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ブログカテゴリー » 西淀川ESD菜の花プロジェクト

試してみました 廃油リサイクルハンドソープ

『廃油回収・リサイクルの現場を見ようツアー』で、廃油リサイクル・回収業者 浜田化学さんの見学をした時、お土産にハンドソープを頂きました。
廃油をリサイクルしつくられたハンドソープです。

詰め替え用だったのでケースを用意しようとしたところ、あおぞら財団でアルバイトをしている山本元君(立命館大学修士2年生)が、「専用の容器でないと、泡がでない」と教えてくれ、泡タイプ専用の容器を持ってきてくれました。

P1110675
写真 左から
●浜田化学リサイクルハンドソープ詰め替え用
●山本君が持ってきた泡タイプ用ケース(菜の子ちゃんのシールを貼りました)
●浜田化学リサイクルハンドソープ

さっそく使ってみました。
P1110673

原料が廃油とは想像できない位の良い香り。

柔らかい泡が手をつつみ、まんべんなく洗えます。

洗い上がりもすっきり。なおかつ、肌もつっぱりません。
洗った後も、しばらくは手からほのかに香りがしており、パソコン打つ手もはずみます。
とても、気持ちよく使えました。おすすめです。

西淀川ではまだ販売していないということなので、試してみたい方は、ぜひあおぞら財団まで。

このハンドソープのパッケージデザインコンテストを、今年度実施したいと考えています。
お楽しみに。

(小平)

Filed under: 西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2011年5月27日7:04 PM

5月21日 エコでつながる西淀川 廃油回収・リサイクルの現場を見よう(淡路島ツアー)を開催しました

エコでつながる西淀川 廃油回収・リサイクルの現場を見よう(淡路島ツアー)を開催しました
5月21日(土)にエコでつながる西淀川 廃油回収・リサイクルの現場を見よう(淡路島ツアー)を開催しました。
このツアーのねらいは廃油回収・リサイクルの現場や、他地域の廃油回収の取り組みを学ぶことと、このツアーを通じて、活動を担うみんな知り合おう。
今回のツアー参加者は43人(財団スタッフ含む)でした。
今回のツアーで訪問した場所は、西淀川で回収した油をリサイクルしている浜田化学株式会社本社・リサイクルセンターと、環境立島を目指し、行政と市民が協働で取り組んでいるあわじ菜の花エコプロジェクトの現場でした。
まずはじめに、尼崎にあります浜田化学株式会社のリサイクルセンターにおじゃましました。
到着までの間に、浜田化学の岡野さんから会社の説明をしていただきました。
写真 岡野
写真 工場
到着するとリサイクルセンターに集まってくるうず高くつまれた廃油の入った缶が!
尼崎では日本の30%の廃油を処理しています。
写真 缶
ここに集まった廃油がどのように処理されていくのか説明してもらいながら、工場内を回りました。
写真石鹸
写真は石鹸にする途中段階の廃油です。いいにおいがしました。
場所を移して、岡野さんにBDFができるまでの説明を受けました。
写真 岡野説明
廃油からBDFをつくるにはグリセリンを取り除いたり、何回も水洗したりといくつもの行程を経なければなりません。
写真は1番左が原料で、1番右がBDFです。
写真
ここでは様々な種類の油がリサイクルされています。
写真
お土産に廃油がリサイクルされてできた石鹸をいただきました!!
写真
浜田化学を出て、淡路市へ向かいます。
まずはじめに日本一日照時間の長い場所につくられた、あわじメガソーラー1を見学しました。
ここからはあわじ菜の花エコプロジェクト推進協議会会長の岡田さんに案内していただきました。
写真
あわじメガソーラー1は1時間あたり860キロワットの発電し、これは約300世帯分の電力に相当します。
ここでつくられる電気は隣にある淡路市役所庁舎や給食センターで使われ、余った電力は売電しているそうです。
ここでつくられる電力で、年間約300トン(甲子園球場約25個分の森林が吸収する量)のCO2が削減されています。
写真
昼食タイム!
お昼を食べ、岡田さんにあわじ菜の花エコプロジェクトについて説明をしていただきました。
淡路では2002年にあわじ菜の花エコプロジェクト推進協議会を設立し、2004年に旧東浦町、旧五色町の2町で廃食油回収の行政システムを構築し、廃油の回収量は年間約2万リットルに及んでいます。
またBDFを精製する機械を導入し、BDF100%の燃料で走るバスや菜の花収穫用のコンバイン、作業用のフォークリフトを動かしています。
写真
岡田さんの説明を聞いた後、BDFを精製する施設と菜の花油をつくる施設を案内していただきました。
帰りのバスの中で、参加者のみなさんから一言ずつ感想をいただきました。
実際に集められた廃油がどうなるのかを現場で見られてよかったという声や、廃油を中学校で回収したい、菜の花を西淀川で咲かせたい、(淡路の取り組みを聞いて西淀川でも)行政を巻き込んでいきたいというような感想をいただきました。
今回のツアーが今後の西淀川での廃油回収や菜の花プロジェクトの活動のモチベーションにつなげていけたらいいな、と思いました。
(記:相澤)

