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西淀川交通まちづくり意見交換会【第3回】が実施されました!


8月30日(日)、西淀川交通まちづくり「意見交換会」が西淀川区民会館ホールで行われました。
第3回意見交換会のながれ 
 第3回の意見交換会は、15名の方に引き続きご参加いただきました。前回のふりかえりを行ったあと、専門家からの提案として、大阪大学大学院工学研究科 猪井博登先生から交通まちづくり施策のパッケージ案をご提案いただき、それをもとにグループで、提案への投票、意見交換、発表を行いました。
 その後、各個人が選択した案ごとにグループを再編成し、「○○○で変える。未来の西淀川交通まちづくり」と題して、提案のとりまとめを行いました。

猪井博登先生からの提案
 猪井先生は、前回の4つの提案を一つだけ実施していくと、困ることが起きる可能性があり、各施策を組み合わせて(=パッケージ化)考える必要性を示されました。
また、施策を決める際には、“区民への影響”と“環境の視点”を踏まえて考える必要性についても述べられ、考える目安となる資料をご提示いただきました。




前回の意見交換会の結果に基づいた、4つのパッケージ案(①自転車施策重視パッケージ、②自転車バス共存パッケージ、③啓発施策重視パッケージ、④バス施策重視パッケージ)が提案され、各案を実施した場合の変化について、10年後の西淀川区民の声として、わかりやすく、楽しく、説明いただきました。

パッケージ案を選び、班分けを行いました 
 グループごとに“案を選択した理由”や“案について疑問を感じたところ”などについて意見交換を行ったあと、選択する案ごとに分かれて班を移動しました。
 その結果、次のような班分けになりました。
①自転車施策重視パッケージ班 5名
②自転車バス共存パッケージ班 8名
③啓発施策重視パッケージ班  2名
④バス施策重視パッケージ班  0名

市民から提案!「○○○で変える!未来の西淀川交通まちづくり」
 同じ案を選択した人同士で、施策の実現に向けての取り組みの提案と、キャッチフレーズを考えました。提案は、「○○○が、×××××する」といったように、誰が何に取り組むべきか、具体的に考えました。キャッチフレーズは、みんなの共通の目標となるように、わかりやすく、親しみを感じやすいよう工夫をしました。
各班ともに白熱した議論を行い、「エコサイクルタウン!西淀川(自転車施策重視パッケージ)」、「自転車とバスを使う人を増やして、より便利な西淀川に!(自転車バス共存パッケージ)」、「自分がやらねば、誰がする!(啓発施策重視パッケージ)」の3つのプロジェクトが提案されました。
最後に、大阪大学大学院新田保次教授と京都大学大学院植田和弘教授より感想が述べられ、意見交換会は無事、終了しました。


西淀川交通まちづくりの実現に向けて〜『西淀川交通まちづくり公開討論会 12/19開催!』
 今回の意見交換会の成果をもって、来る12月19日(土)に『西淀川交通まちづくり公開討論会』を開催します。意見交換会の参加者をはじめ多くの区民と、交通まちづくりに関係する方々や学識経験者等を交えて、西淀川の交通まちづくりについて討論を行います。ぜひご参加ください!詳細は後日、発表します。

参加者のみなさん!ありがとうございました!
 西淀川交通まちづくり意見交換会にご参加いただきました方々、本当にありがとうございました。
 今回の意見交換会を通じて、どのような施策を実施していくにも、まずは区民自らが考え、声をあげて、提案していくことの必要性や、みんなで討議することの大切さを感じました。
 意見交換会は一旦終了しますが、みなさんの思いや願いが実現できるよう、引き続き、あおぞら財団もみなさんと一緒に考えていけるといいなと思います。

石塚裕子(あおぞら財団)




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