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おつかれさま今年もよろしく会



2009年1月10日(土)西淀川区民ホール

環境省のESDモデル地域として
1年半活動してきましたが、
「みんなでやってきたことを共有しよう」
「がんばってきたことをほめてもらおう」
とこれまでの活動の成果を振り返って共有して、
気軽に交流しながらこれからの活動にむかって
弾みをつける会を行いました。

まず最初に環境省近畿事務所の松本さんから挨拶を兼ねてESD事業の説明をしてもらいました。


難しいESD事業を子どもでもわかるように説明してもらいました。ありがとうございます。

次に、これまでの活動を写真スライドで紹介。
いっぱい、いろんなことをみんなとやってきたのだなぁと量に圧倒されました。

続いて、各団体の活動報告です。

西淀川高校エココミュニケーションクラブから、
西淀川図書館で披露した環境紙芝居(絵もストーリーも完全オリジナル)の発表

大阪経済大学現代GP学生実行委員会から地域に開かれた体験型環境・まちづくり教育の報告


菜の花プロジェクトで土運びや耕したり、力が必要な時に、いつも活躍してくれました。
中高交流にも参加してくれ、BFDを作るのがとても楽しかったとのこと。

大阪市立菫中学校の南野先生から、この夏に行われた中高交流事業についての報告

3年生が授業で作ったパワーポイントを披露してくれました。
中高交流事業に参加した中学生からは
「環境に対する意識が高まって普段の生活から意識が変わった」
との発言もありました。

休憩をかねてお楽しみの
「菜の花・西淀川を食べよう」でおいしい食べ物に舌つづみ
●しじみ汁
  大阪市漁協から今日の集いのためにしじみをプレゼントしてもらいました。


しじみからのだしがおいしかったらしく、
大きな鍋にあったしじみ汁をみんながおかわりして
あっという間に空になってしまいました。

●どんぐりクッキー
  大野川緑陰道路で集めたどんぐりを炒って、剥いて、クッキーに入れました。
  (ガールスカウトの山本リーダー作)


これもおいしくって、完売です

●菜の花オイル
  西淀川の菜の花のオイルは残念ながらないのですが、
  同じく菜の花プロジェクトを行っている東近江市と奈良県生駒市、
  そしてなんとドイツの菜の花オイルをパンに浸して食べました。


場所によって味が違うことを発見!

●ヨモギ団子
  大野川緑陰道路のヨモギを積んで作りました。
  西淀川高校の前田君が放課後に一生懸命作った団子です。


これも好評でした。

休憩後、各団体の活動報告が再開されました。

ガールスカウト26団から寸劇で
廃油回収とフードマイレージ買物ゲームを体験したことと
みどりの募金について報告がありました。


会場内で募金を集めてしまいました。すごいパワーです。

松原高校からの活動報告もありました。
松原高校の活動は、西淀川高校の活動に刺激を受けてスタートしたものです。
ESDの環が着実に広がっているのがうれしいですね。


西淀川高校生も刺激を受けたようです。

フードマイレージ教材化研究会からは
一村一品知恵の環(わ)運動で大阪代表の座を射止めた伝説のコントを披露


阪神の岡田監督と真弓監督が出場します。

大野川緑陰道路の教材づくり研究会からは
緑陰道路サロンとして勉強会を行ってきたことの報告がありました。

勉強会でも、ESDのつながりがいかされました。

最後に
事務局の上田さんがこの活動をまとめました。
キーワードを書いた紙を黒板に貼るときに、みんなが手を貸してくれました。
うれしいですね。



小学生・中学生・高校生・大学生がみんなでつながって
活動できたことが大きな成果です。

最後に、ESDの地域連絡員の廣田さん(とよなか市民環境会議アジェンダ21)から
当初の計画以上のことができましたねと、お褒めの言葉をいただきました。

みんなからの感想では
「今までやってきたことをふりかえって、また前を見る。
 ESDはまだまだはじまったばかりなので
 お互いふれあいながらがんばっていきたいなーと思いました」
「他の学校・団体と情報交換することで大変良い刺激を受けることができた」
などなど、交流に刺激を受けたというものと
「楽しかった!!」
「おいしかった!!」
という意見が多かったです。

