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ブログカテゴリー » 矢倉海岸探鳥会

チドリが矢倉海岸に来ていました(矢倉海岸探鳥会)


2011年4月2日(土) 9:30〜12:00
矢倉海岸定例探鳥会(第112回)
参加者15名

春の日差しが気持ちい中、定例探鳥会を行いました。
緋寒桜の前で記念写真


桜が咲いて、鳥たちも蜜を吸っているそうです。
寒い冬はおいしくもない新芽を食べて、何とか冬を乗り越すとか。
あおぞら財団で育てている菜の花も野鳥の食料が少なくなる2月に葉っぱが食べられてしまいます(涙)
鳥にとっても春は待ちに待った季節ですね。
クサボケも鮮やかでした。

ミーティングでは、東日本大震災で被災された皆さんのために黙とうを捧げました。

こんな時期に探鳥会をしていいのか?という気持ちもありますが、
われわれができることをしていきたいと思います。
探鳥会のデータは自然の変化のシグナルを見るために重要なデータとなります。


ミサゴが大野川緑陰道路上空に飛んでいました。

福漁港にセグロカモメとカワウがいました。
セグロカモメの足はピンクっぽい色なんだそうです
(写真が悪くてごめんなさい)
カワウは海に潜って餌をとるので、油少なめなのだそう。
そのため、空を飛ぶためには羽を乾かさないと飛べないそうです。
写真は一生懸命乾かしているところです。

福漁港にはオオバンもいました。
ガクバン(額のところ)が白いのが特徴です。
(これも写真が悪くてごめんなさい)

淀川河川敷でヒバリの声を聞きました。
高い声で高らかにうたっていました。
美空ひばりの芸名の意味がわかったような気がします。
高らかにうたって、メスに巣の確保を伝えて求愛していのだそうです。
この時期に鳴いているのは持てないヒバリなんだとか。
普通はもう求愛が終わっているそうです。

矢倉干潟に向かう途中、
下水処理場の建設予定地に黒い土が・・・
何を作ろうとしてるのでしょうか。
できれば自然環境をつぶさずに、ビオトープをつくってほしいものです。

矢倉干潟にカモメがいました。
こちらは足が黄色です。
遠くの写真なので見えにくいですが・・・

それから、コチドリが目の前に来てくれて感動!!!
ちょこちょこ歩いて立ち止まる姿にノックアウトです。
チドリがやってくると春だなぁと感じます。
カモもまだいました。
ヒドリガモとコガモは早く来て遅くまでいる(5月連休まで)そうです。
次の探鳥会でも見ることができるかもしれませんね。
それから、矢倉海岸では沢山見ることのできるスズガモですが
他の地域からすると珍しいのだそうです。

最後、取り合わせをした矢倉海岸公園で見たツグミです。

見ることができた鳥 35種類
カンムリカイツブリ、カワウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、オオバン、コチドリ、イソシギ、セグロカモメ、カモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワワヒロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

(林美帆)

__探鳥会リーダーの橋本正弘さんからの写真です__


緑陰道路のツグミ


神崎川のヒドリガモ


淀川のミサゴ


船溜りのカワウとセグロカモメ


神崎川のカンムリカイツブリ


神崎川のコサギ


福のノジスミレ





Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2011年4月4日12:21 PM

矢倉海岸定例探鳥会(第113回)


日時:2011年3月5日(土)9:30〜12:30
天候:快晴

朝は気温が低く、寒かったのですが、徐々に暖かく
なってきました。

大野川緑陰道路で【ツグミ】をじっくり観察。
渡り鳥です。今の時期は、長旅に備えて、地中のミミズなど
を食べて、まるまる太っています。
何の気なしに、ちょこちょこ地面を歩いているように見えますが、
地面の下にミミズがいるかどうかを、ちゃんと感知しながら
歩いているそうです。

●ツグミ(撮影:橋本正弘氏)

