あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

ブログカテゴリー » 国際交流

【ご案内】日中の公害・環境問題を考える学生セミナー(3/15)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「日中の公害・環境問題を考える学生セミナー」
    開催と参加者募集のお知らせ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3月15日(月) 18:00〜20:30@あおぞらビル
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
近年、中国をはじめとするアジア諸国での環境汚染、公害問題が数多く報告されています。
グローバルな経済活動が展開される中での今日の公害・環境問題は、
地域や国を越えた形で発生し、原因が複雑でますます見えにくいものになっています。

こうした問題をどのように捉え、解決していったらよいのでしょうか。

あおぞら財団では、日本の公害経験を広く国内外に発信していくことを通じ、
現在の公害・環境問題の解決に少しでも寄与していきたいと考えています。
活動の一環として、昨年度より、今後の公害環境問題の解決の担い手で
ある学生同士の交流企画を実施しております。

今回のセミナーは、現在の中国での環境問題やその対策、日本における
大気汚染公害対策について学ぶとともに、参加者も交えたパネルトーク形式
での意見交換を通じて、公害・環境問題の克服において、今後の日中交流の
あり方についてともに考えます。

皆さま、是非、ご参加ください。

・・・・・ 記 ・・・・・

【日時】2010年3月15日(月)18:00〜20:30(17:30受付)

【場所】あおぞらビル3F グリーンルーム
   (JR東西線御幣島駅から徒歩3分。
アクセス:http://www.aozora.or.jp/access.html

【プログラム】
18:00 開演

18:10 講演「中国の環境問題の現状と日中交流について」
      ・講師:櫻井次郎氏(名古屋大学大学院国際開発研究科国際協力専攻助教)
18:50 「(仮)日本の大気汚染公害対策〜手渡したいのは青い空」
      ・講師:あおぞら財団研究員
19:20 休憩
19:30 パネルトーク「(仮)日中環境問題に関する交流のあり方」
20:30 閉会
※終了後、懇親会(希望者参加)

【対象者】公害・環境問題に関心を持つ大学生、中国等からの留学生(約20名)

【平成20年度セミナーの様子】
http://aozorabsw.exblog.jp/10193487/

【参加費】無料

【申し込み締め切り】2010年3月8日(月)

【申し込み方法】セミナーへの参加を希望される方は、事前に下記の連絡先まで、
①お名前、②所属、③連絡先(電話番号、住所、メールアドレス)をお知らせください。

*みなさまの個人情報は、今回のイベント開催の目的以外には使いません。

【主催・連絡先】
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1−1−1あおぞらビル4F
(財)公害地域再生センター(あおぞら財団) 担当:藤江・鎗山・小平
TEL:06−6475−8885/FAX:06−6478−5885
Email:webmaster@aozora.or.jp
ホームページ:http://www.aozora.or.jp/




Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2010年2月23日8:27 PM

JICA研修の受入れを行ないました☆


2月2日(火)にJICAの研修の受入れを行ないました

今回はエジプト・イラン・レバノン…といった中東の方たちの参加です
普段はなかなか交流する機会が少ない国々の方たちなので楽しみです

まずはあおぞら財団と西淀川公害の紹介ビデオを観た後、
公害患者さんの和田美頭子さんに当時の様子をお話していただきました

それから森脇名誉理事長が公害反対運動と裁判を闘った歴史の話を熱く語りました

参加された方たちからは、どうやって企業に責任を認めさせたのか
日本の環境基準はどうなっているのか などなど突っ込んだ質問が寄せられました

視察の受入れをしていて感じることは、皆さん本当に熱心だという事
飛行機で何時間もかかる日本へせっかく来たのだから、有意義な研修になっていればと願うばかりです
それぞれの国が、少しでも環境の良い国になるといいですね






Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2010年2月15日4:49 PM

日中環境問題サロン2009、『農村へ拡がる中国の環境問題と被害者救済の試み』


日中環境問題サロン2009(兼中国環境問題研究会2009年第2回研究会)が行われました。(11月21日18時30分〜21時 場所:龍谷大学セミナーハウスともいき荘)
今回は、『農村へ拡がる中国の環境問題と被害者救済の試み』がテーマです。
第9回アジア・太平洋NGO環境会議(APNEC9京都会議)の終了後だったこともあり、APNEC9に参加した研究者やNGO関係者など43名が集まりました。

近年、中国国内では、都市で操業できなくなった汚染産業の農村移転が加速し、以前からある小規模企業や鉱山・製錬業による汚染とともに住民の健康被害や農地汚染等が深刻化しています。
日本の「農村」のイメージとは異なり、中国の農村は人口規模も大きく面積も大きく、中国の社会問題になっています。また人口の多い中国の環境問題は地球規模の環境問題とも直結してきます。

まずは、「中国農村の環境問題の現状とその背景」と題して、農村に広がる環境問題の現状を、南京大学社会学院教授の張玉林氏にご報告頂きました。
張教授は、京都大学で博士号を取得しており丁寧な日本語でお話し頂きました。

