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» 2009 » 9月

第35回東淀川区民祭


あおぞら財団インターン実習生 大阪経済大学2回生 宮路崇之

9月20日(日曜日)に東淀川区役所で第35回東淀川区民祭りがありました。僕はそのまつりで廃油回収のお手伝いをさせて貰いました。

 当日は天気に恵まれ、9月とは思えないほど快晴でした。まつり当日はシルバーウィーク真最中ということもあり、お客さんもたくさん来場されていました。

廃油回収にもたくさんのお客さんが来てくださりました。当初用意していたポリタンクでは足りなくなってしまいポリタンクを買い足しに走るという嬉しいハプニングがありました。今年は37名の方が協力してくださり、何と昨年の約3倍91リットルもの量を集めることが出来ました。協力してくださった方々本当にありがとうございました。




 ECOまちネットワーク・よどがわと大阪経済大学地域活性化支援センターの協同企画、環境クイズやECOまちさわやか発電所のパネル,大経大ボランティア論のパネル展示にはお子さんからご年配の方まで幅広い年齢層の方が見学してくださいました。環境クイズに答えていただいた方にわたがしを配布しました。わたがしを作るのに使った電気は、BDFを燃料にして発電させ作った電気です。BDFは、西淀川高校で集めた廃油を精製して作りました。エコな燃料で作った環境に良いわたがしも大好評で予定していた300人分を無事に配り終えることができました。


こちらも予定以上のお客さんが来てくださり、大盛況の内に終了しました。
今回の大経大地域活性化支援センターとECOまちネットワーク・よどがわの共同企画の入場者の推計は約400名でした。参加してくださった方本当に有難うございました。




Filed under: 事務局 | インターン生 | 環境学習 | にしよどがわこどもエコクラブ — aozorafoundation 公開日 2009/09/29(火) 05:38

水都大阪2009〜チャリンコでつながるまちづくり〜



水都大阪2009 つるむde大阪〜チャリンコでつながるまちづくり〜
★9月22日(火)イベント2日目★
あおぞら財団 インターンシップ実習生 桃山学院大学3回生 田中淑恵

私にとってのイベント2日目!今日も中之島公園集合で、つるむde大阪の展示物ブースの受付をしました。今回は展示物ブースにもっとお客さんが来てくれるように、カラフルなペンでブースをアピールしたり、アーティストが作成した駐輪ラックの飾り付けをしたりしました。


かなり分かりにくいですが青や黄色のシールで飾り付けをしています。まだまだたりないです!

午前中は展示に力をいれましたが残念ながら少し天気が悪く、小雨も降っていました。心なしか客足もまばらでした。みんなで頑張ったのにとても残念です。

午後からは東洋磁美術館に場所を移動して、つるむde大阪の自転車ツアー「上町大地縦断」(空堀/四天王寺)に参加しました。
約25名、2組に分かれて観光しました。
私はスタッフとして後ろのほうで人数の確認をしました。

大阪の清水寺、口縄坂など有名なスポットに行き、ツアーリーダーや大阪に詳しい参加者の方の話を楽しく聞きながら、およそ2時間のツアーが終了しました。

ツアー終了後、明日のツアーのために大阪ドーム前千代崎港まで自転車を運び、そこで18時に解散しました。

つるむde大阪サイト
つるむde大阪




Filed under: 事務局 | インターン生 | 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2009/09/25(金) 04:07

もりもとまきのアーキビストの目 No.9

「イタイイタイ病」を知る―清流への願い新たに―
(資料館だより26号、2009/09)
紹介資料:『イタイイタイ病』第32号(イタイイタイ病対策協議会発行、1975年1月)

エコミューズでは、全国各地の公害に関するさまざまな資料を所蔵しています。今回は、『イタイイタイ病』第32号(イタイイタイ病対策協議会発行、1975年1月)を紹介します。
ecomuse

ecomuse 病の苦しみ、土壌復元への願いが溢れる 

イタイイタイ病(イ病)とは、三井金属神岡鉱業所(現・神岡鉱業㈱)から長年神通川(じんづうがわ)に流された、カドミウムを含む鉱廃水による公害病です。患者の多くは中高年の女性で、腎障害の悪化による骨の異常に、「痛い痛い」と苦しみました。土壌汚染による農業被害も深刻でした。紙面では、一人の女性患者の声が紹介されています―「私の体は毛頭昔のようには治らないでせう。私は我慢します。しかしこれからの若い人だけには絶対にイタイイタイ病にならないようにして下さい。田んぼの復元工事が出来て、安心して米が作られ、イ病の心配がなくなる日が一日も早くくることを心から願っています」。イ病訴訟完全勝利(1972年8月)から37年の月日が経った現在、土壌復元事業は2011年度完了予定となり、このような被害が二度と繰り返されないよう、公設資料館の建設も目指されています。この女性の悲痛な願いを、決して忘れてはならない―、神通川の清流を前に、その思いを新たにさせられる貴重な資料です。

☆『資料館だより』第26号はこちら

(もりもとまき・エコミューズ資料整理スタッフ)

