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4/12 のざと診療所で呼吸リハビリについて勉強しました!

4/12(金)のざと診療所で楽らく呼吸会を行いました。西淀病院の理学療法士の廣野さんと田中さんを講師に迎え、呼吸リハビリについて教えていただきました。参加者は10名(内スタッフ4名)でした。

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今回初めての参加の方もいらっしゃったため、改めて呼吸リハビリとはというところから学びました。
呼吸器系の患者さんは、立ち上がったり歩いたり日常の何気ない動作において息切れや苦しさを感じます。その障害を克服して自立してもらうことが、呼吸リハの大きな目標です。
呼吸リハを行うと、体力アップ、息切れを軽くする、生活の質の向上、うつ気分や不安を軽くする、生存(寿命)を延ばすなどの効果が期待できます。

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呼吸リハで効果を出すポイントとしては、「肺」「心臓」「筋肉」の3つの歯車を回すことだそうです。お薬や病院の治療だけで「肺」や「心臓」の機能を回復させても、なかなか根本的な息切れや苦しさの解消にはなりません。体を動かし、「筋肉」の歯車も回してあげることではじめて、先ほど挙げたような呼吸リハの効果が期待できます。
「日常生活を行うだけで健常者よりエネルギーを使うのに、運動するなんて…」と思われるかもしれませんが、楽らく呼吸会では楽しく無理なく運動できるように、息切れや運動時の負担を軽くする「口すぼめ呼吸」を練習したり、ラジオ体操の動きのような、腕や足を動かす簡単な動きをリハビリとして行っています。

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もちろん無理をする必要はなく、患者さんの重症度によって、また体調によってできる内容は変わってきます。呼吸リハビリだけでなく、毎回さまざまなテーマで取り組んでいますので、みなさんも楽らく呼吸会に参加して、ぜひ自分の生活に少しでも役立ててくださいね。

まだ楽らく呼吸会に来たことがない方でも気軽に参加できますので、ぜひ診療所に足を運んでください!

■次回予定  ~お問い合わせはあおぞら財団まで~
・千北診療所…5月16日(木) 14:00~15:30(内容未定)
・姫島診療所…5月24日(金) 14:30~16:00(内容未定)
・のざと診療所…6月14日(金) 14:00~15:30(排痰法など予定)

本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。

ぜん息・COPD予防等情報発信事業に係る「COPD患者等のQOLの向上のための呼吸リハビリテーションの普及及び地域ネットワークの構築事業(大阪ブロック)」

平田

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