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9/23(日)、明石市花園地区避難訓練が行われました

■災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!花園地区避難訓練
■日時 2012年 9月23日(日) 9:30~12:30
■場所 西明石南町公民館(兵庫県明石市)

9月23日に西明石南町公民館にて、「災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!花園地区避難訓練」が開催されました。
参加者は住民約40名、地区の医療機関や消防署、市、関連団体スタッフ約30名、合計70名でした。

■公民館に避難

「9月某日、午前9:30に大規模地震が発生した」という想定で、9:30に公民館を目指して避難してもらいました。

避難にかかる時間は人によって差があり、避難開始から早い人で2分、遅い人で16分で避難所まで到着しました。

避難経路について、参加者からは、「車イスで道路が悪いのが体に響く」、「狭い道があり、通りにくい」といった感想がありました。

会場入り口で医療スタッフによる救護・健康チェックが行われました。

1トリアージ

医療スタッフによる救護・健康チェック

■要援護者搬送訓練

要援護者搬送訓練では、布製担架とおんぶひもによる搬送体験をしました。また、担架などを準備できない場合を想定して、毛布を使った搬送方法も体験しました。

布担架

布担架による搬送

3毛布搬送

毛布による搬送

■応急処置訓練

応急処置訓練では、消防隊員より止血法と骨折時の固定法、三角巾の使い方を教えてもらいました。災害時には十分な備品がないことが考えられることから、骨折の固定に傘や雑誌等を使う方法を教えていただきました。

応急処置

骨折の応急処置訓練

■福祉避難室、避難所体験コーナー
災害時には、特に支援が必要な方々が安心して過ごせるように一般の方々とは別に、福祉避難所を設ける必要があります。
この福祉避難所にどのようなものが必要なのかを、参加者の方々と共に考えました。

5福祉避難所

福祉避難所に必要なものを話し合っている様子

避難所体験コーナーでは、簡易トイレと寝床の体験をしました。

避難所体験

避難所体験

最後に、参加者みんなで反省会を行いました。「この体験を次につなげていきたい」、「もっと小さい単位での訓練も必要」といった声が聞かれました。今回、たまたま足に怪我をされた方が参加されていましたが、「普段気付かないような不便にたくさん気づいた。いつ災害が来るのかわからないからその時に自分が要援護者になっている可能性がある」と実感をこめて仰っていました。

反省会

反省会の様子

災害時の要援護者支援は、一朝一夕でできることではありません。こうした訓練だけでなく、日頃からの近所づきあいや心配りなどの積み重ねが重要だと思います。この訓練が、花園地区の「防災に強いまち」になるきっかけになってほしいと思います。

<明石の取り組み>

7/25 望海地区 第1回セミナー 8/8 望海地区 第2回セミナー
8/26、8/28 防災セミナー8/31 明石市藤江地区避難訓練

フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。

谷内

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