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毎日新聞に掲載されました!(2009年8月2日)


6月に関西の私立大学にてフードマイレージ買物ゲームの講義に
行ってきました。その時の様子が毎日新聞に掲載されました。

4グループに分かれて講義を聴いてもらいました。
落ち着いた雰囲気の中で始められました。

献立を決める時間には、
1970年代にあたったグループでは
「鯨の肉は絶対入れよう!」
どう調理しようかと迷う場面もありましたが、刺身になっていました(笑)

献立の絵を描く時間には、
御飯とお味噌汁はいるなぁなんていいながら、
それから・・・なんていいながら細かいところまで描いていました。

発表の時間には
どのグループもちゃんとした献立で、おいしそうに出来ていました。


他のグループに負けないよう星を描いたりして、かわいい一面がのぞいていました。

わかち合いの時間には、


「農地の整備・確保を積極的に政策にもりこもう!」
「自給率を上げる!」
「地産地消が大事。」など、真剣に話をしてくれました。

講義の後のワークシートでは、
「環境面からは、新しい車などを開発するのではなく、今ある鉄道貨物を
今まで以上に利用していった方がいいと思う。」
「環境にやさしくするように自転車などの排気ガスを減らすようにするのも
大事だが、それと同時に農業者を増やして地元産の物をわかりやすく消費者
に提示し、商品選択に役立てるようにしたらいいと思う。」など、
多くの興味深い意見がでていました。

学生のみなさんのこれからの取り組みに注目していきたいと思いました。

(文責:長沼)





Filed under: 環境学習 | フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2009/08/10(月) 14:12

西淀川菜の花プロジェクト2009


てんぷら油でバスを走らせよう

西淀川ESDでは、10月24日、西淀川高校の環境教育フェスタにむけて、使用済みのてんぷら油を1000L集める取組みを行っています。てんぷら油からバイオディーゼル燃料(クリーンな軽油代替燃料)を精製することができます。これを使用することで、軽油を消費しない分の環境負荷を抑え、また、大気汚染の原因となる有害な微粒子の排出を軽減することが出来ます。
皆さんのご家庭で使用されたてんぷら油を集め、バスを走らせましょう。


より油を回収しやすいように、幅広い地域で回収拠点として活動してくださる方々を募集しています。詳しくは下のチラシをご覧ください。もし、ご不明な点がございましたら、お手数ですが、あおぞら財団までお問い合わせください。

③1000Lよびかけチラシ【カラー】(pdf)
④1000Lよびかけチラシ・日時用(pdf)
⑥廃油回収ステーションよびかけチラシ(pdf)
⑦FAX報告シート(pdf)
⑧廃油ポリタンクシール(pdf)
⑨消防法規制調査(doc)
⑩廃棄物処理及び清掃に関する法律について(doc)

よろしくお願いいたします。

西淀川ESD事務局 あおぞら財団




Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2009/08/07(金) 14:35

渡船ツアーテスト走行


8月1日(土)、水都大阪2009「つるむde大阪」プロジェクトの企画、自転車渡船ツアー(9月23日予定)のテスト走行を行いました。参加者は8人。ドーム前千代崎船着場から5個所の渡船場をまわって、再びドーム前に戻ってくるコースでおよそ15kmの道のりです。

 雨が心配されていましたが、なんとか天気も持ちこたえ、心地よい風を受けながら走行開始です。まず見えてきたのは尻無川水門、巨大なアーチが90度傾くことで、非常時には大阪湾からの高潮をせき止めるはたらきを持っています。

 水門を超えてすぐに甚兵衛渡船に乗りました。休日にも関わらず、たくさんの方が利用されていて、地元の交通手段の一つとして馴染み親しまれていることが感じ取られました。

 順調に進みながら次は千歳渡船を目指します。途中の景色やおもしろいオブジェに目をやりながらの走行はとても楽しいです。
 スパイダーマン!

