2009年4月4日
西淀川子どもセンターにて、「よっしゃバザー」が
ひらかれました。

バザーでは、廃油回収の手伝いをしました。
バザーで皿とか本とかCDとか売っていたので
僕は服と自転車につけるザブトンを買いました。
廃油は、6リットルあつまりました



と思いました。
西淀川高校ECC前田浩輔




エコミューズでは毎年春に歴史めぐりを開催しています。
今回は福・中島・出来島をめぐります。
毎回、たのしいクイズつきです。
阪神なんば線福駅に集合しましたが・・・なんと雨。
このイベントは毎回雨に降られるのです。困りましたね。
雨ですが、7名が集まり、
スタッフあわして12名でスタートしました。







本来なら、中島に行く予定にしていましたが
雨脚が強まってきたので
出来島駅に向かいました。



参加者の中には、3月25日付日本経済新聞に掲載された「水辺のルネサンス」(4)〜工場地帯に自然輝く海岸〜を見て参加した人もいて、参加者は18人。38種の鳥たちに出会いました。中でも「矢倉」のシンボル鳥?のミサゴはいつもの送電線鉄塔に5羽もいて、ボラでしょうか?鉄塔で食事中のミサゴ様にもお会いすることができました。
また、この日は関西テレビの取材も同行してにぎやかな探鳥会となりました。関テレさんは、あおぞら財団の取り組みをニュース特集として報道したいということで、この日午後、探鳥会と同じ福駅スタートの“雨中の「まちあるき」”にも同行しました。
なお、100回記念行事を12月、忘年会をかねて開催しょうとの提案がされ、定例探鳥会の後、区内に会場を移して100回までの歩みをふりかえり、探鳥会の活動が蓄積した環境情報とともにあおぞら財団の活動を広く市民に発信する場となるよう準備することになりました。
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2月14日(土)
【会場】ピュアリティまきび2階会議室
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講義① 環境アセスメントと市民の役割
【時間】13:00〜15:00
【講師】浅野直人 氏 (福岡大学法学部教授)
【報告】西平強 氏 (岡山県生活環境部環境政策課参事)
【参加者(スタッフ含む)】 46人
浅野氏


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講義② 風力発電所計画とアセス
【時間】15:10〜16:40
【講師】馬場健司 氏 (財団法人電力中央研究所社会経済研究所主任研究員)
【参加者(スタッフ含む)】 45人
馬場氏

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2月15日(日)
【会場】岡山国際交流センター研修室
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ワークショップ 市民意見の形成
【時間】13:00〜16:30
【講師】傘木宏夫 氏 (NPO地域づくり工房代表理事)
【参加者(スタッフ含む)】 32人
傘木氏



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2月21日(土)
【集合・解散】林原モータープール
現地見学 海から見学アセスの現場
【時間】集合13:00〜解散17:00
【案内】みずしま財団研究員 塩飽敏史 氏
中川直巳氏((財)岡山県環境保全事業団水島管理事務所業務課 主査)
【参加者(スタッフ含む)】 30人
参加者の自己紹介と講義に参加した感想を発表し共有









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2月22日(日)
【会場】岡山国際交流センター会議室(1)
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講義③ 廃棄物処理場とアセス
【時間】13:00〜14:30
【講師】田中勝 氏 (岡山大学大学院教授、株式会社廃棄物工学研究所代表)
【参加者(スタッフ含む)】 42人
田中氏

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講義④ 都市再開発とアセス
【時間】14:40〜16:20
【講師】梶谷修 氏 (株式会社ポリテック・エイディディ常務取締役)
【参加者(スタッフ含む)】 40人
梶谷氏

