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はじめての「月イチ会」27人参加


あおぞらイコバで、月一回の催しをしていこうと、
はじめた「月イチ会」。
2011年4月22日(金)はお話を聞く会と題して、
あおぞら財団の藤江と林が「東日本大震災 被災地ルポ」を
おこない、27人が参加しました。

岩手県の遠野でボランティア活動をするNPOからは、
「人やモノを動かすための、ワゴン車やマイクロバスが今すぐ必要だ」
という緊急の切実な要求があったとのことです。
大阪から支援できること、私たちもお手伝いできたらと思います。
この会場でも多くの人に活動支援金にご協力をいただきました。

藤江と林の報告については、こちらのブログをご覧ください。
http://aozorabsw.exblog.jp/14677060/

そして、
参加者の中からは、西淀川区社会福祉協議会の阪本さんから
岩沼を訪問したときのお話がありました。

沿岸部と内陸部では、人々の気持ちに温度差があること、
物資はあるのに、うまく配分されていないこと、
人・モノ・金・情報がうまく機能することが、本当に大事だと
実感した、など、現地の様子と阪本さんの感じたことが語られました。

視覚障害をもつ参加者からは、「障害者の人はどうしていましたか?」という
質問がありました。
藤江や林、そして阪本さん、共通して、障害をもった人と会う機会がなかった
そうです。
障害をもった人たちがどうされているのか、まだ、きちんとした把握ができて
いないとのことです。

ガレキ撤去のときに発生するアスベストのことも心配です。
漁村で古い木造家屋が多いところは、建物よりも、船に使用されて
いるアスベストが問題だということでした。

今後、どんなまちづくりを考えていくのかという点では、
自然エネルギーを活用したまちづくり、時間かせぎが出来るまちづくり
といった考えが報告者から述べられました。
「時間かせぎ」とは、地震や津波が発生したとき、逃げる時間を
確保できるような、まちづくりということだそうです。
これは、被災地の人がおっしゃっていたそうです。

津波によって、どこも甚大な被害があるものの、
「自然に近い地形のところは残っている」、という話を報告者から聞くと、
私たちが自然から学ぶべきものが、そこにあるように思いました。

私たちが活動する大阪市西淀川区にも、被災地から19世帯が
避難してきておられます。

東日本大震災の被災地、そして、被災された方々への支援は、
あおぞら財団としても、取り組んでいきたいと思っています。

人、モノ、情報・・・いろんなものを、つなげて、つなげて、
つなげることで、大阪の地でも何か支援ができるのでは
ないでしょうか。

鎗山善理子(あおぞら財団スタッフ)


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