次に、「中国農村における環境被害者救済の現状と課題」と題して、中国政法大学公害被害者法律援助センター訴訟部長の弁護士、劉湘氏にご報告いただきました。
同センターは、深刻化しつつある農村環境問題の被害者の救済に尽力し、中国の公害被害者の支援し続け今年で10周年を迎えます。

2つの報告を受けて東京経済大学現代法学部教授の片岡直樹氏のコメントがあり、龍谷大学法学部教授の北川秀樹氏の司会の下、総合討論が行われました。中国の訴訟制度や日本のできる国際交流についてなど、会場からはたくさんの質問や意見が寄せられました。

また、今回通訳として金玲氏(関西大学非常勤講師、関西マイノリティ研究センターPD研究員)と、櫻井次郎氏(名古屋大学大学院国際開発研究科助教)にご協力頂きました。

今後も、日中環境問題サロンは継続していく予定です。

小平 記




Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2009年12月1日10:29 AM

平成21年度 JICA都市における自動車公害対策研修


2009年11月9日(月)
今日は、あおぞら財団にてJICAの都市における自動車公害対策の研修会が行われました。
JICAとは、Japan International Cooperation Agencyの略であり、独立意行政法人 国際協力機構のことです。詳しくは公式ホームページをご覧ください。
エジプトやラオス、モンゴル、パキスタン、フィリピン、スリランカ、ベトナムという国々の環境や交通などに関係する行政の方々が集まり、研修を受けました。
午前中は、大阪大学大学院工学研究科の松村先生が「AWARENESS ACTIVITIES」という題材で話をしてくれました。人々が自発的に環境問題を見つめ、活動していくためにはどう働きかけたらよいのか。国、企業、民間団体、住人の関係性のあり方などをみんなで考えました。
みなさん行政の関係者というだけあって、真剣な眼差で話を聞いていました。
理想的な専門家の条件は、「情熱・クールな頭・思いついたら自らすぐ行動できる力」の3つを兼ね備えることだ、という言葉には全員なるほどという具合にうなずいていました。
午後は、公害地域再生の取り組みを知るということで、西淀川の公害問題やあおぞら財団についての講義をしました。

昔の西淀川の写真や映像を見た後に、タクシーで現在の西淀川を見て回りました。


自分達の足で歩いてみました。

みなさん熱心に現在の西淀川の様子を写真におさめていました。
その後、あおぞら財団の説明をしました。
それぞれの国の事情や状況は違うはずではありますが、みなさん今回の研修は勉強になったという顔をされて、おかえりになりました。

今日の研修が各国の自動車公害対策に活かされていくことを願います。

インターンシップ 奥村




Filed under: インターン生,国際交流 — aozorafoundation 公開日 2009年11月10日2:50 PM

日中環境問題サロン2009 『農村へ広がる中国の環境問題と被害者救済の試み』


兼中国環境問題研究会2009年第2回研究会

日時:2009年11月21日(土)18:30−21:00
場所:龍谷大学セミナーハウスともいき荘 2階研修室
(京都御所西;地下鉄丸太町から徒歩6分)
http://www.ryukoku.ac.jp/tomoikiso/annai.html

◆趣旨説明:
近年、都市で操業できなくなった汚染産業の農村移転が加速し、以前からある小規模
企業や鉱山・製錬業による汚染とともに農村の持続可能性を脅かすレベルまで進んで
いる。このような農村に広がる環境問題の現状を、中国南京大学社会科学院教授の張
玉林教授(京大で農学博士取得)にご講演いただく。
他方、このように深刻化しつつある農村環境問題の被害者の救済に尽力する団体・弁
護士もいる。中国公害被害者法律援助センターは、中国の公害被害者を支援し続けて
今年10周年を迎える。同センター訴訟部長の劉湘氏には農村被害者救済の経験をもと
に、その現状と課題についてご講演いただく。

◎第1報告「中国農村の環境問題の現状とその背景」張玉林 南京大学社会学院教授
◎第2報告「中国農村における環境被害者救済の現状と課題」劉湘 
  環境幹部管理学院副教授(中国政法大学公害被害者法律援助センター訴訟部長)
◎総合討論

◆参加費:無料

◆申込み方法:下記連絡先まで、参加者の「氏名」、「所属」、「E−mailアドレ
ス」をお知らせください(定員100名、先着順)

◆申し込み先:
財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)担当:藤江・小平
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885 E-mail:webmaster@aozora.or.jp
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1−1−1 あおぞらビル4階
ホームページ:http://www.aozora.or.jp

※個人に関する情報は本事業の目的以外には使用しません。
※平成21年度大気汚染経験情報発信事業の一環です。

(主催)財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
(共催)龍谷大学中国環境研究会、中国環境問題研究会




Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2009年10月28日5:15 PM
« 次のページ前のページ »