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ブログカテゴリー » 地域づくり

タンデム自転車改造計画!ブレーキの巻

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

以前、タンデム自転車(二人乗り自転車)のチェーンカバーの補強について、ご紹介しましたが、次は、ブレーキです。

どうも、後輪ブレーキが握りにくく、そのことを、タンデム自転車のメーリングリストに投稿しましたら、「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」メンバーの友田清信さんが、すぐに駆けつけてくれまして、ブレーキワイヤーを改善してくれました!!!

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おかげさまで、手の小さい私でも、ずいぶんと握りやすくなりました。ブレーキの効きもよくなりました。

チェーンカバー補強にしても、今回のブレーキにしても、みなさんのすばやい対応とご協力に、感謝、感謝です。

「困っています」と声をあげたら、ものごとが着実に改善していく。すごいことだ!と実感しています。

鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2011年12月21日9:54 PM

きんきビジョンサポート主催 タンデム自転車体験会を開催12/18

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

12月18日、冬の寒さにも負けずにタンデム自転車の体験会を開催しました。

主催:きんきビジョンサポート~眼科とリハビリ・福祉の架け橋に~

協力:大阪でタンデム自転車を楽しむ会

場所:大野川緑陰道路(大阪市西淀川区)

参加人数:22人

ボランティアスタッフ:25人

主催団体のきんきビジョンサポートは、目が「見えない」「見えにくい」方々が、

講座やサロンを通じて情報交換などを行なっているグループです。

普段は乗ることができない自転車ですが、2人乗りのタンデム自転車の後部座席であれば「見えない」「見えにくい」人も自転車に乗ることができます。

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陽のあたる場所で開会式です。寒くても自転車日和の陽射し♪

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赤堀サンタから、開会の言葉と本日の説明、参加者の意気込みを聞いて回ります。

「事故のない程度に自転車のスピードを楽しんで、楽しく終わりましょう!!」(その通り!!)

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タンデム自転車の説明&注意事項を藤江事務局長が行います。

前に乗る人をパイロット、後ろに乗る人をストーカーと言います。(※ストーカーとは怪しい者ではなくて、蒸気機関車の石炭をくべる人を意味します。)

「タンデム自転車は、二人の絆と信頼関係が重要です」(パイロットはストーカーを信じ、ストーカーはパイロットを信じます)

今回、メーリングリストでパイロットのボランティアを呼びかけたところ、社会人、大学生、高校生などが手を挙げ、駆けつけてくれました。

試乗会は、ボランティアの方々によって支えられています。

この日は、新人パイロットが5人誕生しました!!

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出発です!!

この日は、福駅周辺まで行って、折り返してくるコース。

距離はそんなにないけど、少し起伏があるので楽しめます♪

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二人の息を合わせて・・・前へ進みます!!

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この日は、色んなタイプのタンデム自転車が集合。

乗り比べする方も多く居ました。

・参加者の感想

「親子で乗ったけど、タンデム自転車で親子の絆が確認できた!!」

「久しぶりに自転車に乗れた。まだまだ僕の脚力も衰えてないなって実感できた♪」

「自転車で風を切って走れた。気持よかった!!」

「もっと、イベントとかでタンデム自転車に乗りたい!!」

「最初は怖かったけど、慣れると楽しくなってきました!!」(新人パイロット)

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最後に、パイロットで来て頂いたCVJのみなさんと、大阪国際大学の学生さん、淀商業高校の学生さんと記念撮影。

タンデム自転車の「輪」どんどん広がってます。

みなさんお疲れ様でした!!

(あおぞら財団 スタッフ 山本 元)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
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Green連続サロン「木の勉強会 ~国産材&北米・カナダからの輸入材木編~」を開催しました

