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ブログカテゴリー » 環境学習

大阪湾はチヌの海〜ハゼ釣大会の釣果!?チヌのその後


10月10日に行われた淀川親子ハゼ釣り大会の釣果、
チヌ1匹、ハゼ2匹は、じゃんけん大会で参加者にプレゼントされました。
優勝したのは、たんぽぽ学童保育所のひらがみそら君、1年生。
講師の西口先生が釣りあげた43cmのチヌ(クロダイ)を持ち帰りました。

西口先生とチヌ

ひらがみ君とチヌ

チヌは、塩焼やあら煮などで食べたそうです。

料理の写真はこちら。おいしそうですね。


身がひきしまり脂がのりとてもおいしかったとのことでした。

「大阪湾はチヌの海」と呼ばれるくらいたくさんのチヌがとれます。
海の恵みに感謝しながらの食卓となったことでしょう。

(小平 記)




Filed under: にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2009年10月15日11:15 AM

菜の花畑種まき準備


10月9日 西淀川高校で菜の花畑の種まき準備を始めました。
例年よりも少し遅れ気味ですが、種まき前に土を柔らかくするための作業を行いました。

前日の台風による雨のため、土は比較的軟らかく作業はし易かったです。
8月に雑草除去をしましたが、また雑草が生えてきていました。
先生からは、作業内容の意味と農業の大切さや作物へ愛情を注ぐようにと話があり、生徒たちも懸命に鍬を振っていました。


みんなで横一列になって真剣に鍬を振るいます!!


土と触れ合うことによって、季節を感じることもできます。

冬眠中のカブトムシの幼虫??がでてきました。
秋を通り過ごして冬の準備をしている虫たちを観察できました。
みんなで観察した後は、土の中へと優しく埋めてあげました。この畑からカブトムシが生まれてるかも??

生徒たちの感想は、「農家のおじいちゃん、おばぁちゃんになったみたい!!」「家のそばに畑が欲しい!!」「ロハスな生活がしたい!!」などがありました。

一生懸命作業したので、菜の花もよく育ってくれるはずです!!

あおぞら財団スタッフ
山本 元




Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2009年10月14日9:44 AM

淀川親子ハゼ釣り大会


淀川ハゼ釣り大会2009/10/10
近畿大学経営学部3回生 藤原 正規

本日は、淀川でハゼ釣り大会を行いました。今回は58人(大人17人子ども41人)の参加者が集まりました。
2日前には巨大台風がきており、開催も心配されましたが無事に晴れてくれました。
私たちスタッフは8時半にあおぞら財団に集合し、自転車で淀川河川敷に向かいました。

10時15分から開会説明を行いました。まずは、西口先生からハゼの釣り方を教えてもらい、天野先生から汚染されていたころの淀川の話や川をキレイにすることの大切さを教えてもらいました。

京都外国語大学4回生の佐多さんから釣り糸などをそのまま捨てると、鳥に糸が絡まり飛べなくなるといった釣りのマナーの話をしてくれました。

そして10時30分に川上、川下に分かれてハゼ釣りを開始しました。


こんなのが釣れました!


ハゼを釣って喜ぶ藤江さん

予想外の魚も釣れました。ハゼ釣り名人、西口先生がつりました。これはチヌ(クロダイ)という魚です。43cmもありました!

下見の時は27匹釣れたのですが、今日は台風が過ぎた直後だったので水が濁っておりなかなか釣れませんでしたがそれでも3匹釣れました。

ハゼ釣りと併行して太陽の光を集めるソーラークッカーという装置でゆで卵をつくる実験をしました。

そして最後は参加者全員でゴミ拾いをおこない7袋集めました。

まとめ

今回ハゼ釣り大会にスタッフとして参加させてもらい、昔から淀川といえば汚い川といったイメージが強かったのですがハゼが以前より徐々に戻ってきているということで少しずつキレイになっていると感じました。





Filed under: にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2009年10月10日2:55 PM

