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矢倉緑地 ぬけがら調べ


桃山学院大学 あおぞら財団インターンシップ生 田中 淑恵
本日(8月26日)に前回緑陰道路で行ったセミのぬけがら調べ(8月18日)の延長で、今回は場所を変更して独自にあおぞら財団から自転車で約20分かけて矢倉緑地へ行ってきました。

矢倉緑地へ行く途中に福のふなだまりを通り過ぎ、公園へ到着してすぐに、市内では珍しい自然石が足場になっている潮溜まりがあります。




   

対岸には、奇抜なデザインが印象的な此花区の清掃工場、阪神高速道路湾岸線も見ることができます。いつもの道路から見るのとはまた一風変わった景色ですよ。



 

今日は天気もよく、過ごしやすい陽気だったので矢倉緑地の近辺にはサイクリングや散歩、なかには潮溜まりで釣りをしている方が多く見られました。

セミの抜け殻調べではツクツクボウシなどセミの鳴き声がよく聞こえていました。
これほど鳴き声が聞こえればセミのぬけがらもたくさん取ることができると期待していましたが、残念ながらツクツクボウシのぬけがらは見つけることができませんでした。
しかし、矢倉緑地の海沿いのしげみの方でメスのアブラゼミのぬけがらを見つけることができました。矢倉緑地中を約1時間調べてぬけがらをたった1つしか見つけることができませんでしたが、西淀川でクマゼミの数が圧倒的に多い中、貴重なアブラゼミを見つけることができて大満足です!


 
次回はアブラゼミだけではなく、ツクツクボウシやクマゼミなど様々な種類をたくさん捕まえて今後の調査に活かしていきたいです。





Filed under: インターン生,環境再生・まちづくり — aozorafoundation 公開日 2009年8月26日2:53 PM

セミの抜け殻調べ


セミの抜け殻調べ
2009年8月18日 エルモ西淀川にて
あおぞら財団 インターンシップ生  奈良女子大学3回  川淵絵里子

太陽がまぶしいくらいの良い天気となったこの日、子どもたちと一緒にセミの抜け殻調べを行いました。
「セミの抜け殻調べ」というのは、セミの抜け殻の種類を調べることでその地域の環境の状態を把握し、自然度を評価しようというものです。また、年月をかけて調べることで地域の環境の変化を知ることも出来るため、毎年子どもたちと一緒に抜け殻を集めています。

今回の抜け殻調べはあおぞら財団のビル横の大野川緑陰道路で行われました。範囲はエルモ西淀川を拠点に南は国道43号線、北は大島橋までの間で、チームに分かれて調べました。

10時から受付が始まり、近くの小学校や学童保育から70人もの小学生や幼稚園生が参加し、とても賑やかな会場となりました!(スタッフ等、大人を含めると総勢90人!)

今回スタッフとして、あおぞら財団の職員・インターンシップ生の他に、山本康子さん(ガールスカウト26団・子どもの参画べんきょう会)、天野憲一郎さん(緑陰道路サロン世話人会・大阪市立四貫島小学校教諭)、講師は高畠耕一郎さん(社団法人大阪自然環境保全協会理事)、山本智子さん(同協会)です。

10時半ごろから開会し、山本康子さんに開会のことば、緑陰道路の歴史を天野さんからお話がありました。緑陰道路の航空写真や昔の写真・説明に子どもたちは興味津々!しっかりと学習している様子でした。


その後、私は子どもたちに紙芝居でセミの一生・見分け方の説明を行いました。上手く伝わるか心配していましたが、クイズを出すと積極的に参加してくれたので良かったです!

一通りの説明が終わり、いよいよグループに分かれて抜け殻とりに出発です!!子どもたちは我先にと緑陰道路へ元気いっぱいに走っていきました。


しばらく歩いていくと、大きな「あったー!!」の声!
1本の木に大量の抜け殻がついていました!!残念ながらそれらは全てクマゼミでしたが、子どもたちが一生懸命抜け殻を取ろうとする姿はとても微笑ましかったです!



