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ブログカテゴリー » 地域づくり

千舟リバーサイドヴィラ自治会の防災訓練に協力しました(11/20)

11月20日(日)に、千舟リバーサイドヴィラ自治会(管理組合、佃連合1-第3振興町会)が主催した防災訓練に協力しました。訓練への参加者は約50名でした。

千舟リバーサイドヴィラは、左門殿川と神崎川の分流する地点に位置しており、川に挟まれた場所にあるマンションです。千舟リバーサイドヴィラ自治会では2010年度から継続して防災訓練に取り組んでいます。

この日の防災訓練は、今までの経過の説明、班に分かれて無線訓練や備蓄品の確認を行ったのち、救護訓練等を行いました。あおぞら財団では、防災訓練のうち、防災備品の展示と説明、布担架を使った救護訓練のお手伝いをしました。

防災備品の説明の際には「こういうのあるといいね」と、みなさん興味津々でみられていました。

布担架の救護訓練を体験した方からは、「訓練しておかないといざという時に使えないので体験してよかった」「津波では横移動ではなく階段を上る移動が必要になる。5人で1人を運ぶのにもなかなか大変で、高齢者だけで対応するのは難しい。対応を考えなくては」などの感想がありました。また、おんぶ紐を体験された方は、「体力のある救助者であれば、おんぶ紐の方が救助しやすい」といった感想がありました。

布担架の訓練

布担架を使った搬送訓練

おんぶ紐の搬送訓練

おんぶ紐を用いた搬送訓練

いざという時に少しでもスムーズに対応し、被害をできるだけ小さくとどめることが出来るように、地域でこのように継続して防災訓練をしていくことは大事なことだと思います。こういう活動が他の地域にも広がっていくといいですね。

参考

みんなで守る! みんなで助かる! 防災まちづくり」:あおぞら財団は、「みんなで守る! みんなで助かる!」を合言葉に、西淀川区の防災教育・災害時の要援護者支援に取り組んでいます。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2016年11月25日12:04 PM

柏里小学校PTAで防災ワークショップ(11/11)

11月11日(金)に柏里小学校で「家庭や地域の防災対策―大切な家族を守れるお母さんに―」と題した防災ワークショップが行われました。

主催:大阪市立柏里小学校PTA企画人権委員会

場所:柏里小学校多目的ルーム

日時:11月11日(金)10:00~12:00

参加人数:22人(PTA18人、教頭先生1人、区役所1人、財団2人)

<第1部 講演>

最初に、西淀川区役所防災担当の松井さんからのお話です。まず、内閣府が作成した南海トラフ巨大地震の被害と対策に関する映像(約20分間)をみました。南海トラフ巨大地震が発生した場合、東日本大震災の約20倍の被害者が発生し、被害額も約10倍に達するそうです。その被害も、建物の耐震化や避難対策などにしっかり取り組むことができれば大幅に減少させることができます。次に、松井さんからは、地震のメカニズムや災害に対する備えに関して詳細なお話がありました。国のシミュレーションなど具体的な数値を交えたお話で、みなさんメモを取りながらお話を聞いていました。

区役所の松井さんから地震のメカニズムに関するお話

区役所の松井さんから地震のメカニズムに関するお話を聞きました

あおぞら財団からは、「親子で取り組む防災」ということで、西淀川区の災害記憶を親子で学ぼう、生活の中に防災を取り入れようというお話をしました。特に「災害時に家族が離れ離れになったときにどうやって連絡をとりますか?」という質問を投げかけた時、聞いているみなさんははっと驚いておられました。災害用伝言サービスの説明の際に「子どもは自宅の電話番号を覚えていますか?」と聞いた時も、覚えていると自信をもって手を挙げられる方はまばらでした。また、防災絵本「西淀川にたいふうがきた」の紹介もし、絵本などを通して気軽に防災について考えてみてはどうかという提案もしました。当日の資料はこちら

