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ブログカテゴリー » 環境学習

セミの抜け殻調べ 参加した大学生の感想


今回、セミのぬけがら調べには、あおぞら財団インターン実習生12名と、大阪経済大学のボランティア実習論の受講生3名が運営にあたりました。

◆インターン実習生

同志社大学3回生 長谷川 まや

青チームは子ども2人とインターン生3人の5人でした。他のチームより人数は少なかったけれど、5人で力を合わせてクマゼミ225、アブラゼミ7のぬけがらを集めました。
せみ新聞もとてもかわいくできました。
子どもたちに楽しんでもらえたし、何より私自身が本当に楽しかったです。
このせみのぬけがら調べのイベントをみんなで成功させることができて本当に良かったです。あおぞらのみなさん、インターンのみんな、講師の方々、子どもたちに感謝感謝です。

京都府立大学3回生 池田 玲菜

今まで虫が苦手でセミも触ったことがなかったので、初めは、こんな私でも大丈夫か心配でした。しかし、子どもたちが無邪気にぬけがらを見つけて、とてもうれしそうにしているのを見ると、自分も頑張らないといけないと思いました。暑い中でしたが子どもたちはとても元気で、うらやましい程でした。私のグループでは、指し棒を持っていって、それで木の上にあるぬけがらを落としていました。来年は、こちらで長い棒を用意するか、虫取り網を持って来てもらうといいのではないかと思いました。子どもたちと充実した一日を過ごすことができてとても良い機会となりました。ありがとうございました。

滋賀県立大学3回生 松永 由希

今回たくさんの子ども達とふれ合いながら楽しく西淀川の自然について学べました。子ども達はインターンシップ生の発表もよく聞いてくれていて、私たちよりセミにくわしくなっていたことに驚きました。私は元気いっぱいの子ども達に負けてうまく指導ができず、うろたえてばかりでした。今回のセミ調べでアブラゼミが増えて環境が良くなっていることが分かりました。この調子で毎年たくさんのアブラゼミが見つかるような環境になってほしいと思います。

桃山学院大学3回生 西村 友希

私は、教師を目指していて、小学生とセミ調べをするという貴重な体験ができて本当に良かったです。小学生ってパワフルで私が気づかないことをたくさん発見してくれました。
時間がもう少しあったらより良かったように思いました。
去年よりもアブラゼミが増えていて環境が良くなってきていることも肌で感じることができ、それが小学生のような次世代を担う子たちにも伝えることが少しでもできたのなら、嬉しいです。インターン生のみんなや、あおぞらの職員のみなさん、ボランティアの方々とのチームワークで今日という日をのりこえました。これからもこの経験を活かし、がんばっていきたいと思いました。

桃山学院大学3回生 田中 育絵

思った以上に子ども達が素直に動いてくれて、せみのぬけがらもしっかり見分けてくれたので、私も楽しくぬけがら調べに参加することができました。今年は昨年と比べてせみのぬけがらもたくさん取れ、アブラゼミが51個と今までの調査の中でも一番多くのぬけがらを調べることができたことが達成感につながりました。緑が多くなることで、せみも住みやすい環境になってきているのだということが実際にわかりました。それが、私達人にとっても住みやすい環境に変わってきているのだと思います。今まで、せみのぬけがらを触ったことがなかったので、今回の活動を活かして地元のせみのぬけがらも調べたいと思います。ありがとうございました。

近畿大学3回生 中井 智裕

子どもたちがすごく楽しそうに、ぬけがら集めや新聞づくりをしてくれて、このイベントに携われて本当によかったと思いました。
今回のみどころはアブラゼミの数だったのですが、私のグループが一番多くみつけて、チームみんなで喜びました。あと、子どもたちが私のことを、「中井」、「智ちゃん」、「裕ちゃん」といろんな呼び方で呼んでくれて、大学のお兄さんというより、年上の友達みたいな感覚で、自分も楽しむことができました。

