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» 2013 » 4月

福漁港から漁業を体験しました

2013年4月22日

晴天のなか、西淀川でどの様に漁業を行われているのかを体験してきました。
あおぞらいこば福でみせで漁師さんのお話を聞かせていただいたことをきっかけにして、
一度漁を体験させていただきたいということから実現に至りました。
DSC_3701

川から見る風景はいつも見ている淀川でも表情が違って見えました。
西淀川の中に、大自然があることを実感しました。
漁はチヌとボラがたくさんとれました。
淀川の中に、たくさん魚がいるのだと実感できて、感動です。

大学生にも体験してもらい、感想を書いてもらいました。
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漁業や船の運転など普通では簡単にできないことを体験できてとてもよかったです。
授業を休んででもきてよかったです。
地上ではなく川から大阪市を見るのは貴重だったと思います。魚もたくさん採ることができて市内にも自然がいっぱいあるように感じました。
次は採った魚をその場でみんなで料理して食べてみたいなと思いました。
また、今回とは違う漁法でいろんな種類の魚も採ってみたり、船からもっと本格的な釣りもしてみたいと思いました。

初めは北風が吹き魚が獲れないと北村さんがおっしゃっていたので、とても残念に思っていたのですが結果的にチヌとボラが持ち帰らせていただけるほどたくさん獲れ、網をあげている間魚を網から外すのが難しかったり、ボラが暴れたりしてなかなか忙しく、貴重な体験をさせてもらいました。
チヌもボラも名前などは知っていたのですが、実際手にとって見たり触ったりしたことがなかったので今回たくさんみれて良かったです。
あとはスズキも獲れるとの事でしたが今回はかからなくて少し残念でした。
家に持ち帰ったチヌは煮付けで、ボラは刺身とムニエルで頂きました。初めボラは臭そうで食べようと思わなかったのですが、いざ食べて見るととても美味しくびっくりしました。
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この取り組みには、西村仁志先生、清水万由子先生が協力して下さいました。
西淀川で、漁師さんの経験を伝えるためにできることはなんだろうかと、考えていきたいと考えています。
(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013/04/29(月) 03:54

都市型インタープリテーション講座5月25日、26日 7月13日、14日

【日 程】2013年5月25日、26日  2013年7月13日、14日 合計4日間
【時 間】10:00-17:00
【講 師】西村仁志(広島修道大学准教授) 村上紗央里 「ハレうさぎ自然美術社」主宰
【定 員】15名
【会 場】あおぞら財団
【資料代】1500円
【主 催】公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団)
【目 的】
地域には、歴史や文化、自然などのさまざまな資源があります。
こうした資源の価値を伝え、その大切さをわかちあう手法が「インタープリテーション」です。
自然観察会、まちあるきの案内、展示解説などさまざまな場面でこの手法が活用できます。
この講座でインタープリテーションを学んで、楽しい学びの場を作れる人になりませんか?

【スケジュール】
5月25日(土) ガイダンス、アイスブレイク、プログラム実演・体験、講義
5月26日(日) コミュニケーション実習、解説素材探し、自分たちでアクティビティづくり
7月13日(土) 自分たちが作ったアクティビティを実演、フィードバック
7月14日(日) アクティビティの作り直し、発表

申し込みはあおぞら財団まで
都市型インタープリター
地球環境基金助成事業

Filed under: イベント案内 | 環境学習 | 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2013/04/26(金) 04:48

JICA研修 モザンビーク 「工業地帯における環境問題の歴史と取り組み」

2013年4月22日(月)にJICAを通じてモザンビークの中央政府と州政府職員、14名の研修を実施しました。研修内容は標記のとおり「工業地帯における環境問題の歴史と取り組み」です。

報告内容
1.「日本の大気汚染公害の歴史 あおぞら財団活動紹介」
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林美帆(あおぞら財団研究員)

2.「約束 きれいな空気と青い空を子どもたちに手渡すため
2 3
森脇君雄(公害患者会会長・あおぞら財団名誉理事長) 永野千代子(公害患者会副会長)

■質疑・応答
0-1
・私たちは日本政府の支援を得て経済発展のプロジェクトを実施しています。自分たちの国の発展をさせていきたいが、経済発展の被害者の部分も知っておかなければならないと思いここに来ました。私たちモザンビークだけではなく、南半球の多くの国が感じていることで「先進国から環境対策を求められるが、(本音のところは)途上国には発展してほしくないのではないか」というのが今までの印象でした。今日のように貴重な体験を伝えていただけると、自分たちが気をつけなければならないことを初めて実感しました。なにも考えないで経済発展だけを求めると、どんな問題があるのかが分かりました。
日本に来て、トンネルも見たし何層にも重なっている道路も見ました。自分たちも日本の国のようにしたいと思いますが、継続できる安全な発展をするためにはどのような問題があるかを教えていただいて、貴重な体験でした。
今日の経験を行政内部や国に伝えることは難しくはないのですが、一般の市民にもう少し環境について考えてもらうことが今後の大きな課題です。それは環境だけではなくて社会全体の問題でもあります。モザンビークが現在抱えている最大の問題は食糧の問題です。

