あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

ブログカテゴリー » 環境保健

楽らく呼吸ニュースNo.47発行&2/8楽らく呼吸会を行います

楽らく呼吸ニュースNo.47「みんなで歩こう矢倉公園」を発行しました。

news47(画像をクリックするとpdfファイルをダウンロードできます)

今号では、10/12に行った矢倉公園での楽らく呼吸会の様子と運動療法にについてです。

KIMG7157

ウォーキングで、足腰をはじめとする体全体の筋肉を鍛え、心肺機能の改善、息苦しさや息切れなどの症状を改善。

IMG_6706

呼吸筋をしっかりとストレッチして胸郭が広がりやすい状態をつくり、効率的で楽な呼吸ができるように。

DSC_0073

シャボン玉は、口すぼめ呼吸の練習に。

 

COPD等呼吸器疾患の患者さんにとって、呼吸機能の維持や改善のためには、運動療法が効果的です。
なかなか一人で運動を継続するのは難しいことですが、きれいな景色、空気の中で、みんなで行うといった工夫で、楽しみながら運動ができます!

「空気のきれいなところに連れて行ってくれてうれしい」と、参加者のみなさんからは好評でした♪


次回の楽らく呼吸会は、薬剤師さんをおよびして「お薬について」。ぜん息・COPDのそれぞれのお薬の特徴や、吸入ステロイド薬の正しい吸入の仕方などについて学びます。

2018年度の予定はこちらをご覧ください→2018年度の楽らく呼吸会の予定

今までの楽らく呼吸会の様子はこちらから→楽らく呼吸会

本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)実施業務」の一環として実施しています。

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2019年1月11日5:33 PM

1/27に医療従事者向け「呼吸ケア・リハビリテーション講習会」を開催します!

医療従事者向け「呼吸ケア・リハビリテーション講習会」
~医療、介護、福祉関係者向け~

日本国内COPD(慢性閉塞性肺疾患)の患者数は530万人と推計されていますが、社会的な認知度が低く受診している人は26万人にとどまっています。
COPD患者の治療に有効である呼吸リハビリテーションは脳卒中の後遺症や骨折後のリハビリテーションに比べてまだまだ認知度が低く、患者さんにも行き渡っていないのが現状です。
そこで、呼吸ケア・リハビリテーションを普及していくために、医療・介護・福祉関係者向けに「呼吸ケア・リハビリテーション講習会」を2回連続で開催します。
日ごろCOPD患者に接する機会のある理学療法士や作業療法士をはじめ、保健師や看護師やヘルパーさんたちにも受講いただける内容です。
初めての方、興味のある方、どうぞご参加ください。

1/27の講習会の参加申し込みは、現在受付中です!

昨年度の座学の様子

呼吸ケア・リハビリテーションについて基礎から応用まで学べます

実技の様子

講師の先生が丁寧に実技をお教えします

<1回目>終了しました
日程 2018年11月11日(日)
時間 14:00~17:00(受付13:30~)
テーマ「COPDと呼吸リハビリテーションの評価~少し踏み込んだ評価について~」
講師 椿 和人氏(東大阪病院理学療法士)
山下 和樹氏(西宮市立中央病院理学療法士)

<2回目>参加受付中です
日程 2019年1月27日(日)
時間 14:00~17:00(受付13:30~)
テーマ「これからはじめるCOPD患者さんへの呼吸ケア・リハビリテーション」
講師 藤原 耕三氏(倉敷第一病院理学療法士、岡山県呼吸ケア研究会理事)
太田 信也氏(済生会吹田病院理学療法士)

※講師はすべて呼吸ケア・リハビリテーション指導者養成研修修了生です。

<会 場>
西淀川区役所2階 集団検診室(大阪市西淀川区御幣島1-2-10)
JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 1番出口 すぐ
http://www.city.osaka.lg.jp/nishiyodogawa/page/0000029225.html

<対 象>
看護師、薬剤師、保健師、介護職員、理学療法士、作業療法士の方など

<定 員>
各回30名
(定員になり次第締め切ります。下記に必要事項を記載しお申し込みください)

<参加費>
無料

<持ち物>
バスタオル、聴診器(お持ちでない人にはお貸しします)
※実技がありますので、動きやすい服装でおこしください。

===================================
<主催・お申込み・お問合せ先>
公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団) 担当:谷内、鎗山、藤江
TEL:06-6475-8885 FAX:06-6478-5885 E-mail:webmaster@aozora.or.jp
===================================
医療従事者向け「呼吸ケア・リハビリテーション講習会」
~医療、介護、福祉関係者向け~

参加申し込み (下記情報をご記入の上、送信をお願いします)

●ご氏名:

●ご所属
病院・施設名:
所属科:
職種:

●TEL:
●FAX:
●E-mail:

●参加希望日
1回目  11月11日(日)(終了しました)
□2回目  1月27日(日)
※それぞれ独立した内容ですので、いずれか1回の参加でも結構です。

チラシはこちら

2018COPD_care_seminar_leaflet-001

【これまでの活動】

今年度の講習会の様子 1回目
昨年度の講習会の様子 1回目  2回目
これまでのあおぞら財団の環境保健の活動 
===================================

