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ブログカテゴリー » 環境保健

2018西淀川区健康いきいき展に参加しました(10/27)

10月27日に西淀川区役所にて、2018西淀川区健康いきいき展が開催されました。あおぞら財団では西淀川区薬剤師会と一緒にハイ・チェッカーを用いて肺年齢測定を実施しました。健康いきいき展は、開始前に長蛇の列ができるくらい人気のイベントで、様々なコーナーで自分の健康状態を確認し、薬剤師や医師等から正しい情報を得ることができます。

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肺年齢測定はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の認知度を広め早期発見、早期治療が目的で行っています。COPD(慢性閉塞性肺疾患)の大きな原因は有害物質の吸入や大気汚染によって起こりますが、中でもたばこの煙が最も大きな原因です。

あおぞら財団では、2時間の間に50人あまりの人の肺年齢を測定することができました。ほとんどの方が問題ないという結果になりましたが、中には肺疾患の疑いという結果が出て不安を感じられる方もいました。そういう方には、今回はハイチェッカーという簡易な機械であるので測定に限界があること、不安がある場合は病院でスパイロメーターで詳細に検査したほうがよいということをお伝えしました。

あおぞら財団は、西淀川区薬剤師会の一部にブースをお借りして実施しました。薬剤師コーナーでは肺年齢チェックだけでなく体温や血圧、物忘れ度、肌年齢を測定するブースがありました。物忘れ度、肌年齢測定はとても人気で開始から30分で受付が終了するほどでした。西淀川区薬剤師会のfacebookページであおぞら財団についても紹介していただいています。

今回の肺年齢チェックでは、昨年度も測定したという方や呼吸が気になるからと一番に肺年齢測定を受けにきた方もおられ、西淀川区で肺年齢測定の認知度が高まって行っているのを実感しました。

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本事業は、独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進事業(NPO法人等との協働事業)」の一環として行われています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2018年10月30日5:58 PM

【ケアマネ対象】呼吸ケア・リハビリ講習会を開催(10/15)

2018年10月15日(月)14:00~16:00、西淀川区役所にて、ケア・マネージャーさんの勉強会「得るエル広場」にて「在宅でできる呼吸ケア・リハビリテーション」の講習会を開催しました。西淀川区南西部地域包括支援センターとの共催です。講師は北野病院リハビリテーションセンター技師長/理学療法士の本田憲胤先生です。

この講座では、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など呼吸器疾患の患者の治療に有効とされている呼吸ケア・リハビリテーションの技能を学びます。患者の在宅生活をささえるケアマネージャーさんに、呼吸リハビリの重要性、有用性を学んでもらい、ケアプランへの活用をしてもらいたいとの考えから開催しました。

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最初に、北野病院リハビリテーション技師長の本田先生から呼吸リハビリテーションの有用性や在宅でできるリハビリについてお話を聞きました。

COPDは完全には治らない病気で、いかに病気と上手に付き合い、自己管理を行っていくかが大事です。COPDを罹患している人では、活動的な方と不活動的な方では生存率が大きく違います。呼吸リハビリを上手に取り入れることにより、大きな効果を得ることができます。運動には、座ってできるもの、寝ながらするもの、立ち座り動作が伴うものなど様々な方法があり、患者さんや家族が納得できるようなやり方をやっていかなければなりません。本田先生はヒポクラテスの「使えば強くなり、使わなければ弱くなる」という言葉を紹介しながら、筋力を使う重要さを強調されました。

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講義の後、実技も行ないました。胸郭を緩め、呼吸介助するコンディショニングを実施することで、身体の柔軟性を増し、息苦しさを和らげることができます。実技の前後で前屈を行ってもらったのですが、明らかに体が柔らかくなっており、みなさん驚嘆の声をあげていました。

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最後に、質問タイムです。

「コンディショニングはどれぐらいの時間がかかりますか?」という質問に対しては、「コンディショニングの時間は呼吸リハ全体のの半分から 4割ぐらいの時間を使います。コンディショニングをしっかりやらないと、呼吸リハビリの効果が出ません。運動を続けるためにはコンディショニングが重要です。コンディショニングの後、いすから立ち座り、足上げなどの下半身の体操を行います。」という回答でした。

