第8号を作成しました。 :kuwasiku:
<第9回ぜんそく患者こんだん会>
11月17日(木)14:00~15:30 千北診療所
11月18日(金)14:30~16:00 姫島診療所
呼吸リハビリを実践します。みなさま、ぜひご参加ください。
仲間ができて、たのしいですよ。
第8号を作成しました。 :kuwasiku:
<第9回ぜんそく患者こんだん会>
11月17日(木)14:00~15:30 千北診療所
11月18日(金)14:30~16:00 姫島診療所
呼吸リハビリを実践します。みなさま、ぜひご参加ください。
仲間ができて、たのしいですよ。
第8回西淀川ぜん息こんだん会を開催しました。(9月16日姫島診療所、22日千北診療所)
9月16日14:30-16:00 姫島診療所
17名参加しました。
そらプロジェクト の調査結果の報告をしました。大型車がぜん息の原因となっているかを調べる疫学調査ですが、調査結果は学童に関してははっきりと因果関係が認められ、幼児に関しても1歳で発症して三歳までの持ち越しが多いと言う結果が出ていますが、環境省の判断としてははっきりと認める態度を示していないという報告でした。
ipadを使って調査場所や資料を見ました。みなさん、ipad初体験でした。
その後、前回行った「呼吸リハビリ」の導入の体操を行いました。
「前回教えてもらった通り、毎日やっているよ!吐きながら自転車に乗るようになったらずいぶん楽になったよ!ペダルを踏む時に吐くんだよ」と嬉しい声が。
呼吸リハビリのテキストは環境再生保全機構のホームページから見る事ができるので、ぜひご覧ください。
患者さんとの意見交換も活発でした。
「定年退職後、淀川の河原でゴルフをやっていたら、ボールがドロドロまっ黒けになった。そのうち咽喉がやられてしまった。」
「息切れがきつい」
「肺気腫は治らないからあきらめた。在宅酸素治療でお金がかかる。」
「今日は点滴をしている。点滴をすると2~3時間 は楽だけど、ぼちぼち息苦しくなってくる。毎日それのくり返し」
「今年ぜん息になった。45歳の息子は西淀川に住んでいた時はぜん息が出たけれど、小学校2年生で池田に引っ越したら良くなった。ぜん息になって息が苦しくて死ぬかと思った。はじめて息子の気持ちが分かった。」
「45歳から病気になった。針の穴から息をするくらいしんどい。10年前くらいから薬が良くなって楽になった。アルコールが一番悪い。今でも痰が続いてつらい。自分でコントロールできるようになったけれど」
「薬が良く聞いてきたけれど、冬が怖い。冬は咽喉がやられる。」
「毎月1万円の治療費を払うのは苦しいです」
顔なじみになってきているので話がしやすいみたいです。薬談義にもなり、治療の情報を共有したり、病気の状態を共有するだけでも患者さんたちは治療に前向きになってがんばろうと思うのではないでしょうか。しんどい思いをしてもこうやって懇談会に出てきてくれることをとてもうれしく思いました。
東京は ぜん息の医療費助成制度があります。この制度で、きちんと治療が受けられるおかげで、入院が減り、結果的に医療費が抑えられているそうです。患者さんたちが日常生活でぜん息がコントロールできるようになったら、働きにも行けます。そうなると税収も増えるのです。ぜん息の医療費助成はお金がかかるばかりではないのですが、そういう部分をきちんと伝えていくことが大切だと思います。
9月22日 14:00-15:30 千北診療所
9名参加しました。
こちらでも、呼吸リハビリの導入の体操を行いました。肩を上げ下げしています。
「ごついなぁ!頭の中にゴツンと来る!」とのコメントもありました。この動きをすると首のコリがとれます。ぜん息の患者さんはどうしても呼吸の苦しさを首の筋肉で補おうとするので、首の筋肉が緊張してこってしまうのです。
それから、「あなたの肺は大丈夫?」と題し、すずらん薬局の小野さんからお話ししてもらいました。
みんなめっちゃ勉強しています。
それから、肺年齢測定を行いました。ぜん息の患者さんはのきなみ90歳代・・・みなさん苦しい呼吸の中で生活しているんだなぁと実感しました。
