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7/25 「災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!望海地区 第1回セミナー」を開催しました。

7月25日(水)13:30~16:00 西明石南町公民館にて、「災害時要援護者の避難を一緒に考えよう!望海地区 第1回セミナー」を開催しました。
このセミナーは、災害時に自力での避難が困難な方(要援護者)をサポートする仕組みをつくっていくプロジェクトの一環で、約60名の方が集まりました。
(主催:あおぞら財団、共催:国立明石工業高等専門学校、協力団体:明石市望海地区在宅サービス協議会、後援:兵庫県)

全体

今回のセミナーは以下の3つがメイン項目でした。
①栂紀久代さんのお話
・災害時の要援護者支援の基本的な考え方
・要援護者の災害時のニーズと支援方法
・地域みんなが助かるために
②当事者から「障害者の避難・日頃からのバリアフリー」のお話
・藤井文雄さん(内部障害)
・守屋陽介さん(視覚障害)
③模造紙とふせんを使ってのワークショップ

栂さんのお話では、健常者にはなかなか気づきにくい点をわかりやすく・具体的に教えていただきました。
「要援護者」=障害者、だけではなく、援護が必要な方ですので、高齢者や妊婦さん、子ども、傷病人、日本語に不慣れな外国人も対象となります。

栂さん手話
栂さんの手話の様子

栂さんPP

そして実際に障害者の方をサポートする時、車いすの具体的な扱い方(段差の危険性、介助者からの死角、階段の上り下りなど)や、視覚障害者の方の誘導方法が紹介されました。また支援に便利なアイテム、「バンダナ」や「布製担架」「おんぶひも」の紹介と実演がありました。

担架実演2
布製担架の実演の様子

藤井さんのお話では、オストメイト(小腸・直腸・膀胱機能障害者)の立場から日常生活での困難なことや災害時に困ることの代表としてトイレ事情の説明が、また災害対策の要望についても説明がありました。

藤井さん
藤井さん

視覚障害の守屋さんのお話では、災害時にはまずは「声を掛けてほしい」、そして「避難所まで手引き・誘導してほしい」、避難所では「トイレへの行き方、使用方法」を教えてほしい、「物品は直接手渡ししてほしい」など、具体的に支援の要望を教えていただきました。そして要援護者側としては、日頃から自分の存在をアピールしたいと語られていました。

守屋さん
守屋さん

後半では、各地区(貴崎、藤江、花園、その他)に分かれてワークショップを行いました。模造紙に書いてある大項目、①<望海>のまちは、皆でどんな<まち>にしたいか、②「地区内の要援護者の把握、避難方法について、③援護者の確保について、④避難経路・避難所の事前チェックの段取りについて、⑤災害時に私ができること・得意技、について、ふせんを使って意見を出し合ってもらいました。

ワークショップ

町の理想としては、「気軽に声をかけ合える町」「助け合える町」「災害に強い町」という意見が多数でした。反面、課題として浮き彫りになったのが、②~④の「要援護者の把握」「援護者の確保」「避難経路・避難所の事前チェック」です。要援護者の確保については、自治会や民生委員、地区のボランティア団体を頼る意見と、自分たちで調べたり、隣近所を知ることが大事という意見もありました。避難経路や避難所については、ハザードマップの作成や避難訓練を繰り返し行うなどの意見が出ましたが、援護者の確保については明確な答えは出ず、確保の難しさが感じられました。

ワークショップ発表

このように意見を出し合ったことで、地区ごとの目指す方向性や課題が目に見える形で確認できたのは、このセミナーの大きな収穫であったように思います。

今後、第2回セミナー、そして避難訓練へと進めていきます。避難訓練までの期間は長くはないので、これらの課題を全て解消するのは難しいですが、できる範囲で形にして避難訓練を行うこと、また長い目で見て今後各地区や明石市全体で要援護者の避難訓練や話し合いが定着するよう、お手伝いをしていきたいと思います。

本事業は、「独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業」を受けています。

フェイスブック「みんなで守る!みんなで助かる!災害時の要援護者支援!」もあります。

平田

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