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ブログカテゴリー » イベント報告・ホームページ更新

愛媛のNoNちゃん倶楽部の活動紹介

※「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の記事の転載です。

愛媛のNoNちゃん倶楽部さんのすばらしい活動をシェアします。テレビ愛媛さん、ありがとうございます。こうやって映像を通して、大翔くんの力、自転車の力を感じることができます。

※あおぞら財団は「大阪でタンデム自転車を楽しむ会」の事務局です。
タンデム自転車のレンタルをおこなっています。詳しくは下記連絡先まで。
大阪でタンデム自転車を楽しむ会
【HP】http://www.tandem-osaka.com/
【FB】http://www.facebook.com/osaka.tandem
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,タンデム自転車,地域づくり — aozorafoundation 公開日 2021年2月24日1:49 PM

りべら155号(2021年1月号)が発行されました。サイトでご覧になれます。

『りべら』はあおぞら財団の機関紙(会報)です。
A4版、16ページ、季刊1日発行、1部400円送料込、2,000部発行

ご購読希望者はwebmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)まで
※あおぞら財団賛助会員の方には、毎号郵送でお送りしています。

『りべら』2021年1月号No.155 特集:気候変動はまったなし

りべら表紙

こちらから見れます。

特集:気候変動はまったなし
未来のための行動を!気候変動をめぐる動き 平田仁子…1
一人ひとりが取組む気候変動対策…3
石炭火力発電所と気候変動 島村健…5
僧侶が作ったあたたかいエネルギーが未来を変える…6
あおぞら財団が取り組む気候変動問題…7
ぶいらりとゆるりと西淀川めぐり…8
NATアーティストトーク…8
西淀川記憶あつめ隊 清水美穂さん…9
あおぞら財団教育・研修事業紹介/エコミューズ資料紹介…10
ミサゴの思い 川は無いのに大野「川」緑陰道路…11

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,事務局 — aozorafoundation 公開日 11:10 AM

「子どもの発達と自転車教育」リーフレットができました。

「自転車が持つチカラ」を子どもたちに体感してほしい。
2018年からはじまった奈良県立西養護学校における自転車を使った授業は、2019年度、エコモ財団の研究助成を受け、本格的に広がっていくとともに、年間を通じて子供の発達に応じた自転車教育プログラムの実践の積み重ねがなされてきました。

このリーフレットは、奈良西養護学校での取り組みと関係者の声を、学校などで様々な発達の段階にある、子ども達に自転車教育を行おうという方々の参考になるようにまとめています。

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リーフレット「子どもの発達と自転車教育」

※本研究は(財)交通エコロジー・モビリティ財団のECOMO交通バリアフリー研究助成を受けて実施したものです。
協力:(一社)市民自転車学校プロジェクト(CCSP) /HP:https://ccsp.jp/

この実習についてもっと知りたい方はあおぞら財団まで、お気軽にお問い合わせください。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2021年2月22日6:32 PM

「誰がために」 修成建設専門学校卒業設計 意匠設計コース有志展2021

※西淀川アートターミナルの活動情報です。「みてアート・御幣島芸術祭」の記事の転載です。

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「誰がために」 修成建設専門学校卒業設計 意匠設計コース有志展2021

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修成建設専門学校卒業設計意匠設計コースでは皆がそれぞれに、社会的な課題に取り組み「誰のために建築は在るのか」を問い、「誰のために私たちはつくるのか」を模索し提案してきました。
今年度、学校全体としての「卒業展」はオンライン開催となりましたが、学校の後押しを受け、西淀川アートターミナルと共に、十分な感染症対策のもと、有志による卒業設計を見てもらう機会を設けました。
大変な社会情勢の中で生み出された作品たちは2年間の学びの集大成です。是非ご覧ください。

【Instagram】
展示の様子をインスタグラムで更新しています。
https://www.instagram.com/syusei_yushi_2021/

【入場制限・事前電話予約制】
新型コロナウイルス感染症対策のため、同時入場人数の制限を行うと共に
入場の際に電話による事前予約が必要となります。
予約電話番号: 06-6474-1644(学校代表電話)
NATの事務局では予約を受け付けておりません。

アーティスト:修成建設専門学校 意匠設計コース(学生有志)
https://www.syusei.ac.jp/

会期:2021年2月23日(火・祝)- 2月27日(土)

会期:会期中無休

開館時間:13:00 – 18:00

問い合わせ:06-6474-1644(学校代表電話)

主催=修成建設専門学校意匠設計コース卒業設計有志展2021委員会
共催=西淀川区地域振興会 後援=学校法人修成学園修成建設専門学校
協力=西淀川アートターミナル運営会議/アトリエヤマダ/大阪市高速電気軌道株式会社|公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)

※あおぞら財団は「みてアート実行委員会」、「西淀川アートターミナル運営会議」の事務局です。
みてアート・御幣島芸術祭:https://miteart.blogspot.com
西淀川アートターミナル:https://nishiyodo-art.com
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階(あおぞら財団内)
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885
webmaster[at]aozora.or.jp([at]を@に変えてください)

とよなか国際交流協会職員研修(2/3)