会終了後の後片付けも、みんな仲良く楽しそうに片付けている姿を見て、
ESDはみんなを元気にするのだなぁととてもうれしく思いました。

廃油をバスの燃料にすることなど、
これから実現していきたい夢がまだまだあります。
これからもがんばっていこうとみんなで確認できた温かい会になりました。
(事務局:林)




Filed under: 環境学習 | 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2009/01/13(火) 16:37

2009年は探鳥会でスタート


2009年1月3日(土)

2009年明けましておめでとうございます。
正月ボケの頭で、福駅(阪神電鉄西大阪線)に9:30集合。
天気もよく、13名の方が参加。初めての方も3名居られた。

緑陰道路の間を抜けつつ、鳥の声を聞く。
ムクドリにも新年のご挨拶。

淀川に出ると、ユリカモメが休憩中。


福漁港には、大漁旗がはためく(正月気分)。

今日はミサゴに加えて、ハヤブサが登場。
生まれて初めてハヤブサを見れてラッキーでした。
モミアゲが長い感じの顔で凛々しく鉄塔に留まってくれました。

淀川では、スズガモ、ホシハジロをはじめ、
ハジロカイツブリ、キンクロハジロを
野鳥の会の皆さんの解説を伺いながら、見学。

望遠鏡を合わせても、エサを食べにあっちへ、こっちへ、何度も潜ってしまうので、
中々標準が合わないが、それもまた楽しい。
野鳥の会の皆さんが見分け方を丁寧に教えてくれました。

矢倉海岸に向かう途中で、カワラヒワが見れました。
金色っぽい姿が美しい。
ツグミやメジロが飛び交ってました。

神崎川に出ると、カモがたくさん。計3500羽ほどいたそうです。
イソヒヨドリを発見。藍色の背中を久々に眺める。

本日、観察した野鳥の種類は、37種類。
ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ホオジロガモ

皆さま、お疲れさまでした。本年もよろしくお願いします。

次回は、ガン・カモ調査が1月11日(日)に開催されます(10:00福駅集合)

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

記:あおぞら財団・藤江




Filed under: 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2009/01/03(土) 17:09

「日中の公害・環境問題を考える学生セミナー」開催と参加者募集のお知らせ


 近年、中国をはじめとするアジア諸国での環境汚染、公害問題が数多く報告されています。都市部での深刻な大気汚染や水不足、工業地域での河川や土壌の汚染は、多くの人々の健康に悪影響を及ぼしています。劇症型の被害こそ見られなくなったものの、日本もまたその例外ではありません。更に、グローバルな経済活動が展開される中での今日の公害・環境問題は、地域や国を越えた形で発生し、原因が複雑でますます見えにくいものになっています。こうした問題をどのように捉え、解決していったらよいのでしょうか。
 あおぞら財団では、日本の公害経験を広く国内外に発信していくことを通じ、現在の公害・環境問題の解決に少しでも寄与していきたいと考えています。昨年度から中国への情報発信事業を本格化し、日中の公害被害者救済のためのネットワークの構築を進めています。この度、その一環として、今後の公害環境問題の解決の担い手である若者同士の交流企画を企画しました。
 今回のセミナーは、日本の大学生と中国からの留学生を対象に、日本の公害経験を学び、今後のアジアの公害・環境問題の解決に向けて、自分達は何ができるのかを考えることを目的とするものです。その際、日本の学生も中国の学生も同じアジアの一員であるという認識を共有することを重視します。公害・環境問題に関心を持つ学生へリアルな情報提供を行ない、日中の学生が互いに理解を深め合うことができればと思います。
 つきましては、セミナーへの参加者を募集します。お知り合いの学生にも広くお声かけいただけると幸いです。ご協力、よろしくお願いいたします。

