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ブログカテゴリー » インターン生

セミ新聞の展示


セミ新聞を西淀川図書館で展示します。
セミの抜け殻調べで、子どもたちが作ったセミ新聞を展示します。
期間:9月1日〜10月31日
場所:西淀川図書館
開館日:火曜日〜金曜日        午前10時〜午後7時
     土曜日、日曜日、祝・休日   午前10時〜午後5時
休館日:月曜日、第3木曜日(ただし祝・休日は開いてます)

【全グループのセミ新聞一覧】

・あかグループ・・・・『事前調査もバッチリでしたで賞』


                  様々な種類の葉を貼り付けたりと見た目にこだわっていました。

・あおグループ・・・・『二人でがんばったで賞』


                  アブラゼミの成虫の写真を撮ることができました。

・みどりグループ・・・・『アブラゼミたくさんみつけたで賞』


                  アブラゼミの抜け殻を一番多く集めることができました。

・むらさきグループ・・・・『ぬけがらいっぱい すごいで賞』


                  抜け殻をたくさん貼るのに苦労していました。

・いるか学童・・・・『写真をじょうずに使ったで賞』


                  所狭しと写真を貼っていたのが印象に残りました。
  

・かみの学童・・・・『セミいっぱい集めたで賞』


                  抜け殻を一番多く集めることができました。

・がんばれ学童・・・・『羽の色のちがいを発見したで賞』


                  成虫の羽を貼ってくれました。もしかしたら珍しいセミ発見か?

・たんぽぽ学童・・・・『すごい発見!!傘に産卵痕を見つけたで賞』


                  傘の柄の産卵痕を発見してくれたグループです。
                  新聞も工夫されていて見やすかったです。

・つくにし学童・・・・『タイトルにくふうしたで賞』


                  色紙をうまく使って鮮やかに作成してくれました。

・なかよし学童・・・・『見せ方がじょうずだったで賞』


                  抜け殻や葉っぱ、産卵痕のついた木の枝を実際に貼り付けてました。

・当日の様子はこちらhttp://aozorabsw.exblog.jp/13114617/
・グループごとの写真はこちらhttp://aozorabsw.exblog.jp/13115097/
・インターン生の感想はこちらhttp://aozorabsw.exblog.jp/13115430/

インターン生  環境学園専門学校1年  石川 正樹





Filed under: インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2010年8月20日4:03 PM

セミの抜け殻調べ 参加した大学生の感想


今回、セミのぬけがら調べには、あおぞら財団インターン実習生12名と、大阪経済大学のボランティア実習論の受講生3名が運営にあたりました。

◆インターン実習生

同志社大学3回生 長谷川 まや

青チームは子ども2人とインターン生3人の5人でした。他のチームより人数は少なかったけれど、5人で力を合わせてクマゼミ225、アブラゼミ7のぬけがらを集めました。
せみ新聞もとてもかわいくできました。
子どもたちに楽しんでもらえたし、何より私自身が本当に楽しかったです。
このせみのぬけがら調べのイベントをみんなで成功させることができて本当に良かったです。あおぞらのみなさん、インターンのみんな、講師の方々、子どもたちに感謝感謝です。

京都府立大学3回生 池田 玲菜

今まで虫が苦手でセミも触ったことがなかったので、初めは、こんな私でも大丈夫か心配でした。しかし、子どもたちが無邪気にぬけがらを見つけて、とてもうれしそうにしているのを見ると、自分も頑張らないといけないと思いました。暑い中でしたが子どもたちはとても元気で、うらやましい程でした。私のグループでは、指し棒を持っていって、それで木の上にあるぬけがらを落としていました。来年は、こちらで長い棒を用意するか、虫取り網を持って来てもらうといいのではないかと思いました。子どもたちと充実した一日を過ごすことができてとても良い機会となりました。ありがとうございました。

滋賀県立大学3回生 松永 由希

今回たくさんの子ども達とふれ合いながら楽しく西淀川の自然について学べました。子ども達はインターンシップ生の発表もよく聞いてくれていて、私たちよりセミにくわしくなっていたことに驚きました。私は元気いっぱいの子ども達に負けてうまく指導ができず、うろたえてばかりでした。今回のセミ調べでアブラゼミが増えて環境が良くなっていることが分かりました。この調子で毎年たくさんのアブラゼミが見つかるような環境になってほしいと思います。

