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ブログカテゴリー » 矢倉海岸探鳥会

2011初探鳥会


2011年1月8日(土)

明けましておめでとうございます。2011年最初の探鳥会。
冬は、渡り鳥がたくさん居て、見ごたえアリ。

今年も正月ボケの頭で、福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。
天気もよく、8名の方が参加です。
今回から、リーダーの丸橋さんに、前回の記録を用意していただいています。

出発前に、「足環」の話。


これは鳥の足に付けられた識別用の金属製のもので、一つ一つに異なった刻印がされているそうです。世界中の国々で調査のために、取り付け、放鳥されており、発見して、標識センターに問い合わせると、どこから飛んできたのかがわかるそうな。
はるか遠く海を越えて来る渡り鳥たち。ロマンやね〜、ようこそ淀川へ。
詳しくはこちら(鳥類標識センターHP)

そんな話の後には、鳥インフルエンザのお話も伺う。なるほど、世界はつながってるんやね。被害が拡がらないことを祈ります。
緑陰道路では、セミの抜け殻観察会も。クマゼミは「出ベソ」。


写真はヘラオオバコで、冬の間は、寒さに耐えられるように地表に張り付き、しかも光を受けられるように広く葉を広げます。この形をロゼットと言うそうです。

昆虫から植物まで、鳥以外の話もいろいろ勉強になります。

矢倉干潟まで来ましたが、例年であれば、たくさんの渡り鳥がいるのですが、今日はあまり居ません。
風が強く、波が荒いからでしょうか。


ヒドリカモやスズカモが休憩中です(撮影:橋本正弘さん)。

空にはミサゴが舞っております(撮影:橋本正弘さん)。

撮影に来られていた中山昌之さんからは、魚を捕まえて飛行するミサゴの写真をいただきました。

魚(スズキ?)をキャッチする時は横向きだそうですが、飛ぶ時は両足を前後に出して写真のように風の抵抗が少ない形で持つそうです。空を飛んだ魚はどんな気分なんでしょうか?
これもこの神崎川河口部で撮影されたそうです。

本日、観察した野鳥の種類は、30種類。
ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

探鳥会の後は、昼食の後、ガン・カモ調査でした。私は所用のため参加できませんでした。スイマセン。
皆さま、おつかれさまでした。本年もよろしくお願いします。

次回は、ガン・カモ調査が2月5日(土)に開催されます(9:30福駅集合)

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

記:あおぞら財団・藤江




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2011年1月18日5:18 PM

矢倉海岸定例探鳥会(第110回)


日時:2010年12月4日(土)9:30〜12:30
天候:快晴&強風

探鳥会では、鳥のことだけではなく、植物のこと、
昆虫のことなど、いろいろなことを知ることができます。

野鳥の会のメンバーが歩く道々、見つけたものを
解説してくださいます。

しかも、その解説に、おもしろおかしい(?)コメントや
ダジャレが入っていると、頭にインプットされやすいので、
私は好きです。

【メタセコイア】
「アブラゼミは、なぜかメタセコイアが好き」
メタセコイアの木には、アブラゼミの抜殻が発見される
ことが多いそうです。
「なんか、おいしいもんでも、出とんのちゃうか」と
解説の人はおっしゃっていました。なんやろ?おいしいもんって。

【彼岸花】
「こいつは、みんなと違う生き方をしている。
みんなが枯れているときに、こいつは、青々としている。
だから、中国では忌み嫌われたりもする。
でも、みんなと同じ生き方をしてると、みんなが死んだら
自分も死んでしまう。
みんなと違う生き方をしていたら、みんなが死んでも
自分は生き残れる」
(なんか、コワー)


彼岸花は、田んぼのあぜ道によく生えていますが、
これは、根っこに毒があるので、モグラやネズミを寄せつけない
効果があるそうです。中国からお米といっしょに日本に伝わった
とのこと。

【ウバメガシ】
ウバメガシの葉っぱを、両目に当てたら、ほら、「姥の目」!
なんです。葉っぱがシワシワなんで、お婆さんの目のよう(?)

【ヒトモトススキ】
「これは、海岸近くに生えている。
帰ってから、インターネットで調べてみぃ!」


ということで、調べました。
おもしろい。割りにどこにでも生息しているのに、
東大阪市では天然記念物に指定されているそうです。
なんでも、昔の海岸の位置を示す指標になっている
からだそうです。

今回は32種の鳥が確認できました。

そして、いよいよ、ホシハジロが多くなってきました。

「星の数ほどホシハジロ」

・・・こうやって教えてもらってから、この鳥の名前を
忘れないようになりました。ダジャレは偉大なり。

カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、
キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ、オオバン、イソシギ、
ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、
ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、
カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

次回は2011年1月8日(土)9時半からスタートします。

※いつもは第1土曜日ですが、このときは第2土曜日です。
参加希望の方は阪神なんば線「福」駅にお集まりください。

◎日本野鳥の会大阪のHPはこちら

鎗山善理子(あおぞら財団)




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2010年12月6日10:42 AM

矢倉海岸定例探鳥会(第109回)


日時:2010年11月6日(土)9:30〜12:00
天候:晴れ


●大野川緑陰道路で鳥を見る

今朝(11/7)、ラジオで知りました。
11月1日〜7日は、日本野鳥の会が提唱する
「バードウォッチングウィーク」だそうです。
樹木の葉が落ちるこの時期は、鳥を見つけやすい季節。
ちょうど、よい日に探鳥会ができました。

急に気温が下がり、寒い日が続いていましたが、この日は、
風がなく、ぽかぽかと穏やかな陽気で、大野川緑陰道路や
矢倉海岸を歩くのが、本当に心地よかったです。

昨年、左足首を骨折した私は、しばらく、探鳥会をお休み
してましたので、久々の参加です。


●1ヶ月前の探鳥会のときに撮影した満開の彼岸花と
今の様子を比べています。


●きのこでしょうか?