近畿大学3回生 岡松 成美

セミの見分け方のプレゼンは上手くできるか心配だったけど、紙芝居に子どもたちが注目してくれていたし、クイズにも積極的に手を挙げてくれていたのでうれしかったです。
セミ調べでは、子どもが2人だけで少なかったので、まとまって動くことができ、仲良く楽しく調査することができました。オス、メスやクマゼミ、アブラゼミの見分け方も事前勉強会のおかげで子どもたちにレクチャーすることができました。
今年はアブラゼミが多く見つかったので、子どもたちに環境の違いについて考えてもらういい機会になると思うので、これからも継続的に調査をしていけたらいいなと思います。

近畿大学3回生 中森 洋介

私達のグループは欠席が出て、少人数で蝉の抜けがらしらべをやることになったのですが、多くの蝉の抜けがらを集めることができ、小学生も喜んでいたので満足しています。
都市部には少ないといわれているアブラゼミも去年以上に集められましたので、環境の変化を感じました。小学生の予想外の発想や行動に驚かされっぱなしでしたが、童心に戻ったような気持ちになれたので楽しかったです。

大阪経済大学3回生 小形 亮

セミのぬけがら集めや新聞作りで予想以上に小学生が頑張ってくれました。僕たちが行った劇もおもしろかったと言ってもらえて、すごく嬉しかったし、頑張ってよかったと思えました。僕たち、みどりグループは集めたぬけがらの総数こそあまり多くなかったけれども、アブラゼミのぬけがらの数はトップでした。みどりグループのみんな頑張ってくれてありがとう。

大阪経済大学3回生 高原 阿友美

今日のせみのぬけがら集めのイベントに参加した皆さん、お疲れさまでした。
せみのぬけがらを集めて、アブラゼミ、クマゼミと分けて、オス、メスを分けてデータをとって、そのデータを新聞にまとめるイベントでした。
小学生の子どもたちと外に出て暑い中、一つの作品(新聞)をつくりあげたことに感動しました。楽しそうにせみを探したり、新聞を作っている姿をみて、私まで楽しくなって子どもと一緒にはしゃいでいました。なかなか、小学生の年代の子どもと関わることがなかったので、上手に話せるか不安でしたが、いらぬ心配でした。むしろ私より、子どもの方が大人で、先頭を走ってリーダーシップをとってくれました。赤グループ�
�みなさん、ありがとう。

大阪経済大学3回生 馬場 勇介

最初準備不足のため、どうなるかとても心配だったけど、子どもたちや周りの人々のおかげで楽しく「セミのぬけがら調べ」を行うことができました。特に、自分の班の子どもたちは少々やんちゃでしたけど、とてもおもしろく、明るく一日がすごせました。
今日は多くの人々に助けられました。支えてくれた人々に感謝したいです。

◆大阪経済大学ボランティア実習論 受講生

大阪経済大学2回生 香川 史篤

西淀川区であった公害問題や、それに対する様々な人々の取り組みについて知ることができてよかった。また、今回、ボランティアとして働かせてもらい、裏方の仕事の重要さを改めて認識できた。実にやりがいのある活動だった。今後も活動するときはまた参加してみたい。

大阪経済大学1回生 二星 文哉

僕は今回授業の一つとして、あおぞら財団さんにお世話になり、せみの抜け殻調べに参加させていただきました。インターンシップの学生さん方の中で活動をして、とても良い勉強になりました。直接子どもさん達と行動をすることはなかったのですが、楽しいにぎやかな雰囲気から元気をもらい、僕自身も楽しく活動することができました。今日の調査では例年よりも多くのせみの抜け殻を見つけ、そこでの発見もありました。昨年見つけられなかった所でアブラゼミの抜け殻を見つけられたことは大きな発見だったと思います。
今回の実習で色々な体験をさせていただきありがとうございました。

大阪経済大学1回生 立花 勇人

ボランティアとして短い期間でしたが参加させていただきました。主に裏方の手伝いとして働きました。最初は慣れないことばかりで、とまどうこともありましたが、丁寧な指導をしていただき、積極的に行動できるようになれたと思います。学校にいるだけでは学ぶことのできないことをたくさん勉強することができました。今後、いろんな場面で役に立つのではないかと思います。機会があれば、またボランティアとして参加したいです。