桃山学院大学3回生 西村 友希

私は、教師を目指していて、小学生とセミ調べをするという貴重な体験ができて本当に良かったです。小学生ってパワフルで私が気づかないことをたくさん発見してくれました。
時間がもう少しあったらより良かったように思いました。
去年よりもアブラゼミが増えていて環境が良くなってきていることも肌で感じることができ、それが小学生のような次世代を担う子たちにも伝えることが少しでもできたのなら、嬉しいです。インターン生のみんなや、あおぞらの職員のみなさん、ボランティアの方々とのチームワークで今日という日をのりこえました。これからもこの経験を活かし、がんばっていきたいと思いました。

桃山学院大学3回生 田中 育絵

思った以上に子ども達が素直に動いてくれて、せみのぬけがらもしっかり見分けてくれたので、私も楽しくぬけがら調べに参加することができました。今年は昨年と比べてせみのぬけがらもたくさん取れ、アブラゼミが51個と今までの調査の中でも一番多くのぬけがらを調べることができたことが達成感につながりました。緑が多くなることで、せみも住みやすい環境になってきているのだということが実際にわかりました。それが、私達人にとっても住みやすい環境に変わってきているのだと思います。今まで、せみのぬけがらを触ったことがなかったので、今回の活動を活かして地元のせみのぬけがらも調べたいと思います。ありがとうございました。

近畿大学3回生 中井 智裕

子どもたちがすごく楽しそうに、ぬけがら集めや新聞づくりをしてくれて、このイベントに携われて本当によかったと思いました。
今回のみどころはアブラゼミの数だったのですが、私のグループが一番多くみつけて、チームみんなで喜びました。あと、子どもたちが私のことを、「中井」、「智ちゃん」、「裕ちゃん」といろんな呼び方で呼んでくれて、大学のお兄さんというより、年上の友達みたいな感覚で、自分も楽しむことができました。

近畿大学3回生 岡松 成美

セミの見分け方のプレゼンは上手くできるか心配だったけど、紙芝居に子どもたちが注目してくれていたし、クイズにも積極的に手を挙げてくれていたのでうれしかったです。
セミ調べでは、子どもが2人だけで少なかったので、まとまって動くことができ、仲良く楽しく調査することができました。オス、メスやクマゼミ、アブラゼミの見分け方も事前勉強会のおかげで子どもたちにレクチャーすることができました。
今年はアブラゼミが多く見つかったので、子どもたちに環境の違いについて考えてもらういい機会になると思うので、これからも継続的に調査をしていけたらいいなと思います。

近畿大学3回生 中森 洋介

私達のグループは欠席が出て、少人数で蝉の抜けがらしらべをやることになったのですが、多くの蝉の抜けがらを集めることができ、小学生も喜んでいたので満足しています。
都市部には少ないといわれているアブラゼミも去年以上に集められましたので、環境の変化を感じました。小学生の予想外の発想や行動に驚かされっぱなしでしたが、童心に戻ったような気持ちになれたので楽しかったです。

大阪経済大学3回生 小形 亮

セミのぬけがら集めや新聞作りで予想以上に小学生が頑張ってくれました。僕たちが行った劇もおもしろかったと言ってもらえて、すごく嬉しかったし、頑張ってよかったと思えました。僕たち、みどりグループは集めたぬけがらの総数こそあまり多くなかったけれども、アブラゼミのぬけがらの数はトップでした。みどりグループのみんな頑張ってくれてありがとう。

大阪経済大学3回生 高原 阿友美

今日のせみのぬけがら集めのイベントに参加した皆さん、お疲れさまでした。
せみのぬけがらを集めて、アブラゼミ、クマゼミと分けて、オス、メスを分けてデータをとって、そのデータを新聞にまとめるイベントでした。
小学生の子どもたちと外に出て暑い中、一つの作品(新聞)をつくりあげたことに感動しました。楽しそうにせみを探したり、新聞を作っている姿をみて、私まで楽しくなって子どもと一緒にはしゃいでいました。なかなか、小学生の年代の子どもと関わることがなかったので、上手に話せるか不安でしたが、いらぬ心配でした。むしろ私より、子どもの方が大人で、先頭を走ってリーダーシップをとってくれました。赤グループ�
�みなさん、ありがとう。

大阪経済大学3回生 馬場 勇介

最初準備不足のため、どうなるかとても心配だったけど、子どもたちや周りの人々のおかげで楽しく「セミのぬけがら調べ」を行うことができました。特に、自分の班の子どもたちは少々やんちゃでしたけど、とてもおもしろく、明るく一日がすごせました。
今日は多くの人々に助けられました。支えてくれた人々に感謝したいです。