 さきほどの甚兵衛渡船より少し長い時間、船に乗っていることができました。皆さんそれぞれ眺めを楽しんでいるようです。
 とても心地よい風が吹いていました。

 途中きれいに整備された自転車道も多くありました。

 千本松渡船場に着きました。およそ半分くらいになります。皆さんまだまだ元気な様子ですね。
 わりと大きな渡船場です。

 ここまで来ると、落合下渡船場はスグです。頑張っていきましょう。

 日差しが強くなってきました。雨の心配はもういらないようですね。

 平尾本通商店街に着きました。おいしそうな香りに誘われます。

 昭和山で小休止です。
 藤江さんが昭和山について説明をしてくれました。
 せっかくなので、頂上まで登ってみることにしました。
 ついに山頂へ到達しました。標高33mですが立派な山です。

 あらためて走行スタートです。間もなくして最後の渡船場、落合上渡船場につきます。木津川水門が見えました。

 さあ後はドーム目指し、北に向かって進むだけです。大正橋手前に大地震両川津波記と慰霊碑が立てられていました。

3時間ほどでドーム前に帰ってきました。皆さんお疲れ様です。

大正駅の近くにある沖縄料理屋さんでお昼を頂くことにしました。とってもおいしかったです。

つるむde大阪(HP) 

長時間自転車に乗ることが久しぶりだったので、最初は不安でしたが、ゆっくり景色を楽しみながら走っていると思ったより疲れませんでした。特に渡船に乗るたびにリラックスできましたね。渡船というものを初めて知ったのですが、渡船は交通局が管理していて、道路の代わりなので無料でいいそうです。驚きました。
 本番のツアーはもっと楽しめる工夫がされているようです。楽しみですね。

あおぞら財団スタッフ
森井 隆二




Filed under: 地域づくり | 自転車まちづくり — aozorafoundation 公開日 2009/08/07(金) 11:09

菜の花プロジェクト


合同環境教育学集会

7月30日と31日の2日間、西淀川高校でECC(エコ部)のメンバーと、大阪市立中学校の生徒会メンバーの合同で、菜の花プロジェクトの勉強会を行いました。
4人の中学生が参加してくれ、西淀川高校のこれまでの取り組みやBDF精製の実験を行うことで、廃油を回収する意味や、BDFを利用することの意義を学びとってくれたようです。

1日目
まずはECCの部長、前田君が西淀川高校の菜の花プロジェクトのこれまで活動報告を行ってくれました。校内で菜の花を育て、刈り取り、油を精製する様子や、使用済みの天ぷら油からつくられたBDF(バイオディーゼル燃料)を利用し、わたあめを地域の人に配る様子など丁寧に説明してくれました。


 ECC手作りの環境紙芝居を披露する予定でしたが、メンバーが風邪でお休みしてしまったこともあり写真でのお披露目になりました。少し残念でしたが、紙芝居はとても丁寧に作られている様子で、次回のお披露目が楽しみです。

 あおぞら財団の小平さんが、10月の環境教育フェスタに向けて天ぷら油を1000l集める取り組みを行っていることなど説明してくれました。

 初日は中学生の皆に、堆肥づくりを体験してもらいました。この堆肥は地元のボランティアの方の協力で、ECCのメンバーが、雑草や米ぬかを素にして日々つくってきたものです。

 暑い中、おつかれさま。

2日目
 BDFがどういうもので、なぜ廃食用油を回収するのか、滋賀県豊郷町の青山裕史さんの取り組みをビデオでみて学習しました。ビデオを見ることで取り組みの流れが分かってもらえてようです。


 さあ、実際に持ち寄ったてんぷら油からBDFを精製する実験を行います。油を濾しながらビーカーに注いで量を計測します。油の4分の1のメタノールと10分の1の水酸化カリウム(今回は水酸化ナトリウム)を混ぜて、油に注ぎます。

 お湯につけてながらかき混ぜ反応させます、本来は油のなかにグリセリンの凝固したものができ下に沈んでいくはずなのですが、どうしたことか、油全体がどろどろに固まってしまい大苦戦。このままではグリセリンを分離させられないので、メタノールを追加してさらに混ぜることにし、なんとか凝固したものを沈殿させることができました。

