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ブログカテゴリー » 環境保健

西淀川ぜん息ニュース No.6

ぜん息被害者の救済を求める西淀川の会(準備会)が進めている運動の一環として「西淀川ぜん息ニュース」を作成しています。
2011.9.1 No.6
呼吸リハビリについて記載しています。
関心のある方はぜひ懇談会にご参加ください。
第8回ぜん息患者こんだん会
9月16日(金)14:30~16:00(よどの里) ♪疫学調査報告
7月22日(木)14:00~15:30(千北診療所) ♪肺年齢測定
(林美帆)

ぜん息被害者の救済を求める西淀川の会(準備会)が進めている運動の一環として「西淀川ぜん息ニュース」を作成しています。

ぜん息ニュース6

2011.9.1 No.6 :kuwasiku:

呼吸リハビリについて記載しています。

関心のある方はぜひ懇談会にご参加ください。

第8回ぜん息患者こんだん会

9月16日(金)14:30~16:00(よどの里) ♪疫学調査報告

7月22日(木)14:00~15:30(千北診療所) ♪肺年齢測定

(林美帆)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年9月5日3:19 PM

第7回ぜん息患者こんだん会(姫島診療所 7月15日)

2011年7月15日 姫島診療所 14:30-16:00
ぜん息を抱えながら苦しむ患者さん同士、日頃の病気の悩みを交流したり、時には勉強会なども開催しながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうと、「ぜん息患者の救済を求める西淀川の会」がぜん息患者こんだん会を開催しています。開催日は不定期ですが、およそ2ヶ月に一度開催しています。
今回は、14人が集まりました。

西淀病院から理学療法士の三島信之さんと廣野克俊さんをお招きして呼吸リハビリについて学習しました。
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患者会の会長である森脇さんが呼吸リハビリの入院をした際に、ピークフロー(十分息を吸い込んだ状態で、極力息を早く出したときの息の速さ)を測定した際、とてもよくなってきていること、また筋肉量もアップしたことを説明してもらいました。
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実地で試してみました。
まずは、口すぼめ呼吸と腹式呼吸です。
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おなかに手を当てて、呼吸ができているかを確認します。
私はこれまで、おなかに息が入っているから腹部が膨らむのかと勘違いしていましたが、
横隔膜が下がって肺が広がるのだそうです。下がってきた横隔膜によって腹部が膨らむのだそうです。
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口すぼめ呼吸は目の前に紙を持ってくるとわかりやすいです。紙が動きますか?
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それから、首周りの筋肉をほぐします。肩を上げ下げしたり。
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腕をまわしたり
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脇を伸ばしたり
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ちょっとした動作ですが、これをするだけで、肩こりも軽減されました。
それから、口すぼめ呼吸をしながら、立ち上がっています。
息を吐きながら立つと呼吸が楽になります。
しかし、この動作難しいのです。皆さんも試してみてくださいね。
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一人ひとり呼吸ができているかを見て回ります。
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こんな風に、道具を使ってみると、やりやすいですよとのアドバイスがあったり
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一人ひとり見てもらったので、ずいぶんと分かりやすかったようです。
「よかったわ!」と患者さんの喜ぶ顔が見れて良かったです。
呼吸リハビリや適正な治療など、患者さんも勉強することで、よりよいものを受けることができるのだと思います。
患者が集まって、会を作るのは、制度を作るためでもありますが、何よりも自分たちのためだと思います。一人よりも二人、二人よりも三人あつまれば、大きな力になるはずです。
未認定患者さんの医療費救済の運動が推進できるようにお手伝いを続けていきたいと思います。(林美帆)

:kuwasiku:

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年7月19日5:34 PM

西淀川ぜん息ニュースNO.5できました

ぜん息被害者の救済を求める西淀川の会(準備会)が進めている運動の一環として「西淀川ぜん息ニュース」を作成しています。

NO.5

2011.6.18 No.5 西淀川ぜん息ニュース5

先日の環境省の疫学調査結果と肺年齢測定について記載しています。

ぜひご覧ください。

そして関心のある方はぜひ懇談会にご参加ください。

第7回ぜん息患者こんだん会
7月15日(金)14:30~16:00(よどの里) ♪呼吸リハビリテーション
7月19日(火)14:00~15:30(千北診療所) ♪肺年齢測定

第7回ぜん息患者こんだん会

7月15日(金)14:30~16:00(よどの里) 呼吸リハビリテーションの体験を行います

7月19日(火)14:00~15:30(千北診療所) 肺年齢測定を実施します

(林美帆)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年6月16日2:18 PM

排気ガス吸うほどぜん息に(環境省疫学調査結果)

環境省が行っている疫学調査「そらプロジェクト」についての結果が発表されました。
そらプロジェクトとは自動車による局地的大気汚染による健康影響調査です。
調査は平成17年度から平成21年度まで行われました。
結果は・・・自動車排出ガスの曝露とぜん息発症との間に関連性があることが認められました。
特に学童(小学生)と成人調査で明らかになっています。

2011年5月25日 NHK 朝のニュースです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110525/k10013089361000.html

