っている煙突や立ち並ぶ倉庫やこう炉、行政や企業相手に話す原告の方々の様子などが伝わって来ました。
淀協という医療のネットワークがあることを初めて知りました。とても地域に根ざした制度であると思いました。
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教科書を作っている大阪書籍に、社員への環境教育として、あおぞら財団の西淀地域での環境教育の取り組みについて話をしに行くことがあり、私も同行させていただきました。たくさんの企業の人たちと一緒に話しを聞き、まだまだ私の知らない、あおぞら財団の活動について知ることができました。中でも、環境教育推進法という法律ができて、あおぞら財団でも地域の高校生や小学生を対象に様々な活動、ワークショップや語り部活動を行っているのが印象的でした。西淀川という地域についてよりたくさんの人に知ってもらうには学校はとてもいい場所だと思います。実際に見て、話を聞いて、子ども達が自分たちの住んでいる地域を身近に感じ、親しんでくれることが、これからの西淀川のまちづくりに活気を与えてくれると改めて感じました。お話がとてもおもしろく惹きつけられました。上田さんが、学校は閉鎖的な所であるが、熱心な教師が一人でもいれば、このような活動も根付かせることができるとおっしゃっていたのが心に残っています。
先日、阪神姫島駅に調査に行ってきました。通勤・通学や買い物目的での駐輪が行われていて、駐輪台数は500台ほどになっていました。