◆大阪経済大学ボランティア実習論 受講生

大阪経済大学2回生 香川 史篤

西淀川区であった公害問題や、それに対する様々な人々の取り組みについて知ることができてよかった。また、今回、ボランティアとして働かせてもらい、裏方の仕事の重要さを改めて認識できた。実にやりがいのある活動だった。今後も活動するときはまた参加してみたい。

大阪経済大学1回生 二星 文哉

僕は今回授業の一つとして、あおぞら財団さんにお世話になり、せみの抜け殻調べに参加させていただきました。インターンシップの学生さん方の中で活動をして、とても良い勉強になりました。直接子どもさん達と行動をすることはなかったのですが、楽しいにぎやかな雰囲気から元気をもらい、僕自身も楽しく活動することができました。今日の調査では例年よりも多くのせみの抜け殻を見つけ、そこでの発見もありました。昨年見つけられなかった所でアブラゼミの抜け殻を見つけられたことは大きな発見だったと思います。
今回の実習で色々な体験をさせていただきありがとうございました。

大阪経済大学1回生 立花 勇人

ボランティアとして短い期間でしたが参加させていただきました。主に裏方の手伝いとして働きました。最初は慣れないことばかりで、とまどうこともありましたが、丁寧な指導をしていただき、積極的に行動できるようになれたと思います。学校にいるだけでは学ぶことのできないことをたくさん勉強することができました。今後、いろんな場面で役に立つのではないかと思います。機会があれば、またボランティアとして参加したいです。

・当日の様子はこちらhttp://aozorabsw.exblog.jp/13114617/
・セミ新聞はこちらhttp://aozorabsw.exblog.jp/13114979/
・グループごとの写真はこちらhttp://aozorabsw.exblog.jp/13115097/




Filed under: インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 4:02 PM

あおぞら苑訪問


 2010年8月12日、あおぞら苑の見学に行ってまいりました。
あおぞら苑は在宅で生活されていて、介護が必要な方に、日帰りで入浴や食事やレクリエーションを利用できるデイサービス施設です。また、あおぞら苑はぜん息や慢性気管支炎など、呼吸器疾患をもった患者さんにも安心して利用できるように専門の看護士もいます。
あおぞら苑に入る前に、目に付いたのが、公害闘争記念碑が施設の前にあったことです。
記念碑には公害裁判についてが記されています。当時公害に苦しんだ人々の将来への希望、切実な思いが詰まっているものだと感じました。

 施設の中に入ると、20人くらい利用者さんがいて、楽しそうにお話ししていたり、テレビを見ていました。私は介護施設に入るのは初めてで、しかも公害患者の方々がいるという話を聞いていたので、入る前は堅苦しいイメージを想像していましたが、案外アットホームな環境であることに驚きました。施設で働く辰巳さんの話によると、日々利用者さんのことを考えて、いかにより良く利用できるかを試行錯誤しているといいます。実際施設で働くスタッフさんと利用者さんの仲が良く、一緒にレクリエーションして盛り上げていて、良い信頼関係が築けていると思いました。
 その後、昼食の準備のお手伝いをさせて頂き、利用者さんとお食事をご一緒させて頂きました。利用者さんは私よりも人生経験豊富な方々ばかりで、なかには百歳以上の方もいたので、どのように接していいのかわからずに緊張して、コミュニケーションを取るのに苦労しました。
 あおぞら苑は笑顔が絶えず、明るい雰囲気の施設で、スタッフさんの絶え間ない努力の賜です。これは公害患者さんの公害問題根絶に関する思いを忘れず、継承していかなければならないという強い思いの結果だと感じました。

インターン生 環境学園専門学校 石川正樹





Filed under: インターン生,その他の事業,にしよどnote — aozorafoundation 公開日 9:44 AM

淀川大図鑑に行ってきました

8月10日に私は長居公園にある大阪市立自然史博物館に行ってきました。
いま博物館では淀川大図鑑というイベントが開かれています。
イベントでは淀川の歴史や淀川に住む生き物の展示が行われており、家族連れや学生の人たちがたくさんきていました。またテーマは「生物多様性」というもので、今年の10月には名古屋でCOP10と呼ばれる生物多様性条約第10回締約国会議が開催ます。より多くの人に生物多様性について関心を持ってもらう為に開催されています。