石川県でフードマイレージ買物ゲーム


報告が遅くなりましたが、今年は3回も石川県でフードマイレージ買物ゲームをする機会に恵まれました。

2009年8月8日
いしかわ地球市民の会主催
第三回参加型学習セミナー「買物ゲームでフードエコを学ぶ」

国際教育を中心に実践されている方々の勉強会に招かれて講義を行いました。
フードマイレージ買物ゲームとダイヤモンドランキングをおこなうという豪華版です。

2009年9月16日(金沢市)
2009年9月17日(七尾市)
石川県地球温暖化防止活動推進センター((社)いしかわ環境パートナーシップ県民会議)主催
平成21年度地球温暖化防止活動推進研修会
今年度は地球温暖化防止活動推進センターの研修が続いていますが
これは、ストップ温暖化「一村一品」大作戦2009にて特別賞をいただいたこともあり、各都道府県の推進センターにフードマイレージ買物ゲームの存在を知ってもらえたことが大きいです。
内容は、8月の講座と同じく、フードマイレージ買物ゲームとダイヤモンドランキングを行いました。
金沢市での結果


七尾市での結果

石川県で実施して感じたことは、
地元のことを良く知り、
愛しておられる方が多いということです。
地元産の野菜として加賀野菜のことを紹介しましたが、
加賀野菜が生活の中で取り入れられ、
文化として根付いていることを実感しました。
また、交通まちづくりについても
バスレーンで中心市街地の渋滞緩和をおこなっていることなど理解が深く
ダイヤモンドランキングでも重要だと考える政策として一番にコンパクトシティを掲げる人が多いなど、感心することが多かったです。

また、石川県ではフードマイレージ短縮のため、エコチケット事業がおこなわれています。
http://www.eco-partner.net/ecoticket/activity/index03.htmlすてきなことですね。
(林)




Filed under: フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2009年10月9日6:05 PM

西成高校—あおぞら財団 チャレンジ人権総合学習


西成高校では「チャレンジ人権総合学習」という授業プログラムが行われています。人権問題についてテーマ毎に分かれて学習をする授業です。西成高校の依頼を受けて、環境問題をテーマとする授業のお手伝いをしました。

環境問題というと、温暖化問題など地球規模の問題を思い浮かべる人が多いと思います。地球規模になると範囲が広く自分たちの生活と被害の実態が見えにくくなりがちですが、公害被害は自分たちの生活に関わる身近な問題です。
公害という「生きる権利の侵害」を学び、自分たちの住むまちの環境について考え、自分たちがやれることは何かを考えることをねらいとしました。
授業には20名の生徒が参加をしました。

まず1日目、9月11日は「大気汚染公害の「過去」と「いま」を知る」をテーマに、大気汚染公害について学んだ後、西淀川公害患者の家族の会事務局長の永野千代子さんと、西成区に隣接する大正区の公害患者の松本邦枝さんから公害病による被害を具体的に聞きました。

2日目(9/17)は、まち・交通たんけんと題したフィールドワークで、国道43号線、26号線、大正区の地域調査を行いました。
3日目(9/25)は、受講生が自宅にとりつけたの二酸化窒素濃度(NO2)測定を実施。2日目のフィールドワーク調査の結果を地図にまとめ、まちの環境の問題点や良いまちにするために自分たちができることは何かを考えました。
2日目、3日目の授業はあおぞら財団のインターン生がレポートしています。
(以上 小平記)

2009年9月18日(金)
【授業2日目】

あおぞら財団インターンシップ生 奈良女子大学3回 川淵絵里子

あおぞら財団インターンシップ生 奈良女子大学3回 川淵絵里子

西成高校で行われている人権総合学習の一環で、あおぞら財団では9月11・18・25日の5・6時間目を使って3回の授業を受け持っています。
私は2回目の18日のお手伝いをしました。

11日は教室で授業を行いましたが、18日は学外に出て自分たちの街を探検してもらいました。
実際に身のまわりをじっくり観察することで地域の環境問題や街の良さを発見し、考えてもらうことがねらいです。

今回は渡船を使って西成区から大正区へ渡り、工場と住宅が混合している様子を見学するチーム2つと、地域を走る主要な道路(国道43号線と国道26号線)の交通量をカウントするチーム2つの4チームに分かれ、それぞれのチームにあおぞら財団のスタッフが1人ずつ付きました。(上田さん、小平さん、川淵、岡田くん(桃山学院大学インターン生))
私は上田さんと一緒に自転車で大正区を見学するチームに付きました。

開始早々、一方のチームが先に出発してしまい、はぐれてしまうというハプニング!
急いで追いかけてもらい、2人合流できましたが、残り3人が見つからず、仕方ないので連絡を取りつつ後で合流しようということになりました。
事前に下見をしていなかったことが原因の失敗です!反省すべき内容です。

