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もりもとまきのアーキビストの目 No.20

弁護団、一丸となるために
-西淀川公害訴訟弁護団事務局ニュース-
(資料館だより37号、2011/07)
紹介資料:『西淀川公害訴訟弁護団事務局ニュース 第1号』(1985/09/20、眞鍋正一弁護士資料No.1361)

今回は、『西淀川公害訴訟弁護団事務局ニュース 第1号』(1985/09/20、眞鍋正一弁護士資料No.1361)を紹介します。
西淀川公害訴訟は、6つの争点(気象・疫学・関連共同性・被害・道路・歴史)について議論が進められました。弁護団は争点別に6つの班を組織して、20年間の裁判に取り組みました。6つの班が一丸となるためには、各班相互の連絡体制が欠かせません。その中心的な役割を担ったのが弁護団事務局でした。

欠かせない意思疎通、情報共有 欠かせない意思疎通、情報共有 

第1号では、各班の状況をすべての弁護団員が把握できるよう、三役(団長・副団長・事務局長)と事務局が持ち回りで各班の会議にオブザーバーとして参加すること、各班に事務局との連絡係を置くこと、各班からの連絡事項や進行状況を伝えるため事務局ニュースを発行することなどが記載されています。
ニュースは時に連日発行され、現在までに約260点の現物が確認されています(1985~2001、眞鍋正一弁護士資料内)。事務局はまた、会計、裁判所との交渉、書類の管理、他団体との連絡など、多くの事務的実務も担い、その状況も伝えられています。弁護団がどんな体制で長い裁判に挑んだのかを伝える資料です。

☆資料館だより37号はこちら

(エコミューズ資料整理スタッフ 森本)

あおぞら野菜市開催(イコバ月イチ会10/20)

10月20日(木)にカフェスロー大阪さん出店で、有機野菜市を開催しました(あおぞらイコバ月イチ会)。この野菜市、毎回、お天気に恵まれております。

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通りがかりの人や、同じ日に、あおぞら財団で開催していた「てづくりせっけん教室」の参加者の人などがお買い物をしてくれました。

カフェスローさんが販売している野菜は大阪産の無農薬栽培の野菜です。

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<農家さん>

丹波春日町 ぼちぼち農園

吹田・山田 サイケでステキな農園 井上さん

岸和田・塔原 堀田農場

今回は、山口産のおコメ「かや米」を販売(生産者:賀屋良季・直美)。好調な売れ行きでした。おコメは引き続き、あおぞら財団でもお分けしていますので、購入希望の方は、ぜひ、財団事務所におたずねください。白米・玄米ともに1キロ650円。

P1130660

さて、本日のオーガニックお弁当のメニューをご紹介。

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・もちきび入りご飯

・大豆ミートのマイルドチリボール

・さつま芋と茎のきんぴら

・オクラとにんじんの和え物

・きゅうりのピクルス

高野豆腐のフレークのような大豆ミート・・・へ~、そういうのがあるんですね。おいしかったです。

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こんな一コマも。

鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)

Filed under: あおぞらイコバ | イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2011/10/20(木) 20:06

せっけん教室を開催しました(炭せっけん)

2011年10月20日(木)10:00-11:30

定例のてづくりせっけん教室です。今回は8名の参加でした。

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今回は粉末の炭を混ぜます。真っ黒の石鹸はなかなかインパクト大ですよね。

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マーブルに挑戦する人もたくさんいました。

今日は3人の赤ちゃんと子供も一緒に来てくれたのですが、参加者同士であやしている姿を見て嬉しくなりました。

次回は12月22日(木)シアバターせっけんです。まだ残席があるので、興味ある方はあおぞら財団まで。

(林)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | その他の事業 | せっけん教室 — aozorafoundation 公開日 2011/10/20(木) 18:27

環境住宅研究会Greenの会議がありました(10/18)

10月18日(木)19時から21時半に、あおぞらイコバにて環境住宅研究会Greenの会議がありました。参加者5人。

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この日は、3月からこの活動をはじめてみて、各自、思うところを述べたり、不動産屋さんから紹介された物件について、具体的な改修プランが示されたりしました。

今回の会議では、「西淀川に環境住宅を建てる」を目標に活動している研究会として、どんな住宅が「環境住宅」なのか、イメージを共有していく作業がおこなわれました。

例えば、

■「建物が出来たというより、木が植わった」と感じるような家。

■この建物が建つことで、緑視率が上がる家。

■1985年の暮らしをめざした家。

・・・などの案が出されました。

ちなみに「1985年」というのは、「Forward to 1985 energy life」の取り組みからヒントを得たものです。Greenメンバーの山本容子さんから紹介していただきました。詳しくはコチラhttp://to1985.net/

次回の環境住宅研究会Greenの会議は11月22日(火)19時から21時、あおぞら財団1階あおぞらイコバにて行われます。

これまでのGreenの取り組みについて

https://aozora.or.jp/archives/category/chiiki/green

記:鎗山

Filed under: 地域づくり | Green(環境住宅研究会) | あおぞらイコバ | イベント報告・ホームページ更新 — aozorafoundation 公開日 2011/10/19(水) 20:59

スタディツアー事後レポート集ができました

あおぞら財団インターン生 京都精華大学3回、井本晶子です。

私はこれまでの活動として
8月に開催された西淀川スタディツアーの事後レポート集を作成しました。
私も参加した西淀川スタディツアーは本当に内容の濃い4日間で
事後レポートにもそれぞれの強い想いがこもっていました。

●スタディツアーHP「公害地域の今を伝えるスタディツアー」
 http://www.studytour.jpn.org/
●西淀川スタディツアーの様子はこちら
 https://aozora.or.jp/archives/5390

レポートをひとつのデータにまとめて、印刷して。
冊子のかたちにするときには、同じインターン生の野中さん
あおぞら財団スタッフの山本さんに手伝ってもらい
1冊70ページ弱の、ボリュームのあるレポート集が完成しました。

表紙や参加者リストなど1冊すべての制作を任されて、
最初は不安でしたが、発送準備までできたところで、
これがいろんな人の手元に届くんだと改めて実感し、
なんだか不思議な気持ちになりました。

こうして完成したスタディツアー事後レポート集
読み応えたっぷりなものとなっていますので、
ぜひ大切にしてあげてください。

そして、まだまだスタディツアーは終わりません。
12月3日には大阪・ドーンセンター大会議室3にて
「公害地域の今からはじめようシンポジウム
 -富山イタイイタイ病、新潟水俣病、西淀川大気汚染公害の
スタディツアーを通じて-」を開催いたします。
配布されているピンク色のチラシのものです。
(今回の事後レポート集と同封)

スタディツアーに参加して、何を感じて何を学んだのか。
スタディツアーに参加されていない方でも大歓迎です。
公害地域で公害を伝えている方々と一緒に考えませんか。

シンポジウム詳細はこちら
https://aozora.or.jp/archives/6301

Filed under: イベント報告・ホームページ更新 | 事務局 | インターン生 | 資料館(エコミューズ) — aozorafoundation 公開日 2011/10/19(水) 16:24
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