【日時】2009年1月25日(日)13時集合(終了後、懇親会)
  ※当日のプログラムとタイムスケジュールは、別途お知らせします。
【場所】あおぞらビル3F グリーンルーム
(JR東西線御幣島駅から徒歩3分。アクセス
【主な内容】
○講義:「アジアの公害・環境問題−法律家・NGO同士の日中交流の取り組み−」
   講師:村松昭夫(弁護士・あおぞら財団常務理事)
○グループディスカッション
【対象者】公害・環境問題に関心を持つ大学生、中国からの留学生(約20名)
【参加費】無料
【申し込み締め切り】2009年1月16日(金)
【申し込み方法】
 セミナーへの参加を希望される方は、事前に下記の連絡先まで、①お名前、②連絡先(携帯、PCメールアドレス)をお知らせください。折り返し確認の連絡をさせていだたきます。また、当日の交流材料のために、簡単なアンケートを配布させていただきます。ご記入の上、当日ご持参ください。(※いただいた個人情報は本セミナー以外の目的には利用しません。)
以上
【連絡先】
 〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1−1−1あおぞらビル4F
 (財)公害地域再生センター(あおぞら財団) 担当:藤江・入江・新井
 TEL:06−6475−8885/FAX:06−6478−5885
 Email:webmaster@aozora.or.jp ホームページ




Filed under: 国際交流 — aozorafoundation 公開日 2008/12/22(月) 13:13

「市民活動のためのアセスメント講座」岡山開催に向けての実行委員会(?)的な交流会


11月29日、岡山市の喫茶店ラグリマで開かれた「市民活動のためのアセスメント講座」岡山開催に向けての実行委員会(?)的な交流会には、NPOで活動する人、行政関係者、市会議員、環境問題に関心を持つ市民ら11人が参加。

2009年2月、岡山県で初の開催となる「市民活動のための環境アセスメント講座」(環境再生保全機構主催)に向けて交流しました。

ワークショップでは、環境への関心を自己紹介したあと、あおぞら財団の上田から、環境アセスメントとは、身近な環境をマップにする活動紹介などの話題提供。

「こんなマップを作ってみたい」を出し合い交流しました。

ワークショップの感想を紹介します。

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環境アセスの実行委員会的交流会に参加して

「アセスメントの会・・・どんな会なんだろう?」とマリンライナーの中で不安半分、興味半分でしたが、いざ会場に着いてみると和気あいあいとした雰囲気でほっとしました。

自己紹介ではいろいろな立場の方がそれぞれの思いを持って参加されており、まず最初に思ったのは「アセスメントは様々な主体が関わるものなんだなぁ。」ということでした。

続いて行われたワークショップではアセスメントをとても分かり易く、身近に感じることができました。
「アセスメントをテーマにワークショップ」というと難解に聞こえますが、上田さんの進行に参加者の気持ちがどんどん引き出され、多くの意見を聞くことができました。

「アセスメント」は難しくてなかなか理解しずらいもののように思えます。
けれども今回参加して、アセスは私たちが社会生活を営んでいく上で避けては通れないもの、住民参加があって初めて生かされるものだということを痛感しました。
参加者の1人が「アセスメントはみんなが主役」とお話されていましたが、まさにその通りだと思います。(実は勢いで2月の講座に申し込みました!)

