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ブログカテゴリー » 環境学習

10月探鳥会 かわいらしいキビタキの姿に夢中@矢倉公園の林

10月5日(土)、矢倉海岸定例探鳥会がありました。

雨の予報だったので、参加者が少なく5人でした。

今回の見どころは、「キビタキ」「コサメビタキ」の出現。
矢倉緑地公園の林(神崎川側)の中にいました。
キビタキの仲間は山地の林にいるそうで、大阪城公園などでは見られるそうですが、市内では珍しいそうです。

コピー キビタキ林

キビタキ、コサメビタキ、矢倉海岸のこの林の中に数羽いるのですが、何せすばやい動きでとびまわっており、近づくと逃げてしまいます。気配を消して撮影です。

 

コピー キビタキ
黄色い模様が素敵なキビタキのオス。メスの色はグレーです。

撮影はうまくいきませんでしたが、肉眼ではしっかり見ました。

 

毎度おなじみ河口のカワウ達。三羽ならんでいます。羽をひろげて乾かしています。
一番右はまだ若いカワウ。淡い色をしています。この春うまれたカワウだそうです。体は成鳥と同じです。
コピー カワウ

コピー ~ カワウ

 

先月の探鳥会の時に『クロサギ』と判断したサギですが、検討した結果、コサギに訂正するということでした。
クロサギはコサギに比べ脚が短いサギです。また、コサギは足の指は黄緑色ですが、跗蹠(ふせき・人間でいうひざ上ひざ下の部分)は黒色をしています。クロサギは脚は全部、黄緑色1色です。
先月、クロサギと判断したサギは足が短い個体だったのではということです。人間の顔形にも個性があるように鳥にも個性があるのですね。さらにまだ若いコサギだったので、微妙な(黒になりきっていない)足の色ではなかったのではないか、という判断だそうです。

クロサギは、河口や海辺など棲息場所が限定されるため(コサギは川にもいる)なかなか珍しい鳥で、見つけたら大発見だったのですが、残念。

鳥は22種類。

カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イソシギ、ウミネコ、セグロカモメ、モズ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ドバト

 

鳥の良い写真が少なかったので、他の生物について気づいたことなど記します。

キョウチクトウ

キョウチクトウ

工場の敷地に植えられています。花の壁のようです。先月の探鳥会ではこんなに咲いてなかったと記憶していますが…
キョウチクトウは大気汚染にも強く、道路の街路樹などによく使われています。
原爆投下後、焦土と化した広島でいち早く咲いた花だそうで、また広島市の花にも指定されています。ただ、食べると毒があるそうで、最近ではあまり植えられなくなったとか。

ランタナ

ランタナ

6月~11月までと花期の長い南アメリカ原産の花です。
今日はいませんでしたが、花の蜜を食べるメジロが、よくランタナにとまっているそうです。メジロはいなかったのですが、ハナムグリ(コガネムシの仲間)がいたので一枚。

 

 

ピラカンサ

コピー ~ DSC_6232 

矢倉緑地のグラウンド周辺にたくさん生えているピラカンサ(多分、自生)。実がついているものの、黒く焼けてしまった枝や実が多くみられました。今年の暑さのせいではないかということです。花は夏に咲くのですが、枝先にぽつぽつと、最後の花をつけていました。

ピラカンサ

だれかが植えたものでしょうか。矢倉緑地公園の木の周りが花壇(?)になっていました。

DSC_6243

 

先月は、矢倉緑地にトンボが群れで舞っていましたが、今月はちらほらとんでいる程度でした。
写真は先月のトンボの群れです。

とんぼ1

 
10月になってもまだまだ熱い日が続いているせいでしょうか。キビタキ観察に夢中になった矢倉緑地の公園で、随分ヤブ蚊にさされました。フィールドに出る際は、みんさんお気をつけて。

次回は11月2日(土) 9時30分~12時30分 
集合:阪神なんば線福駅
解散:矢倉緑地公園

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら
◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら
※大阪支部長ブログはコチラ
(小平)