・当日の様子はこちらhttp://aozorabsw.exblog.jp/13114617/
・セミ新聞はこちらhttp://aozorabsw.exblog.jp/13114979/
・グループごとの写真はこちらhttp://aozorabsw.exblog.jp/13115097/




Filed under: インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2010年8月20日4:02 PM

フードマイレージ買い物ゲームとFMCOCOLOの連携


環境省が推進する「チャレンジ25」にかかわって行なわれている
「平成22年度 地球温暖化防止にかかわる国民運動における
NPO/NGOなどの民間団体とメディアとの連携支援事業」において、
あおぞら財団とFMCOCOLOが連携することになりました

あおぞら財団としては特段変わったことをするわけではありませんが、
FMCOCOLOの放送の中で環境問題についての取り組みなどを紹介し、
特にフードマイレージのことに重きをおいて放送しようというものです
( フードマイレージのイベントなんかも紹介していただけるそうです)

放送時間がお昼ということで、主に買い物に行くであろう主婦の方にたくさん聞いて、
フードマイレージのことを少しでも知っていただけたらと思います

加えてスーパーや環境フェスタなどでエコカレーセットなどを販売出来たらと、
ただ今調整中です

みなさんぜひFMCOCOLOを聞いてみてください(放送は9月下旬〜)
またイベントなどの詳細が決まりましたらHPなどでもお知らせしますね




Filed under: フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2010年8月19日2:26 PM

セミのぬけがら調べ事前勉強会


 2010年8月2日夏休み子ども向けイベント「セミのぬけがら調べ」の事前勉強会を実施しました。参加者は大人18人、こども6人でした。8月17日の本番に向けて、当日集まった子どもたちにわかりやすく説明できるようになるため、大阪自然環境保全協会(http://www.nature.or.jp/)の高畠耕一郎さんと山本智子さんをお招きし、ご指導していただきました。

※イベントチラシはこちらhttp://www.aozora.jpn.org/pdf/event/1007semi_nukegara.pdf

 紙芝居やスクリーンを用いて、セミの生態等について詳しく説明していただきました。楽しいクイズなどもあり、みんな興味津々に聞いていました。


 
 セミの羽化の観察を実際に大野川緑陰道路で行いました。範囲は2号線歌島橋高架下から阪神道路3号線高架下です。夜7時を回っており、暗く、周りが見えにくいなかで行いました。セミの幼虫は暗くなって天敵がいなくならないと土から出てこられないそうです。セミがとまりそうな木を中心に観察した結果、西淀川でたくさん見られるクマゼミを発見しました。

 次はセミの幼虫を見つけようと必死に探しました。抜け殻はあちこちで発見できましたが、幼虫は残念ながら見つけることができず、羽化の観察はできませんでした。緑陰道路は街灯が明るいため、羽化の時間にずれが生じたのかわからないが、今後は緑陰道路での羽化の時間帯を調査していこうと思います。

 セミの羽化は目撃できなかったが、セミが木の枝に卵を産む貴重な瞬間を観察することができた。なにかいいことがありそうな予感・・・


あおぞら財団インターン 環境学園専門学校1年 石川正樹




Filed under: にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2010年8月6日1:26 PM

大学生が教える空気の汚れ調べ


8月3日、4日に、大阪経済大学 地域・社会調査(担当:遠州尋美教授)の授業の一環として、「大気汚染調査」を行いました。あおぞら財団の協力の下、大学生による企画・運営で、学んだことを子どもたちに伝え、自分たちの街や環境に関心を持ってもらうことを目的としています。

空気の汚れの原因のひとつには、二酸化窒素があります。二酸化窒素は車の排気ガスなどに多く含まれており、ぜん息などの病気の原因になります。この二酸化窒素は、測定カプセルを使って簡単に調べることができます。
市民参加型調査では、気になる所をピンポイントで調査できる、参加者の環境学習になるという利点があります。きれいな住みやすいまちづくりには、この市民参加が欠かせません。

開会宣言ののち、大学生の紙しばいで日本の四大公害や、西淀川大気汚染公害、道路公害、そしてみんなで空気の汚れを調べる大切さを学びました。子どもたちはみんな真剣に聞き入っていました。