      
写真は左からスズキ、モズクガニ、カワウです。これらの生き物たちは今も淀川に住み着いている生き物たちです。
名前は知っているけれど、自分の住んでいるとこでは無縁だろう・・・と思っていた生き物たちが実は身近な淀川にいたということは衝撃でした。

しかし淀川にはこういった昔からいる動物たちの他にも人間たちが持ちこんで捨てていった動物たちも住んでいます。

   
それがアライグマやヌートリアのような生き物です。アライグマはペット、ヌートリアは毛皮用に持ちこまれたものが野に放たれたれて住み着いたものです。

最初にこの展示のテーマは「生物多様性」と書きましたが、その意味はあらゆる生物種の多さと、それらによって成り立っている生態系の豊かさやバランスが保たれている状態を言い、数え切れないほどの生物種が、それぞれの環境に応じた相互の関係を築きながら多様な生態系を形成し、地球環境と私たちの暮らしを支えているということです。しかし今多くの生物が急速に絶滅の危機に瀕しています。これは恐竜時代の絶滅速度よりはるかに速いと言われています。
この展示でそれが垣間見れたのはマシジミといわれる貝です。この貝は昔から淀川にいた原種と外国からきた外来種がおり、そのふたつが交雑することで混合種が生まれ、昔からいた原種がいなくなっていく危険があります。このように絶滅の原因は環境の変化だけでなく、外来種によるものもあります。

この他にもたくさんの生き物のが展示されており、観ていると時間があっというまに過ぎてしまいました。この展示は9月20日まで開催しているのでみなさんも観に行ってはいかがでしょうか?

話は変わりますが淀川展を観たあとに、きんき環境館という環境省近畿地方環境事務所と特定非営利活動法人大阪府民環境会議が協働で運営を行っており、環境に関する活動を中心に動いているNPOや企業の中間支援を行っている事務所におじゃましました。
きんき環境館はパートナーシップを結んでいる企業やNPOとの意見交換や交流の場として利用されています。いろんな環境に関する展示もしていますので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

職員のみなさん、私達インターン生にも丁寧に説明して下さってありがとうございます。

あおざら財団インターン生 近畿大学経営学部3回 中井智裕




Filed under: インターン生,その他の事業 — aozorafoundation 公開日 2010年8月11日5:11 PM

ぜん息患者 医療費無料化をめざして −西淀川の集い−


2010年7月29日(木)14:00-15:30
場所:千北診療所3階
参加者 12名

7月29日に、「ぜん息患者 医療費無料化をめざして −西淀川の集い−」が、千北診療所で開かれました。

まず、あおぞらプロジェクト大阪のぜん息被害者実態調査とこの間の運動について、スタッフの真鍋がプリントを配布して報告しました。実態調査の報告では、ぜん息の患者さんは府内全域の全年齢で今も増え続けていること、高い医療費が患者さんの負担となっていること、そのせいで受診回数を減らす人がおり、受診抑制をすることで症状が悪化し、発作が起き、仕事に支障をきたし、収入が減るという悪循環ができていることなどが報告されました。また、東京都や川崎市では気管支ぜん息患者に対して助成制度があるのに対して、大阪府や大阪市は財政が厳しいことなどを理由に助成していない現状や、大阪でも医療費が無料になるように署名を集めていることが説明されました。最後にプリントと一緒に配布したアンケートへの記入をお願いしました。

次に西淀川ぜん息患者さんの懇談会となりました。参加者の方々がご自身の体験を語って下さいました。病院で処方される薬だけでなく、市販の薬を併用することでなんとかぜん息を抑えていることや小児ぜん息は助成があるのに大人になると無くなることへの矛盾などなどのお話しを聞くことができました。ぜん息は一生つきあっていかなければならない病気で、発作のときには死ぬかもしれないという恐怖を感じるといったつらい経験のお話しが多かったですが、薬が向上してきていて、ぜん息を克服できるようになるかもしれないという明るいお話も聞くことができました。

患者会の方ではない参加者の方には、署名をお願いし、していただくことができました。

ぜん息についての知識が何もなかったので、ぜん息の症状や助成制度について初めて聞く事ばかりでとても勉強になりました。大阪では、昔助成制度を設けていた市の多くが今はやめてしまって、東京などとは逆に後退していっているというお話しがすごく印象的でした。

(インターン生 森口)




Filed under: インターン生,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2010年7月30日11:27 AM
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