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・モザンビークの環境省の経験では「一つの事業で、この地域では条件が良くないので、違う場所へ移動させようとすると、あなた達は国の経済発展に反対なのか」と言われ、また反対に「ある調査結果でプロジェクトを進めても良いと判断すると、環境省は何もしないで許可だけ出している」といわれて、何を言っても叩かれる状況もあります。

・お話に出た「エコドライブ」に興味があります。もうすこし詳しく話してください。
林  1.ゆっくりアクセルを操作し、ゆっくり止まってゆっくり発進する。2.いらないものを車に積まない。3.冷房と暖房を弱めの設定をする。4.法定速度を守る。などを気をつけて運転することです。
あおぞら財団のエコドライブの取り組みはコチラ

・日本の場合は環境基準があり、その数値のモニタリングは国がしていると思いますが、あおぞら財団でもしているのですか、さらに他の地域でもその様にしているのか?
林  国のモニタリングのデーターを私達も活用していますが、5年に一回患者会では二酸化窒素の「カプセル測定」を全国で行い、国のデータとつき合わしています。
森脇 大阪で言えば大阪全体を一辺1キロメートルのメッシュを設定して測定し、国のデーターと付き合わせることもしています。自分の家の前にカプセルをつける人もあり、環境教育の側面もあります。調べるための薬剤や濃度を比べる用紙があれば簡単に測定できます。

・あおぞら財団のとりくみは全国でのことですか、それとも地方限定ですか?
林  他の地域の問題として三重県の四日市、岡山県の水島の裁判資料の整理を行っており、尼崎と名古屋と水島にはあおぞら財団と同じような財団があります。

・国との間の交渉はどのぐらい出来ていますか
森脇 国交省とは年に一回です。そのための予備的な話し合いは度々しています。環境省とは何かあるごとに、話し合いが出来ています。
1
本日はありがとうございました。人生の大先輩としても教えを頂くことができましたと感想がありました

あおぞら野菜市で「セコ・デ・ポロ」(4/25)

あおぞらビル1Fの地域交流スペース「あおぞらイコバ」にて、4月25日(木)あおぞら野菜市を開催しました。
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カフェスロー大阪さんのランチは、エクアドルの定番ランチの『セコ・デ・ポロ』。
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鶏肉を煮込んでライスに添えた料理です。
今日は、アボガドに、オリジナルドレッシングをかけた生野菜がついて、贅沢ランチでした。
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バナナ☆シェイクで気分さっぱり。

さて、来月は、5月22日(水)11:00~13:30です。
久々に「みやこ菜園」さんのお野菜が並ぶ予定です!
ぜひ、お楽しみに。

Filed under: あおぞらイコバ | イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2013/04/25(木) 09:23

タンポポ調べと西淀川高校環境教育フェスタ

4月21日(土)の午前11時~12時タンポポ調べを行いました。子ども33人、大人8人の41人が集まりました。

例年では大野川緑陰道路で行うのですが、今年は西淀川高校環境教育フェスタにあわせて、西淀川高校の周辺で実施しました。

たんぽぽ見分け方
まずは、タンポポの見分け方を学びます。
セイヨウタンポポは自分の力で種をつくって増えますが、カンサイタンポポは虫などが媒体により種ができます。さいているタンポポの種類が、自然の豊かさをはかる目安になります。

クイズ形式で出したのですが、毎年参加してくれる子どももいて、答えてくれました。
西淀川高校の前の緑道と、大野せせらぎの里の2手に分かれてタンポポ調べを行いました。

今年の結果です。
IMG_0046
黄色はカンサイタンポポがあった場所、赤はセイヨウタンポポがあった場所です。
1株だけ、カンサイタンポポが見つかりました。
関西タンポポ

さて、午後からは、西淀川高校の環境教育フェスタに参加をし、第一部のエコ講座の時間にタンポポ調べの結果を発表しました。
まずはガールスカウトの子どもたちがタンポポの一生を説明。
ガールタンポポ

そしてあおぞら財団から、タンポポ見分け方クイズをし、
最後にいるか学童の子どもたちが、午前中の調べた結果を発表しました。
地図

タンポポ調べの報告の後、西淀川高校のエココミュニケーション同好会から、廃油回収の取り組みについてのお話がありました。

西淀高発表2たくさんの人の前でしたが、小学生も高校生も、堂々と発表しており、会場から大きな拍手がわきました。
西淀高発表

その後は、お楽しみの綿菓子とチューリップのプレゼントです。
チューリップ配布
皆、笑顔でうけとっていました。
わたがし

チューリップ

西淀川高校の重田校長も、環境教育フェスタについて紹介しています。
http://www.osaka-c.ed.jp/nishiyodogawa/koutyou.html
(小平)

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