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» 2005 » 8月

「大野川緑陰道路であそぼう」展示最終日


あおぞら財団インターン 小原孝一
 今日で、プレ企画Part2「夏休みワクワク資料室 大野川緑陰道路であそぼう」が大盛況(?)のうちに終了しました。子どもたちはもちろん、大人の方にも楽しんでいただけたと思います。特に年配の方は、自分が生まれた頃や自分が生まれる前の大野川の歴史に興味を持たれていて、外に展示してあった大野川緑陰道路ものがたり」のパネルを熱心に読まれていました。信号待ちで止まっている車の中からもパネルに興味を持たれる方もいました。
「歴史クイズラリー」は子どもたちには難しいクイズもありましたが、友達と協力したり、お母さんにヒントをもらったりして、みんな見事に“緑道はかせ”になりました。緑道はかせ認定書を渡す時に、照れながら受け取る子、うれしそうに受け取る子、しっかりと両手で受け取る子、と様々でしたが、その顔を見る限り、楽しんでもらえたのではないかと思いました。これからも認定書に書いてある「大野川緑陰道路をこれからもまちのたからものとして大切にしていきましょう」の言葉を思い出して、さらに立派な“緑道はかせ”に成長してほしいと思います。

★西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)のホームページはこちら




Filed under: 事務局 | インターン生 | 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2005/08/31(水) 02:37

映像で西淀の歴史を探ろう


あおぞら財団インターン 雨宮妙子 
 およそ30年前に撮影された8mmフィルムの映像を見て、それらがどこから撮られたものであるかを調査する西淀川地域研究会が開かれました。それらの映像を見させていただいて、30年前の西淀川の映像から場所を特定するのはとても困難なことだと思いました。それでも、いざ、映像を見始めると、次々と意見が出てきて、みなさん西淀について本当に詳しくて驚きました。丁寧に見ていかなければならなので、とても根気と時間のいる作業だと思いました。
これらの映像は、誰が撮ったのかもわからない、さらに撮り方もとても見やすいものとは言えないものでした。けれど、高度経済成長期の大阪の様子、煙がもんもんと立ち上っている煙突や立ち並ぶ倉庫やこう炉、行政や企業相手に話す原告の方々の様子などが伝わって来ました。
淀協という医療のネットワークがあることを初めて知りました。とても地域に根ざした制度であると思いました。

★西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)のホームページはこちら




Filed under: 事務局 | インターン生 | 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2005/08/30(火) 02:48

あおぞら財団の環境教育活動


あおぞら財団インターン 雨宮妙子
教科書を作っている大阪書籍に、社員への環境教育として、あおぞら財団の西淀地域での環境教育の取り組みについて話をしに行くことがあり、私も同行させていただきました。たくさんの企業の人たちと一緒に話しを聞き、まだまだ私の知らない、あおぞら財団の活動について知ることができました。中でも、環境教育推進法という法律ができて、あおぞら財団でも地域の高校生や小学生を対象に様々な活動、ワークショップや語り部活動を行っているのが印象的でした。西淀川という地域についてよりたくさんの人に知ってもらうには学校はとてもいい場所だと思います。実際に見て、話を聞いて、子ども達が自分たちの住んでいる地域を身近に感じ、親しんでくれることが、これからの西淀川のまちづくりに活気を与えてくれると改めて感じました。お話がとてもおもしろく惹きつけられました。上田さんが、学校は閉鎖的な所であるが、熱心な教師が一人でもいれば、このような活動も根付かせることができるとおっしゃっていたのが心に残っています。




Filed under: にしよどnote | 事務局 | インターン生 — aozorafoundation 公開日 2005/08/29(月) 03:23

自転車まちづくりの原動力


昨日、全国自転車ネットワーク準備委員会が主催した
「ドイツ社会自転車化の言動力『ADFC』の活動に学ぶ」
という講演会に参加した。

社団法人一般ドイツ自転車クラブ(Allgemeiner Deutscher Fahrrad Club )
は、北ドイツのブレーメンで、自転車愛好家によって、1979年に設立されている。

ADFCの特徴は、2つの活動レベルにある。
自転車を余暇で楽しむ利用者(会員約11万人)に対し、
充実したサービスや適切なアドバイス活動を行うことによって、
自転車利用を促進することと、
自転車利用者の利益を中立的な立場から政策に反映することである。

会員へのサービスやADFCの活動内容にはさまざまな工夫が見られる。
○自転車観光の手引き、地図づくり
○自転車ルート上へ標識を設置
○公共交通への自転車の持ち込み(鉄道会社とのタイアップ)
○自転車走行中等の保険サービスの提供(保険会社とのタイアップ)
○盗難予防のための自転車ナンバリング
○自転車ステーション(駐輪場、レンタサイクル、修理)の運営
○自転車品評会の開催
○自転車環境テスト(Fahrradklimatest)の開催

また、ADFCの会員である国会議員に対して政策をレクチャーしたり、
市が実施する交通調査を請け負ったり、ADFCの代表が
市の審議会の委員に就任し、交通政策の提言づくりに携わるなど、
行政とも深い関わりをもっている。

ADFCの活動は、自転車の社会的地位を高めるという点で大きく貢献しているが、
違法駐輪と自転車走行環境の改善(=走行空間の確保)は
ドイツでも課題となっている。今ある環境を最大限活用するという考え方に
たてば、構造物による「分離」から、バスや自動車と分け合って道路を使う
「共存」の考え方にシフトしつつあるという。

西淀川でも違法駐輪の問題を調査したり、自転車を活かしたまちづくりに取り組んでいる。

9月4日の道路環境市民塾では、10月10日のイベントの準備とともに、
さまざまな、”自転車まちづくり”に関する話が弾むことでしょう!
みなさま、ぜひご参加を!




Filed under: 事務局 | 事務局より — aozorafoundation 公開日 2005/08/28(日) 05:23

駅周辺の放置自転車についてどう思いますか?


小原孝一(あおぞら財団 インターン)
 先日、阪神姫島駅に調査に行ってきました。通勤・通学や買い物目的での駐輪が行われていて、駐輪台数は500台ほどになっていました。
 確かに、自転車は自動車よりも手軽で駐輪していても邪魔にならないと思いがちです。私も調査するまではそう思っていました。だからこそ、駐車禁止の看板は守れても、駐輪禁止は守れないのかもしれません。もちろん、駐輪場が不足しているのも事実です。しかし、だからといって自転車を放置したままでいいのでしょうか?自分の知らないところで、誰かに迷惑をかけているかもしれません。この機会に放置自転車について、少し考えてみるのはどうでしょう。普段は何気なく駐輪している場所でも、問題意識を持つと違って見えるかもしれません。
 姫島駅の場合、まずは有料ですが、駐輪場にとめるように心掛けたらどうでしょう。まだ空いているスペースはあります。駐輪場が全てうまった時、初めて駐輪場がどれほど不足しているかわかるはずです。大事なのは撤去ではなく、駐輪場の確保と利用者のマナーだと思います。
 放置自転車は難しい問題です。姫島駅はもちろん、あなたが住んでいる町での状況や対策など意見を送っていただけたら嬉しいです。




Filed under: にしよどnote | 事務局 | インターン生 — aozorafoundation 公開日 2005/08/26(金) 05:40
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