その後、空気調べについての手順説明がありました。
1.測定する所を決める
◎みんなが普段通る道や交差点、公園など
×火が燃えている近くや室外機の近く
2.二酸化窒素測定カプセルを取り付ける
①カプセルの青いキャップをはずす
②地面から1.5メートルの位置に白いキャップを上にして取り付ける
3.24時間後にカプセルを取り外して青いキャップをはめる
4.あおぞら財団に戻って空気の汚れを測る
5.調査結果をまとめて発表する
※今日の作業は1、2だけです。3、4、5の作業は明日に行います。

3つのチームに分かれ、みんなで測定する場所について作戦会議をした後、それぞれ設置に向かいました。
カプセルを取り付ける場所は、みんなが普段通っている道や車の多い交差点、よく遊ぶ公園や学童の前などです。


あいにくの雨でしたが、あおぞらチームは3ヶ所(6こ)、たんぽぽチームは3ヶ所(9こ)、自転車部隊のイルカチームは9ヶ所(26こ)にカプセルを取り付けることができました。

その後、スタッフはあおぞら財団に戻り、全体の振り返りと簡単な反省会、明日の手順確認などを行いました。明日はカプセルを回収して空気の汚れを測定し、結果をまとめて発表します。
空気の汚れはとても簡単に測定できるということを知りました。どんな結果が出るのか、明日が楽しみです。

<インターン生 同志社大学 長谷川まや>


Filed under: 環境学習 — aozorafoundation 公開日 2010年8月5日2:13 PM

国際教育セミナーワークショップ 「食と交通と環境を結ぶフードマイレージ買い物ゲーム」


2010年7月31日(土)13:30-15:30
場所:JICA大阪
参加者 32名

7月31日に、国際教育セミナー(JICA大阪)の「教室で、世界を感じよう!世界を伝えよう!」 のワークショップの1つとして、「食と交通と環境を結ぶフードマイレージ買い物ゲーム」の講座を行いました。

まず、これからやるゲームのルール説明を行い、8グループに分かれて家族をつくってもらいました。それぞれ1970年代と現代の春・夏・秋・冬の設定で、指定した予算内で夕食の買い物をしてもらい、献立を絵で描いてもらいました。みなさん互いに面識のない、たまたま同じグループになった方同士でしたが、楽しそうに家族設定を決めたり、買い物をしていました。


それぞれの机に配られたカードの中から買い物をします。


買い物をする場所と交通手段も決めてもらいます。


同じ材料でも産地によって値段が違います。

次に、各チームに家族構成と交通手段、買い物をした場所、献立を発表してもらいました。発表で、70年代と現代で交通手段が違ったり、70年代は牛肉が高くて買えなかったりといったことが浮き彫りになりました。また、現代のグループは70年代の食材の安さにとても驚いてらっしゃいました。
各グループに家族設定を決めてもらいましたが、複雑な家庭環境の家族(設定)が多かったのがおもしろかったです。また、家にあったということにしてカード以外の食材も追加したり、値切って安くしてもらったと言って品数を多くするなどの自由な発想をするグループもあって驚きました。

次に、日本地図の上に産地別に食材を置いてもらい、買った食材の星の数を数えてもらいました。


★=CO220gです。

★の意味やフードマイレージの算出方法、日本(大阪)の現状などを説明しました。交通手段によって大きく★の数が変わることに驚いている方が多かったです。

買い物をすることは私的な側面だけでなく、自分の環境に対する考えを表明する場であるということを説明しました。

次に、大阪府立三島高校の松井先生の政策提言ワークシートをやってもらいました。農業の担い手育成や環境にいい輸送手段のなどの9つの政策テーマから重要だと思うものやその理由を書いてもらいました。


松井先生が9つの政策テーマについて説明しました。

最後に、ゲームを簡略化した展示パネルの紹介をし、アンケートを書いてもらいました。

店への交通手段が予想以上にCO2排出量を左右するということにとても驚きました。また、大阪府の食糧自給率2%は衝撃的でした。

(森口紗奈絵 インターン生)




Filed under: フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2010年8月2日5:32 PM
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