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» 2011 » 1月

西淀中学校 職場体験実習1/18-21


1月18、19、20日、西淀中学校の職場体験の受け入れをしました。中学生には展示づくりや、イベントチラシの発送準備、キャンドルナイトのランプシェードを洗う等をしてもらいました。礼儀正しく、そして明るく、一生懸命頑張る姿に感心しました。

郵送物を発送する準備

寒い中、キャンドルナイトで使ったシェードを洗いを頑張りました。

作成した展示。あおぞらイコバ(あおぞらビル1階)で展示しています。

集合写真

西淀川公害について編集されたDVDを見た感想を、書いてもらいましたので、紹介します。

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「公害裁判の記録を見て」

DVDを見て思った事は、今、私が住んでいる西淀川区は昔すごくひどい公害の町だったという事にびっくりしました。
西淀川区に住んでいる人がぜん息になるぐらいひどかったのに、昔の被害にあった人達が裁判をしてくれて、今のきれいな西淀川区になった事に感謝しないといけないなあ。と思いました。
今の大野川緑いん道路は、昔きれいな川で、どんどんヘドロなどで汚くなって、異臭がするほどの川になってしまっていたけど、今はきれいな緑いん道路になって私達は昔に比べてすごく良い環境で暮らしているんだなあと思い、昔の人は、すごい努力をしていてくれていて、ありがたいなあと感じました。
これからも、この西淀川区を大切にして、どんどんきれいな町になるように私達も努力しないといけないなあと思いました。

西淀中学校 2年 S
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(小平 記)


Filed under: 事務局 | 事務局より | 事務局 | 職場体験実習(中学生) — aozorafoundation 公開日 2011/01/25(火) 04:46

ESD新年会


2011年1月15日(土)

ESD新年会をあおぞらイコバ(あおぞらビル1階交流スペース)で開催しました。
キャンドルナイトの反省会をしようということで
一品を持ちあっての昼食会です。



ちょっと人の集まりが悪く、参加者が11名でしたが、
キャンドルナイトの写真を見ながら当日を思い出し、
「よかったこと」「課題点」を出し合いました。
西淀川高校生からは「また来年やりたい」という意見や
「他の学校を巻き込みたい」といった意見も出ました。

100円均一で買ったチャッカマンがすぐに使えなくなったことや、広報が後手に回ったことなど、反省点はたくさんありますが、みんな口をそろえて「楽しかった!」とのこと。
おそらく、来年もやることになりそうです。
来年は実行委員会形式でできればいいですね。
高校生や中学生の楽しそうな顔をまた見ることができるようにがんばりたいと思います。

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参加した西淀川高校生の感想・意見を紹介します。
 
・手間がかかったのですが、楽しく友達と作業ができたので、うれしかったです。 イベントにはたくさんの人が来てくれて、驚きました。
・リサイクルでこんなこともできると知り、このことを皆さんに知ってほしいと思いました。
・イベントの時に、子供たちが来てくれたら、あめ(甘いお菓子)をあげても、良いかと思いました。

(林美帆)




Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2011/01/21(金) 10:50

福井でフードマイレージ買物ゲーム


2011年1月20日
福井県地球温暖化防止活動推進センターの指導者養成講座にてフードマイレージ買物ゲームを行いました。
福井は一面雪景色。今年は雪が多いそうです。
「北国は違いますね」と言ったところ
「雪国ですが、北国ではありません」とのこと。
なるほどなぁと納得しました。

参加者は21名。福井県の温暖化防止活動推進員が50名程度といいますから、半分程度出席してくれました。
熱心な方たちです。


講義はフードマイレージ買物ゲームと、ダイヤモンドランキングの二本立てです。
買物ゲームは、旬を意識したチーム、値段を優先したチーム、産地を意識したチームなど、様々な特徴がありました。

ダイアモンドランキングは、政策提言について議論するのですが、グループでの合意形成を作るのがとても大変。
4チーム中、1チームは意見をまとめることができませんでした。長期的に考えた方がいいのか、短期的に考えた方がいいのかなど、なかなか難しい課題が算出しました。
「市長になると考えたら、思わず熱くなって考えてしまいました。」などの感想もあり、豊かな議論ができたと思います。こういう熱い市民がいることは地域の財産ですね。

福井では推進員さんが中心になって2月末までに福井版フードマイレージ買物ゲームを作るのだそうです。
タイトなスケジュールで大変だと思いますが、がんばってくださいね。
(林美帆)




Filed under: 環境学習 | フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2011/01/21(金) 10:00

第3期環境フロンティア講座(4回)を行ないました


12月17日(金)東京農業大学の元学長の進士五十八先生を講師にお迎えし、
「都市にみどりはなぜ必要か」というテーマでお話していただきました。

これまでの3回の講座で、景観や生物多様性、それから農地についてお話していただきましたが、今回はその総まとめのようなお話になりました。


進士先生が東京や他の地域で取組んでいることも紹介していただきました。
横浜にはみどり税というのがあるそうです。ご存知でしたか?
1人あたり年間900円支払っていて、使い道は協議会で決めるそうですが、
主に緑地や農地を買うんだそうです。それはきちんと決めて使って欲しいですね。

進士先生曰く、“みどり”というのは手段なのだということ、
“緑化”というのは灰色の土地をみどりいろに化かすという言葉で、
本来、緑化するのが目的ではなく、良い環境・風景にするのが目的なはずで、
手段が目的になってしまっているとのこと。

言われてみると、緑化してあると“良い”とすぐ思ってしまいがちですが、
本来、それによりどのような環境・風景になったのか、ということが大切なんだった、と気づかされました。
サボテンとか多肉植物を植えても、見た目が緑なだけで、水分は蓄えちゃうので
地球温暖化・環境問題に関して言えば効果は殆どないのだそう。
確かに、見た目に癒されるぐらいですかね。(それも大事でしょうが)

それから、知性・理屈だけではなく、感性で、物の価値に気づく必要があるし、
知性と感性のトータルバランスがとれた考え方をする必要がある。
風景を感じるということ、住んでる人が自分たちの風景を大切にすることが大事なのだとお話されました。

風景を感じるというのはなんだか難しそうではありますが、
大阪らしい風景ってどんなのでしょうか。みなさんはどう思いますか?

