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にしよど防災ロゲイニングを開催(12/2)

※あおぞら財団が事務局をしている「にしよど親子防災部」の活動です。

12/2、「にしよど防災ロゲイニング」を開催しました。
参加者は全部で31人。お天気にも恵まれ、みんなで楽しくゲーム感覚でお散歩しました。

ロゲイニングの説明を受ける様子

最初に防災ロゲイニングのルールの説明

防災ロゲイニング、にしよど親子防災部では初めての試みです。
ロゲイニングというのは、渡された地図をもとに制限時間内にチェックポイントをできるだけ回って獲得したポイントの合計点を競うスポーツです。
今回は、避難所や災害の史跡、防災船着き場など、防災に関する施設がチェックポイントになっています。
また、ボーナスポイントとして、海抜表示や津波避難ビルの看板でもポイントがもらえます。
チェックポイントにまわった証拠として、スマホなどで写真を撮影します。

最初にグループごとに戦略を練った後、西淀川区内を巡りました。
ポイントが高い多くの施設を狙うグループ、細かく近場でたくさんのポイントを狙うチームなど様々です。
90分間のロゲイニングのあと、様々な個所を回って、集合場所に戻ってきました。
点数が高いチームは、西淀川の防災についてふだんからよく知っているグループ、歩くのが早い大学生のチーム等でした。

大野川緑陰道路を走る子どもたち

チェックポイントを探して大野川緑陰道路を行きます

大野川緑陰道路の花壇の近くを歩く子どもたち

近くに淀の大放水路の姫島縦抗があります

ボーナスポイントの海抜表示の写真を撮影

 

最後に感想を共有したところ、以下のような感想が出ました。

  • 防災の視点で街をみたことがなかったので新鮮だった。
  • 学校は入り口がどこかわかりにくいところがある。災害時に避難所になっているので、入り口をわかりやすくしてもらえると助かる。
  • 子ども連れでは、思っていた以上に長い距離を歩けない。災害時にはもっと歩くのが難しくなりそう。

 

南海トラフ巨大地震が発生した場合、西淀川に津波が到着するのは116分後。
今回のロゲイニングの90分より少し長いのですが、災害時には余震や建築物等の倒壊等によっていつもどおり歩けないかもしれません。
この防災ロゲイニングは、楽しく防災を学び、しっかり歩く練習も兼ねて、いざという時にしっかり避難をして、みんなで命を守ることを目的にしています。
できれば2回目、3回目と継続して実施したいと考えています。

参加してくれたみなさま、ありがとうございました。

主催  にしよど親子防災部(事務局 あおぞら財団)
協力 NPO法人にしよどにこネット、NPO法人西淀川子どもセンター、にしよどおやこ劇場、NPO法人くるる、大阪防災企画、西淀川区子育てを応援する担い手育成・地域連携事業、西淀川区地域支援課安全まちづくりグループ

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この活動は公益財団法人JR西日本あんしん社会財団の助成でおこなっています。

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