水都大阪2009〜チャリンコでつながるまちづくり〜

水都大阪2009 つるむde大阪〜チャリンコでつながるまちづくり〜 
★9月21日(月)★
あおぞら財団 インターンシップ実習生 桃山学院大学3回生 田中淑恵

私にとってのイベント初日!中ノ島公園で、つるむde大阪の展示物ブースの受付をしました。
ブースには全国から集めたサイクリングロードの地図やつるむde大阪の解説展示物、そして一番お客さんの目を引いていたベトナムの自転車タクシー(シクロ)やタンデム自転車などがありました。


展示物です。たくさんのお客さんが来てくれました。

運転者の前に人を乗せて、サドルの後ろにブレーキのあるベトナムの珍しい自転車タクシーはほとんどのお客さんが興味津々でした。

タンデム自転車は二人乗りの自転車で、本来なら車輪が二輪だと大阪の公道を走ることができませんが、後ろが三輪のものは、公道を走ることができます。

普段の生活でなかなか見る機会のないタンデム自転車は大人にも子どもにも大人気でした。
中ノ島ではタンデムに乗ることはできませんでしたが、水都大阪のイベント中に大阪ドーム千代崎港でタンデム自転車の試乗ができました。

午後からは京阪なには橋地下駅の駐輪場で、つるむde大阪自転車ツアー参加者のグループ分けや自転車貸出の受付をしました。

受付終了後、船場センタービル1Fの船場祭りで開催されている「つるむde大阪」ブース(9月19日〜21日)へ行き、つるむde大阪の展示物の撤去を手伝いました。


 
撤去前の展示物です。
回収後駐輪所へ戻り、17時40分ごろに解散しました。

つるむde大阪のHP
つるむde大阪

Filed under: 事務局 | インターン生 | 地域づくり | タンデム自転車 | 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2009/09/25(金) 12:05

大阪府地球温暖化防止活動推進センターOJT研修 フードマイレージ 食育セミナー


                あおぞら財団インターンシップ生 奈良女子大学3回 川淵絵里子

9月19日(土)あおぞらビル3Fにて、フードマイレージに関する食育についてセミナーが開催されました。
対象者は大阪地球温暖化防止活動推進センターの推進員です。
フードマイレージ教材作成に取り組むメンバーの中から9名が参加しました。


今回のセミナーでは大阪教育センターの岡本真澄さんにお越し頂き、食育に関する以下のようなお話をして頂きました。
岡本先生はフードマイレージ教材化研究会のメンバーで、教材開発者の一人です。

平成17年の食育基本法により、「食育」という言葉は学校を中心に今では世間に広く浸透してきています。
偏った栄養摂取や朝食欠食などの食生活の乱れは、過度の肥満や痩身を増大させ、生活習慣病にもつながります。あらゆる食べ物が溢れている現代に生きる私たちにとって、今や食の問題は避けて通ることの出来ない課題だと言えます。

この課題は大人に限らず子どもたちにも関わっています。社会が発展し、ものが豊かになるにつれて日本人の食は急激に欧米化していきました。昭和40年代と比べると現在は肉類が4倍、油類は3倍も多く摂取するようになっています。そのため現代の子どもたちは50年前と比べ栄養バランスが悪く、偏食も増えているのです。

また、科学技術の発展も食に大きな影響を及ぼしています。コールドチェーンが開始されたころから冷凍食品を多用する家庭が増え、外食や中食(テイクアウトや総菜などを買って家で食べるという食事)も増加していき、手作りをする家庭が減少することとなりました。
このことにより現代の家庭では、家族が居るのに一人で食べる「孤食」や、それぞれ別の物を食べる「個食」、外食など家で食べない「戸食」、食が細い「小食」、パンや麺類といったものを好む「粉食」といった「5つのこ食」が広がっています。

このままでは、現代人の食生活はさらに乱れ、食生活はおろか家庭の崩壊にもなりかねません。

こうした食生活の問題を子どもたちに知ってもらい、考えてもらうためにはフードマイレージの考え方は非常に有効だと言えます。食品がどこから来ているのか、バランスはどうなっているのかを知ることで、毎日の食と環境・健康との関わりや「地産地消」を理解しやすく、自発的な食生活の評価・改善を促すことが出来るからです。

子どもたちの将来、そして日本の未来の為にもフードマイレージの活動を今後も広げていくことが望まれます。


セミナーでは岡本さんも参加者も質問や感想などを出し合い、和気あいあいとした会になりました。
私は特に大阪府認証の特産物である「大阪産(おおさかもん)」が21品目とたくさんあることが印象深かったです。その美味しい調理法のレシピも頂いたので、是非試してみようと思いました。

セミナーの最後に、子ども対象だけでなく親対象はないのかという質問が出ました。
親子クッキングや勉強会があるとの回答でしたが、残念ながら本当に来て欲しい人ほど参加が少ないとのことでした。食に対し今は意識が高くない人達をいかに巻き込めるかが今後、常に課題となりそうです。

私も食育に関してほとんど知識が無く、今回のセミナーは知ることばかりでした。今まで食べ物の産地を確認することや、地産地消の考え方でものを選ぶことをしていなかったことに気づきました。
また、この50年の食生活の変化や栄養バランスの偏りを知りショックを受け、改善しなくてはと強く思いました。
「食事は愛情を食べること」という言葉が胸に響き、いつか自分に子どもが出来た時に食の大切さと環境との関わりを伝えたいと思いました。




Filed under: 事務局 | インターン生 | 環境学習 | フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2009/09/24(木) 05:23
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