廃油回収拠点のひとつ、ASA御幣島で配達している朝日新聞3500部に、廃油回収のチラシを入れて頂きました(3月30日配達)。チラシの裏面は他の回収拠点の地図も掲載されています。
このチラシの回収拠点や時間の印刷を、西淀川高校ECO部の伊藤亜紀穂さんと吉永佳奈さんがボランティアでしてくれました。伊藤さんと吉永さんは今春高校を卒業し、今後の進路などをあおぞらへ報告に来た時、手伝ってくれました。あきほちゃん、よっしー、ありがとう。
(小平)
このチラシの回収拠点や時間の印刷を、西淀川高校ECO部の伊藤亜紀穂さんと吉永佳奈さんがボランティアでしてくれました。伊藤さんと吉永さんは今春高校を卒業し、今後の進路などをあおぞらへ報告に来た時、手伝ってくれました。あきほちゃん、よっしー、ありがとう。
(小平)
草笛名人の堀本さんにもご参加いただきました。堀本邦男さんは姫里にお住まいで、毎日緑陰道路を散歩されています。
参加者が集まるのを待つ受付の時間に、堀本さんに草笛を披露していただきました。音を出すだけでも難しいとされる草笛で、堀本さんは見事に「ふるさと」のメロディーを奏でてくれました。
写真【葉に唇を当て音楽を鳴らす堀本さん】
堀本さんの草笛を聴いてから、緑陰道路サロン世話人会の天野憲一郎先生の説明があり、福漁港を目指し緑陰道路を歩き始めました。
少し進み、石碑のところに差し掛かると、中島大水道が江戸時代(1678)に開削されたこと、明治時代(明治30〜40年くらい)に行われた淀川改修工事によって大野川とつながったという緑陰道路の歴史が刻まれた石碑を見ました。
ここでまた堀本さんに草笛を披露してもらい、参加者も草笛に挑戦しました。しかし堀本さんのようになかなかうまくいきません。歩きながら草笛にチャレンジする参加者が多くみられました。
緑陰道路には様々な種類の樹木が植えられています。何ヵ所か立ち止まりながら、山茶花(さざんか)、楓(ふう)、ユーカリなどを緑陰道路サロン世話人会の撫坂博先生が出すクイズや解説を通じて参加者に知ってもらいます。
樹木の葉の匂いを嗅ぐ参加者たち。クス(楠・樟)が防虫剤やセルロイドや火薬の材料として使われていたり、また椎の木の実を昔は食べていたことなど、自然と人の生活が密接につながっていたことを感じられたのではないでしょうか。
1時間半かけて福漁港へ到着し。大都会の大阪市に、漁船が並んで停泊しています。
写真【福漁港の様子】
福漁港では大阪市漁協の北村泰規さんにお話をうかがいました。
北村さんは生まれてからずっと西淀川区大野地区に暮らし、代々漁師の家に育ったので、北本さん自身も中学生の時から漁に出ていたそうです。
公害被害が進み、水質が悪化したことで魚が獲れなくなった時代が10年近くあったことなどのお話をしていただきました。
また大阪市で採れるシジミは、ブランド化され人気があることや、北村さんは、親が漁師だったので当たり前に漁師になったことなどもうかがうことができました。最後にお土産にシジミもいただきました。
草笛名人の堀本さんにはお土産に手編みのぞうりのキーホルダーも頂きました。
今回の緑陰道路サロンで、堀本さんの草笛や、北村さんの漁の話など、緑陰道路を通じて普段はできない経験をし、昔からある魅力的な部分を、緑陰道路を通じて知ることができ、貴重な時間を過ごしました。
多くの人に利用されている緑陰道路に眠る魅力はまだまだたくさんありそうです。
4月から財団で働きながら、緑陰道路のそうした魅力を自分でも見つけていきたいと思います。
財団ボランティア
都留文科大学大学院 相沢翔平
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あおぞら財団では、引き続き支援物資を受け付けています。
廃食油でバイオディーゼル燃料をつくりながら、被災地をまわるバイオディーゼルアドベンチャー山田周生さんのチームに送ります。
ひとつとして無駄にすることなく、必要な場所へピンポイントで届けて下さるとのことです。
皆様に頂いた物資は、段ボール箱にいっぱいたまったら送ります。
みなさまのご協力、お待ちしています。
バイオディーゼルアドベンチャーブログ
「全国の皆さんへ 物資を送ってください!!」
http://space.rgr.jp/bio/2011/03/post-743.html
受け付けている物品
(至急、必要なもの)
(3/24付 バイオディーゼルアドベンチャー ブログより)
(A) スニーカー(新品 or きれいな中古品)
※どのサイズも募集中。大量の場合はサイズ別に分けてください。さほど量がない場合は「23〜25cm」といったように、袋にサイズを分けて入れてください。すぐに気持ちよく履けるよう、きれいな状態でお送りください。汚れや破損が大きいものはご遠慮ください。女性のお年寄りが多く、23cm前後がとくに不足しています。
(B〕野菜(⇒送付日が未定なのであおぞら財団では受付ていません。)
※生鮮食品がまったく足りません。避難所にいる方はもちろん、家が倒壊していなくてもスーパー倒壊、流通なし、買いに行くガソリンなし、で多くの人々が生野菜やお肉なども口にできていません。
(C) 新品 の下着(男女用のパンツ、靴下、ブラジャー、)
※様々なサイズを募集しています。とくにお年寄りに喜ばれるようなゴムの緩いもの、男女ともに大きい2Lや5Lなどのサイズもお願いします。以外な盲点がブラジャー。ブラジャーは支給物資でほとんど見られないほど不足しています。
(D) カレー(レトルト)
※銘柄も数も気にしません! よろしければぜひともご近所さんで数を集めてください。100個以上のような大量単位は大大歓迎です。被災者を600名以上も抱える避難所では、一度に600食分のカレーが必要です。
「レトルト」と書いた理由は、ルーのみ頂いても野菜も肉もないため汁だけになってしまうからです。例えば50人分、100人分、500人分! のカレーセット(肉・野菜・ルー)が頂けるのであれば、もちろんカレーセットがうれしいです。
「子供たちが大好きなカレーを食べさせてあげたい」同じく被災者で炊き出しをしているおばちゃんの願いを叶えてあげましょう!