あおぞら財団谷内の講演「家族で取り組む防災」

あおぞら財団谷内から「親子で取り組む防災」というお話をしました

 

<第2部 グループで話し合い>

お話のあとは、グループに分かれて話し合いを行いました。地図上で自宅と避難所、防災避難ビル、避難経路を確認してもらい、避難時の不安な点、疑問点などを話あってもらいました。津波避難ビルと他のビルとの違いについて、災害時の要援護者の避難、ペットの避難、小学校の避難について、様々な質問が出ました。また、防災リュックの中身を確認し、事前にどのようなことを備えておくのがよいかを話し合いました。

最後に、各グループから今日のまとめを発表してもらいました。「子どもとの約束をより具体的に考えようと思った」「自宅からの避難先の確認がしっかりできてよかった」「防災リュックの中身もしっかり見れてよかった」「自分がふだんきづかなかったことがきづけてよかった」といった感想が出てきました。教頭先生からは「今日のお話をふまえて、もっともっと生きた訓練になるようにしていきたい」というお話もありました。

今回のワークショップは平日の日中でしたが、約20人のお母さん方が参加され、どの方も集中して講演を聞いてくださり、その後の話し合いも熱心に取り組んでくださりました。西淀川区の保護者の方々の防災に対する関心の強さを感じました。今回のワークショップが、親子で防災について話し合い、生活の中に防災を取り込むきっかけになってもらえたらと思います。

<参考>

あおぞら財団「みんなで守る! みんなで助かる! 防災まちづくり

大阪市西淀川区「防災・防犯」、「防災マップ

Stand for Mothers「防災ママブック
(谷内)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,防災教育・にしよど親子防災部 — aozorafoundation 公開日 2016年11月11日5:00 PM

延期11/19→12/4子ども自転車教室/伊丹空港と田能遺跡をめぐる猪名川サイクリング!

伊丹空港と田能遺跡をめぐる猪名川サイクリング! CMA子ども自転車教室

11/19(土)の開催を予定しておりましたが、悪天候が予想されるため、12/4(日)に延期いたします。
引き続き、参加者募集していますので、よろしくお願いいたします。

(第1部:自転車安全教室、第2部:まちめぐりポタリング)
◎小学生対象◎ 3年生~6年生

日時:2016年12月4日(日)9時30分~16時00分(受付は9時15分)
◎集合は西淀公園(西淀川区大和田1-1)、解散はあおぞら財団(西淀川区千舟1-1-1)
◎参加費(当日集めます)500円(弁当・ドリンク、活動保険含む)
◎雨天中止
※前日(12/3)午後5時の「明日の降水確率70%」以上の場合、雨天とします。
◎お申込みは、下記の<申込事項>を書いて、
郵送・FAXで「あおぞら財団」へ。当日参加もOK!

主催:一般社団法人 コミュニティマネジメント協会
〒533-0031 大阪市東淀川区西淡路3丁目13-27
電話:06-6328-1180 FAX:06-6328-1181 http://cma-web.net
協力:公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
※独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」助成活動

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チラシPDF

第1部 子ども自転車安全教室  9:30~10:30(会場:西淀公園)
自転車の基礎知識を学習&走行練習
①自転車の歴史、交通ルール他を学習
②交通ルールクイズ
③自転車の走行に必要な基本的な動作と、さらに安全に走るための複数の動作の組み合わせなど、子どもが余裕をもって運転できるような工夫をしたカリキュラム実施。

第2部 まちめぐりポタリング:ルートラボ http://yahoo.jp/XMbR87
10:30 出発 神崎川左岸⇒神崎橋⇒右岸⇒藻川橋南端・公園
11:20 休憩① 猪名川右岸⇒競馬場・厩舎土手
12:00 休憩②(トイレ)
12:15 田能資料館
12:15 昼食(トイレ) 田能資料館・庭
12:45 田能資料館見学
13:35 出発
14:15 飛行機見学 飛行場⇒「毛斯倫橋」手前水門
14:55 休憩③
15:45 あおぞら財団着    (総走行距離:20.9km)
16:00 閉会挨拶、修了