●神崎川の干潟をウォッチング中


●神崎川の干潟では、イソシギがいました。


●最後は、「鳥あわせ」

すでに、カモ類が見られました。
これから、冬にかけて、どんどんやって来ることでしょう。

今回は34種の鳥が確認できました。

カイツブリ、カンムリカイツブリ、コサギ、アオサギ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ
キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、チョウゲンボウ、オオバン、ハマシギ、イソシギ、
ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、
ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、
ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

次回は12月4日(土)9時半からスタートします。
参加希望の方は阪神なんば線「福」駅にお集まりください。

◎日本野鳥の会大阪のHPはこちら

(鎗山善理子)




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2010年11月7日4:59 PM

矢倉探鳥会 10月の巻


10月2日土曜日、定例の矢倉海岸探鳥会。

朝9時半に阪神なんば線 福駅に集合。
10月らしく、天は高く、晴天。

10名強が参加し、ぶらぶらと、
大野川緑陰道路〜海岸(淀川?)沿いを、矢倉海岸まで歩いて、

鳥さがし。

大野川緑陰道路では、
さすがにセミの鳴き声は聞こえず。
こおろぎでしょうか、虫の声が聞こえます。

蚊は、まだまだ、ぶんぶん。

野鳥の会の皆さんは、
鳥の音をきき、種別を識別されているようです。

海岸沿い(淀川沿い)に出る頃には、
陽ざしがぎらぎら、夏を取り戻すかのような陽気。

水面には、サギや、カワウの姿が。

カワウは、餌を探してか、
水面ギリギリに、低空飛行。

生きる事に真剣なんだな、
生きるために生きている感じだなぁ、と思って、
みていると・・・・

汗だくのランナーが、隣を走りすぎます。
人間も、一生懸命です。

さて、
さらに、ぶらぶら歩みを進めると、合同製鉄所近くには、
カルガモの姿が。

なぜでしょうか。
カモのアヒル口をみると、親近感が。

上を見あげると、トビ。

人間たちの、<とんびが鷹を生む>なんて、罵詈雑言、
知らぬが仏か、悠々、旋回。

さらに上には、旅客機。
(鳥たちには、飛行機って、おなじ鳥に見えるかしら。)

とまれ、
矢倉緑地公園に到着です。

ピクニックを楽しむ、ご家族連れを横目に、
『鳥あわせ』。

本日、観察された野鳥、26種類、を確認し、
探鳥会は、終了です。

→ カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、
  キンクロハジロ、トビ、イソシギ、キジバト、ヒバリ、キセキレイ、
  ハクセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、ノビタキ、キビタキ、
  シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、
  ハシボソガラス、ハシブトガラス

野鳥について、まったくもって!
知識も興味もないので、大丈夫かな???
と思いつつの参加でしたが、
そぞろ歩きに、よしなし事を考えつつ、楽しめました。

野鳥の会のみなさま、ありがとうございました。

 (本日のリーダー、野鳥の会・橋本さんも、
  当初は、まったく、「探鳥」の面白さは理解できなかった、とのこと。)

★次回、11月6日(土)の開催予定です★

⇒ あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

⇒ 日本野鳥の会大阪のHPはこちら
 
 (研修M)




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2010年10月2日1:30 PM

猛暑続く中、秋を感じる 探鳥会


9月4日、矢倉海岸定例探鳥会がありました。
暑さの続く中でしたが、7名の参加者が集まりました。

まずは、大野川緑陰道路。木陰が強烈な日差しを和らげてくれます。

メタセコイアの木にセミのぬけがらがたくさんついていました。
アブラゼミのぬけがらも数個、ありました。緑陰道路はほとんどクマゼミばかりなので、かなり貴重です。メタセコイアにはアブラゼミが多いと、セミに詳しい参加者が教えてくれました。

淀川河川敷に出ると川の上をふく風が、涼しさを運んでくれました。
緑陰道路の木陰といい、川の風といい、自然が暑さを優しくやわらげてくれますね。

猛暑のせいでしょうか。川べりの雑草が一面枯れかかっていました。
そんな中、力強く咲いていたのが秋の七草のひとつ、ハギ。いくつも咲いていました。

土手にはトンボがたくさんとんでいました。ほとんどがアキアカネでしたが、大きなギンヤンマも見かけました。

今年は9月になっても猛暑が続いていますが、季節の移ろいを実感しました。
鳥以外の話が続いてしまいましたが、探鳥会は鳥だけではなく季節毎の生物の営みを感じることができます。

神崎川河口の干潟で、野鳥の観察。
ここでは望遠鏡をのぞきながらじっくり野鳥の観察タイムです。
約30分観察を続けましたが、その間、干潟にいたアオサギがずっと同じ場所に立ち水面をにらんでいました。
野鳥の会の方に理由を聞くとアオサギは、じっと同じ場所に立ち、近づいてきた獲物を捕まえるそうです。ちなみにコサギは、あちこち動いて獲物を探すとか。
同じサギでも種類によって猟の仕方が違うのですね。

≪この日見られた鳥 25種≫
カワウ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コチドリ、シロチドリ、トウネン、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、チュウシャクシギ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪のHPはこちら

お知らせ:矢倉干潟定例探鳥会は毎月第一土曜日に開催しますが、
2011年1月は第一土曜日が元旦の為、1月8日(土)に変更します。

(記 小平)




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2010年9月6日9:24 PM
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