そうこうするうちに、【シメ】を発見。
気が強く、警戒心も強いらしいです。
鳥にもそれぞれ性格があるのですね。


淀川に出ると【カンムリカイツブリ】がいました。
「ヒゲがあるかなあ?ヒゲが見れるかなあ?」と
野鳥の会の橋本さんが、やたらと「ヒゲ」を気にされているので、
「ヒゲってなんですか?」と聞きました。
(鳥にヒゲなんか、生えたかなあ?と疑問に思ったもんで)

【カンムリカイツブリ】のオスは、冬の間は白い頬をしていますが、
繁殖の時期になると、そこに茶色いヒゲが伸びてくるそうです。
「メスにとっては、それが、チャームポイントなんや」と橋本さん。
「あのヒゲ、素敵!」ってな感じでしょうか。いいですね〜

図鑑を見ると、他にも【ハシジロアビ】や【ハジロカイツブリ】なども
冬と夏で色が随分と違っています。
夏になると、メスの注目を集めるために、派手になるんですね。
そして、そんな派手なオスは子育てをしないそうです。
・・・「イクメン」には程遠いようです。


今回は34種の鳥が確認できました。

カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、カルガモ、オカヨシガモ、
ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、
オオバン、シロチドリ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、
ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、
カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、
エナガ、ホオジロガモ、シメ

加えて、野鳥の会の丸橋さんが、【シロハラ】の羽根を見つけました。

次回は2011年4月2日(土)9時半からスタートします。
参加希望の方は阪神なんば線「福」駅にお集まりください。

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪のHPはこちら

■おまけ写真■

●こんなに大きなゴミを捨てに来る人がいます。あかんやん。(神崎川沿い)

●大野川緑陰道路沿いで農園を発見

●ウスバフユシャクの羽(いわゆる蛾です)

鎗山善理子(あおぞら財団)




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2011年3月5日5:59 PM

矢倉海岸定例探鳥会(第112回)


2011年2月5日(土)9:30〜12:00
毎月定例でおこなっている矢倉海岸の探鳥会です

最近雨が降っていないからか、なんだか煙ったお天気でした
今回もぼちぼちと大野川緑陰道路を歩いて矢倉海岸へ向かいます

途中でみつけた「さるのこしかけ」
きのこなので食べられるんでしょうか

この日は大漁旗を掲げた新しい船もありました

すごいにぎやかですね

矢倉干潟まで来ましたが、前回に引き続き、今回も鳥はあまり居ませんでした。

矢倉干潟で見られたスズガモとアオサギ(撮影:橋本正弘さん)

かっこいいです

一方矢倉干潟にはごみもたくさん漂着しています

せっかくの景色も台無しですね

本日、観察した野鳥の種類は、33種類。
カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、オオバン、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、マヒワ、ベニマシコ、ホオジロガモ、エナガ

次回の探鳥会は3月5日(土)9:30阪神なんば線「福」駅集合です

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪のHPはこちら

(あおぞら財団スタッフ:眞鍋麻衣子)




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2011年2月28日3:13 PM

2011初探鳥会


2011年1月8日(土)

明けましておめでとうございます。2011年最初の探鳥会。
冬は、渡り鳥がたくさん居て、見ごたえアリ。

今年も正月ボケの頭で、福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。
天気もよく、8名の方が参加です。
今回から、リーダーの丸橋さんに、前回の記録を用意していただいています。

出発前に、「足環」の話。


これは鳥の足に付けられた識別用の金属製のもので、一つ一つに異なった刻印がされているそうです。世界中の国々で調査のために、取り付け、放鳥されており、発見して、標識センターに問い合わせると、どこから飛んできたのかがわかるそうな。
はるか遠く海を越えて来る渡り鳥たち。ロマンやね〜、ようこそ淀川へ。
詳しくはこちら(鳥類標識センターHP)

そんな話の後には、鳥インフルエンザのお話も伺う。なるほど、世界はつながってるんやね。被害が拡がらないことを祈ります。
緑陰道路では、セミの抜け殻観察会も。クマゼミは「出ベソ」。