抜け殻を見つけては取り、種類を確認するも全てクマゼミで、子どもたちも疲れ始めた時、ついに、
「アブラゼミおったーーー!!!」の声が!!思わず子どもたちと一緒に現場へダッシュしました!
抜け殻を怖がっていた女の子も一緒にアブラゼミの抜け殻を確認し、とても嬉しそうな表情をしていました。

抜け殻取りは約1時間で行いました。会場に帰る時間になっても「まだあそこにある!」「あっちにも見つけた!」と言って、なかなか帰ろうとしてくれない程、みんな抜け殻取りに夢中になっていました。



やっと会場に戻って、グループでお昼ごはんを食べました。


それからとった抜け殻の数をみんなで数え、オスとメスを選り分けました。私のグループではアブラゼミの抜け殻は4個見つかりました。 nMouseOver=”this.style.cursor=’hand'”/>

抜け殻のカウントが終わると、次は新聞を作って発表をしました。


どのグループも個性が表れていて、とても素晴らしい作品になりました!中にはセミの産卵痕(セミが卵を木の枝に産みつけた時に木につけた傷)やセミの卵を見つけたグループや、アブラゼミの抜け殻を大量に見つけたグループなどがあり、非常に面白い発表会となりました。






発表会後は表彰式をしました。審査の結果を待つ間、高畠さんがセミクイズを出してくださいました。中には私が紙芝居で説明した内容も入っていましたが、子どもたちはそのことを覚えていて、ほとんどの子が正解していた様子でした。私の説明で学んでくれたと分かり、とても嬉しかったです。また、インターン生の井上さんが手描きのイラストで、菜の花プロジェクトの説明をしました。


クイズ等も楽しく終わり、いよいよ表彰になりました。今回は各グループに、「カラフルで賞」や「写真が上手で賞」など、それぞれ名前の違う賞があり、とても喜んでいました。
その後感想を書き、解散となりました。
◎みんなが作ったセミ新聞はコチラ

全グループ合わせ、今回とれた抜け殻は全部で1416個でした!!そのうちアブラゼミは26個で、過去最高の数となりました!
こちらが結果一覧です。(過去の結果はコチラ!2008年2007年

アブラゼミの抜け殻は主に会場の南側(エルモ〜43号線)で多く発見されました。アブラゼミは地面がしめっている里山などの場所を好み、反対にクマゼミは乾燥した街中などを好みます。つまりアブラゼミがいる環境の方が、自然度が高いと言うことが出来ます。今回アブラゼミの抜け殻がたくさん取れたことは、非常に喜ばしい結果だと思いました。これから先もアブラゼミがたくさん見つかり、自然がより豊かになることを期待しています。

はじめにセミの抜け殻を取ると聞いた時、虫が苦手な私は正直不安でいっぱいでした。しかし、セミについて調べたり、実際にセミの抜け殻を取ったり、絵を描いたりしているうちにセミに対して恐怖心はなくなっていきました。そして、このセミの抜け殻調べを通して命の大切さを学んだように思います。担当していたグループの女の子も、死んでしまったセミを見て「かわいそう」と言っていました。幼いながらも色んなことを学んでいるのだと感じ、私個人にとっても非常に良い経験となりました。
私にとって、たくさんの子どもたちと触れ合う機会は少なく最初は戸惑ってしまいましたが、好奇心いっぱいの表情や走り回る姿を見ていると、自分も元気を貰ったような気がしました。セミの抜け殻調べはあっという間に終わってしまいましたが、私はこの日のことをずっと覚えていようと思います。そして子どもたちにも、抜け殻調べをしたことを覚えていてほしいです。今はまだ分からなくても、もう少し大きくなった時に抜け殻調べをしたことを思い出して�
��環境問題や命の尊さについて考えてくれたらいいなと思います。
◎その他、参加したインターン生の感想はコチラ




Filed under: インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2009年8月24日2:14 PM

セミ新聞の展示


セミ新聞の展示について

セミの抜け殻調べで子ども達が作った「セミ新聞」を西淀川図書館で展示します。

あおぞら財団 インターン生 近畿大学3回生 大山 良輔

8月18日に「セミのぬけがら調査」が実施されました。
そこで作成した子ども達の「セミ新聞」が西淀川図書館で展示されます。

期間:2009年9月1日〜10月31日
場所:西淀川図書館
開館時間 火曜日〜金曜日 午前10時〜午後7時
土曜日、日曜日、祝・休日 午前10時〜午後5時
休館日 月曜日・毎月第3木曜日(ただし国民の祝日と休日にあたる場合は開館)
蔵書点検期間

赤グループ 「カラフルで賞」


               色鮮やかに作成してくれました!