2021年2月3日、とよなか国際交流協会の職員研修を受け入れました。参加者は11人、屋外でのフィールドワーク中も原則、マスク着用の上、研修室では間隔を空けて着席するという形で感染症対策に配慮して実施しました。
インターンの鹿さんのレポートと、参加者のみなさんのご感想を紹介します。

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今回、あおぞら財団の研修を体験しに来ていただいていたのは、とよなか国際交流センターの職員さんたちです。
阪神出来島駅から出発し、歩きながら説明を進めていきました。あおぞら財団の栗本は、出来島小学校前でマイクをつけながら、周辺にあった大気汚染や騒音の問題を紹介した後、道路周辺の環境汚染対策の設備をみんなで探すよう呼びかけましました。普通に見える学校の壁は光触媒を使ってNOxを付着させるものであり、地面の舗装も騒音を低減させる素材であるなど、目立たないものが日常の環境汚染の減軽のためのものであることに、みんな感心しました。
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大和田の方に歩いていく途中、ちょくちょく海抜が書かれている表示が見られました。時に海抜がマイナス1メートルであったりとか、地盤沈下の様子や、浸水した場合の厳しさがわかりました。特に神崎川の上の橋に立っていると、川より両岸の道路の方が低いことがはっきり見えます。
あっという間に昼頃になり、昼食のためハラールレストランに行きました。近くにマスジド(モスク)と売店もあって、移民のコミュニティの生活が垣間見えます。
少し売店での買い物を含めて休憩した後に、静かな住宅街を通って大野川緑陰道路に入りました。川を埋めて作った道路が驚きで、緑が溢れる環境にみんな感心しました。
あおぞら財団に戻って、公害患者の池永末子さんから当時の状況や病気の話を聞かせてもらいました。
資料館を見学した後、最後に、1日のふりかえりとして、3つのグループに分かれて、みんな自分の思ったキーワードを付箋に書いて、白い紙に貼りながら説明していました。
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みなさんのお話を聞きながら、自分の中にも2つのキーワードが浮かびました。
一つ目は「変化」です。あおぞら財団でのインターンを始めから半年になった今でも、緑陰道路の建設経緯に感心します。過去40年の変化が大きい所、その背景はたくさんの住民の努力がありました。池永さんのお話によりますと、当時の公害患者は自分や家族のためのエネルギーが使い切れないようにあったのだと感じました。そして今になっても、池永さんは、子ども食堂への手伝いなど、ご高齢にも関わらず、自分のできることをやり続けています。従って、「変化」については、変わったのは環境や環境への認識があるのに対し、変わっていないのは人の心であると思います。
この変わってない心につながっている二つ目のキーワードは「パワー」です。国民が大手企業、さらに国を相手に自分の主張を言い続けた20年。中に非特異性疾患である大気汚染の公害病の認定に協力した地元の医師たちや、汚染源の追跡に証拠集めた弁護士たち、そして裁判を一から勉強し、自分の境遇を全国に知らせていた住民たちがいた。このパワーは今でも違った分野で続いています。公害患者たちは今も公害の歴史などを若い世代に話し続けていて、そしてこのあおぞら財団も、環境保護などの事業を通じて、西淀川区内だけでなく、国内外の地域間の交流を続けています。
私にとって2回目のフィールドワーク体験でありますが、新しく学んだ事が増えました。
(インターン生 鹿)

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◆参加者の感想(抜粋)
・今回の研修では、西淀川の公害を通じて、環境、まちづくり、防災、外国人、教育、世代間交流…etc、人権にかかわる問題の交差性を実感しました。このあたり、普段からもっと意識したいなぁと思います。

・池永さんのお話は素朴で飾らない中にもぶれない意志、思いも感じることができました。このパワーはどこからくるものなのかと思いましたが、支える人びと、共に闘う仲間がいることは大きいなぁと感じました。

・特に池永さんには、コロナ禍の中、貴重なお話をいただき、ありがとうございました。私自身、知識としてしか持ち合わせていなかった公害の問題が、身に染み込んだように思います。“昔の話”“違う地域の話”ではなく、現在、自分にもかかわる大きな問題であると感じることができました。

・生まれ育った場所に住み続ける/続けたいだけなのに、それをするためには闘い続けなければならないこと。20年の裁判を続けられた理由、モチベーションについて(当日もお話いただきましたが)もっと知りたいと思いました。当事者でない側が学び、日常の意識を変えていきたいと思いました。

・池永さんのお話、しなやかな強さを感じました。“自分たちが動かねば!”という強い思いとともに、当事者が動かなければ動かない社会の在り方を再度見つめ直すことができました。“公害”はこれまで、教科書の中の話のように感じていましたが、池永さんのたすきを私自身がちゃんと受け取らないとと思いました。

・豊中市内も自動車の交通量が多いです。研修後、ネットでPM2.5の数値を調べたりしてみました。自分が在職・在住している町の環境にももっと関心を持たなくてはいけないと気づかされました。

・20年かけて、粘り強く勝ち取った。本当にすごいなと思いますし、励まされます。さらに闘って倒すのではなく闘ってつながる。今もいろいろな地域とつながる。心が震えました。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,視察受入,資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2021年2月16日4:44 PM
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