あおぞら財団では現在、住まいやまちの変化を読み解きながら、「西淀川らしい環境と住まい方」を考えるGreen(Good renovation for ee(ええ)Nishiyodogawa)プロジェクトの活動を、建築関係の方や地域の方などと一緒に進めています。
今回、家を建てるにあたって、使用する木材が環境に及ぼす影響について考えるために、まずは木材のことを知ろうということで、木材の勉強会を開催しました。
木の勉強会 その①「国産材編」~12/9
日時=12月9日(金)19:00~21:00
場所=あおぞらビル1階・あおぞらイコバ
講師=石橋輝一さん(吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材)
中井章太さん(吉野の山守 中神木材)
コーディネーター=山内美陽子さん(空庭)
参加者=18人
講師に石橋輝一さん(吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材)と中井章太さん(吉野の山守 中神木材)をお招きして、国産材の置かれている現状や、吉野での林業の特徴、林業が必要な理由などのお話を聞きました。
見せるための木を使う家が減り、木材が市場で売れなくなっていることから、エンドユーザー(家を建てる人)と直接やりとりをする流れが林業の業界の中であるが、それによってエンドユーザーの本当に欲しいものがわかり、適正な価格で売ることができるというメリットもある。今は北欧から輸入される集成材(いくつかの木材を木目を考慮して合わせて作った木材)が国産材に影響を与えていることや、地域によって、気候や地形だけでなく、山の所有形態などの違いから、林業のあり方が各地でさまざまであり、その地域に合った林業をやらなければ、山を守っていくことはできないことや、林が荒れ、木が枯れ腐るとそこから二酸化炭素が発生することなど、環境と林業のつながりについて知ることができました。
「昔からある育林の技術を変えずに次の世代に伝えたい。」
「林業家の中だけでは解決できない問題も多く、他の業種の人と交流し、新しいアイデアをどんどんもらいたい。」
「山を通して、人を育てる」今後の林業を支えたい思いも語ってくれました。
吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材 http://www.homarewood.co.jp/
吉野の山守 中神木材 http://purewoods.com/
木の勉強会 その②「北米・カナダからの輸入材木編」
日時=12月12日(月)19:00~21:00
場所=あおぞらビル・3階会議室
講師=宮崎豊さん(カナダツガ)
オブザーバ=佐原謙次さん(村上木材株式会社)、河井豊さん(プレテック株式会社)
コーディネーター=松富謙一さん(CASEまちづくり研究所)
参加者=16人
講師の宮崎豊さんから、「いま、なぜ木造建築か?」をテーマにカナダの木材事情についてお話がありました。冒頭、宮崎さんからは外材を排他することで、国産材を支援したり、補助金を出したりする今の流れは「攘夷主義型」であり、国産材、輸入材ともに広い視野で見ていく必要があるとの問題提起がありました。
カナダは森林認証で世界をリードしており、認証林面積は他国を大きく上回っています。森林が100年後にどうなっているかも含めて管理しているのとこと。森林認証とは、持続可能な森林であると認められた森林地域に与えられる認証です。日本の森林を守るためにも、国産材を使用しようと言われているが、輸入材の良さをいかしながら、適材適所で木材を使っていくのがいいのではないかと、宮崎さんは述べました。
その後、オブザーバーの佐原謙次さん、河井豊さんからコメントをいただきました。
質疑応答の時間では、国産材の保護や二酸化炭素削減のためではなく、日本の林業を再生させるためでもあること、補助金頼みになっているのはよくない、などの意見がありました。また、森林認証については、カナダでは9割が国有地のため、政府の方針で認証がとりやすいという事情がわかりました。それにたいして、日本では吉野のように高い育林技術があるにもかかわらず森林認証がとられていないのは、民有地が多いからではないかといった意見がありました。
カナダツガ http://www.canadatsuga.org/

あおぞら財団では現在、住まいやまちの変化を読み解きながら、「西淀川らしい環境と住まい方」を考えるGreen(Good renovation for ee(ええ)Nishiyodogawa)プロジェクトの活動を、建築関係の方や地域の方などと一緒に進めています。

今回、家を建てるにあたって、使用する木材が環境に及ぼす影響について考えるために、まずは木材のことを知ろうということで、木材の勉強会を開催しました。

木の勉強会 その①「国産材編」

日時=12月9日(金)19:00~21:00
場所=あおぞらビル1階・あおぞらイコバ
講師=石橋輝一さん(吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材)
中井章太さん(吉野の山守 中神木材)
コーディネーター=山内美陽子さん(空庭)
参加者=18人

講師に石橋輝一さん(吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材)と中井章太さん(吉野の山守 中神木材)をお招きして、国産材の置かれている現状や、吉野での林業の特徴、林業が必要な理由などのお話を聞きました。

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見せるための木を使う家が減り、木材が市場で売れなくなっていることから、エンドユーザー(家を建てる人)と直接やりとりをする流れが林業の業界の中であるが、それによってエンドユーザーの本当に欲しいものがわかり、適正な価格で売ることができるというメリットもある。今は北欧から輸入される集成材(いくつかの木材を木目を考慮して合わせて作った木材)が国産材に影響を与えていることや、地域によって、気候や地形だけでなく、山の所有形態などの違いから、林業のあり方が各地でさまざまであり、その地域に合った林業をやらなければ、山を守っていくことはできないことや、林が荒れ、木が枯れ腐るとそこから二酸化炭素が発生することなど、環境と林業のつながりについて知ることができました。


