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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

5/27「アジアの環境活動でつながろう」のページを更新(中国2022)しました

アジア各国では、現在進行形で、様々な公害・環境問題が発生しています。
その中で、自分たちの住み暮らす地域の環境を良くしていこう!と取り組む人々がいます。

今回、2022年1月に行った、中国環境NGOへ活動や環境への意識についてのオンライン・インタビューの結果を新たに投稿しました。

それぞれの取組みを知り、学び、つながることで、活動の輪を広げていきましょう。

ぜひご覧ください。

↓あおぞら財団の国際交流活動を通じてつながったアジア各地の環境活動を報告・紹介するページ「アジアの環境活動でつながろう」
https://aozora.or.jp/kokusai/china/china2022

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Filed under: イベント報告・ホームページ更新,国際交流 — aozorafoundation 公開日 2022年5月27日1:49 PM

追手門学院大学社会学部 藤吉ゼミ 西淀川フィールドワーク(5/14)

2022年5月14日(土)、追手門学院大学社会学部3年生14人とゼミ担当の藤吉圭二先生が西淀川を訪れました。
藤吉ゼミは以前にも来られていますが、コロナの影響により、ここ数年はフィールドワークが実施できませんでした。
今回、参加した学生さんは入学以来、オンラインの授業ばかりで、最近になりようやく対面授業やこうしたフィールドワークに参加できるようになったそうです。

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阪神「出来島」駅に集合し、国道43号や出来島小学校前の大気汚染測定器や汚染対策の見学をしました。その後、デイサービス施設「あおぞら苑」、イスラム教のモスク建物内の雑貨店でお買い物、大野川緑陰道路の散策、などを経て、あおぞら財団に到着。

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西淀川公害やまちづくり活動の説明をおこない、資料館(エコミューズ)を見学後、「ワークショップ フォトランゲージ」を行いました。公害がひどかった当時に撮影された写真を見て、どういった内容をその写真が語っているのかを話し合うワークショップです。

次に、西淀川公害患者と家族の会の山下晴美さんから、公害病によって苦しんでいるご主人の様子やご自分の生活のことが語られました。

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最後に学生たちから感想が述べられました。一部紹介します。

・四日市ぜんそくぐらいしか知らなかった。大阪でも大変だったとわかった。
・今でも、大阪と地方を比べたら、大阪のほうが空気が悪いと感じる。医療が発達したとはいえ、身近な問題だと思う。
・教科書で勉強するよりも、お話を聞くことで、より深く知り、実感できた。

藤吉ゼミでは、アーカイブズ(過去と現在)をテーマにしているそうです。
また、今後とも、西淀川にお越しいただければ幸いです。

(記:スタッフ 鎗山)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,西淀川公害授業,視察受入 — aozorafoundation 公開日 2022年5月20日8:35 PM

春の探鳥会開催(4/16)

4月16日(土)、春の探鳥会を開催しました。参加者は、11人(リーダー、スタッフ含)でした。

福駅に集合し、大野川緑陰道路を歩いて矢倉緑地を目指します。大野川緑陰道路には鳥が少なかったのですが、野鳥の会のリーダーから、鳥の餌になる樹木について説明を受けながら歩きました。

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緑陰道路から矢倉緑地まで

緑陰道路をトコトコ歩いているムクドリを発見。ムクドリはスズメと鳩の中間のサイズ。春夏は虫を食べ、秋には木の実も食べるようになります。くちばしと足がオレンジ色をしており、その色は幼鳥から成長になると濃くなります。

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緑陰道路をトコトコ歩くムクドリ

福の舟だまりにはサギやカモが多数いました。

ダイサギはシラサギの中で最も大きく、くちばしは繁殖期では黒色、非繁殖期は黄色と色が変わります。水辺の小動物を食べています。

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福の舟だまりにいるダイサギ

舟だまりにはホシハジロもいました。非常に多くの鳥が渡来することから「星の数ほどホシハジロ」と覚えます。オスは頭・顔が赤褐色、メスは全体が褐色と雄の方がわかりやすい色をしています。

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福の舟だまりにいるホシハジロ

コサギ

コサギ*

セグロカモメ

セグロカモメ

淀川にはカワウがいました。カワウは泳ぐのも潜水も得意で、魚類を水中で捕えますが、その一方で飛ぶのがあまり上手ではないそうです。普通の鳥は羽に油分があり水をはじきますが、カワウの羽は水をはじきません。そのため、水から上がった時に羽を広げて乾かす必要があります。

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カワウ 羽を広げて乾かしています*

鉄塔にはミサゴが巣を作っていました。野鳥の会のリーダーがセッティングしたフィールドスコープを覗くと、巣のすぐ近くにミサゴがとまっているのが見えました。

鉄塔の左端にミサゴの巣が作られている

鉄塔のミサゴの巣

街中でよく見かける鳩にも種類があることをご存知でしょうか? 翼に鱗のような模様があるのがキジバトで、元々は山で生息しており、人に対して警戒心が強いようです。一方、ドバトは人の家畜だった鳩が野生化したもので、人間慣れしています。