(おだいら)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2013年10月7日6:12 PM

西淀川図書館で淀川の環境や魚について展示中

西淀川図書館で、淀川の環境や魚についての展示をしています。

コピー ~ P1330058

コピー ~ P1330056

インターン生の滋賀県立大学 石田みずきさんがパネルを作成しました。
石田さんは大学は滋賀、実家は京都、そして今回の実習は大阪です。淀川の水が流域各県の様々な人達に使われているので、大切に使ってほしいというメッセージをこめてつくっていました。

コピー ~ P1320997

コピー ~ P1320998

【展示情報】 淀川河口の魚たち展
展示期間:10月1日~14日まで
展示場所:西淀川図書館
開館日:火曜日~金曜日 午前10時~午後7時
土曜日・日曜日・祝・休日 午前10時~午後5時
休館日:月曜日・第3木曜日・蔵書点検期間・年末年始
西淀川図書館のURL:http://www.oml.city.osaka.jp/info/60nishiyodogawa/index.html

(小平)

Filed under: イベント案内,インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2013年10月1日3:11 PM

矢倉海岸定例探鳥会(10/5土)

★転送歓迎
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  第一土曜日は

   ■矢倉海岸 定例探鳥会■

  ~西淀川区で野鳥観察~

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西淀川区は、海や川、干潟や緑地、変化に富んだ土地があるため、様々な野鳥が集まります。
さわやかな朝のひとときを一緒に過ごしませんか。

■日時:10月5日(土)午前9時30分~12時30分
 (毎月第一土曜日に実施、雨天中止)
■集合:阪神なんば線福駅集合(9:30)
■解散:矢倉緑地公園(12:30)
■参加方法 当日、集合場所へお集まり下さい。
■参加費(保険代) 日本野鳥の会会員100円、一般200円
■持物・格好 水筒、双眼鏡(あれば)、筆記用具
■当日の流れ:
午前9時30分 集合・出発(阪神なんば線福駅)
 ~約1時間 緑陰道路での野鳥・自然・植物観察
 ~約1時間 淀川沿いを矢倉海岸まで移動、淀川の野鳥観察
 ~約30分 矢倉干潟(神崎川河口)で野鳥観察
 ~約10分 本日の鳥あわせ(観察した野鳥の確認)
12時30分 終了・解散(矢倉緑地公園)

*お弁当を持参し、終了後、矢倉緑地公園でお昼を食べるのも良いですね。

■あおぞら財団の定例探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai

■日本野鳥の会大阪支部の定例探鳥会の紹介はコチラ
http://sun.gmobb.jp/wbsj-osaka/02/index.html

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■共催(問合先)
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16 
(Tel) 06-6766-0055
http://sun.gmobb.jp/wbsj-osaka/index.html
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公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885
https://aozora.or.jp/
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Filed under: イベント案内,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2:41 PM

9/22(日)に西淀川区民祭りがありました

9月22日日曜日は西淀公園で西淀川区民祭りがありました。

朝から準備をはじめ、12時から祭りがはじまりました。

私たちあおぞら財団は、あおぞら財団の活動紹介、東日本大震災支援グッズなどの販売、

そして廃油キャンドルづくり体験を実施しました。

DSC_5874

「財団テントの様子」

IMG_2032

「立ち止まって資料を読む人も・・・」

IMG_2033

「グッズ販売」

暑い中でしたが、キャンドルづくりには

子どもから大人まで約50人が体験に来てくれました。

中止となった東淀川区民祭りからずっと楽しみにしてくれていた人もいました。

応援にキャンドルナイト委員会実行委員の2人も駆けつけてくれました。

DSC_5905

「キャンドルづくり体験会」

DSC_5887

「できあがったキャンドル」

大阪市漁協はしじみ汁を無料で配っていました。

←大阪市漁協のHPはこちら

DSC_5869

あおぞら財団テントの隣では西淀川高校のECOコミュニケーション部のみなさんがわたあめをつくっていました。

←西淀川高校HPはこちら

DSC_5888


廃油回収に協力して取り組む佃連合振興町会も出店。

DSC_5867

移動動物園も開催していました。

DSC_5877

すてきな子どもみこしもお披露目されました。

DSC_5901ブログ用


舞台では様々な団体が演奏や踊りを披露していました。
IMG_2036

「トリを飾ったフラダンス」

私の住んでいる地域と違って、

地域活動をさかんに行う団体や高校が出店していたことがおどろきでした。

地域の人たちとのつながりが感じられた一日でした!