生徒を捜している間に他のメンバーを落合下渡船にて乗船させ、木津川を渡りました。


大正区に入るとさっそく工場群が出迎えてくれました。
自転車で走っていると目にゴミがたくさん入って痛かったです。
大正区は沿岸部に工場地帯が広がり、その中に住宅が混合して建っているという地域です。そのため細かい塵や埃が比較的多いのだろうと感じました。
生徒たちも喉が痛い、工場のニオイがすると感想を漏らしていました。

大正区を見学しながら、工場や公園、民家の様子など気になったもの、面白いものを写真に撮ってもらいました。


誰もいない公園…


戸内に収まらないものがあふれ出してる


商店街

あっという間に時間は過ぎ、急いで落合下渡船へ。


はぐれた3人とはそこでも会えず、結局学校で再会することとなってしまいました。
本当に申し訳なかったです!

学校へ戻ると、交通量調査の結果が出ていました。


2つの道路で大きな差は見られませんでしたが、たくさんの車がこの道路を利用していることが改めてよく分かる結果となりました。
生徒たちもこの結果から何が分かるのかと考えてくれたようです。

各グループで撮ってきた写真を印刷し、次回の宿題である二酸化窒素測定について説明した後解散となりました。

こちら側のミスで、生徒や先生に大変な迷惑をかけてしまったことが非常に悔やまれますが、生徒たちの様子を見ていると、今回のフ
ィールドワークに興味を持ち、思い思いに感想を持ってくれたように感じたので良かったと思います。今回の反省点を生かし改善を加えていけば、次回にも繋げていけるのではないかと思いました。

生徒たちが少しでも自分の街に対して興味・関心、愛着を持ち、地域の問題点などを考えてくれるよう、こうした機会をたくさん設けることで今後も協力していけたらいいなと思いました。

43号線の様子

調査の様子

2009年9月25日(金)
【授業3日目】

あおぞら財団インターンシップ実習生 桃山学院大学 田中 淑恵

今日は午後からチャレンジ人権総合学習で西成高校に行ってきました。
参加してくれた学生は、20人で4班に分かれて作業をしました。

①二酸化窒素カプセル測定
試薬を入れてどれだけ汚れているかをエコアナライザーで測定!
環境が良いと透明に近くだんだんピンク色になります。そして環境が悪ければ悪いほど色が紫になります。
学生が積極的にエコアナライザーの手伝いをしてくれたのですが、残念ながら調子が悪くて正常な数値を割り出すことができませんでした。

②結果を地図にまとめる
地図に調べた結果のシールをはりました。

③二酸化窒素測定結果の地図と、FW結果の地図からわかったことを討議
1つめの「マップから見えること」をテーマに調べたことを共有しました。前回(9月18日)の人権総合学習で撮った身の周りの街の写真をもとに、みんな各々の班で意見をかわしていまいた。10分の休憩をはさみ、2つめのテーマ「住んでみたい「まち」住続けたい「まち」を考える」について話し合いました。

④グループ発表
今まで話し合った事をもとに、各班約3分で発表しました。

⑤まとめ
時間も限られていたことに加えて、エコアナライザーの調子も悪かったので作業が十分にできたわけではありませんでしたが、学生たちも思ったより作業に取り組んでくれました。私の実家(和歌山県)は周りが山に囲まれているすごい田舎なので同じに今回と同じ実習をしたとき今回の結果と比べてどのような結果がでるのか気になります。
環境が悪いという結果が出たときに、そこで終わってしまうのではなくて、これから私たちがどうしていけばいいのか考えていくべきだと感じています。





生徒たちがつくった地域調べの結果をまとめたマップ
生徒の感想≪一部抜粋≫
・分かったことは自分が思っている以上に公害が深刻で大変なことだということです。次に勉強になったことは、やはり公害が深刻ということと、そして、工場が住宅の周りにあるのが原因ということが分かり勉強になりました。そしておもしろかったことは、大変だったけど大正区で迷ったことです。なぜかというと、迷った時にこそ発見できるものや気づかなかったことに気がつけるからです。

・環境問題や地球温暖化などの問題があんなに前からあったなんて、知らなかったし、被害も大きかったからびっくりしました。

・公害では、実際に被害にあった方々が話してくれました。ゼンソクや公害病にかかった人の話を聞き、たいへんな思いをした人がおるんやなぁと思いました。


Filed under: インターン生,環境学習 — aozorafoundation 公開日 2009年10月7日5:06 PM
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