(E) 缶詰め(フルーツではなく、ご飯のおかずになるもの)やおかずレトルト
※お米とお味噌汁は支給されても、おかずがまったくない避難所や在宅被災者が多くいます。ガソリンがないためスーパーへも買い出しに行かれません。長引く被災生活に、栄養が偏らないようおかずとなる缶詰や、温めるだけのおかずのレトルトフードが必要です。
(F) 焼き豚、ハム、ソーセージなど
※生鮮食品が被災地では手に入りません。缶詰と同様、焼き豚やハム、ソーセージなど動物性タンパク質となるものもおかずになります。すぐにそのまま切るなどして食べられるものが希望ですが、ソーセージをゆで焼くなどできる避難所もありますので、それでも構いません。
(G) カセットコンロとボンベ※ボンベは送付ができません
※都市ガスを使用していた家では、ガスが止まり、煮炊きのできない家庭も多い。そのような状態で被災者を受け入れている家庭もあります。プロパンが底をついた家庭もあります。→しかしボンベは危険物なので宅配で送付ができないことがわかりました。対策がないか現在検討中です。
(H)入れ歯の洗浄剤と安定剤
※以外な盲点である物資ですが、被災者にはご老人も多く、衛生面からも必要です。
(I)ズボン(男女)
※送られた物資の中に上着は余るほどありますが、ズボンが不足しているのです。ジャージもOKです。とくにお年寄りがラクな、ウエストが緩くゴムのもの、お尻やウエストの大きいものなどが不足しています。
(J) サランラップ・アルミホイル
※「がれきを撤去する地元の消防団の皆さんのお弁当おにぎりを包むため」などの理由で、ラップやホイルが不足しています。衛生面から、どうしても包まなければならないそうです。
(K) バスタオル
※物資で送られてくるタオルの中で、バスタオルは少ないです。お風呂で使ったり、ショールがわりに使ったりと用途は多く、1枚をずっと使用すると衛生的によくないので必要です。
(L)お椀など(木製・プラ製などお汁がのめるもの)
※お椀がまったく足りません。味噌汁も小さな湯飲みや小さな缶詰の空き缶で飲んでいます。カレーライスを食べられるお皿もありませんが、お椀があれば、それにも使えます。
第一回ということで、まずはメンバーの顔合わせ。なんの会議がよく分らないうちに参加した方が大半です。互いに、これまでの住宅や建築との関わりなどについて語っていただきました。出てきたキーワードは、長屋、お年寄り、学生、減築、太陽光発電、庭・緑化、自力建設、木造、西淀川での住まい歴、家を買う、環境って何?など。
最後に、今後について意見交換しました。実態把握調査や住まい方についての聞き取りをして、研究会も定期的に開きつつ、まち歩きのイベント・講演会などをやりつつ、将来的には事業を立ち上げたいな、ということになりました。
ちなみに、このプロジェクトはGreenプロジェクトと名づけました。英語の頭文字をつなぎあわせていますが、さて何でしょうか?
ぼちぼちやっていきたいと思いますが、参加者募集してます。興味のある方、是非どうぞ。
また、バイオディーゼルアドベンチャー(山田周生氏)の
ところでも物資を受け付けていただけることになりましたので、
そちらにも送付しました。
バイオディーゼルアドベンチャー宛(ダンボール1箱)
1)シャツ(サイズ:M5着、L20着、LLサイズ10着)
2)女性用下着:上1着、ブラキャミ10着
3)男女兼用くつ下:フリーサイズ20着、スリッパ2着
4)マスク:26枚
5)カイロ:2個
みなさま、ご協力ありがとうございました。
今後も物資の送付やその他支援をしていきたいと思います。
それについては、次のブログでご案内します。