あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

全ての記事を表示

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

» 2011 » 10月

水都大阪フェス2011で展示を行っています!

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

10月22日から10月30日まで、水都大阪フェス2011で、まちなか自転車空間コンクールとタンデム自転車の展示を行っています。

まちなか自転車空間コンクールでは、第1回のコンクールで表彰された作品が展示されています。

あわせて第2回まちなか自転車空間コンクールの募集も行っています。

みなさんもぜひご応募ください!!

詳しくはこちら→http://sky.geocities.jp/cycletown_osaka/machinaka2index.html

 

タンデム自転車の展示は、実物のタンデム自転車と、あおぞら財団のインターン生が作った解説パネルの展示を行っています。

毎日夜9時迄展示されており、多くの人が足を止めて見ていかれると水都大阪のスタッフから聞いています。

みなさんもぜひ足を運んで見て下さい!!

 

地図

 

 

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: 地域づくり | タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2011/10/24(月) 06:27

もりもとまきのアーキビストの目 No.22

イ病の経験を伝える
-県立イタイイタイ病資料館、来春開館-
(資料館だよりNo.38、2011/10)
紹介資料:『復元ニュース第80号・イタイイタイ病第102号』(神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会発行、2011/5)、『富山県立イタイイタイ病資料館(仮称)概要』

2009年の第1回スタディツアーでは、イタイイタイ病(イ病)の地・富山を訪れました。被害者団体(イタイイタイ病対策協議会=イ対協)、医師、弁護団、マスコミ、行政、被害者家族、企業、農家など、さまざまな立場から「イ病の今」に取り組んでおられる方々のお話を聞き、現地を歩き、私たち参加者はイ病の過去・現在のすがたを知り、その未来のために何が出来るのかを、真剣に話し合いました。
富山では来春、「県立イタイイタイ病資料館」の開館が予定されています。『復元ニュース第80号・イタイイタイ病第102号』(神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会発行、2011/5、写真下)によると、イ対協など運動団体の活動拠点である清流会館(1976年設立)には、調査の結果、約2,000点の資料が保管されていることが分かり、これらは全て資料館に提供されるそうです。

ecomuse

 

また、語り部や解説ボランティアの養成にも取り組まれるとのことです。県が作成した資料館概要(写真下)によると、「子どもから大人まで幅広い年代や外国の人たちに、イタイイタイ病の恐ろしさや克服の歴史を時間の流れに沿ってしっかり伝え、その教訓を未来につなぐ展示」を目指すとのことです。イ病の記憶、公害の経験を伝える場が、新たに生まれます。

ecomuse

ecomuse

☆資料館だよりNo.38はこちら

(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)

もりもとまきのアーキビストの目 No.21

あおぞら願って、花を一輪
-「被告企業との和解による解決確認式」・「ひまわり行動(全面解決)」ブローチ-

今回は、ちいさなお花のブローチを2点、紹介します。
ecomuse
上の写真は、「被告企業との和解による解決確認式」のブローチです(和田美頭子氏資料No.11)。

西淀川公害裁判は、’95(平成7)年3月2日に被告企業との和解を実現しました。
その日、「被告企業との和解による解決確認式」が行われ、参加した原告団・弁護団・支援者ら130名に、参加証としてこのブローチが配られました。
和解内容は、企業は解決金39億9千万円を支払い、そのうち15億円を患者の生活環境や地域再生に活用すること、また公害防止対策を努力することなど、画期的なものでした。

そしてその3年後、’98(平成10)年7月29日、裁判は国・阪神高速道路公団との和解をもって、全面解決を果たしました。国・公団は自動車排ガスによる健康影響を認め、西淀川区における沿道環境を改善すること、また、環境施策を実施するために「西淀川道路連絡会」を設置し、被害者(原告団)と継続的に協議することに合意しました。