「呼吸リハビリができる事業所がわからない」という質問に対しては、「訪問リハビリを実施しているところであればできます。もしできないと言われたら、勉強してきてと依頼するといいと思います。」と、ケアプランに呼吸ケアを組み込むための質疑応答もありました。

 

他に、それぞれのケアマネージャーさんが担当されている方を念頭においた質問も多数出ました。

Q.先生から酸素療法をすすめられている人がいるが、カッコ悪いから嫌だと断っている。激しい咳で意識を失うこともある。導入するとしたらどのくらいか?

A.酸素療法は、いろんな会社販売しているが、どこも同じである。身体障害者手帳1級を取得すると安くなる。酸素療法を使わないでいると、心不全など心臓が弱ってしまう。

Q.煙草を吸っている方に、酸素療法をすすめるのが難しいのですが……。

A.酸素療法で一番怖いのは火事である。酸素療法を利用していて、1年に1~2人ぐらい火事を起こす人がいる。禁煙外来もあるので、禁煙に取り組んでほしい。また、オール電化にすることも大事。

Q.酸素療法しながら運動するのか?

A.運動の時もつけたまま行います。

今回参加されたケアマネージャーのみなさんは、呼吸ケアの重要性、効果の大きさを強く実感されたようです。ケアプランの作成の際に呼吸ケアを考慮に入れていただき、西淀川区内から在宅の患者さんに対しての呼吸ケアが広がっていくことを期待しています。

(記:谷内)

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これまでの医療従事者向け呼吸ケアリハビリ講習会の様子はコチラをご覧ください

→これまでの取組 医療従事者向け呼吸ケアリハビリ講習会

→ブログ カテゴリー「環境保健」http://aozora.or.jp/archives/category/kankyohoken

協力:西淀川区役所
本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)」の一環です。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 4:36 PM

楽らく呼吸会で矢倉海岸に出かけました(10/12)

10月12日(金)は楽らく呼吸会を開催しました。今回のテーマは「みんなで歩こう矢倉公園」。のざと診療所で集合して、車に分乗して矢倉公園まで行きました。参加者は全部で10名です。昨年度は台風や雨のあために矢倉公園に行くことができなかったので、2年ぶりの矢倉公園での楽らく呼吸会です。

秋晴れの気持ちのよい中、矢倉緑地公園でゆっくり過ごしました。この日は穏やかな天候でしたが、入口が壊れていたり、倒木や大量の漂流物を見かけ、公園内のあちこちに痛々しい台風の痕跡が残っていました。

今回はシャボン玉を持っていきました。シャボン玉は、呼吸器系の疾患の患者さんにとって効率の良い呼吸方法である口すぼめ呼吸の練習になります。みなさん童心に戻って、小さなシャボン玉、大きなシャボン玉を思い思いに飛ばしていました。

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シャボン玉をひとしきりした後は、公園内を散歩したり、お花を摘んだりして、自由に過ごしてました。

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最後は、理学療法士さんに教えてもらった呼吸体操を行いました。空気のきれいなところでの体操は、とても気持ちよさそうでした。

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みなさん西淀川に住んでいても、矢倉緑地公園にはなかなか行く機会がないそうです。「空気のきれいなところに連れて行ってくれてうれしい」と言ってくれる方もいました。

実は、いつも楽らく呼吸会に参加しているHさんが9月末に急逝しました。ぜんそくという病気を患いながらも、いつも元気で明るかったHさんは。「Hさんは矢倉公園に来るのを楽しみにしていたから、楽しまなきゃ」という話も出ました。

開放感のある場所で気持ちの良く歩いた楽らく呼吸会でしたが、少し寂しさも感じる会でした。

次回予定~問い合わせはあおぞら財団まで~

楽らく呼吸会は、患者さん同士、日頃の病気の悩みを交流したり、時には勉強会なども開催しながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうという会です。

少しでも興味があれば是非、楽らく呼吸会にご参加ください!