個人情報は本事業の目的以外には使用いたしません。
本事業は独立行政法人環境再生保全機構の公害健康被害予防事業の一環として実施しています。
協力:西淀川区役所

以上

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2019年1月9日10:24 AM

西淀川区役所「健康体操をしよう!&ミニ講演会」にて、COPD講演と肺年齢チェック(12/24)

西淀川区役所にて、「健康体操をしよう!&ミニ講演会(COPD(慢性閉塞性肺疾患)のおはなし)」が12月22日開催され、あおぞら財団はミニ講演会と肺年齢測定(当日先着20名)を行いました。

日時=2018年12月21日(金)10:00~11:30

場所=西淀川区役所5階会議室

参加人数=20名

最初に、北野病院リハビリテーションセンター技師長/理学療法士の本田憲胤先生からCOPDについての講演です。

本田先生が講演している様子

本田先生から「COPDのお話」

まず、肺の仕組みと理解ということで、肺の構造や呼吸をする仕組み、呼吸に関わる筋肉について話がありました。肺そのものが呼吸をしているのではなく、無意識のうちに脳からの指令で筋肉が収縮して呼吸をしているということ、呼吸に関わる筋肉は、横隔膜、肋間筋、首~肩の筋肉であり、呼吸を楽に行うためにはこれらの呼吸に関わる筋肉のストレッチが重要です。

次に、COPDについて、ぜん息と比較しながら説明がありました。COPDは早期に発見し、自己管理を行うことで、病気になる前と同じような日常生活を送ることができる病気であり、そのためには薬について知ること、健康管理と感染予防、栄養管理の大切さや留意点について解説がありました。

最後に、日常生活での動き方についてお話がありました。基本は背筋を伸ばすこと、「苦しい」を乗り越えて身体を鍛えないようにすること、しっかりと息を吐ききることで新しい空気が肺にたくさん入るという話がなされました。

に~よん体操をする参加者

みんなで元気にに~よん!

講演終了後は、に~よん健康体操が行われました。に~よん健康体操は、西淀川で独自に作られた体操であり、子どもから高齢者まで音楽に合わせて楽しみながら体操を行うというものです。この体操の中には、呼吸を行う際に用いる筋肉のストレッチも含まれています。(参考:に~よん体操

最後に、希望者の方11名に肺年齢測定を行いました。肺年齢測定は、本田先生も一緒に測定しました。ご自身や家族のことで呼吸に不安ある方が何人もおられ、本田先生と相談していました。

COPDは日本国内では530万人もの患者がいると推計されていますが、病院で診断を受けた人はその数パーセントしかおらず、認知度がまだまだ低い状況です。このようなイベントを積み重ねて、COPDの認知度をもっと増やしていくことができたらと考えています。

 

スパイロメーターで肺年齢測定をする本田先生

スパイロメーターで肺年齢測定

 

本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)」の一環です。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2018年12月24日4:55 PM

企業健診で肺年齢測定(11/16)

11月16日(水)に、山崎シャーリングの健康診断の中で肺年齢測定を行いました。山崎シャーリングは、西淀川区の中島工業団地にある金属加工などを行っている企業です。測定した方は、全部で44人です。

この肺年齢測定は、企業には喫煙者が多くCOPDの潜在患者が多いのではないかと指摘を受けて実施したものです。また、中島地域は、工業団地ということもあり、西淀川区の中でも大気の汚染がひどい地域であり(ソラダス2016参照)、働いている人の健康にその影響も及ぼしているのではないかと考えられます。

IMG_3519

肺年齢測定の様子

今回は、藤原 耕三氏(倉敷第一病院理学療法士、岡山県呼吸ケア研究会理事)、林田佳一氏(国立病院機構 奈良医療センター理学療法士)(お二人とも環境再生保全機構 呼吸ケア・リハビリテーション指導者養成研修修了生)のお二人に協力していただきました。スパイロメーター2台とハイチェッカーを用いて測定しました。

IMG_0166

今回の測定者は、区役所の健診や健康イベントの参加者と違い、喫煙者が多く、20~55歳の若年層の方が多くいました。COPDの疑いが高い方が5人いた他、今のところは数値は正常の範囲だけれどスパイロメーターのフローボリューム曲線を見るとこのままではCOPDになる可能性が高い人が何人かいました。測定に協力してくれた藤原先生、林田先生からは「若年層COPD予備軍の早期発見につながる有効な方法ではないか」との意見をもらいました。企業においても、従業員が健康に働き続けるためにCOPDの啓発・早期発見は重要なことだと思います。

本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)実施業務」の一環として実施しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2018年12月14日1:20 PM

肺年齢測定&医療従事者向け呼吸リハ講習会(11/11)

