あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

全ての記事を表示

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

セミ調べ事前勉強会と羽化の観察会

インターン生 近畿大学3年 坂根慎哉

2011年7月29日にセミのぬけがら調べの事前勉強会と羽化の観察会を行いました。

P1120705

8月23日のセミ調べ本番に向けて、セミ調べに参加するインターン生7名が参加し、講師として社団法人大阪自然環境保全協会の高畠耕一郎さん、山本智子さんに来て頂きました。

まず、高畠耕一郎さんからセミの実態や、種類、抜け殻の見分け方などについて教えて頂きました。

アブラゼミとクマゼミのオスとメスの抜け殻を並べて見分け方を説明していただきました。

P1120715

最初はどこに違いがあるのかまったく分かりませんでしたが、説明を受けるとそれぞれに違いがあるのが分かりました。

クマゼミとアブラゼミでは色や大きさに違いがあり、産卵管があればメス、なければオスだそうです。

次に、山本智子さんからセミの紙芝居を見せて頂きました。

P1120720

紙芝居を見るのはいつ以来か覚えていませんが、小さい頃に戻ったような感じがしてとても楽しく見ることが出来ました。紙芝居の後には、セミについてのクイズを出して頂きました。すごく楽しくセミについて学ぶことができて、子供たちもこの紙芝居やクイズをしてもらうと喜ぶだろうなと思いました。

19時からはセミの羽化の観察をしに、大野川緑陰道路を通って西淀公園へ向かいました。

みんなで懐中電灯を照らして木に羽化しているセミがいないか探し回りましたが、数時間前に降った大雨のせいか、なかなか見つかりません…

P1120722

抜け殻はたくさんあり、中にはこんな面白い抜け殻がありました!

P1120726

抜け殻の下に抜け殻があって、そのまた下に抜け殻、となんと3つも抜け殻が連なっています!

セミは羽化中は無防備になるため、外敵が来にくい安全な場所で羽化するそうですが、ここはよっぽど安全な場所だったのかなぁと思いました。

西淀公園に着いたところで羽化するために木の枝へと向かうセミの幼虫を発見しました!

P1120731

P1120733

ゆっくりと木の枝に向かって歩いていました。

ここから羽化するには何時間もかかるため、その後も羽化中のセミを探し続けましたが、解散時刻の20時になってしまい、残念ながら見つけることはできませんでした。

セミについて知らないことだらけでしたが、今回の事前勉強会で楽しく学ぶことができました。セミのぬけがら調べの本番では、自分たちが子供に教える立場になるので、今回教えてもらったことを活かして、ぬけがら調べの準備と本番を頑張りたいと思います!

コメントはまだありません »

まだコメントはありません。

この投稿へのコメントの RSS フィード

コメントをどうぞ