 今回の実験はここまでですが、本来はグリセリンを取り除き、水で洗浄することで油と混ざっている余分なものを取り除きます。この一連の作業を行ってくれる機械がこちらです。

 実験は少し、苦戦してしまいましたが、廃油�
�らBDFが精製される過程はみんな理解してくれたようです。

最後に油を持ってきてくれたみんなに廃油回収のポイントカードが贈呈されました。

 
 使用済みてんぷら油を回収し、BDFとして利用することで、軽油の使用を抑え、また、ディーゼルエンジンから排出される有害な微粒子も軽減することができます。これまで、地域からゴミとして出されていた廃油を、地域の人の協力で集め、クリーンなエネルギーとして再利用することで、地元の自然を守り、住みよい町にしていくことができるのではないかと思いました。
 たくさんの学生に勉強してもらって、こういった取り組みが広がるといいですね。
大阪経済大学4年
森井 隆二




Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2009/08/07(金) 10:42

JICA大阪で講師として参加しました!


2009年8月1日 
JICA大阪にて
(独立行政法人国際協力機構大阪国際センター)

国際教育セミナー2日目 午前の部(10:00〜12:00)25名参加
ワークショップや授業発表、教材紹介、情報交換などを通じて、
NGO/NPOなど諸団体との連携を深めるための取り組みにつ
いて学ぶプログラムです。

あおぞら財団の林が、
『食と交通と環境を結ぶフードマイレージ買い物ゲーム』講師
として参加しました。

参加されたみなさんには、6グループに分かれて席についてもら
いました。初めは緊張した雰囲気でしたが、お互いに自己紹介が
終わると、和やかになりました。


ゲームの説明のあと、夕食の献立を決めました。

「さといもが安いわ!絶対、買っとかな!!」と皆に話していたり、
すごく楽しくて活気がありました。
献立の絵もおいしそうに描けました。

発表の時間には、
「『お父さんが秋はサンマ』って言うから〜(笑)」と、本当の家族の
ように会話していたグループがありました。


また、お父さんにはビールがあるグループもありました。
「(私には)ビールがありますが、これはおこづかいから引かれます(笑)」
思わず、笑ってしまいました。

フードマイレージの★の数をかぞえ発表するときには、
★の数が少ないと、他のグループから、「えー何でやの〜」との声が
上がったりしていました。

わかち合いの時間には、
・おもしろかった〜!
・授業参観などで家の方に一緒に参加してもらったらどうか?
・できれば環境のことも頭にいれて買物もしたいが、安いものしか
 買えないという現実もある。お金持ちしか取り組めない社会では
 困る。みんなが買えるようになればいいなぁ。                      
 という感想もありました。

教職員の方が多いグループでは自然とこども達の話になり、真剣に
語り合う場面もありました。 

午後の部(13:30〜15:30)33名参加
小学生バージョン使用

8グループにわかれました。

献立を決める時間には
「私は鶏がすきです!!」
「さっき使った残りを、お味噌汁に使おう!」
「赤・黄・緑の食材をバランスよく買おう!」
そんな意見もすべて入った献立になっているグループ
もありました。
予算内での食材を選びがすごく良かったと思います。

発表の時間には
あまった食材を使ってもう1品作っているグループが多くあり、
小学生ではなかなかみられない献立でした。

わかち合いの時間には、


・自給率をあげてほしい!
・食べ残しを減らそう!
・食品にもフードマイレージを表示してほしい!
・手伝いは買物からした方がいい。
・おじいちゃん達の世代とも一緒に食事をし、知恵を伝えてもらっては
 どうか?
など、いろいろな意見がでていました。
みなさん高い意識を持って参加されていました。

私自身、今、自分にできること、例えば、食事は残さず食べる、買物の時にはフードマイレージについて考えて購入してみるなど、身近なところから始めていきたいと思いました。

(文責 長沼)




Filed under: 環境学習 | フードマイレージ — aozorafoundation 公開日 2009/08/04(火) 11:59
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