「昔からある育林の技術を変えずに次の世代に伝えたい。」
「林業家の中だけでは解決できない問題も多く、他の業種の人と交流し、新しいアイデアをどんどんもらいたい。」

「山を通して、人を育てる」今後の林業を支えたいという熱い思いが伝わってきました。

吉野杉・吉野桧の製材加工販売 吉野中央木材 http://www.homarewood.co.jp/
吉野の山守 中神木材 http://purewoods.com/

木の勉強会 その②「北米・カナダからの輸入材木編」

日時=12月12日(月)19:00~21:00
場所=あおぞらビル・3階会議室
講師=宮崎豊さん(カナダツガ)
オブザーバ=佐原謙次さん(村上木材株式会社)、河井豊さん(プレテック株式会社)
コーディネーター=松富謙一さん(CASEまちづくり研究所)
参加者=16人

講師の宮崎豊さんから、「いま、なぜ木造建築か?」をテーマにカナダの木材事情についてお話がありました。冒頭、宮崎さんからは外材を排他することで、国産材を支援したり、補助金を出したりする今の流れは「攘夷主義型」であり、国産材、輸入材ともに広い視野で見ていく必要があるとの問題提起がありました。

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カナダは森林認証で世界をリードしており、認証林面積は他国を大きく上回っています。森林が100年後にどうなっているかも含めて管理しているのとこと。森林認証とは、持続可能な森林であると認められた森林地域に与えられる認証です。日本の森林を守るためにも、国産材を使用しようと言われているが、輸入材の良さをいかしながら、適材適所で木材を使っていくのがいいのではないかと、宮崎さんは述べました。

その後、オブザーバーの佐原謙次さん、河井豊さんからコメントをいただきました。


質疑応答の時間では、国産材の保護や二酸化炭素削減のためではなく、日本の林業を再生させるためでもあること、補助金頼みになっているのはよくない、などの意見がありました。また、森林認証については、カナダでは9割が国有地のため、政府の方針で認証がとりやすいという事情がわかりました。それにたいして、日本では吉野のように高い育林技術があるにもかかわらず森林認証がとられていないのは、民有地が多いからではないかといった意見がありました。

カナダツガ http://www.canadatsuga.org/

Filed under: Green(環境住宅研究会),あおぞらイコバ,イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2011年12月19日9:44 PM

タンデム自転車で「とよなか市民環境展」に出展(12/9)

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

タンデム自転車で「とよなか市民環境展」に出展
12月9日(金)、「とよなか市民環境展2011」に、あおぞら財団から出展してきました。
ここ数年いろんな内容で出展していますが、今年は、二人乗り自転車のタンデム自転車が登場です!
なので、もちろん屋外。
この日は、急に寒くなった日。
体が冷える。
でも、そんな寒さは、タンデムに乗って、吹き飛ばそう!
小学生が学校単位でたくさん来てくれました。
小学生、元気です。
そして、あおぞら財団の藤江事務局長、写真で見ると、とってもいいお兄さん。
いや、実際も、いいお兄さんです。
この日、私たちと一緒に屋外展示をしていたのは、
阪急バスの「バイオディーゼル燃料バス」、
大阪ガスの「天然ガス車」、
関西電力の「電気自動車」でした。
そんな中、あおぞら財団の「タンデム自転車」。
燃料いらず、排気ガスなし。体ひとつで、どこへでも。
「自転車は環境にいい乗り物」
「でも、安全はちゃんと守ってね」
「普通の自転車は2人乗りはダメだけど、このタンデム自転車なら2人で乗れます」
「タンデム自転車の後ろ座席なら、目の見えない人でも乗ることができます」
と小学生のみなさんにお話しました。
この日は、西淀川区から会場の豊中市まで、タンデム自転車で「藤江・鎗山チーム」で片道約1時間、往復約2時間、こぎました。
後ろの鎗山はパネル5枚を背中にかつぎました。
タンデム自転車は、なんでもできますねえ~
鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)

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12月9日(金)、「とよなか市民環境展2011」に、あおぞら財団から出展してきました。
ここ数年いろんな内容で出展していますが、今年は、二人乗り自転車のタンデム自転車が登場です!
なので、もちろん屋外。
この日は、急に寒くなった日。
体が冷える。
でも、そんな寒さは、タンデムに乗って、吹き飛ばそう!