5月21日(土)にエコでつながる西淀川 廃油回収・リサイクルの現場を見よう(淡路島ツアー)を開催しました。

このツアーのねらいは廃油回収・リサイクルの現場や、他地域の廃油回収の取り組みを学ぶことと、このツアーを通じて、活動を担うみんな知り合おうというものです。

今回のツアー参加者は43人(財団スタッフ含む)で、佃連合振興町会、ガールスカウト大阪26団、淀中学校や西淀川高校の生徒、その他にも廃油回収の活動に関わる方が参加してくれました。

この日訪問した場所は、西淀川で回収した油をリサイクルしている浜田化学株式会社本社・リサイクルセンターと、環境立島を目指し、行政と市民が協働で取り組んでいるあわじ菜の花エコプロジェクトの現場でした。

まずはじめに、尼崎にあります浜田化学株式会社のリサイクルセンターにおじゃましました。到着までの間に、浜田化学の岡野嘉市さんから会社の説明をしていただきました。

浜田化学岡野さん

浜田化学

到着するとリサイクルセンターに集まってくるうず高くつまれた廃油の入った缶が!尼崎では日本の30%の廃油を処理しています。

集められる廃油

ここに集まった廃油がどのように処理されていくのか説明してもらいながら、工場内を回りました。

これが石けんになります

写真は石鹸にする途中段階の廃油です。いいにおいがしました。

場所を移して、岡野さんにBDFができるまでの説明を受けました。

廃油からBDFをつくるにはグリセリンを取り除いたり、何回も水洗したりといくつもの行程を経なければなりません。

写真は1番左が原料で、1番右がBDFです。

お土産に廃油がリサイクルされてできた石鹸をいただきました!!

浜田化学を出て、淡路市へ向かいます。

まずはじめに日本一日照時間の長い場所につくられた、あわじメガソーラー1を見学しました。

ここからはあわじ菜の花エコプロジェクト推進協議会会長の岡田清隆さんに案内していただきました。

あわじメガソーラー1は1時間あたり860キロワットの発電し、これは約300世帯分の電力に相当します。ここでつくられる電気は隣にある淡路市役所庁舎や給食センターで使われ、余った電力は売電しているそうです。

ここでつくられる電力で、年間約300トン(甲子園球場約25個分の森林が吸収する量)のCO2が削減されています。

お昼を食べ、岡田さんにあわじ菜の花エコプロジェクトについて説明をしていただきました。

淡路では2002年にあわじ菜の花エコプロジェクト推進協議会を設立し、2004年に旧東浦町、旧五色町の2町で廃食油回収の行政システムを構築し、廃油の回収量は年間約2万リットルに及んでいます。またBDFを精製する機械を導入し、BDF100%の燃料で走るバスや菜の花収穫用のコンバイン、作業用のフォークリフトを動かしています。

岡田さんの説明を聞いた後、BDFを精製する施設と菜の花油をつくる施設を案内していただきました。

帰りのバスの中で、参加者のみなさんから一言ずつ感想をいただきました。

実際に集められた廃油がどうなるのかを現場で見られてよかったという声や、廃油を中学校で回収したい、菜の花を西淀川で咲かせたい、(淡路の取り組みを聞いて西淀川でも)行政を巻き込んでいきたいというような感想をいただきました。

BDF100%の燃料で走るバスの前で集合写真

今回のツアーが今後の西淀川での廃油回収や菜の花プロジェクトの活動のモチベーションにつなげ、活動を盛り上げていきたいと思いました。

(記:相澤)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2011年5月23日3:19 PM

トヨタ財団、助成担当の方が西淀川を訪問

西淀川高校等の教育団体と、佃連合振興町会ですすめている、廃油回収を中心とした西淀川の菜の花プロジェクト。
今年度、来年度と、トヨタ財団より助成を受けることになりました。
助成タイトルは「エコでつながる西淀川 ~廃油回収と環境教育でつながる高齢者と子供たち~」です。

今日、トヨタ財団の助成担当者の大庭竜太さんが西淀川を訪問、佃地区をまわり地域の様子を見て頂きました。

大庭さんによると、佃のように6000世帯も加盟する大規模な連合振興町会が、廃油回収等のエコの活動に自主的に取り組むのは大変珍しい取り組みとのこと。

また、あおぞら財団のようなまちづくりNPOと町会との連携についても注目しているとのことでした。

まちづくりの仕組みをつくる試みとして注目されていることを肝に銘じながら、
ぼちぼち、楽しく、頑張って行けたらと思います。

トヨタ財団、助成担当者の方が西淀川を訪問
佃連合振興町会 環境衛生部長 津田安基さんとトヨタ財団大庭竜太さん
津田さん宅の廃油回収拠点で。

小平 記

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2011年5月20日9:34 PM

西淀川高校 テレビ出演

西淀川高校が、ケーブルテレビ ベイコミュニケーションに出ます。

5月16日~5月23日の間、
放送時間:11:00~、20:00~の50分間の番組で、期間中は繰り返し放送されてます。(デジタル・11ch)