下の写真は、その日行われた「ひまわり行動」で参加者が胸につけたブローチです(眞鍋正一弁護士資料No.1563)。
ecomuse

ブローチをつけ、デモ行進 ブローチをつけ、デモ行進 

ひまわり行動では、淀屋橋での全面解決街頭報告、原告団・弁護団・支援者ら400人が参加しての和解法廷前集会を経て、代表120人が法廷での和解式に臨みました。その後、記者会見をはさんで、道路政策提言発表会、和解報告集会と続き、多くの人たちが喜びを分かち合い、あおぞらを取り戻すためのこれからの運動への決意を誓い合い、全国へ、世界へ発信しました。

これらのブローチは、患者会や原告団の女性たちがひとつずつ手作りしたものです。
一輪一輪に込められた、あおぞらへの大きな願いを伝える資料です。
 
(お知らせ)これからは、『資料館だより』掲載分とは別に、blog にのみ掲載のblog版「もりもとまきのアーキビストの目」を不定期に掲載します。よろしくお願いします。
 
(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)

もりもとまきのアーキビストの目 No.20

弁護団、一丸となるために
-西淀川公害訴訟弁護団事務局ニュース-
(資料館だより37号、2011/07)
紹介資料:『西淀川公害訴訟弁護団事務局ニュース 第1号』(1985/09/20、眞鍋正一弁護士資料No.1361)

今回は、『西淀川公害訴訟弁護団事務局ニュース 第1号』(1985/09/20、眞鍋正一弁護士資料No.1361)を紹介します。
西淀川公害訴訟は、6つの争点(気象・疫学・関連共同性・被害・道路・歴史)について議論が進められました。弁護団は争点別に6つの班を組織して、20年間の裁判に取り組みました。6つの班が一丸となるためには、各班相互の連絡体制が欠かせません。その中心的な役割を担ったのが弁護団事務局でした。

欠かせない意思疎通、情報共有 欠かせない意思疎通、情報共有 

第1号では、各班の状況をすべての弁護団員が把握できるよう、三役(団長・副団長・事務局長)と事務局が持ち回りで各班の会議にオブザーバーとして参加すること、各班に事務局との連絡係を置くこと、各班からの連絡事項や進行状況を伝えるため事務局ニュースを発行することなどが記載されています。
ニュースは時に連日発行され、現在までに約260点の現物が確認されています(1985~2001、眞鍋正一弁護士資料内)。事務局はまた、会計、裁判所との交渉、書類の管理、他団体との連絡など、多くの事務的実務も担い、その状況も伝えられています。弁護団がどんな体制で長い裁判に挑んだのかを伝える資料です。

☆資料館だより37号はこちら

(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)

あおぞら野菜市開催(イコバ月イチ会10/20)

10月20日(木)にカフェスロー大阪さん出店で、有機野菜市を開催しました(あおぞらイコバ月イチ会)。この野菜市、毎回、お天気に恵まれております。

P1130654

通りがかりの人や、同じ日に、あおぞら財団で開催していた「てづくりせっけん教室」の参加者の人などがお買い物をしてくれました。

カフェスローさんが販売している野菜は大阪産の無農薬栽培の野菜です。

P1130663

<農家さん>

丹波春日町 ぼちぼち農園

吹田・山田 サイケでステキな農園 井上さん

岸和田・塔原 堀田農場

今回は、山口産のおコメ「かや米」を販売(生産者:賀屋良季・直美)。好調な売れ行きでした。おコメは引き続き、あおぞら財団でもお分けしていますので、購入希望の方は、ぜひ、財団事務所におたずねください。白米・玄米ともに1キロ650円。

P1130660

さて、本日のオーガニックお弁当のメニューをご紹介。

P1130689

・もちきび入りご飯

・大豆ミートのマイルドチリボール

・さつま芋と茎のきんぴら

・オクラとにんじんの和え物

・きゅうりのピクルス

高野豆腐のフレークのような大豆ミート・・・へ~、そういうのがあるんですね。おいしかったです。

P1130676

こんな一コマも。

鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)

Filed under: あおぞらイコバ | イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2011/10/20(木) 08:06
« 次のページ前のページ »