キジバト

電線に止まっているキジバト

矢倉緑地の草むらでは、カワラヒワとツグミを観察できました。カワラヒワは留鳥ですが、ツグミは冬鳥なのでもうすぐ北に帰っていきます。

カワラヒワとツグミ

草むらにいるカワラヒワとツグミ

フィールドスコープで観察

フィールドスコープで観察

今回はお花もたくさん観察できました。春はお花の季節ですね。

オニノゲシ

オニノゲシ*

セイヨウジュウニヒトエ

セイヨウジュウニヒトエ(園芸種)*

シロタンポポ

シロバナタンポポ(西日本に多く自生)*

ハマダイコン

ハマダイコン*

「鳥は、集落や建築の友である」。建築家原広司は世界の集落調査をとおして受けた集落からの教えの一つとして挙げています。多くの街では野生動物を見ることは減っていますが、唯一鳥だけは街中であっても多くの種類を見かけることができます。

ですが、環境が悪化すると野鳥の種類も数も一気に減少してしまいます。あおぞら財団では、定期的に探鳥会を開催することで、環境に対する理解を深めると同時に、今の西淀川の環境の状況を確認しています。

今回の探鳥会では27種類の鳥を観察することができました(季節によって観察できる種類は変わります)。これからも私たちの友である野鳥を観察することができるように、環境が悪化しないような取り組みが必要です。

観察種数 27種
ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、セッカ、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ドバト

(記:谷内)*写真撮影:浜口洋文さん

次回 2022年10月22日(土)予定
集合時間9:30 阪神なんば線福駅
解散12:30  矢倉緑地公園

愛鳥家の方も、鳥初心者の人も、親子のみなさんも、いろんな方が楽しめる探鳥会ですので、みなさんふるってご参加ください。

■あおぞら財団のこれまでの探鳥会の紹介はコチラ
https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai
■日本野鳥の会大阪支部の矢倉海岸探鳥会の記録はコチラ
https://wbsjosaka.com/008-teirei-report/02-yagura/2018-report/report/index-resp.html
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■主催(問合先)
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1丁目1番1号あおぞらビル4階
(Tel) 06-6475-8885 (Fax) 06-6478-5885 電子メール:webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)
https://aozora.or.jp/

■協力
日本野鳥の会 大阪支部
〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町6-16https://wbsjosaka.com/

 

※2022年度 西淀川区と民間企業等との共創に関する提案事業として、西淀川区と連携しながら実施しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2022年5月2日4:43 PM

西淀川公害=資料の紹介(3) 大野からみた福駅方面の写真 

※機関誌りべらで連載をしている所蔵資料紹介コーナーの転載記事です。
– – – – –
写真は、大野の集落から今は緑陰道路と呼ばれる大野川をはさんで東の方向を見た1956年頃の風景である。写真には大野川を隔てて阪神電鉄福駅や、その右側には当時伊藤と呼ばれた日本化学の工場が増設のためか、足場を組んでいるのが写り、右端には大阪製鉄(後の合同製鐵)の木造2階建て社宅も大きく写っている。日本化学については「煙がすごかった」との注釈が写真裏面に記されている。当時小学校高学年でときどきこの地を訪問していた女性の記憶によれば、川は灰色で、何がいるのかわからなかったとのこと。一方、大野の集落側の川沿いは小さな船着き場だったのか、大人が子供たちと並んで、季節の陽気を楽しんでいるようにも見える。右側の男性は船の中か。当時草むらの中には野生のアヒルが卵を生み、それを探す人もいたという。くつ・ぞうり・はだしといった子どもたちの足回りにも注意してほしい。

農漁村の面影を多分に残しながら、大阪市の北西~西部地域では戦後朝鮮戦争の影響下急速に工業生産力を伸ばしていた。そこでは、無計画に立地した中小の工場を中心に、労働者の住宅・商店などが密集し、地域の姿も農漁村から工業地域へと急速に変貌しはじめていた。行政が空気や水への環境汚染を放置し、都市の公共的な生活基盤への投資をないがしろにしていた歴史を物語る写真と言っていい。西淀川公害の歴史的背景でもある。

エコミューズ館長 小田康徳
3 大野からみた福駅方面 1956年ごろ

塚口アキエ氏資料No.3

りべらVol.158(2022年4月発行)より抜粋

令和3年度WAM助成金にてタンデム新車購入

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。
2021年度、事務局のあおぞら財団にて独立行政法人社会福祉医療機構(WAM)の助成金でタンデム自転車を購入しました。KHS T-20nf。淀川を背によく映える赤色です。
4/30のNPO法人西淀川子どもセンターのサイクリングツアーで大活躍でした!
レンタル可能ですので、詳しくはこちらを。
http://tandem-osaka.com/rental

本事業は、公益財団法人公害地域再生センター(当会の事務局)が、独立行政法人福祉医療機構の助成を受けて実施しています。
※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車 — aozorafoundation 公開日 2022年4月30日2:28 PM
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