まだまだアセスメント初心者ですが、「もっと知りたい」と思える、そんな会に参加できたことに感謝しています。

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Filed under: 地域づくり | 環境アセスメント — aozorafoundation 公開日 2008/12/09(火) 17:24

第90回矢倉海岸定例探鳥会


第90回矢倉海岸定例探鳥会

 記念すべき第90回の探鳥会が開催されました。毎月第1土曜日に日本野鳥の会大阪支部と共催、今月は12月6日(土)でした。
 この日は、最高気温7度と、この冬一番の冷え込み。川沿いの風を顔に受けると、実際の体感温度はもっと低く冷たく、頭の先から骨の芯まで凍えました。
 場所は淀川と神崎川河口にはさまれた区内の矢倉緑地。参加者は朝9時30分に阪神電鉄西大阪線福駅に集合、大野川緑陰道路〜淀川河口右岸〜福の船だまり〜矢倉海岸の干潟(神崎川河口)を約3時間で観察します。
 天気は晴天でしたが、風がよく吹きました。参加は12人、初めての方が2人(1人は大学生)、確認数は合計30種でした。
 最初に大野川緑陰道路でメジロの鳴き声を聞きました。また、緑道では、最後の名残と見事に紅葉したもみじを堪能しました。


 緑陰道路の終点に位置するヨドコウ(工場)の屋根に小さいですが、シギが止まっているのが分かるでしょうか?

 野鳥の会の方の五感はすばらしく敏感です。目や耳などをフルに活用して、ついつい見逃してしまいがちな遠くにいる鳥や小さな鳥、姿は見えなくても鳴き声などで、すばやく野鳥をキャッチします。
 淀川の河口にでると淀川で約300〜400羽のカモがお出迎えしてくれました。この中で、ハジロカイツブリを発見。普通のカイツブリより少し大きく、カンムリカイツブリより、少し首が短く小さい大きさです。黒い点のように見えるのがカモです。

福の船だまりまで進むと、左手の端にセグロカモメ、右の船の端にオオバンを見ました。セグロカモメのくちばしが黄色くて、とても鮮やかでした。

 やっと神崎川河口に到着し、本日のメインイベント、カモの大群との対面です。この日は約4000羽。うち、7割がスズガモでした。また、ゆうゆうと空を舞うミサゴとも出会うことができました。
 熱心に観察を続ける皆さんの横で、私を含む約3名は草刈に専念。来年の探鳥会とガン・カモ調査に備えて、一足早い大掃除ならぬ雑草の大伐採をしました。おかげで観察スポットも確保でき、広々とフィールドスコープを置くことができます。

 掃除を終えると、大カマキリの卵が密着して塊となり分泌物で覆われた卵鞘(らんしょう)が出現しました。半年後にはこの中にある約200個のカマキリの赤ちゃんが誕生するそうです。ちょっと迫力を感じました。

 最後に、ヒバリやウグイスの鳴き声に耳を傾けながら、鳥合わせをして解散しました。野鳥の会からのお知らせとして、12月20日(土)に室内例会の開催案内や、通天閣で野鳥の会が発行しているカレンダーの原画展を展示しているなどの紹介がありました。
 また、この日から、野鳥の会リーダーの担当の方が3人に増えました(2人が男性、1人が女性)。ますます、教えていただけることが多くなりそうです。手作りのカップケーキの差し入れもあり、とても充実した一日でした。

■本日観察した野鳥の種類(30種)
  ハジロカイツブリ(約10羽)、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、コガモ、
  オオヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ(約20羽)、
  キンクロハジロ(あまり多くない)、スズガモ(カモ全体の約7割)、ミサゴ(2羽)、
  トビ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、
  ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ウグイス、シジュウガラ、
  メジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス

■次回のお知らせ
 2009年(平成21年)1月3日(土)午前9時30分・阪神電鉄西大阪線福駅集合

■1月恒例ガンカモ飛来調査
 2009年(平成21年)1月11日(日)午前10時・阪神電鉄西大阪線福駅集合
  渡り鳥の飛来数を数えます。お持ちの方はカウンターをご持参下さい。

 今日はあまり鳥の写真が撮影できていません。野鳥の会の大阪支部のホームページを、
ぜひ、ごらん下さい。

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

記:あおぞら財団・矢羽田薫




Filed under: 環境学習 | 矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2008/12/08(月) 15:24
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