11月11日(日)午前中に西淀川区役所にて健康診断があり、それに合わせて肺年齢測定を行いました。測定した方は全部で42人です。

IMG_0051

ハイチェッカーとスパイロメーターのいずれかで測定しました

今回は、椿 和人氏(東大阪病院理学療法士)、山下 和樹氏(西宮市立中央病院理学療法士)(お二人とも環境再生保全機構 呼吸ケア・リハビリテーション指導者養成研修修了生)に協力していただきました。あおぞら財団では、昨年度末からスパイロメーターを導入していますが、簡易にしか測定できないハイチェッカーと異なり、呼吸の状態をかなり正確に測定できるようになりました。そのため、ハイチェッカーで悪い結果が出た人でも、スパイロメーターで測定すると、病気ではないという結果が出たりします。また、スパイロメーターで測定してCOPDの疑いがある人などは、早期の受診を強くおすすめすることができます。正確に測定することで、より無駄が少なく、COPDの啓発・早期受診をすすめることができるようになりました。
2018年度の肺年齢測定の予定はこちら
次は、2019年1月27日(日)、2月23日(土)に、区役所のがん検診に合わせて行います。無料で測定できますので、ぜひ受けにきてください。


同日の午後からは、同じ西淀川区役所にて、医療従事者向け「呼吸ケア・リハビリテーション講習会」を行いました。講師は、午前中に引き続き、椿先生と山下先生のお二人です。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師といった職種の方、全部で19人が参加されました。講習会のテーマは、「COPDと呼吸リハビリテーションの評価~少し踏み込んだ評価について~」です。
最初に、椿先生から座学での講義がありました。

IMG_0055
COPDとはどんな病気なのかについてお話を聞いた後、呼吸器におけるフィジカルアセスメントについて学びました。
フィジカルアセスメントとは、「患者の状態や兆候から情報を収集し、必要に応じて視診・触診・聴診・打診を行い、患者の状態を判断すること」です。視る、触る、聴く、指で打つことによって、患者さんの様子を把握するもので、患者さんの負担も小さく、またリアルタイムに呼吸状態を把握できます。
異常な状態である「シーソー呼吸(胸が上がると腹が下がり、胸が下がると腹が上がる呼吸の状態)」や「フーバー徴候(吸気時肋間腔が陥凹する状態)」といった呼吸の状態を、わかりやすい動画で見せてもらいました。

座学の後に、フィジカルアセスメントの実技を行いました。2~3人ずつのグループに分かれて、交代でアセスメントを行う側、受ける側を行いました。視診・触診・聴診・打診をそれぞれ行いましたが、受講者の方がわかりにくそうにしている場合には、先生が実際にやって見せながらアドバイスを行っていました。

IMG_0065

参加者のアンケートでは、講習会の感想に対しては「参考になった」が85%、「やや参考になた」が14%という結果になりました。また、「聴診の時の聴き取れる音が正常なのかの判断の基準と合っているのが考える材料になりました」、「今までの実技とまた違い、打診や触診等、技術を教わることができ、とても勉強になりました」と仕事に役立つ知識、技術を学んでいただけました。

呼吸ケア・リハビリテーションは、酸素吸入や薬物療法などの外的な治療とは異なり、患者さんの体を内側から改善していく方法です。今回の講習会で学んだ医療従事者、福祉従事者の方々が、仕事の中で呼吸ケア・リハビリテーションを実践し、患者さんの呼吸のしづらさが改善され、自分らしく充実した生活を送れるようになることを祈っています。

– – – – –

次回は、1月27日(日)に行います。参加者はまだまだ募集中です。座学と実技を組み合わせたわかりやすい講座です。現場ですぐに使える知識や技能を学べます。

https://aozora.or.jp/archives/29586

■日時:1月27日(日) 14:00~17:00(受付13:30~)

■テーマ「これからはじめるCOPD患者さんへの呼吸ケア・リハビリテーション」

■講師 藤原 耕三氏(倉敷第一病院理学療法士、岡山県呼吸ケア研究会理事)、太田 信也氏(済生会吹田病院理学療法士)

■会場:西淀川区役所2階 集団検診室(大阪市西淀川区御幣島1-2-10) JR東西線「御幣島(みてじま)」駅 1番出口 すぐ
http://www.city.osaka.lg.jp/nishiyodogawa/page/0000029225.html

■対象:看護師、薬剤師、保健師、介護職員、理学療法士、作業療法士の方など

■定員:30名(定員になり次第締め切ります。下記に必要事項を記載しお申し込みください)

■参加費:無料

■持ち物:バスタオル、聴診器(お持ちでない人にはお貸しします)※実技がありますので、動きやすい服装でおこしください。

日ごろCOPD患者に接する機会のある理学療法士や作業療法士はじめ、保健師や看護師やヘルパーさんたちにお勧めの講習会です。ぜひ、呼吸ケア・リハを仕事に取り入れてみたい方、興味がある方はお越しください。また、周囲に関心がありそうな方がいたらおすすめください!

– – – – –

これまでの医療従事者向け呼吸ケアリハビリ講習会の様子はコチラをご覧ください→https://aozora.or.jp/katsudou/ikigai/medical-worker →https://aozora.or.jp/archives/category/kankyohoken

協力:西淀川区役所本事業は独立行政法人環境再生保全機構「地域におけるCOPD対策推進のための人材育成・情報発信事業(NPO法人等との協働事業)実施業務」の一環として実施しています。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 11:26 AM
« 次のページ前のページ »