第51回 お薬について

11〜1月は寒い時期ですので、楽らく呼吸会はお休みします。次回は2月、3月に、「お薬」について薬剤師さんからお話をうかがいます。

2月 8日(金)14:00~15:30 のざと診療所
3月 14日(木)14:00~15:30 千北診療所
3月 15日(金)14:30~16:00  姫島診療所

COPDやぜん息などの呼吸器系の疾患のお薬について学びます。患者さん自身が飲んでいるお薬について詳しく知ることは、日常的にお薬を正しく服用することにつながります。吸入は、自己流でやっていると薬の治療効果が十分に発揮されません。正しい吸入方法のチェックも行います。

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今までの楽らく呼吸会の様子はこちらから→楽らく呼吸会

本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)実施業務」の一環として実施しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2018年10月26日4:58 PM

楽らく呼吸ニュースNo.46発行&10/12に楽らく呼吸会を行います

楽らく呼吸ニュースNo.47「栄養について」を発行しました。

rakurakunewsletter46(画像をクリックするとpdfファイルをダウンロードできます)

今号では、管理栄養士さんから教えてもらったCOPDと栄養療法について、まとめています。

COPD の患者さんは、「代謝の亢進」、「全身性の炎症」「摂食量の低下」によって、栄養障害を起こしやすいという特徴があります。COPDの患者さんは、BMI( 肥満・やせ指標)が低い人(痩せている人)ほど生存率が低くなることが報告されていますので、食欲がなくてもしっかりとエネルギー補給をすることが大事です。

食事は自己管理の大事な要素ですが、日々の大きな楽しみでもあります。患者さんみなさんが美味しくご飯を食べながら体の調子を保ちましょう!


次回の楽らく呼吸会は、10月12日にみんなで矢倉公園をお散歩します。記念すべき第50回目の楽らく呼吸会です。

【次回予定】

・第50回 「みんなで歩こう矢倉公園
日時:2018年10月12日(金) 14:00 ~ 15:30
集合場所:のざと診療所

のざと診療所から車に乗って矢倉公園まで移動して、そこでお散歩をします。矢倉公園は、自然石を用いて整備されており、潮だまりや広々とした芝生、野鳥観察所などもあって、自然を楽しむことができる公園です。適度な散歩は、COPDの症状の増悪、生活の質の低下を防ぎます。自然を感じながらみんなで一緒に楽しくお散歩をしましょう!

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過去の楽らく呼吸会の様子

楽らく呼吸会は、呼吸器疾患で苦しむ患者さん同士、日頃の病気の悩みを交流したり、勉強会などを開催しています。病気と向き合い、お互いが支え合っていくためにつくられた会です。
ぜひ気楽にご参加くださいね。

2018年度の予定はこちらをご覧ください→2018年度の楽らく呼吸会の予定

今までの楽らく呼吸会の様子はこちらから→楽らく呼吸会

本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)実施業務」の一環として実施しています。

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2018年9月26日1:57 PM

楽らく呼吸会で栄養について学ぶ(9/13, 9/14)

2018年9月13日(木)に千北診療所において、14日(金)に姫島診療所において「栄養について」をテーマに行いました。講師は西淀病院の管理栄養士さんで、13日(木)は杉原先生、14日(金)は村田先生をお招きしました。参加者はそれぞれ7人でした。

最初に、COPD(慢性閉塞性肺疾患)と栄養療法についてお話を聞きました。

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COPDと栄養療法についてのお話

COPDと栄養状態

COPDの患者さんにはやせ型の人が多いのですが、この原因としては「1.代謝の亢進」「2.全身性の炎症」「3.摂食量の低下」があります。

1.代謝の亢進:COPDの患者さんは、呼吸しにくいため、呼吸に関する筋肉の活動が活発になり、健常者よりも酸素消費量が1.4倍も高くなります。普段の生活で消費エネルギーが多いため、エネルギー不足になりがちになります。

