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» 2010 » 8月

ただ今、リニューアル中!〜取り壊し編〜


現在、あおぞら財団ビルの1階を改修しています。
このコーナー(?)では、その様子を随時ご報告していきます。

そもそも、なぜ改修しないといけないのかについてご説明します。
ビルに来られた方ならお分かりだと思いますが、
現在の1階は駐輪場および資料置き場となっていて
お世辞にもきれいと言える状態ではありませんでした。

また、あおぞら財団、患者会ともに地域に根付いた団体で
地域の方々との交流の場を設けたいと常々考えていました。

そこでビルの1階を単にきれいにするだけでなく、
地域の方が気軽に立ち寄って交流することのできる
スペースに変身させるべく工事は始まりました。

また、この改修工事も地域との交流と位置づけ、
地域の方と一緒に造り上げていきます。

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まず、初回は「取り壊し」です。

まずは図面のあわせて壁ができることろに緑色のテープを貼りました。
写真の中央にあるガラスの入った壁は今回、撤去します。

図面がかたまったら、いよいよ取り壊しです。
まずは天井から取りかかりました。
最初は丁寧にやっていたものの、だんだんコツをつかんで早く大胆に作業が
できるようになりました。


(小坂さんがボランティアで作業をお手伝いいただいています。ありがとうございます。)

そして、自転車置き場となっていたスペースの天井と壁を完全に取り除きました






Filed under: あおぞらイコバ — aozorafoundation 公開日 2010/08/10(火) 04:12

セミのぬけがら調べ事前勉強会


 2010年8月2日夏休み子ども向けイベント「セミのぬけがら調べ」の事前勉強会を実施しました。参加者は大人18人、こども6人でした。8月17日の本番に向けて、当日集まった子どもたちにわかりやすく説明できるようになるため、大阪自然環境保全協会(http://www.nature.or.jp/)の高畠耕一郎さんと山本智子さんをお招きし、ご指導していただきました。

※イベントチラシはこちらhttp://www.aozora.jpn.org/pdf/event/1007semi_nukegara.pdf

 紙芝居やスクリーンを用いて、セミの生態等について詳しく説明していただきました。楽しいクイズなどもあり、みんな興味津々に聞いていました。


 
 セミの羽化の観察を実際に大野川緑陰道路で行いました。範囲は2号線歌島橋高架下から阪神道路3号線高架下です。夜7時を回っており、暗く、周りが見えにくいなかで行いました。セミの幼虫は暗くなって天敵がいなくならないと土から出てこられないそうです。セミがとまりそうな木を中心に観察した結果、西淀川でたくさん見られるクマゼミを発見しました。

 次はセミの幼虫を見つけようと必死に探しました。抜け殻はあちこちで発見できましたが、幼虫は残念ながら見つけることができず、羽化の観察はできませんでした。緑陰道路は街灯が明るいため、羽化の時間にずれが生じたのかわからないが、今後は緑陰道路での羽化の時間帯を調査していこうと思います。

 セミの羽化は目撃できなかったが、セミが木の枝に卵を産む貴重な瞬間を観察することができた。なにかいいことがありそうな予感・・・


あおぞら財団インターン 環境学園専門学校1年 石川正樹




Filed under: 環境学習 | にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2010/08/06(金) 01:26

市民塾セミナー・交通基本法をみんなで学ぼう!


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道路環境市民塾・セミナー
交通基本法をみんなで学ぼう!  
    8月24日(火) 午後6時半〜8時半 場所:あおぞらビル3階
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主催: 道路環境市民塾運営委員会
事務局: (財)公害地域再生センター(あおぞら財団) 
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人や物の移動に不可欠な「交通」。現在、「交通基本法」の制定に向けて検討がすすめられています。
交通基本法には「移動に関する権利」や「交通による環境への負荷への低減」が盛り込まれようとしています。環境や福祉のまちづくりを進める上で、どのような課題があるのでしょうか。
日本で検討されている交通基本法と、施行30年の実績のあるフランスの事例を学び、交通基本法はどうあるべきなのか、私達の生活がどう変わるのか、考えましょう。

プログラム
1.話題提供
・まちづくりと交通基本法
  蒲田 雄輔(道路環境市民塾運営委員)
・フランスの交通基本法と交通まちづくり
  南 聡一郎 (道路環境市民塾運営委員・あおぞら財団特別研究員)

2.ディスカッション〜交通基本法の課題、まちづくりに活かすために

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■日時:2010年8月24日(火)
■時間:18:30〜20:30
■場所:あおぞらビル3階 会議室 
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
最寄駅JR東西線御幣島駅⑪番出口すぐ
アクセス

■定員:30人
■参加費:300円(資料代・会場代)
■参加申込方法
①お名前、②ご所属、③連絡先(ご住所/電話番号/E-メールアドレス/FAX番号)
を、事務局あおぞら財団までお知らせ下さい。