青グループ 「デザイン賞」


               木を使って上手くデザインしてくれました!

緑グループ 「指示棒(指し棒?)を正しく使ったで賞」


               指示棒を上手く使った写真が載ってます!

紫グループ 「写真がステキで賞」


               ステキな写真が印象的です!

なかよし学童 「卵を発見したで賞」


               唯一、卵を発見してくれました!

たんぽぽ学童 「しっかり観察できたで賞」


               大発見があったようです!

佃西学童 「あぶらぜみをたくさん見つけたで賞」


               アブラゼミを一番多く見つけてくれました!  

がんばれ学童 「ぬけがら一番ゲット賞」


               抜け殻を一番多く見つけてくれました!  

当日の様子はコチラ
参加したインターン生の感想はコチラ




Filed under: インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 1:20 PM

セミの抜け殻調べに参加したインターン生の感想



近畿大学3回生  大山 良輔
 子供の元気の良さに圧倒されたけど、子供達に元気をもらえました。そして、今年はアブラゼミの抜け殻が26個も見つかって良かったと思いました。新聞もどのグループも素晴らしいものができていたし、暑くてしんどかったけどみんな楽しく元気に調査していて良い経験になったと思います。ボランティアは初めての経験で戸惑うことも多く思い通りの動きができなかったですが、この経験を今後に生かしたいです。

近畿大学3回生  藤原 正規
今日のセミの抜け殻調べでは、地域の子供達とふれあい自分自身も色々と学ばさせてもらった一日でした。抜け殻調べでは、アブラゼミが前年より26匹も多く見つかったということで少しずつ街に自然が戻ってきているかもしれないと感じました。セミ抜け殻を探している時には、子供達は非常に積極的で元気があり、楽しんでやっているように思えました。

滋賀県立大学3回生  井上 瑠衣
 今日は、子どもと一緒にセミの抜け殻調べをしました。あまり小学生ぐらいの子と何かをするといった経験がなかったので最初は不安でしたが、だんだん打ち解けてくれたので楽しく一緒にすることができました。
 今回やっていて大変だったのは、戻ってきてから新聞を書く作業です。なかなか私が子どもにうまく指示や提案ができなくて進みませんでした。子どもに好きに書いてもらう部分と、こちらからアイデアを出してあげないといけない部分の境界が難しかったです。しかし、最終的にはグループで「デザイン」賞」もいただけて、かわいい新聞ができあがったのでよかったです。

桃山学院大学3回生  田中 淑恵
去年は1匹も見つからなかったアブラゼミが今年は26匹も見つかってすごくびっくりしました。環境が良くなってきているのでしょうか。ほとんどがクマゼミの中、アブラゼミを見つけたときの子供たちがとても嬉しそうだったので、私も一緒に嬉しくなりました。午後になると、暑さもあってか子供たちの集中力が切れかけてきていましたがなんとかセミの新聞と発表までみんなでできてよかったです。指示棒が子供たちにウケていたので、来年も使ってみたらいいと思います。

大阪経済大学2回生  荻野 由紀
 暑い中、子どももケガせずにセミの抜け殻調べが終わって良かったです。子どもたちがとても元気で、走りまわって抜け殻を集めていたのでたくさん抜け殻を集めることが出来て嬉しかったです。残念ながら私のいたグループはアブラゼミの抜け殻は見つけることが出来ませんでしたが、他のグループをあわせると合計26個も集まっていて、去年に比べるととても多いので、いいことだなと思いました。

大阪経済大学2回生  宮路 崇之
 始まる前は不安ばかりでしたが、子供も明るく指示に従ってくれて、抜け殻集めは順調に行えました。ただ、男女間で喧嘩をしてしまってグループ内が分かれてしまったことが心残りです。新聞作りでも対立がまだ残った状態になり、年上の自分が仲直りさせることが出来れば一番良い方法だったと思いますが、結局最後まで対立したままでした。新聞はグループの子が自ら率先して作ってくれて、とてもよいものが作れました。子供達が楽しそうにしていたのがとてもうれしかったです。アブラゼミが26匹(グループ内で4匹)とれたことで環境の改善を見て感じることができたことは貴重な体験でした。