小野事務長も一生懸命吹いています。患者さんたちは一生懸命吹こうとしても、なかなか息が吐き出せず、エラー音がなってしまいます。辛いなぁ・・・
この肺年齢測定、西淀川の薬局であれば無料で検査できます。西淀川区の薬剤師会の取り組みなのだそう。すごいですよね。
「お父さんにやってもらおう!」なんて声も出ていました。
数値より、年齢で出る方がリアルでわかりやすいですよね。タバコの喫煙歴がある人は肺年齢気になりますよね。
ちなみに私は実年齢より10歳も若かったです。
次回のこんだん会
11月17日(木) 千北診療所 14:00~15:30
11月 18日(金) 姫島診療所 14:30~16:00
(林美帆)
ぜん息被害者の救済を求める西淀川の会(準備会)が進めている運動の一環として「西淀川ぜん息ニュース」を作成しています。
2011.9.1 No.6 :kuwasiku:
呼吸リハビリについて記載しています。
関心のある方はぜひ懇談会にご参加ください。
第8回ぜん息患者こんだん会
9月16日(金)14:30~16:00(よどの里) ♪疫学調査報告
7月22日(木)14:00~15:30(千北診療所) ♪肺年齢測定
(林美帆)
2011年7月15日 姫島診療所 14:30-16:00
ぜん息を抱えながら苦しむ患者さん同士、日頃の病気の悩みを交流したり、時には勉強会なども開催しながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうと、「ぜん息患者の救済を求める西淀川の会」がぜん息患者こんだん会を開催しています。開催日は不定期ですが、およそ2ヶ月に一度開催しています。
今回は、14人が集まりました。
西淀病院から理学療法士の三島信之さんと廣野克俊さんをお招きして呼吸リハビリについて学習しました。
患者会の会長である森脇さんが呼吸リハビリの入院をした際に、ピークフロー(十分息を吸い込んだ状態で、極力息を早く出したときの息の速さ)を測定した際、とてもよくなってきていること、また筋肉量もアップしたことを説明してもらいました。
実地で試してみました。
まずは、口すぼめ呼吸と腹式呼吸です。
おなかに手を当てて、呼吸ができているかを確認します。
私はこれまで、おなかに息が入っているから腹部が膨らむのかと勘違いしていましたが、
横隔膜が下がって肺が広がるのだそうです。下がってきた横隔膜によって腹部が膨らむのだそうです。
口すぼめ呼吸は目の前に紙を持ってくるとわかりやすいです。紙が動きますか?
それから、首周りの筋肉をほぐします。肩を上げ下げしたり。
腕をまわしたり
脇を伸ばしたり
ちょっとした動作ですが、これをするだけで、肩こりも軽減されました。
それから、口すぼめ呼吸をしながら、立ち上がっています。
息を吐きながら立つと呼吸が楽になります。
しかし、この動作難しいのです。皆さんも試してみてくださいね。
一人ひとり呼吸ができているかを見て回ります。
こんな風に、道具を使ってみると、やりやすいですよとのアドバイスがあったり
一人ひとり見てもらったので、ずいぶんと分かりやすかったようです。
「よかったわ!」と患者さんの喜ぶ顔が見れて良かったです。
呼吸リハビリや適正な治療など、患者さんも勉強することで、よりよいものを受けることができるのだと思います。
患者が集まって、会を作るのは、制度を作るためでもありますが、何よりも自分たちのためだと思います。一人よりも二人、二人よりも三人あつまれば、大きな力になるはずです。
未認定患者さんの医療費救済の運動が推進できるようにお手伝いを続けていきたいと思います。(林美帆)
ぜん息被害者の救済を求める西淀川の会(準備会)が進めている運動の一環として「西淀川ぜん息ニュース」を作成しています。
2011.6.18 No.5 西淀川ぜん息ニュース5
先日の環境省の疫学調査結果と肺年齢測定について記載しています。
ぜひご覧ください。
そして関心のある方はぜひ懇談会にご参加ください。
第7回ぜん息患者こんだん会
7月15日(金)14:30~16:00(よどの里) 呼吸リハビリテーションの体験を行います
7月19日(火)14:00~15:30(千北診療所) 肺年齢測定を実施します
(林美帆)