写真はヘラオオバコで、冬の間は、寒さに耐えられるように地表に張り付き、しかも光を受けられるように広く葉を広げます。この形をロゼットと言うそうです。

昆虫から植物まで、鳥以外の話もいろいろ勉強になります。

矢倉干潟まで来ましたが、例年であれば、たくさんの渡り鳥がいるのですが、今日はあまり居ません。
風が強く、波が荒いからでしょうか。


ヒドリカモやスズカモが休憩中です(撮影:橋本正弘さん)。

空にはミサゴが舞っております(撮影:橋本正弘さん)。

撮影に来られていた中山昌之さんからは、魚を捕まえて飛行するミサゴの写真をいただきました。

魚(スズキ?)をキャッチする時は横向きだそうですが、飛ぶ時は両足を前後に出して写真のように風の抵抗が少ない形で持つそうです。空を飛んだ魚はどんな気分なんでしょうか?
これもこの神崎川河口部で撮影されたそうです。

本日、観察した野鳥の種類は、30種類。
ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

探鳥会の後は、昼食の後、ガン・カモ調査でした。私は所用のため参加できませんでした。スイマセン。
皆さま、おつかれさまでした。本年もよろしくお願いします。

次回は、ガン・カモ調査が2月5日(土)に開催されます(9:30福駅集合)

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

記:あおぞら財団・藤江




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2011年1月18日5:18 PM

矢倉海岸定例探鳥会(第110回)


日時:2010年12月4日(土)9:30〜12:30
天候:快晴&強風

探鳥会では、鳥のことだけではなく、植物のこと、
昆虫のことなど、いろいろなことを知ることができます。

野鳥の会のメンバーが歩く道々、見つけたものを
解説してくださいます。

しかも、その解説に、おもしろおかしい(?)コメントや
ダジャレが入っていると、頭にインプットされやすいので、
私は好きです。

【メタセコイア】
「アブラゼミは、なぜかメタセコイアが好き」
メタセコイアの木には、アブラゼミの抜殻が発見される
ことが多いそうです。
「なんか、おいしいもんでも、出とんのちゃうか」と
解説の人はおっしゃっていました。なんやろ?おいしいもんって。

【彼岸花】
「こいつは、みんなと違う生き方をしている。
みんなが枯れているときに、こいつは、青々としている。
だから、中国では忌み嫌われたりもする。
でも、みんなと同じ生き方をしてると、みんなが死んだら
自分も死んでしまう。
みんなと違う生き方をしていたら、みんなが死んでも
自分は生き残れる」
(なんか、コワー)


彼岸花は、田んぼのあぜ道によく生えていますが、
これは、根っこに毒があるので、モグラやネズミを寄せつけない
効果があるそうです。中国からお米といっしょに日本に伝わった
とのこと。

【ウバメガシ】
ウバメガシの葉っぱを、両目に当てたら、ほら、「姥の目」!
なんです。葉っぱがシワシワなんで、お婆さんの目のよう(?)

【ヒトモトススキ】
「これは、海岸近くに生えている。
帰ってから、インターネットで調べてみぃ!」


ということで、調べました。
おもしろい。割りにどこにでも生息しているのに、
東大阪市では天然記念物に指定されているそうです。
なんでも、昔の海岸の位置を示す指標になっている
からだそうです。

今回は32種の鳥が確認できました。

そして、いよいよ、ホシハジロが多くなってきました。

「星の数ほどホシハジロ」

・・・こうやって教えてもらってから、この鳥の名前を
忘れないようになりました。ダジャレは偉大なり。

カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、
キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ、オオバン、イソシギ、
ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、
ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、
カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

次回は2011年1月8日(土)9時半からスタートします。

※いつもは第1土曜日ですが、このときは第2土曜日です。
参加希望の方は阪神なんば線「福」駅にお集まりください。

◎日本野鳥の会大阪のHPはこちら

鎗山善理子(あおぞら財団)




Filed under: 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2010年12月6日10:42 AM
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