●当日の服装ほか…自転車に乗れる服装、水筒・リュックサック・タオルほか

[お申込]
●郵送の場合 : 〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1-4F
「公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)」
●ファックスの場合 : 06-6478-5885
●お問い合わせは…担当 : 藤江 徹(TEL.06-6475-8885)
<申込事項>
※お書きいただいた内容は、行事保険加入のほか外部に出すことはありません。
名前(ふりがな)
性別
小学校名・学年
保護者名前(ふりがな)
連絡先(郵便番号・住所)
電話(FAX)

 

前回のようす https://aozora.or.jp/archives/25315

Filed under: イベント案内,地域づくり,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2016年11月10日4:56 PM

デンマーク式自転車教室、国際セミナー(10/9尼崎・大阪、10/10京都)

10月9日、10日、デンマーク式自転車教室と国際セミナーを行いました。教室とセミナーを開催するにあたり、デンマークからロッテ・ベックさん(建築家兼都市計画家。現在、アーバンサイクルプランニング コンサルタント所属)をお招きしました。あおぞら財団は準備や自転車教室の運営を協力しました。

デンマーク式自転車教室、国際セミナーの概要

  • デンマーク式自転車教室 :10月9日(日)9:00~11:00、兵庫県尼崎市立尼崎北小学校グラウンドにて/10月10日(月・祝)13:00~15:00、京都市中京区竹間公園にて
  • 講演「こどもの自転車教育・デンマークの実践方法」:10月9日(日)15:30~17:00、あおぞら財団3階会議室にて/10月10日(月・祝)、15:30~17:00、京都市こどもみらい館にて
  • 主催:国際交通安全学会・こどもの交通安全教育プロジェクト
  • 協賛:Novo Nordisk Japan(ノボ ノルディスク ジャパン)

デンマーク式自転車教室

自転車教室に参加したのは3歳から9歳までの子ども達です。尼崎・京都とも20人程度の参加がありました。年齢や自転車の乗る技術に合わせて3つのグループに分かれて自転車ゲームを行いました。

一番小さい3,4歳のグループでは、ストライダーというペダルのない自転車を使いました。シャボン玉キャッチゲーム、リング受け取りゲーム、リング場所取りゲーム、ジグザグ走行といったゲームをしました。自転車に乗るのが初めてという子もいる中で、最初は緊張した面持ちでおずおずと進んでいた子どもたちもゲームに夢中になると、上手にバランスをとって自転車に操っていました。

リング受け取りゲーム

リング受け取りゲーム

5,6歳のグループでは、大砲で沈没 ゲーム、リング場所取りゲーム、ジグザグ走行、洗濯物干し競争ゲーム、障害物コースをしました。3,4歳のグループよりもゲーム性が高く、なおかつ一度に複数の動きが必要になるため、より高度な自転車の操作が必要になります。例えば、大砲で沈没 ゲームは、ボールを大砲に見立ててチームリーダが自転車に乗る子どもたちにボールをぶつけるのですが、子どもたちは自転車にこぎながら地面のボールをよけてなおかつ投げられてくるボールもよけなければいけなくてはらなりません。

リング場所取りゲーム

リング場所取りゲーム

7~9歳のグループでは、ジグザグ走行、洗濯物干し競争ゲーム、キングスフォロワーゲーム、障害物コースをしました。このグループは他のグループよりより高度に自転車の操作が必要で、さらにお互いに協力し合いながら行うゲームも行いました。洗濯物干しゲームでは、2つに分かれて自転車でハンカチや洗濯バサミを取りに行き、物干しにハンカチを干し、どれだけたくさん干せるかを競いました。また、障害物コースでは、長細いマットの上をまっすぐわたりシーソーになっている板の上を渡ったりします。これにより、バランスよくまっすぐ自転車で走る技術を身に付けることができます。

洗濯物干しゲーム

洗濯物干しゲーム

 

