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淀川の自然と子どもたち~西淀川親子ハゼ釣り大会写真展~@西淀川図書館

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淀川の自然と子どもたち
~西淀川親子ハゼ釣り大会写真展~

◆日にち: 11月21(金)~1月14日(水)
◆場所:西淀川図書館
*開館時間は西淀川図書館のスケジュールに応じます。
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=353

◇写真協力:藤井克己さん(オフィス岩浪)

大阪湾に面する西淀川区。古くは水郷のまちとして、その立地を生かし農業や漁業に営んでいた歴史があります。
水辺のまちに暮らす子どもたちに、淀川でのハゼ釣りを通じて地域の自然にふれてほしいと「西淀川親子ハゼ釣り大会」が開催されました。
当日の様子を、西宮市在住の写真家・藤井克己さんの撮影した写真でお届けします。
初秋の日差しを浴び、淀川のめぐみをいっぱいに受けた親子の笑顔を、どうぞご覧ください。

*西淀川親子ハゼ釣り大会について
西淀川・親子ハゼ釣り大会実行委員会が主催し、9月27日に淀川花川地区の河川敷で開催。107名の親子が参加。
当日の様子 https://aozora.or.jp/archives/21629

実行委員会メンバー:西淀川区役所、大阪市漁業協働組合、西淀川区生涯学習推進区民会議、矢倉釣りクラブ、子どもの参画べんきょう会、緑陰道路サロン、あおぞら財団

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図書館入口をはいってすぐ、「にしよど環境・まちづくり情報コーナー」に展示しています。

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淀川の水や環境についてまとめたパネル展示もしています。(滋賀県立大学石田みずきさん作製)

展示した作品以外の写真も含む115点を冊子にまとめておいてあります。ハゼ釣り大会にご参加頂いた方で、藤井さんの撮影した写真をご希望の方はあおぞら財団までお問い合わせください。
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【写真を一部紹介します】
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*藤井克己さんについて
1940年山口県周南市中須生まれ、現在西宮在住。
定年退職後、本格的に写真家として活動を始める。
高度経済成長下、日本の空から姿を消した「コウノトリ」を中心に、自然と人との共生をテーマに撮影。
今年の秋には2冊目の写真集となる「特別天然記念物 幸セノトリ再び」を発行。
HP http://www.eonet.ne.jp/~fu-sanrockwave/
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【主催・連絡先】
公益財団法人 公害地域再生センター(あおぞら財団)

トップページ


555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1ー1あおぞらビル4階
Tel 06-6475-8885 Fax06-6478-5885 電子メール webmaster@aozora.or.jp

協力:西淀川図書館
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Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境学習 | にしよどがわこどもエコクラブ | 環境学習 — aozorafoundation 公開日 2014/11/21(金) 13:47

龍谷大学清水ゼミ 西淀川公害を学ぶ

2014年11月7日、11月14日
昨年度から引き続き、龍谷大学清水万由子ゼミの研修を受け入れました。
7日は歌島橋交差点のフィールドワークと公害患者さんのお話。あおぞら財団から姫島駅まで歩いて西淀川住民に直撃インタビュー(西淀川のいいところと悪いところを教えてください)
14日は資料館を利用して、西淀川公害の調べてみたいことを出してもらって、資料館の資料を使って調べ学習でした。
ここでは、公害患者さんとのお話についてレポートします。
1
公害患者の山下明さんは、大分県の臼杵から大阪に転居してから喘息を発病したことや、病気や裁判闘争の体験を話していただきました。現在公害患者3級の認定を受けており、いつ喘息の発作が起こるか分からないので、いつも薬を持ち歩いていることや、以前に発作が出て意識不明になり救急車で病院に運ばれた経験を話していただきました。
2その後、以下の質問に答えていただきました。
Q.「大阪で働いている時、大分に戻ろうとは思わなかったのですか?」
・大阪に出てくるとき、大分に残ってくれと言われていたが親の仕事を継ぐのがイヤだったので出てきたので、戻ろうとは思わなかった。都会にいないと現在のオペレーターの仕事は出来ないのです。
Q.「大阪で働き始めて、公害病とは思わなかったのですか?」
・初めは単なる風邪と思っていました。薬を飲んでもなかなか直らないので、病院の先生に聞いて、初めて公害病と言われました。
Q.「裁判の原告になるきっかけはどんなことでしたか?」
・こんな苦しみは、これからの人には味わってほしくないと思っていました。
患者の中で、比較的若かったので私が原告の一人になりました。
Q.「以前と比べて、西淀川の空はどうなっていますか?」
・以前と比べると、ずいぶん空気は良くなっていますが、まだまだの感じがしています。自動車は多いし、夜になっても星が見えません。
Q.「原告として、どのような活動をされましたか?」
・まず、弁護士さんの聞き取りがあり、病気になった経過を詳しく述べました。被告側の弁護士から「タバコは吸ってないか」など、ひつこく聞かれました。公判の時は自分が裁判所にいく為、仕事に穴をあけることが出来ないので、代わりの人に変わってもらうことが大変でした。簡単には代わりの人を見つけることができないのです。
Q.「大きな裁判の後、地域の人としていることはありますか?」
・いろいろな取り組みをしていますが、歳をとって出にくくなりました。患者会として他の公害闘争に参加し、東京の環境庁へ交渉に行ったこともあります。環境庁では若い人は出てきますが、トップの人はなかなか出てきませんね。
Q.「大分から移り住んで良かったことはありましたか?」
・連れ合いを出会うことができて、良い家族をつくることが出来ました。
Q.「原告として裁判で勝てるきっかけはありましたか?」
・最初は裁判で勝てる気がしませんでした。被告側はベテランの弁護士でしたが、私たち原告側の弁護士は殆んど若い経験が豊富ではない方が殆んどでした。何度も勉強会を繰り返し、相手はどんなことを言ってくるかを想定して答え方も勉強しました。
Q.「裁判が“勝った“とはどういうことですか?」
・裁判を通じて、企業も国も自分の責任を認めたことです。