車の排気ガスとぜんそくの発症の関連について、環境省が大都市の幹線道路の周りに住む小学生を対象に行った初めての調査で、排気ガスを吸う量が増えるほどぜんそくになる可能性が高まることが分かりました。

この調査は、関東や関西、それに中京地域にある大都市の、幹線道路10路線が通る地域に住む小学生1万人余りを対象に環境省が初めて行いました。調査では、おととしまでの5年間に、車の排気ガスに含まれる窒素酸化物や元素状の炭素を小学生一人一人がどれほど吸い込んだかを推計するとともに、ぜんそくの症状を尋ねるアンケートを毎年行って関連性を調べました。その結果、全体のおよそ3%に当たる309人が新たにぜんそくを発症し、呼吸器系の病歴などを考慮して検討したところ、排気ガスを吸う量が増えるほどぜんそくになる可能性が高まることが分かりました。環境省はこれまで、排気ガスとぜんそくの因果関係について「科学的知見が十分ではなく、認められない」としていました。環境省では、排気ガスが健康に及ぼす影響について、さらに調査を続けたいとしています。一方、調査結果を受けて会見した全国公害患者の会連合会の大場泉太郎事務局長は「排気ガスとぜんそくの因果関係がはっきりしたと思っている。国は患者に対する医療費の補助や生活保障を行うべきだ」と訴えました。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年5月25日9:53 AM

第6回ぜん息患者こんだん会(千北診療所 5月19日)

2011年5月19日 千北診療所 14:00-16:00

ぜん息を抱えながら苦しむ患者さん同士、日頃の病気の悩みを交流したり、時には勉強会なども開催しながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうと、「ぜん息患者の救済を求める西淀川の会」がぜん息患者こんだん会を開催しています。開催日は不定期ですが、およそ2ヶ月に一度開催しています。

今回は、千北診療所で8人が集まりました。
SN3J0261

まず最初に環境省が行っている疫学調査「そらプロジェクト」についての結果について説明です。
そらプロジェクトとは自動車による局地的大気汚染による健康影響調査です。
調査は平成17年度から平成21年度まで行われました。
ようやく今年、その調査結果が発表されることになっています。
報道発表は24日(火)です。おそらく、新聞・テレビで報道されると思います。
結果は・・・自動車排出ガスの曝露とぜん息発症との間に関連性があることが認められました。
特に学童(小学生)と成人調査で明らかになっています。
24日の報道発表に注目してください。

この調査は 昭和63年に大気汚染による健康被害を補償する第一種指定地域解除した際に、
国会審議で「主要幹線道路沿道等の局地的汚染については、その健康影響に関する科学的知見が十分でない現状にかんがみ、調査研究を早急に推進すること」(付帯決議)とされたため、行うことになった調査です。

「早急に推進すること」となっていたのにもかかわらず、早急にされずに、
一連の大気汚染裁判の成果で改善されたNOxPM法によるディーゼル車規制のおかげで
大気が一定改善された後に調査が行われました。
大気汚染が一定改善されたのにもかかわらず、
自動車排気ガスと呼吸器疾患との関連性が認められた訳です。

昭和63(1988)年以降、ぜん息患者の方々は公害病認定されなくなり、
医療費が自己負担になっています。
ぜん息は一生付き合わなければならない病気ですが、
治療が改善されたことで、治療を受ければ一定の生活をすることができます。
しかし、治療費は年々高くなっていることもあり、
1988年以降にぜん息に罹患した人たちは苦しい思いをしているわけです。
今回のそらプロジェクトの結果で、
1988年の指定地域解除以降も大気汚染と呼吸器疾患の関係が証明されたわけです。
せめて医療費だけでも助成されれば という願いが届きやすくなったと思います。

SN3J0266

それから、未認定の患者さんの医療費負担の多さについて話し合いました。
Yさんは在宅酸素だけで10,000円、薬は28,000円で、合計40,000円近くかかっているそうです。
話し合いの中で、確定申告で医療費が還付される制度を使っているのか?というやり取りや、
病院によって、適切に治療を受けられるかどうかが違ってくるという話、
薬が年々良くなってきている半面、薬代が年々高くなっている、
兄弟の間でも病気のことを隠しているといった悩みなどを話し合いました。

私が印象的だったのは、昔の西淀川に親戚や職場の同僚を招いたときに
「(43号線の騒音がうるさいのに)よく眠ってられるなぁ」
「水がまずい」
「川にメタンガスが発生しているのに良く住んでるなぁ」
などと言われたと語り合った後、
皆で口をそろえて「慣れって怖いなぁ」と言っていたことです。
私も、17日にスタディツアーの下見で西淀川区内をぐるぐる歩きましたが
「目が痛い」「におう」と言われても、私自身何とも感じておらず、
慣れって怖いなぁって思っていたからです。過去の話ではないと思います。

ぜん息患者さんに広く呼び掛け、情報を共有して、一刻でも早くぜん息患者さんを救済できる運動を続けていきたいと思います。

次回は7月19日(火)14:00~です。ぜひご参加ください。

:kuwasiku:

(林美帆)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年5月24日1:33 PM
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