高校の地域清掃が取り上げられています。ぜひ、ご覧下さい。

:kuwasiku:

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,西淀川ESD菜の花プロジェクト — aozorafoundation 公開日 2011年5月19日4:58 PM

岩手訪問第二弾「車を届けるの巻」(その二)

4月30日(土)「無事に車を引き渡し、ボランティア見習い」

 朝、8時にボランティアの集合場所となっている遠野福祉センター前にて車両の引渡し。この日は全国から457人のボランティアが集まっており、次々と被災地に向かう車両に乗り込んで行きました。

P1110004

写真は、受け渡した遠野山・里・暮らしネットワークの方々。
P1110009
「あおぞら財団が一番早くに対応してくれた、ありがとう」と仰っていただきました。とりあえず、車両には西淀川区で進めている「菜の花プロジェクト」のシールを貼ってきました。
皆さんの役に立っておくれよ!あおぞら号(私が勝手に名づけました)。

P1110010この車は、遠野から被災地へのボランティア送迎、被災者の方を遠野に送迎し温泉などでゆっくりしてもらう「ヒューマン結ネットワーク事業」で活用していただく予定です。
P4186109

コミュニティ単位・コミュニティ同士の支援を重視しておられる点、廃油を活かした車両の活用、地元に根付いたNPOによる継続的な支援活動などが、今回我々が支援したいと考えた理由です。
この取り組みの試行(ほっとひといき事業)が既に行なわれています。

車を引き渡した後は、ボランティア活動に参加するため、遠野市にある救援物資のバックヤードに向かいました。この施設では、前日より、被災者向けの救援物資の無料提供コーナーが設けられており、分類された物資の中から必要なものを持って帰ることが出来ることになっていました。ただし、入口で罹災証明書を掲示し、世帯毎の制限数までです。ひっきりなしに、沿岸部の避難先から被災者の方々が車でやってきて、物資を慎重に選んでいきます。ボランティアスタッフが案内・説明・運び出しをサポートし、足りなくなった物資を追加したり、見やすいようにレイアウトを工夫したりしています。物資の案内係をしている時には、「保育所が流されたから鯉のぼりを持っていってもいい?」とか、「「家も全部流されたので、本当にありがたい」とか言われると、なんと言えばいいのやら胸が詰まりました。。
P1110023
次に行なったのは、物資の数量確認や搬出入作業です。現在置かれている物資を数えている間にも、物資が出たり入ったりする状況で、管理の難しさを痛感しました。市内の別の救援物資の保管場所に、トラックを運転して布団類を運びましたが、布団と一口にいっても、掛け布団・敷布団・毛布・シーツ・ベビー用・枕などに分けて数量を確認しながら、分類して配置していきます。日々、こうした地道な作業を地元の行政職員やNPO、ボランティアの方々が担っておられるわけです。
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夕食は、地元のSさんや支援活動を行うYさん&Rさん、同宿のボランティアの方と遠野名物ジンギスカンをいただく。美味い。

5月1日(日)「遠野サイクリング→東北新幹線で帰阪」

最終日は、雨。半日ではボランティアも難しいので、午前中は遠野観光をして帰ることにしました。駅前でレンタサイクル。川に沿いつつ、街中や山里・田園風景を満喫。遠野ええとこやんと楽しく2時間程走りました。道の駅「風の丘」でお土産買って、途中、遠野市立博物館にも立ち寄り、遠野の歴史や文化を垣間見ました。またゆっくり来たいと思うまちです。
P1110052
遠野駅13時過ぎの電車に乗り、新花巻から東北新幹線、東京駅から東海道新幹線に乗り変えると、夜9時前には新大阪に到着しました。

最後に
 今回も多くの方にお世話になりました。車を調達いただいたIさん、泊めていただいたSさんご家族、日夜地道に後方支援を続ける遠野の皆さん、長期滞在しボランティア活動を続けておられる同宿のIさん&Mさん、駅まで見送りに来ていただいたYさん&Rさん、途中ツイッターで励ましていただいた皆さん、ありがとうございました。
 今後も、現地の方々と協力しながら、NPOならではの迅速で柔軟な支援活動を続けていければと思います。車両が今後どのように活用されていくのか?、さらなる支援のカタチは何か?についても、引き続き、報告・提案していきたいと思います。そして、なにより「必要なもの」を「必要な時」に提供するために順番が逆になってしまいましたが、車両購入費+保険代の経費(120万円)について、寄付をこれから募りたいと思いますので、どうか皆さまご協力の程、よろしくお願いします。

(記:藤江徹)

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