学生の感想として
「山下さんは真剣に公害と向き合っているなと感じました。」
「ぼくたちが思っていた以上に喘息の病気は大変なことだと思いました。」などの感想がでました。(天野)

みてアート2014-御幣島芸術祭- ~カラフルにしよど~(11/8-9) ご報告とお礼

あおぞら財団が事務局の活動報告です。

みてアート2014、メインの2日間、無事終えることができました。

みなさん楽しんで頂けたでしょうか?

1日目はもちろん、2日目は雨にも関わらず多くの方に参加して頂くことができました。
第二回目の開催となった今年は、昨年以上の方々にご参加いただきました。

スタンプラリー参加者 500人
全体参加者数 のべ1500人

今年のテーマは~カラフルにしよど~でしたが、西淀川の新しい面を見つけて頂くことは出来たでしょうか?
みてアートを通じて、出品者と地域の方との交流、また地域の方同士の交流に繋がれば、嬉しく思います。

なにより、出品いただいたアーティストの皆さん、会場を提供いただいた皆さん、
準備や当日の運営、撤収作業にご協力いただいたボランティアスタッフの皆さんに感謝いたします。

ただ、運営上、至らなかった部分(例:バリアフリーに関する表記やスタッフの対応など)もあり、来場者の方にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

「次、どうするか?」については、皆様からの感想・ご意見・アイデアをもとに、実行委員会で検討し、改めて、提案させていただきます。

2日間本当にありがとうございました。

以下、みてアート報告データです。

全体参加者数 のべ1500人
スタンプラリー参加者 500人
参加アーティスト58
作品数200
展示拠点28(うちスタンプラリー拠点は12)

アートディレクター 西塙美子

主催:西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会(Green)
企画運営:みてアート実行委員会
協賛:江崎グリコ株式会社、スモカ歯磨株式会社、Puれいは~つ、一信ジャパン
後援:西淀川区役所
協力:太平段ボール工業株式会社、好文学園女子高等学校、淀商業高等学校
事務局:公益財団法人公害地域再生センター

11/8 廃油キャンドルナイトinNY

11/8土曜日、今年で5回目となる廃油キャンドルナイトinNYが大野川緑陰道路で開催されました。

家庭から出る使用済みの天ぷら油などの廃食油から作ったキャンドルを使うこのイベントは、大学生の学生実行委員が企画、運営を行っています。

当日は親子、お年寄りの方、カップルなど様々な年代の方々約500名に足を運んで頂きました。また怪我や事故もなく、無事に終えることが出来ました。

また去年に引き続き、NPO法人西淀川子どもセンター、ガールスカウト大阪府第26団、ECOまちネットワークよどがわ、浜田化学株式会社の4団体がイベントを盛り上げてくれました。

当日、実行委員は朝からメインオブジェの組み上げ、会場の設置などを行い、イベント開始に備えました。

16時からキャンドルワークショップ、ランプシェード作りをしました。
30人を超える子どもたちが参加してくれました。

17時半頃から実行委員、ボランティアの方々で約2000個のキャンドルに火を灯していき、全てに火がついたところでイベントがスタート。

ハートのキャンドルで写真を撮る親子、自分で作ったキャンドルを探す子供、クイズラリーに必死な小学生など、みんなそれぞれ楽しんでくれていました。
今年もヒーローが登場!相変わらず子どもたちに大人気でした^ ^