あおぞら財団インターン 京都府立大学 足立 成美

サギ勢ぞろい(9/7矢倉干潟定例探鳥会)

6~8月の夏の間は休みだった、矢倉海岸定例探鳥会。
9月7日(土)、再び始まりました。

この日は雨も上がり、暑さも落ち着き、とても歩きやすい気候です。

エノキ

大野川緑陰道路ではエノキの実がおちていました。
とても小さな実で、果実も少なく食べるのはスズメくらいとか。
これから実りの秋を迎えますが、草の実、木の実、それぞれにどんな鳥が集まるのが、バードウォッチングのポイントだそうです。

今回の見どころは、福の船だまりにサギ大集合。
もちろん、野鳥のサギです。悪い輩のことではありません。
船だまり
福の船溜りにある、廃船(?)の上に集まっています。この写真の中にどんなサギの仲間がいるか、わかりますか。

クロサギ、ダイサギ、コサギ、ゴイサギ、ササゴイ,アオサギ、がいます。

ゴイサギ
ゴイサギ

ダイサギ
コピー ~ DSC_5438
ダイサギは「ダイサギ」という「種」より更に細かい「チュウダイサギ」「ダイサギ」の亜種に分けられるそうです。
チュウダイサギは夏鳥(夏に日本で繁殖して冬は南方へ渡る)で、ダイサギは冬鳥(北方で繁殖し冬に日本で越冬する)。野外で正確に見分けるのは難しいそうで、見れた時期で判断するとのことです。
その名の通り、体長90cmの日本最大級のサギ(アオサギよりは若干小さいそうです)。
じっと水面をにらみ、餌をねらっています。ダイサギは待ちの漁。

コサギ
コサギ
なんだかくたっとしています。
コサギは歩きまわり餌をおいかけ漁をします。
しゃがみこみじっとしているなんて、珍しいです。

写真はうまく取れなかったのですが、今日はクロサギも見られました。クロサギはここでは珍しいサギ。
クロサギは、足の色が黄緑色なのが特徴。日本野鳥の会大阪支部の杉本さんが矢倉海岸定例探鳥会を担当するようになってから、矢倉で初めてみたとか。
クロサギという名前ですが、黒色型と白色型がいて、今回みられたのは白色型の方でした。

DSC_5422

ちなみに鳥の写真は、スコープの覗き穴(レンズ)にカメラのレンズをつけて撮影します。

鉄塔


淀川鉄塔のまわりに、猛禽類のミサゴ三羽を確認。
ミサゴ
ちなみに左側鉄塔のトゲトゲは、野鳥が巣をつくらないようにするためだそうです。

カラスとミサゴがとびまわっている姿も見られました。
ミサゴとカラスは、競合することはないのですが、若いカラスはそれが分からず、ミサゴを追い出しにかかるとか。年をとったカラスになると、ミサゴと一緒に並んで留まっている姿も見られるそうです。
カラスも学習するのですね。

淀川河口にはうなぎとりの仕掛けが増えていました。
うなぎ漁
今、注目を浴びる淀川産うなぎ。一度、食べてみたいものです。
大阪市漁協「淀川天然うなぎ」HPはコチラ
天然うなぎを狙っているのは、人間だけではありません。カワウもです。

カワウ
以前、矢倉海岸定例探鳥会でも、カワウがうなぎを捕まえ食べる姿が目撃されています。
コチラ

カワウは水にもぐり漁をします。ぬれた羽を広げて乾かしていました。
矢倉でよくみられる光景です。

また、今月の探鳥会は、フィールドに感謝をこめてゴミ拾いをしました。
矢倉緑地公園で大きなゴミ袋1袋分のゴミを集めました。

本日、観察した野鳥の種類は18種類。
カルガモ、キジバト、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イソシギ、ウミネコ、ミサゴ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、クロサギ。

次回は10月5日(土) 9時30分~12時30分 
集合:阪神なんば線福駅
解散:矢倉緑地公園

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら
◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら
※大阪支部長ブログはコチラ
(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2013年9月10日7:53 PM
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