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【ツアー報告3日目】話し合いを重ねて復興の方針を決めた「関西×東北応援ツアー」

5年続けているこのツアーの拠点である宝来館のある根浜地区の復興計画が決まり、高台移転の現場を見学することができました。その3日目のレポートです。


ツアー3日目レポート
坂巻 直哉

3日目の朝は、ボランティアセンターで釜石バーガーを食べました。お肉を使っていないのにとてもジューシーでした。

そこから、1日目からお世話になっている三陸ひとつなぎ自然学校へ行きました。もともとは保育所だったところで活動しているということでした。

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震災直後は、ボランティアのみなさんが寝泊まりする拠点となった元「橋野へき地保育所」

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伊藤さんからさんつなの活動についてお話を聞きます

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壁にはたくさんのボランティアたちの活動の記録が。さんつなの事務所を移転するときには掲示しているものも大切に持って行くとのことでした

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復興公営住宅の100%の完成は平成30年の予定。予定どおりに進むでしょうか…

それから鵜住居町の高台移転の現場へ行きました。そこではハマボウフウ研究会会長の佐々木虎男さんに話を聞きました。虎男さんはとても気さくでよくしゃべる元気な方でした。

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案内してくださった虎男さん

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元々、根浜地区の墓地があった高台を切り崩して平らにして宅地造成をしています

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眼下に広がるのが元の根浜地域。海水浴客などでにぎわった地域なので、将来はまた観光客を呼べる施設などを建設予定とのことでした

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復興計画を話し合うために、5年間、毎月日を決めて話し合いを積み重ねた結果、もめごとなどもなく計画が決まったそう。地域の力を感じました。

 

そして、お昼は「峠の茶屋」という飲食店を営んでいる小笠原静子さんが、橋野名物の「峠のカレー」をわざわざ宝来館まで作りに来てくださりました。普通のカレーには入っていない具材ばかりでしたが、とてもおいしかったです。

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世界遺産の橋野高炉跡の近くで「峠の茶屋」を営む静子さん。今年は台風被害でお店を閉めているため宝来館に出張してもらいました

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名物の「峠のカレー」。静子さんは宝来館の女将と一緒に郷土料理研究会という活動もされています

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サプライズで、西淀川の畳屋さん・黒田さんから、畳の切れ端に「峠の茶屋」を描いた畳アートをプレゼント。仕掛け人は昨年も参加してくれた西淀川の萩山さん(写真右)です

最後は、宝来館でお世話になった方たちに見送られながら釜石を後にしました。
みなさんは僕らのバスが見えなくなるまで手を振ってくださっていました。

本当に貴重な経験が出来て、とても充実した3日間でした!

 


ツアー1日目の様子はコチラ

ツアー2日目の様子はコチラ

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