小学生が学校単位でたくさん来てくれました。
小学生、元気です。

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そして、あおぞら財団の藤江事務局長、写真で見ると、とってもいいお兄さん。
いや、実際も、いいお兄さんです。

この日、私たちと一緒に屋外展示をしていたのは、
阪急バスの「バイオディーゼル燃料バス」、
大阪ガスの「天然ガス車」、
関西電力の「電気自動車」でした。

そんな中、あおぞら財団の「タンデム自転車」。
燃料いらず、排気ガスなし。
体ひとつで、どこへでも。
あ、せっかくタンデムなんで、体ふたつのほうが、楽しいですね。

「自転車は環境にいい乗り物」
「でも、安全はちゃんと守ってね」
「普通の自転車は2人乗りはダメだけど、このタンデム自転車なら2人で乗れます」
「タンデム自転車の後ろ座席なら、目の見えない人でも乗ることができます」
と小学生のみなさんにお話しました。

この日は、西淀川区から会場の豊中市まで、タンデム自転車で「藤江・鎗山チーム」で片道約1時間、往復約2時間、こぎました。
後ろの鎗山はパネル5枚を背中にかつぎました。
タンデム自転車は、なんでもできますねえ~

鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2011年12月15日9:23 PM

第15回道路連絡会が行われました

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第15回西淀川地区道路沿道環境に関する連絡会
日 時:2011年12月13日(火) 午後2時~午後4時
場 所:グリーンルーム(あおぞらビル3F)
出席者:近畿地方整備局、大阪国道事務所、阪神高速道路(株)、原告団、弁護団、あおぞら財団
参加者数:54人
当日の資料:原告側の資料
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12月13日(火)に第15回西淀川地区道路沿道環境に関する連絡会が行われました。

道路連絡会の様子

道路連絡会は、大阪・西淀川公害裁判の
和解条項に基づいて設置されました。
西淀川地域の道路における環境施策の
円滑かつ効率的な実施に資することを目的とし、
国土交通省近畿地方整備局、大阪国道事務所、阪神高速道路(株)、原告団
との間で年に1回開催されています。
今までの取り組み内容はこちらにまとめています。

まず、患者会の永野さんから、
ぜん息患者が大気汚染や自動車交通にいかに苦しめられてきたかを訴え、
西淀川の環境改善を要求しました。

次に、国土交通省および阪神高速道路(株)が
西淀川区において取り組んでいる環境対策について説明がありました。

原告からの提案としては、あおぞら財団の藤江から

  • 大型車と交通量の削減
  • 歩行者・自転車にやさしい沿道対策・交通環境対策
  • PM2.5の環境基準の早期達成に向けた対策
  • 歌島橋交差点の提案(同工事に関する評価・早急な対策、歩車分離型信号の導入、「人が集う」交差点として整備)

を説明しました。

その後の意見交換において、
道路管理車、原告団の双方で、沿道環境をよくしていくためには、
全体の交通量を低減していかなければならないという
共通認識を持っていることを確認しました。
また、湾岸線のロードプライシングをより効果的に行うために国道43号を規制して欲しいと
原告団から提案しましたが、
国土交通省、阪神高速道路(株)からは、具体的な対策については返答がありませんでした。

PM2.5の計測については、国土交通省近畿地方整備局から
環境省のPM2.5の成分分析マニュアルを見ながら、
現在、西淀川で計測している3箇所の機器を更新していくとの話がありました。

歌島橋交差点に関して、
原告側は、人や弱者を地上から排除する横断歩道の撤去に強く反対しています。
それに対して、国道事務所から、歩者分離信号の検討結果について、口頭で説明がありました。
歩行者通行用の信号時間を確保すると、渋滞が悪化し、
歩行者・自転車の安全性も向上しないとの見解です。
そこで、道路連絡会とは別に、
国土交通省だけでなく、府や市、交通管理者である警察などの関係機関とともに
検討する場を設けてはどうかという意見が原告側から出されました。

今後、原告側は
1年に1回の道路連絡会の場だけでなく
和解条項の沿道環境の改善を実現するために、
国土交通省とコミュニケーションを密にとりながら、
歌島橋交差点をはじめとした交通の課題に取り組んでいく予定です。

↓当日の様子は、国土交通省近畿地方整備局大阪国道事務所HPにも報告されています。

http://www.kkr.mlit.go.jp/osaka/gyomu/road_dat/nisiyodo/index.html

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川交通まちづくり — aozorafoundation 公開日 4:47 PM
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