お話を聞いてて面白いなぁと思ったのは、砂漠の緑化のお話。
砂漠の緑化のために石油燃料を使って水を作り、その水でみどりを育てるという計画があるらしいのですが、それではあまり意味がないので、先生たちは砂漠に石を置いておき、そうすると朝に石が結露するので水が出来る。その石の下に種をまくことでその水を利用し植物を育てる、という取り組みを行なっているそうです。

すごい最小限のエネルギーで出来る取り組みですよね。なるほどなぁと思いました。

ただ、今は何にでもエコがつく、ビジネスにまで。
そのせいで余計なエネルギーまで費やしている。

そんな問題点も提起されました。

最後に進士先生から、
家の前のプランターの花からでもなんでもいいから始めて、ちょっとずつ、都市そして地球社会へと視野を広げていって欲しい。どういう形であれ自分の持つ能力を生かして環境と関わり、意味を持って生きていって欲しい。
とメッセージをいただきました。

予定していた時間では先生も話足りないっ、受講生ももっと聴きたいっといった
盛りだくさんの内容で、あっと言う間に時間が過ぎました。
書ききれないこともたくさんあります。
また進士先生には大阪まで来ていただき、お話していただけたら嬉しいです。

参加者の感想(一部抜粋)

・理論より行動を重視したお話しは参考になりました。
数字を重視する余り、現実を見れない話しは面白い。

・まず考えるということではなく、行動ということの重要性を語られていて本当にそうだなぁ、と感じれたことは良かったです。

・都市に緑が必要と言える、その必要性を知ってもらうための方法は感性をみがく=体験しかない、ということが確認できた。
しかし、行動力につなげるむずかしさも感じた。

講座の最後には、村松塾長から第3期の講座を4回とも受講された方に修了証をお渡しいたしました。

みなさんご参加ありがとうございました&お疲れさまでした。

次回第4期はまた3月、4月頃から始める予定です。
次回は実践編、実際に実際にみなさんが、色んな方々と環境問題に取組む時に、
役立つスキルをご提供できればと考えています。

乞うご期待!





Filed under: 環境フロンティア講座 — aozorafoundation 公開日 2011/01/20(木) 09:38

「祝の島」上映会〜地域とエネルギーの未来を考える〜


あおぞら財団も参加をしているECOまちネットワーク・よどがわで、
 『「祝の島」上映会〜地域とエネルギーの未来を考える〜上映会)』を企画しています。
ECOまちネットワーク・よどがわでは、大阪市内で初めて市民出資による太陽光発電所「さわやかECOまち発電所」を建設する等、エネルギー問題に市民参加で取り組んでいます。

みなさまのご参加を心よりお待ちしています。

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    「祝の島」上映会
〜地域とエネルギーの未来を考える〜
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祝島は山口県にある瀬戸内海に浮かぶ人口500人の小さな島だ。
農耕と漁業でいのちをつなげてきたこの島に、1928年、島の対岸4キロメートルに原子力発電所の建設計画が持ち上がる。
「海と山さえあれば生きていける。だからわたしらの代では海は売れん」
という祝島の人々は、以来28年間反対運動を続けている。
1000年の時を超えていのちをつないできた島のくらしを丁寧に追いながら、いのちとくらし、人と自然の意味、あり方を問う。
◆祝の島 公式HP http://www.hourinoshima.com/
〜〜〜
地球温暖化が加速する中、低炭素社会の構築に向けて、原発か、自然エネルギーか、その選択が問われています。私たちのくらしとエネルギーの未来を考える場を共有するために、当会会員の方にとどまらず多くの方々に「祝の島」を見に頂きたいと考えています。
また、上映会終了後、ECOまちネットワーク・よどがわの総会も予定しています(1時間程度)。
当会会員ではなくても参加できますのでふるってご参加ください。

■開催日時
 2011年2月26日(土) 13:30〜15:30

■内容
 「祝の島」上映会・解説
 解説:遠州 尋美
   (大阪経済大学教授・ECOまちネットワークよどがわ事務局次長)

■場所
 大阪経済大学 C号館 C-31教室

■アクセス
 阪急京都線「上新庄駅」下車、徒歩15分
 地下鉄今里筋線「瑞光四丁目駅」下車、徒歩3分(最寄)
 大阪市バス 井高野車庫行「大阪経大前」下車すぐ
 (住所)大阪市東淀川区大隈2-2-8
http://www.osaka-ue.ac.jp/profile/access/map_01.html
 
■費用
 500円

■チケット購入方法
 あおぞら財団(06-6475-8885)までご連絡ください。

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主催:ECOまちネットワーク・よどがわ/「祝の島」大阪上映実行委員会
問合せ先:あおぞら財団 06-6475-8885(平日9:30〜17:30 担当者:小平まで)
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Filed under: イベント案内 | 地域づくり | 環境再生・まちづくり — aozorafoundation 公開日 2011/01/20(木) 05:43
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