子どもたちは楽しみながら自転車を自由自在に動かすことができるようになりました。中には今日の教室で自転車に乗れるようになった子もいます。3歳の子のお母さんは「本人は自転車に乗りたいという気持ちがあるけれど、なかなか根気が続かず乗れるようにならない。今日みたいに楽しみながらならば、自転車に慣れることができていい」と仰っていました。最後に、講師のベックさんからは「小さいころから自転車を楽しんで、自転車を好きになってほしい」とお話がありました。

講演「こどもの自転車教育・デンマークの実践方法」

講演では、ベックさんからデンマークの子ども自転車教育についてお話していただきました。

デンマークは自転車ユーザーが多く、首都のコペンハーゲン市への通勤及び通学に自転車を使っている人は45%も占めています。自転車の便益は大きく、コペンハーゲンでは自転車の使用で1年あたり9万トンの二酸化炭素の削減に寄与、さらに毎日自転車通勤する大人の死亡率は30%低下という健康面で効果もあります。

デンマークでは自転車を文化として捉え、国を挙げて子どもたちに自転車教育を行っています。ベックさんは「自転車教育は、体力、社会性、言語、自然、文化など子ども全面的な発達を助ける」とおっしゃられてました。デンマークでは幼稚園や小学校で交通安全教育がおこなわれており、12歳までに子どもたちは実際の安全状況下一人で運転できることを目的として、8,9歳と11,12歳で安全運転の自転車テストが実施されているそうです。このテストは1942年から行われています。

ベックさん

講演してくださったベックさん

講演の様子

講演後、たくさんの質問が出され、活発な意見交換がなされました

 

日本では、自転車道などのインフラ整備もまだまだ足りていませんが、子どもの頃から自転車を楽しんで乗るという自転車文化も根付いていません。交通ルールを教えるだけの従来型の自転車教室だけでなく、自転車を楽しく安全に乗れるような教育が日本でも必要だと思います。

参考

デンマーク自転車大使館

※金沢レンタサイクル「まちのり」さんのホームページ

体験!デンマーク式自転車教室♪【前編】

体験!デンマーク式自転車教室♪【後編】

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2016年10月24日5:16 PM

【11/13】中島大水道の古文書にふれる会

長年の活動の成果を、今年の5月には「中島大水道まち歩きマップ」として完成させてくれた「中島水道サロン」のみなさんの新しい企画です!
エコミューズ館長の小田館長を講師にお迎えし、中島水道に関する古文書を解説していただきます。
今回は、西淀川図書館のご協力を得て開催します(今後、淀川、東淀川でも企画予定)。
参加費は無料です。奮ってご参加ください!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

中島大水道の古文書にふれる会

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

日時 11月13日(日)14:00~16:00

場所 西淀川図書館(西淀川区役所地下1階)多目的室

講師 小田康徳先生(大阪電通大名誉教授、あおぞら財団付属西淀川・公害と環境資料館館長)
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参加費 無料(定員30名。お早目にお申込みください)

内容
西淀川区民の宝として親しまれている「緑陰道路」は江戸時代に、現在の東淀川区から農民が自らの手で掘りぬいた「中島大水道」の流路の跡でもあります。
洪水や滞留する悪水を除いて農業生産を上げる努力をした農民の思いや、庄屋さんの努力を、古文書から読み解きます。
解説は、あおぞら財団付属西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)館長の小田康徳先生です。
住民が街づくりに立ち上がった歴史に触れてみませんか?

主催 中島水道サロン
協力 西淀川図書館、あおぞら財団
申込先 あおぞら財団(〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1 あおぞらビル4階)
*お申込み方法:FaxまたはEメールでお名前・ご連絡先をお知らせください。
(Fax) 06-6478-5885 (Eメール)webmaster@aozora.or.jp (Tel) 06-6475-8885

Filed under: イベント案内,中島水道サロン(事務局),地域づくり,環境学習 — aozorafoundation 公開日 12:25 PM
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