※個人情報については、運営および業務上必要な範囲内において利用させていただきます。

■主催:道路環境市民塾運営委員会

■申込・問合 事務局:
(財)公害地域再生センター(あおぞら財団) 
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL:06-6475-8885  FAX:06-6478-5885
Email: webmaster@aozora.or.jp
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Filed under: 地域づくり | 道路環境市民塾 — aozorafoundation 公開日 2010/08/06(金) 12:26

大学生が教える空気の汚れ調べ


8月3日、4日に、大阪経済大学 地域・社会調査(担当:遠州尋美教授)の授業の一環として、「大気汚染調査」を行いました。あおぞら財団の協力の下、大学生による企画・運営で、学んだことを子どもたちに伝え、自分たちの街や環境に関心を持ってもらうことを目的としています。

空気の汚れの原因のひとつには、二酸化窒素があります。二酸化窒素は車の排気ガスなどに多く含まれており、ぜん息などの病気の原因になります。この二酸化窒素は、測定カプセルを使って簡単に調べることができます。
市民参加型調査では、気になる所をピンポイントで調査できる、参加者の環境学習になるという利点があります。きれいな住みやすいまちづくりには、この市民参加が欠かせません。

開会宣言ののち、大学生の紙しばいで日本の四大公害や、西淀川大気汚染公害、道路公害、そしてみんなで空気の汚れを調べる大切さを学びました。子どもたちはみんな真剣に聞き入っていました。


その後、空気調べについての手順説明がありました。
1.測定する所を決める
◎みんなが普段通る道や交差点、公園など
×火が燃えている近くや室外機の近く
2.二酸化窒素測定カプセルを取り付ける
①カプセルの青いキャップをはずす
②地面から1.5メートルの位置に白いキャップを上にして取り付ける
3.24時間後にカプセルを取り外して青いキャップをはめる
4.あおぞら財団に戻って空気の汚れを測る
5.調査結果をまとめて発表する
※今日の作業は1、2だけです。3、4、5の作業は明日に行います。

3つのチームに分かれ、みんなで測定する場所について作戦会議をした後、それぞれ設置に向かいました。
カプセルを取り付ける場所は、みんなが普段通っている道や車の多い交差点、よく遊ぶ公園や学童の前などです。


あいにくの雨でしたが、あおぞらチームは3ヶ所(6こ)、たんぽぽチームは3ヶ所(9こ)、自転車部隊のイルカチームは9ヶ所(26こ)にカプセルを取り付けることができました。

その後、スタッフはあおぞら財団に戻り、全体の振り返りと簡単な反省会、明日の手順確認などを行いました。明日はカプセルを回収して空気の汚れを測定し、結果をまとめて発表します。
空気の汚れはとても簡単に測定できるということを知りました。どんな結果が出るのか、明日が楽しみです。

<インターン生 同志社大学 長谷川まや>


Filed under: 環境学習 — aozorafoundation 公開日 2010/08/05(木) 02:13

環境フロンティア講座2期 第4回目 「顔の見えるネットワークづくり」


 環境フロンティア講座第Ⅱ期
—実践編—市民参加の実践例から学ぶ!私からはじめる環境活動
第4回
「顔が見えるネットワークづくり」
講師:高田 研先生(都留文科大学教授 あおぞら財団理事)
7月16日(金)に開催しました。(参加者19名)

岩手県の葛巻町の話を中心に、「顔の見えるネットワークづくり」について話がありました。
葛巻は、今でこそ自然エネルギーの町として有名になっていますが、「日本のチベット」と言われていた時代があります。

今回は、その自然エネルギーの町としての葛巻ではなく、表立っては見えない、歴史ある生活文化が残っている上外川地区のお話が中心でした。

モノとカネだけを追い求める生活を立て替えて、風土に根ざした原日本人の心根、魂の世界をまもり、築き上げる必要があると認識し、単に観光やレクリエーションンの場としてではなく、大自然の偉大さ、山林の役割を大自然に抱かれながら生きる生き方を学習する場とし、この厳しい台地の中に息づいたきた先人の生き方を学ぶ必要がある。との久慈 力 氏の話が現実のものになってきたということでした。

今こそ、価値がないものを見ないのではなく、再評価する作業が必要ということでした。

参加者の声
再評価が大切というだけではなく、市民による再評価が大切なんだと分かりました。
価値がないもの(現在不明なものも含む)を、見ないのではなく、再評価してみるということをしてみたいと思う。
都市計画、土木から見たまちづくりではなく、他の分野からみたまちづくりは、興味深かった。他にも、地理学などの様々な分野の先生方のお話を聞きたいと思う。

などの声がありました。

関連サイト
都留フィールドミュージアム

第二期は、この4回目で終了となりました。
次回、第三期 理論編 10月から開催の予定です。

あおぞら財団スタッフ
山本 元




Filed under: 環境フロンティア講座 — aozorafoundation 公開日 2010/08/05(木) 10:19
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