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会員のつどい2014 を開催しました!(6/1)

去る6月1日(日)、「あおぞら財団の“今”大解剖!! 新しいキャッチコピーを一緒に考えよう!」と題し、「会員のつどい2014」が開催されました。
「あおぞら財団会員のつどい」とは、参加者の皆さんと、1年間の財団の活動を振り返り、今後を考える交流会です。当日は、財団スタッフを含めて32人の方にご参加いただきました!
(これまでの会員のつどいについては、こちら

1996年に設立されたあおぞら財団。公害患者さんたちの願いである「手渡したいのは青い空」という言葉を大事にしながら、17年間、さまざまな分野に活動を広げています。

では今、「あおぞら財団ってなにしてるの?」と聞かれたとき、一言で説明するならなんと言ったらいいか・・・?!と、新たな悩みが生まれてきました。

そこで今年の会員のつどいでは、第1部で財団スタッフから活動報告を行い、その内容を聞いた参加者のみなさんに第2部であおぞら財団の“今”を表すキャッチコピーを考えてもらう試みをしました。

第1部ではまずは村松理事長から「あおぞら財団のこれまで ~設立からふりかえって、できたこと、できなかったこと~」と題して思いが語られました。

冒頭、村松理事長から財団のこれまでを振り返っての報告。「主体は地域の方。財団はさまざまなセクターの方との橋渡し役です」

冒頭、村松理事長から財団のこれまでを振り返っての報告。「主体は地域の方。財団はさまざまなセクターの方との橋渡し役です」

続いてスタッフから2013年度の活動のうち、特徴的なものをピックアップして報告しました。
1つの事業について5分という駆け足での報告でしたので、当日の報告を聞いて印象に残った言葉をご紹介します。(普段の活動の詳細はリンク先をご参照ください。)

トップバッターは国際交流。日中環境NGO交流で通訳をしてくださる巫靚(うー・りゃん)さん(右)も駆けつけてくれました

トップバッターは国際交流。日中環境NGO交流で通訳をしてくださる巫靚(うー・りゃん)さん(右)も駆けつけてくれました

それぞれの事業で一緒に活動してくださっている方も報告に参加してくれます(写真は楽らく呼吸会の報告)

普段かかわっていない活動の報告にみなさん興味津々(写真は楽らく呼吸会の報告)

国際交流 日中環境NGO交流・・・環境問題を切り口に実践的な交流をすることでお互いに理解が深まります。

環境保健 楽らく呼吸会・・・呼吸リハビリの取り組み。症状はそれぞれ違うけれど、励ましあって続けています。

環境学習 身近な自然で遊ぼう~就学前の子ども達を対象に・・・地域のことをあまり知らない若い人たち(保育士、保護者など)にも、子どもの体験を通じて地域の環境情報を伝えることをねらいとしました。

地域づくり タンデム自転車でGO!・・・しんどさ半分、楽しさ2倍! みんなの移動の自由を確保する環境づくり。みんな一緒に暮らせるまちづくり。

環境学習 廃油キャンドルナイトinNY・・・西淀川菜の花プロジェクトの一環として開催。地域でつながりリサイクル。手伝えることを楽しんでやってます。活発に活動してくださっている佃地域の回収量を試算すると、なんと約2割の世帯から廃油を回収しているという実績が!!

地域づくり 西淀川の災害記憶をまなぶ・・・海抜の低い西淀川区。「水につかる」状況をどう伝えるか。わからない問題のイメージを伝えて備えられるよう、文献調査・ヒアリングを通じて、“あたり前”と意識されていない災害記憶の掘り起こしを行いました。

資料館 公害資料館の連携・・・動けば集まる、広がる支援。各地で活動していた公害資料館に連携を呼びかけたところ、フォーラムには全国から94人もの人が集まりました。実は求められていた社会のニーズを掘り起こすことに。これから新しい公害が起こることも考えられる今、私たちが動かなくてどうする!という熱が感じられました。

地域づくり 御幣島芸術祭~みてアート2013~・・・「西淀川から住まいと暮らしを考える環境住宅研究会」で実施。地域の力を表現することで、まちのリノベーション(再生)へ。西淀川区在住の人もそうでない人も寄り集まって、まちにかかわりました。ご縁が広がり、「知らない」が「知ってる」となるきっかけに。経緯があって、今がある!

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この日集まってくださったみなさんからは、「自転車について活動しているあおぞら財団は知っているけど、他にもこんなにいろんな活動してたの?!」といった感想をいただきました。財団の活動が広がっているので、関わってくださる方もそのうちの一部しかご存知ないことが多いのですね。

そして第2部、5つのグループにわかれてキャッチコピーづくりです!

みなさん、熱心に話し合ってくださいます。

「キャッチコピーなんて言っても、難しわ~」?!

「キャッチコピーなんて言っても、難しわ~」?!

「あなたの知ってるあおぞら財団のこと、聞かせてください!」

「あなたの知ってるあおぞら財団のこと、聞かせてください!」

子どもも一緒に考えます

子どもも一緒に考えます

短い時間の中、キャッチコピーとしてまとまらなかったグループがほとんどでしたが、どのグループでも共通していたのは、「手渡したいのは青い空」という言葉は今後も大事にした方がいいという意見が出されたことです。

また、参加された患者さんからは、「次の世代まできれいな空気を残していきたい」といった意見や、「苦しい町から楽しい町になった西淀川で、いろんな人がつながってほしい」といった意見が出されました。

印象的だったのは、国際交流で通訳を務めてくださっている巫靚(うー・りゃん)さんの言葉。「今、日中関係が難しいときに、実践でつながることが大事」というご意見から、中国語で「実践出真知」(意味:実際の行動から真の智恵をもらえる)というコピーをご提案いただきました。

各グループから出されたたくさんのご意見を写真でご紹介。いただいたご意見をもとに、これから財団内部でキャッチコピーづくりを進める予定です。

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参加してくれた子どもさんから「よくとおってます バスで」と財団にメッセージをもらいました!

参加してくれた5歳の参加者さんから「よくとおってます バスで」と財団にメッセージをもらいました!

財団の活動を絵で表現してくださった方も。

財団の活動を絵で表現してくださった方も。

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