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ブログカテゴリー » 環境学習

第99回定例探鳥会-ホウロクシギ観察-


雨上がりの秋晴れの良いお天気の中、探鳥会が行われました。(10/3土)今回は12人の参加者が集まりました。
午前9時30分 阪神なんば線福駅に集合し、緑陰道路を通って矢倉海岸を目指します。
今の時期は空を見上げると、北の国から南の国を目指して飛んでいる渡り鳥が見られるとのことでした。

今月の一枚 「ホウロクシギ」
場所:神崎川河口の干潟


野鳥の会の望遠鏡にカメラをつけて撮影しました。
首を傾げる姿が愛らしい。ポーズをとってくれたのでしょうか。
長いくちばしを持つホウロクシギはスナガニ科のカニを好んで食べるそうです。
この干潟にも棲息が確認されている、ハクセンシオマネキはスナガニ科です。
ハクセンシオマネキは環境省レッドリストに掲載されている絶滅危惧類。
渡ってくる鳥たちのためにも、ハクセンシオマネキが棲める干潟を残していきたいものです。

日本では、旅鳥として春と秋の渡りの途中で渡来しますが、中には越冬をするホウロクシギもいるそうです。大阪で見られるのは珍しいとのことでした。

ちなみに上のホウロクシギを肉眼で見ると…

この風景。
肉眼ではどこにいるか分かりませんが、望遠鏡を通してみると鳥たちの様子が目の前に見えます。

今月見られた鳥 29種
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ、コチドリ、シロチドリ、トウネン、イソシギ、ホウロクシギ、セグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ、シジュウカラ(声)、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

日本野鳥の会 大阪支部HP

記:小平




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2009年10月6日4:13 PM

廃油回収速報! 10月2日







Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2009年10月2日6:30 PM

廃油回収速報! 9月18日







Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 6:28 PM

第35回東淀川区民祭


あおぞら財団インターン実習生 大阪経済大学2回生 宮路崇之

9月20日(日曜日)に東淀川区役所で第35回東淀川区民祭りがありました。僕はそのまつりで廃油回収のお手伝いをさせて貰いました。

 当日は天気に恵まれ、9月とは思えないほど快晴でした。まつり当日はシルバーウィーク真最中ということもあり、お客さんもたくさん来場されていました。

廃油回収にもたくさんのお客さんが来てくださりました。当初用意していたポリタンクでは足りなくなってしまいポリタンクを買い足しに走るという嬉しいハプニングがありました。今年は37名の方が協力してくださり、何と昨年の約3倍91リットルもの量を集めることが出来ました。協力してくださった方々本当にありがとうございました。




 ECOまちネットワーク・よどがわと大阪経済大学地域活性化支援センターの協同企画、環境クイズやECOまちさわやか発電所のパネル,大経大ボランティア論のパネル展示にはお子さんからご年配の方まで幅広い年齢層の方が見学してくださいました。環境クイズに答えていただいた方にわたがしを配布しました。わたがしを作るのに使った電気は、BDFを燃料にして発電させ作った電気です。BDFは、西淀川高校で集めた廃油を精製して作りました。エコな燃料で作った環境に良いわたがしも大好評で予定していた300人分を無事に配り終えることができました。


こちらも予定以上のお客さんが来てくださり、大盛況の内に終了しました。
今回の大経大地域活性化支援センターとECOまちネットワーク・よどがわの共同企画の入場者の推計は約400名でした。参加してくださった方本当に有難うございました。




Filed under: インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2009年9月29日5:38 PM

大阪府地球温暖化防止活動推進センターOJT研修 フードマイレージ 食育セミナー


                あおぞら財団インターンシップ生 奈良女子大学3回 川淵絵里子

9月19日(土)あおぞらビル3Fにて、フードマイレージに関する食育についてセミナーが開催されました。
対象者は大阪地球温暖化防止活動推進センターの推進員です。
フードマイレージ教材作成に取り組むメンバーの中から9名が参加しました。


今回のセミナーでは大阪教育センターの岡本真澄さんにお越し頂き、食育に関する以下のようなお話をして頂きました。
岡本先生はフードマイレージ教材化研究会のメンバーで、教材開発者の一人です。

平成17年の食育基本法により、「食育」という言葉は学校を中心に今では世間に広く浸透してきています。
偏った栄養摂取や朝食欠食などの食生活の乱れは、過度の肥満や痩身を増大させ、生活習慣病にもつながります。あらゆる食べ物が溢れている現代に生きる私たちにとって、今や食の問題は避けて通ることの出来ない課題だと言えます。

この課題は大人に限らず子どもたちにも関わっています。社会が発展し、ものが豊かになるにつれて日本人の食は急激に欧米化していきました。昭和40年代と比べると現在は肉類が4倍、油類は3倍も多く摂取するようになっています。そのため現代の子どもたちは50年前と比べ栄養バランスが悪く、偏食も増えているのです。

また、科学技術の発展も食に大きな影響を及ぼしています。コールドチェーンが開始されたころから冷凍食品を多用する家庭が増え、外食や中食(テイクアウトや総菜などを買って家で食べるという食事)も増加していき、手作りをする家庭が減少することとなりました。
このことにより現代の家庭では、家族が居るのに一人で食べる「孤食」や、それぞれ別の物を食べる「個食」、外食など家で食べない「戸食」、食が細い「小食」、パンや麺類といったものを好む「粉食」といった「5つのこ食」が広がっています。

このままでは、現代人の食生活はさらに乱れ、食生活はおろか家庭の崩壊にもなりかねません。

こうした食生活の問題を子どもたちに知ってもらい、考えてもらうためにはフードマイレージの考え方は非常に有効だと言えます。食品がどこから来ているのか、バランスはどうなっているのかを知ることで、毎日の食と環境・健康との関わりや「地産地消」を理解しやすく、自発的な食生活の評価・改善を促すことが出来るからです。

子どもたちの将来、そして日本の未来の為にもフードマイレージの活動を今後も広げていくことが望まれます。


セミナーでは岡本さんも参加者も質問や感想などを出し合い、和気あいあいとした会になりました。
私は特に大阪府認証の特産物である「大阪産(おおさかもん)」が21品目とたくさんあることが印象深かったです。その美味しい調理法のレシピも頂いたので、是非試してみようと思いました。

セミナーの最後に、子ども対象だけでなく親対象はないのかという質問が出ました。
親子クッキングや勉強会があるとの回答でしたが、残念ながら本当に来て欲しい人ほど参加が少ないとのことでした。食に対し今は意識が高くない人達をいかに巻き込めるかが今後、常に課題となりそうです。

私も食育に関してほとんど知識が無く、今回のセミナーは知ることばかりでした。今まで食べ物の産地を確認することや、地産地消の考え方でものを選ぶことをしていなかったことに気づきました。
また、この50年の食生活の変化や栄養バランスの偏りを知りショックを受け、改善しなくてはと強く思いました。
「食事は愛情を食べること」という言葉が胸に響き、いつか自分に子どもが出来た時に食の大切さと環境との関わりを伝えたいと思いました。




Filed under: インターン生,フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2009年9月24日5:23 PM
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