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タンデム自転車と出会う会

「タンデム自転車と出会う会」は守口市視覚障害者福祉協会が主催し、
守口市やあおぞら財団、当会等が後援して開催されました。

この日は最高気温が36度を超えるとても暑い日でしたが、110名もの方が参加されました。
内訳は、視覚障害者25名、聴覚障害者4名、盲聾者1名、健常者が40名、
ボランティアスタッフが30名、来賓の方が10名です。

開会式に先立ってタンデム自転車のパイロット(前に乗る人)の
講習会が開催されました。
私(北中)も含めてタンデム初体験の方も多く、
はじめは恐ろ恐ろペダルをこいでいましたが、
コツをつかむと会話も楽しみながら
タンデム自転車を楽しむことができました。

開会式には多くのご来賓の方々もご臨席され
盛大に開かれました。
代表して譲衆議院員で国土交通委員会理事をされている
竹内譲代議士がご挨拶をされました。

開会式に引き続き、シンガーソングライター イ・ヨンボさん
によるミニコンサートが行われました。
柏木さんが作詞、イ・ヨンボさんが作曲された
タンデムサイクリングのイメージソングを
歌っていただきました。

いよいよタンデム自転車体験会です。
今回は14台ものタンデム自転車が集合しました。
中にはスポーツタイプもあり、スピードを体感しながら
自転車を楽しみました。
イ・ヨンボさんのすばらしい歌声を聞きながら、
陸上トラックを走りました。

最後はみんなで記念撮影をしました。

テントを設営された方、飲み物を準備いただいた方、
タンデム自転車を運んでいただいた方…
ありがとうございました。
そして、暑い中、参加されたみなさんお疲れさまでした。

ご協力いただいた団体
・日本サイクルスポーツ発展協力者会
サイクルボランティア・ジャパン
社会福祉法人日本ライトハウス
京都市障害者スポーツセンター
・大阪国際大学 ボランティア部
一般社団法人コミュニティマネジメント協会CMA
・守口エコイスト

Filed under: 地域づくり | タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2010/07/26(月) 18:22

西栄寺で子どもたちとキャンドル作り。


7月24日、7月25日に、西栄寺で行っている寺子屋、空手教室に参加している
子どもたちとキャンドル作りをしました。
私は25日の空手教室のキャンドルづくりに参加してきました。
当日は、11名の子供達が参加してくれました。
作業の説明を熱心に聞く子どもたちの姿に、空手を習っているときの姿を想像しました。
まず、凝固剤をいれた油を紙コップに注ぎ、芯として割り箸に挟んだ麻ヒモをたらします。
油が固まる間、ペットボトルを二つに切って、底にお寺の方に穴を開けてもらい、釘を差し込んでキャンドルホルダーを作りました。



その後、みんなに今年の抱負や好きなこと、自由に絵などを描いて貰いました。
その絵を容器に貼り付け、キャンドルの完成となります。
みんなが作ったキャンドルは、8月16日、西栄寺の万燈会で灯ります。
万燈会についてはこちら→ 【西栄寺 行事案内】
秋に西淀川ESDで予定している、キャンドルナイトでもたくさんキャンドルを使うので、今後もキャンドルづくりを行っています。
西栄寺のみなさん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

《アルバイトスタッフ 小林記》


Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2010/07/26(月) 17:01

エコミューズ来館者が1,600人を突破しました


エコミューズの来館者が、1,600人を突破しました(2006年3月18日開館以降)。本日までの利用者は、1,604人となりました。

エコミューズには、世代や地域や国境を越えて、たくさんの方が来られます。
この一ヶ月の間には、大阪教育大学の学生の皆さんや、全国大学史資料協議会西日本部会の皆さんなどが見学に来られました。また、韓国から司法修習生の皆さんの研修も来られました。
いよいよスタディツアー2010(新潟水俣病)も間近に迫ってきました。
これからも、さまざまな発信や交流の場となるよう、エコミューズを盛り上げていきたいと思います。
(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)




Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2010/07/26(月) 16:01

全国大学史資料協議会西日本部会の見学を受け入れました


エコミューズスタッフの森本です。
7/21(水)、全国大学史資料協議会西日本部会の皆さん19名の見学を受け入れました。
 
まず、スタッフの林から、西淀川公害とあおぞら財団、エコミューズの活動を紹介しました。

また、森脇君雄さん(あおぞら財団名誉理事長・西淀川公害患者と家族の会会長)より、裁判運動から財団を設立した想いや、エコミューズへの想いをお話しました。
裁判を終えた当初は、「資料館」というもののイメージを持ちづらかったそうです。しかし、歴史学者が資料保存の必要性を粘り強く訴え、研究会を重ねていくうちに、裁判や運動の資料を伝えていくことの大切さに気づき、「自分たちがやってきたことが『歴史』になるんだ」と、強く実感していったとのことです。

参加者の皆さんからは、「和解金の使い途について、原告団のなかでどんな話し合いがされたのか?」「西淀川再生プランは、現在どれくらい実現しているのか?」などの質問が出されました。
その後、5階閲覧室と6階書庫を見学しました。
空を覆う煤煙の写真や、文書箱がずらりと並ぶ書庫のようすを紹介しました。


猛暑のなかの見学会となりましたが、日ごろ大学史資料に関わっておられる皆さんから、「資料は何点くらいあるのか?」「資料の置き場所はどのように確保しているのか?」「文書箱はどのようなものを使っているのか?」など、さまざまな質問が出されました。

皆さん、お疲れさまでした!

(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)




Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2010/07/26(月) 14:33

新潟水俣病勉強会in大阪 あおぞら財団


2010年7月18日(日)13:00-16:00
あおぞら財団
参加者 26名

7月11日に都留文科大学でもおこなった公害地域の今を伝える
スタディツアーの事前勉強会を、今度は大阪で、
前回と同じく立教大学教授の関礼子氏を講師にお迎えして
開催しました。

8月に行なわれる新潟水俣病スタディツアーの事前学習として開催したこの勉強会ですが、
ツアーには参加されない方もたくさん参加してくださいました。

関先生に、前回と同様に新潟水俣病について年表を見ながら説明していただき、
熊本の水俣病が発見されてから10年ほど経ってから新潟水俣病は発生したこと、
第1次訴訟から第4次訴訟までの経過や県の対応など、主に裁判とその流れについてお話していただきました。
その後、新潟の人達の暮らしと阿賀野川の関係をスライドを使って説明していただきました。

その後参加者に質問を紙に書き出してもらいました。


           質問を分類分け

           たくさん質問が出されました

・川や海へ流れていったメチル水銀はどこへ行ったのか
・現在活発な活動を行なっているNPOなどはあるのか
・新潟水俣病地域福祉推進条例の具体的な内容はどのようなものか
・昭和電工や県に対する意識(上・中・下流域)はどうだったのか
 また県の担当者で患者や地域の為に動いていた人はいたのか
・地域の子どもたちに新潟水俣病についてどのような方法でどのような内容を教えているのか
・阿賀野川流域の人々と現在の旧昭和電工との関係はどのようなものか
・新潟水俣病を報じるメディアに対して違和感を感じる点はあるか
・水俣病患者の方々はどんな差別をうけていたのか、今も続いているのか
・新潟水俣病の患者さん以外の人々の、水俣病への関わり方や水俣病のとらえ方の変化に
 ついて知りたい
・「村」は水俣の経過の中で良い役割、悪い役割を果たしてきたか
 「もやい直し」において「村」の役割は何か
・現在の阿賀野川と人々との関わりにはどんなものがあるか
 阿賀野川は今も愛されているのか
・胎児性水俣病としsて生まれた子ども達の成長はどうであったか
 またこのことによる中絶の問題はどのように共有され顕在化しているのか

などなど
時間の許す範囲でですが、丁寧に答えていただきました

参加者の感想から
「どうしても熊本の水俣病が頭にあるため比較して見てしまうところがあるが、
新潟は新潟の歴史があり、闘ってこられた患者さんがいる、ということが改めて認識できた。」
「新潟水俣病の経緯と、その背景にある生活文化、自然環境の存在についてく分かった。
実際に現地に行って色々な方のお話を聞いて、自分の目でその実像を確かめたいと思った。」

その後は、昨年のスタディツアーの様子と、体験から学ぶことの大切さとフィールドワークの心得について西村仁志先生にお話していただきました。

さて、梅雨も明け夏本番。暑さに気をつけながら今日学んだことも活かしつつ、スタディツアーに臨みたいですね。(眞鍋)





Filed under: 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2010/07/20(火) 16:50
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