一方イコバでは19時から「星と愛」という女性2人組のアーティストによるライブが行われ、綺麗な歌声に癒されました^ ^

今年は去年と運営スタッフがガラっと変わり、不安も大きかったですが地域の方々、当日ボランティアに参加してくれた人たちの協力もあり、無事終えることができました。
当日、たくさんの人がすごい!きれい!と言ってくれているのを見かけ、本当に成功して良かったと感じました。このイベントが少しでも多くに知れ、西淀川区の取り組みも広まればと思います。

学生実行委員会 代表 西田

・実施日
2014年11月8日

・実施場所
大野川緑陰道路

・参加協力団体
ECOまちネットワーク・よどがわ
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NPO法人 西淀川子どもセンター
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浜田化学株式会社
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ガールスカウト大阪府第26団
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・当日学生実行委員参加者数
44名(+西淀川高校有志)

・来客者
約500名

西淀川でカワセミがたたずみトビが舞う!矢倉海岸定例探鳥会

集合時間の9時30分には強い雨がふっており、10時まで待機。弱くなったところで探鳥会開始です。そんな天気の中ですが8名が集まりました。
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開始後すぐに雨は上がりました。中止にしなくて良かったです。

■淀川河口
土手に出るころには、雨はあがりました。
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さて、淀川の堤防に上がると不穏なうごきをするカワウが・・・(○の中に)

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捕まえた魚を一生懸命呑みこもうとしていました。小さなボラではないかとのこと。

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鉄塔のミサゴも足元に魚をおいてくいちぎって食べている様子を観察できました。

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別の場所でもミサゴがお食事中。


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イソヒヨドリのオス。

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アオサギ。まだ若いのでしょうか。グレーがまばらな色をしています。

土手咲くアレチマツヨイグサ

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ロゼット。今年の秋に落ちたタネが発芽したものです。地べたにはりつき冬を越します。

■工場緑地側

工場緑地の上にはられた電線の上には、様々な野鳥がとまっています。
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ジョウビタキ メス。羽の白いマークが目印です。

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再びジョウビタキメス。

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またいました。

冬になると周辺の低山からえさを求めて、平地に降りてくるそうです。

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並んでとまるハシボソガラス。

その他、写真ではとれませんでしたが、はやぶさの仲間、チョウゲンボウもとまっていました。

■神崎川側

そろそろ冬の渡り鳥の季節です・・・

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赤マルのところにホシハジロが群れていました。この日はレジャーボートが行き来しており、奥の方に逃げていたようです。

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そして、矢倉緑地公園の中でなんと!

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赤マルの場所に・・・

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カワセミが!福の船だまりでは何度か見かけましたが、私が矢倉でみたのは、初めてです。

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矢倉公園で今回見た鳥の種類を観察して終了です。

頭を上げると、悠々待っていたのはトビとミサゴ。羽の形で見分けます(野鳥の会の人に見分け方を教えてもらいましたがなかなか難しいですね・・・)。ミサゴやトビは魚を食べます。

チョウゲンボウはネズミやカエルを食べます。今回の探鳥会では工場緑地の上の電線にいました。食べるものによって、いる場所が違うのですね。


今回も、30種類を超えました。

ヒドリガモ/マガモ/カルガモ/コガモ/ホシハジロ/カンムリカイツブリ/キジバト/カワウ/アオサギ/ダイサギ/イソシギ/ウミネコ/カモメ/セグロカモメ/ミサゴ/トビ/カワセミ/チョウゲンボウ/モズ/ハシボソガラス/ハシブトガラス/シシュウカラ/ヒバリ/ヒヨドリ/ウグイス/メジロ/ムクドリ/ジョウビタキ/スズメ/ハクセキレイ/カワラヒワ/ドバト

次回は11月1日(土)です。
◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会の<a href=”https://aozora.or.jp/katsudou/manabu/tanchoukai”>HP</a>はこちら
◎日本野鳥の会大阪支部の<a href=”http://sun.gmobb.jp/wbsj-osaka/”>H</a>Pはこちら
※大阪支部長<a href=”http://ameblo.jp/birdsosaka”>ブログ</a> にも、矢倉の定例探鳥会始め各地の(たまに海外も!?)探鳥会の様子が紹介されています。
記:あおぞら財団・小平

次回は12月6日(土)です。

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のページはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

大阪副支部長のブログにも、矢倉の定例探鳥会始め各地の(たまに海外も!?)探鳥会の様子が紹介されています。

記:あおぞら財団・小平

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2014/11/07(金) 20:10
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