奈良女子大学3回生  川淵 絵里子
 子どもたちと一緒になっての抜け殻取りはとても楽しかったです。自分も子どもに戻った気分で作業ができたと思いました。アブラゼミを発見できたのが一番うれしく、安心しました。自分が作った賞状や感想用紙、その他の展示などを子どもたちが興味を持っているのを確認できたのでうれしく思いました。
しかし、少人数とはいえ、グループの子どもたち全員をまとめることが上手く出来ず、自分の力不足を感じました。ただ、全体に説明した時、ちゃんと私の話を聞いてくれていて、内容も覚えてくれていたので、事前にしっかり準備していて良かったなと思ってほっとしました。また子どもたちと一緒に抜け殻とりをしたいなと思いました。

京都外国語大学4回生  佐多 一弘 
 昨年は雨で延期になり、出来なかった抜け殻調べ。今年は天気に恵まれ、やっと参加することが出来ました。こどもの参画勉強会のイベントはいつも始めるまでうまくいくかドキドキします。子どもたちが楽しめるか、主体的に動けるかどうか、イベントの目的は果たせるがどうか不安になります。しかし、毎回子どもたちは楽しんでくれて思った以上に興味を持って取り組んでくれるので、本当にやってよかったと思います。今年はインターン生が7人も参加して、昨年とは違う雰囲気だったと思います。毎年色んな人がこのイベントに参加して、子どもたちも飽きさせず新しいアイデアもたくさん取り入れて、年々意義のあるイベントになればいいと思います。次回はハゼ釣り大会。僕の企画というのもあるので、いいイベントにしたいと思います。

当日の様子はコチラ
セミ新聞の展示についてはコチラ




Filed under: インターン生,にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 1:00 PM

生き生き地球館


生き生き地球館で環境学習

 8月5日、大阪市立環境学習センター「生き生き地球館」が催す、環境学習会「夏休みの小中学生!環境で社会とつながる3日間」に参加させていただきました。今回は、大阪経済大学、緑のまちづくりサークル「ミアイ」として、参加する小中学生に「資源の有効活用(3R)」についてゲームを交え、楽しみながら学んでもらえるイベントを行いました。

 「ミアイ」では、これまで学内で「ホッかる」*の回収率を上げるために、アンケート調査、設置箱増設、回収率アップキャンペーンなどを行ってきました。
 この活動をもとに、資源の大切さを、こどもたちに楽しみながら勉強してもらうには、何をすればいいのか悩みました。

 当日、参加してくれた小中学生は、およそ20人。どんな話題に興味を持ってくれるのか分からないので不安でした。しかし、こどもたちの元気で何にでも興味を示してくれる反応にほっとしました。そして、いろんな知識を持っていることに驚きました。最初に「3R」の中で知っているものを発表してもらったのですが、すぐに全部答えが返ってきました。おそらく大人でも全部言えない方がたくさんいるのではないでしょうか。答えは「リデュース」「リユース」「リサイクル」です。

 今回は、ゲーム性を高めるために、こんなものから、こんな意外なものにリサイクルされている品物をカードにして、ボードの上で並び替えてもらいました。さあ紙幣は何にリサイクルされているかご存知ですか?電車の切符は?こどもたちも、わいわい言いながらカードを並び替えてくれました。

 さあ、答え合わせです。紙幣は・・・住宅の建材に!(断熱材など)ワーと大声で喜んでくれます。まさかここまで喜んでくれるとは思ってもみませんでした。
 他に3Rを枠の中に整理するゲームをやり、最後にリデュース、リユース、リサイクルの順番に心がけることが良いという話で締めくくりました。

 これから様々なことを勉強して大きくなっていく、こどもたちのひとりひとりが、環境について考えてくれると僕たちもうれしいです。

*ホッかる(トイレットペーパーなどにリサイクルされる弁当箱)
http://www.hokkaru.co.jp/
生き生き地球館HP(http://www.chikyukan.com/
緑のまちづくりサークル「ミアイ」HP(http://miaichan.web.fc2.com/

大阪経済大学 経済学部地域政策学科 4回生
森井 隆二




Filed under: 事務局より — aozorafoundation 公開日 2009年8月11日9:53 AM
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