2.全身性の炎症:COPDの患者さんは、全身性の炎症が起きていることが多く、一般的に炎症を抑えるためには、体の中で必要なエネルギーが増えます。

3.摂食量の低下:呼吸困難感に伴い摂食量は低下する、COPDの患者さんでは肺が膨張しており、横隔膜が下がることで、胃を圧迫してしまい、少量で満腹感が高まります。

COPDの患者さんは、BMI(肥満・やせ指標)が低い人(痩せている人)ほど生存率が低くなることが報告されているそうです。

ですので、COPDの患者さんは、食欲がなくてもしっかりとエネルギー補給をしなければなりません。

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やせているCOPD患者さんは生存率が低下(出典 環境再生保全機構「ぜん息などの情報館」

バランスの良い食事を

しっかり栄養を摂るためにはバランスの良い食事が大事です。和食はバランスが取れているように見えますが、塩分が多くなってしまいます。かまぼこなどの加工食品、お魚は干物より旬の新鮮素材を使う、汁物は1日1回具だくさんで、酸味やだしで薄味にというように塩分を減らす工夫が必要です。

また、これから心配なのは、風邪・インフルエンザです。COPDやぜん息の患者さんは、風邪やインフルエンザなどの呼吸器の感染症をきっかけに、呼吸困難などの症状が悪化し、命にかかわることもあります。この症状を増悪といいます。
風邪やインフルエンザを予防するための食事のポイントを教えてもらいました。基礎体力をつけ抵抗力をつけるためにたんぱく質をしっかりとること、免疫力を高めるビタミンC、のどや鼻などの粘膜を保護するビタミンA、疲労回復・新陳代謝の活発化・免疫機能を高める亜鉛を含んだ食品をとる、身体を温めるメニューにするといったことです。

栄養療法に関する相談

最後は患者さんの個別の状況に応じた相談を行いました。

旦那さんが健康食品に興味があり、黒にんにくやサプリに高いお金を払っているという相談に対しては、にんにくは食べすぎると胃が荒れるということやビタミンCなどはサプリで大量に摂取しても体から出てしまい効果があまりない、そのため普段の食事をバランスのとれたものにした方が良いというアドバイスでした。

夏場の暑い時期にビールをたくさん飲んでいるけれど体に悪いのかという質問もありました。ビールはたくさん飲みすぎてはいけないというアドバイスでしたが、その原因として、ビールはあまり栄養がなくカロリーしかないこと、アルコールを分解するのに水を使うので別途水分補給が必要になること、体調が悪い時は内臓がうまく働いていないので冷たいものを大量に摂取すると内臓に負担をかけることを説明してもらいました。

他にも、糖尿病や高血圧などの他の合併症にも配慮した栄養の摂り方についてそれぞれアドバイスをもらいました。

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日々の食事について管理栄養士さんに相談

 

COPDの患者さんは他の疾患と違い摂取してはいけない食品があるというわけではないのですが、バランスのとれた食事をしっかりとるということが大事になります。管理栄養士さんも「バランスのとれた食事というけれど、毎日のことなので難しいですよね」と話していましたが、患者さんにはおいしく食べながら上手に自己管理していってほしいと思いました。

■次回予定~問い合わせはあおぞら財団まで~

楽らく呼吸会は、患者さん同士、日頃の病気の悩みを交流したり、時には勉強会なども開催しながら、病気と向き合っていこう、またお互いが支えあっていこうという会です。

少しでも興味があれば是非、楽らく呼吸会にご参加ください!

第50回 みんなで歩こう矢倉公園
日時:2018年10月12日(金) 14:00 ~ 15:30
集合場所:のざと診療所
のざと診療所から車に乗って矢倉公園まで移動して、そこでお散歩をします。矢倉公園は、自然石を用いて整備されており、潮だまりや広々とした芝生、野鳥観察所などもあって、自然を楽しむことができる公園です。適度な散歩は、COPDの症状の増悪、生活の質の低下を防ぎます。自然を感じながらみんなで一緒に楽しくお散歩をしましょう!

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過去の楽らく呼吸会の様子

 

2018年度の予定はこちらをご覧ください→2018年度の楽らく呼吸会の予定

今までの楽らく呼吸会の様子はこちらから→楽らく呼吸会

本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)実施業務」の一環として実施しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2018年9月21日2:12 PM
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