講座終了後に修了式を行い、全回参加をした14名に修了証を渡しました。
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今回、運営などにご協力を頂いた、環瀬戸内海会議の松本さんとみずしま財団の塩飽さんの感想を紹介します。
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環境アセスはアワスメントという認識がこれまでずっと、頭にこびりついていました。ダム建設問題、廃棄物処分場、ゴルフ場開発、原発建設、公有水面埋立て問題と、民間事業、公共事業に関らずこれまで関ってきた問題では、事業者は全てお手盛りのアセスに終始し開発を食い止める手立てにはなりませんでした。常に歯がゆい思いをさせられ通しでした。
今後もよほど住民がパワーを結集してしっかり取り組まなくては、開発の波には抗し切れないだろうと思っていました。アセス講座に参加させていただいて、環境アセス法により、少し光明が見えてきたのかなという認識を持てるようになったように思います。
振り返ると、講座の最後に講師をされた傘木さんのお話を聞いて、環境アセスメントへの取り組みの方向性が、光明となったように思います。そこには、傘木さんのこれまでの取り組みでアセスへの住民のパワーの結集に心血を注いでこられた熱意が感じられたからなのだと思います。
とはいえ、一方で九州環境管理協会の方のアセスの現場を踏まえた話からすれば、アセス自体極めて定量的なものにならざるを得ないのではないか、とすれば一定期間の一時期を捉えた「数値」が環境評価の基準になるのではないか。それがその地に暮らす住民の経験や実感といかにかけ離れないものにしていくにはどうすればよいのかという思いがつきまとうのが現実です。たぶん今後の課題として残る問題ではないかと思っています。
1999年に環境影響評価法の施行で、環境影響評価方法書への意見書の提出ができることになったことは、恥ずかしながら全く知りませんでした。それ程に私ども環瀬戸内海会議が直面した「開発」現場は「アワスメント」が横行していたとしかいえません。むしろ、法制定・施行前に事業計画を許認可してしまっている「開発」計画と直面したといえましょう。当然、法の適用は施行以前の事業計画許認可には遡及しませんから。
アセスメント講座に参加させてもらい、今後そして将来にわたって、アセス法が手立てとなって、アセス法に基づく意見書の書き方、方法書への意見書の提出には大いに学ばせてもらいました。
しかし、課題は残っているように思います。なぜなら事業計画の策定のイニシアチブは事業者であり、計画策定の段階では住民の参加は現実のところ不可能であり、事業計画の概要すら公開されないのが現状です。計画段階にまで住民参加の保障し、あらゆるデータを公開した上での議論の場を担保していくことが、とりわけ「公共事業」を主導する自治体には求められていると思われてなりません。
環瀬戸内海会議事務局 松本宣崇
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環境アセスメント講座に参加して
今回、「市民のための環境アセスメント講座」に参加して、印象に残ったのは、「アセスメントは、事業に反対したり、中止させるための手段ではなく、事業をより良いものにしていくための事業者と市民とのコミュニケーションツール」ということでした。
確かに、これまでの大規模開発事業などでは、事業者側が一方的に計画を立て、周辺地域への影響はほとんど考慮されることなく進められ、そのために公害のように大きな社会問題や多くの被害者を出すことにつながったという歴史があります。それに対して、アセス法ができたことにより、少なくとも事業着工前に事業者と市民が意見交換をできる仕組みが整備されたことは、前進であると言えるでしょう。
しかし、アセス法にもまだまだ課題は多く、最も大きな問題は、「まず事業ありき」でその中で環境への影響を評価するということ、そして評価するのが事業者であるということだと思います。講義の中でもありましたが、事業の計画段階から市民が参画し、環境への影響については第3者的な立場から分析をすることで、その事業の妥当性、環境への影響の大きさを評価し、ときには事業の中止・代替計画への変更も担保されてこそ初めてアセスメントの意義があると言えるのではないでしょうか。そのためにも、今年行われるというアセス法改正に向けたパブリックコメントの募集には、ぜひ意見を出したいと思いました。
みずしま財団 塩飽敏史
この春新しく病院や診療所、保健施設などで働くことになったピカピカの新社会人が研修の一環としてあおぞら財団を見学しました。この日財団を訪れたのは淀川勤労者厚生協会の新入職員22名。はじめに財団職員の林から紙しばいを使った公害の被害実態の説明や裁判を起こしてから勝利するまでの21年という長い闘い、そして今なお続く公害被害の影響について説明がありました。それから財団が出来た経緯やその活動内容についての紹介をしました。



みなさん真剣に資料を読んだり、林・岡崎さんの話にうなずいたりと熱心で、これから医療に携わる方たちに何か伝わっていれば良いなと感じました。その後あおぞらビル5階の西淀川・公害と環境資料館(エコミューズ)を見学しました。みなさんもぜひ気軽に立ち寄ってくださいね!

22名のうち現在西淀川に住んでいるのは5名で、昔から住んでいるのはそのうちの2名ということで、まだまだ皆さんにとって西淀川は身近ではない場所なのかもしれません。引率の西淀病院事務長(あおぞら財団評議員)の松本嘉子さんは新人のみなさんへ、「家と病院の往復で毎日を過ごすのではなくて、もっと西淀川を知ってもらいたい、興味を持ってもらいたい。」と述べていましたが、私も新しく西淀川に関わることになったばかりなので、これから街を歩いてみたり歴史を学んだり、淀川勤労者厚生協会の新人さんたちに負けてられないと思いました。(眞鍋)