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ブログカテゴリー » 生物多様性

西淀公園のツマグロヒョウモン

西淀川公害患者と家族の会の患者さんから、このチョウは何か?という質問を受けました。
2009年、11月15日に西淀公園で珍しいチョウがいると思って撮影したということでした。
写真の整理をしていたら出てきたそうです。

120113ツマグロモンヒョウ

わからないので、大阪府大で生態学を専攻している中林晴香さんに教えてもらえました。
中林さんには「生物多様性の愛知目標達成のために私達ができる100の提案づくりワークショップ」を、アルバイトで手伝ってもらっています。

ツマグロヒョウモン』という都市の中でも割と目撃例が多いチョウだそうです。
パンジーに卵を産む(幼虫がパンジーの葉を食べる)ので、花壇がお目当てで飛来したのかもしれません。とのことでした。

写真は翅をとじているため茶色が強いですが、翅を拡げると鮮やかなオレンジ色をしているということです。

いろんな植物があることで、いろんな生物が集まってくるんですね。

(小平)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,生物多様性 — aozorafoundation 公開日 2012年1月13日6:25 PM

生物多様性WS 開催しました

12月10日(土)、11日(日)の2日間にかけて
「生物多様性の愛知目標達成のために私たちができる100の提案づくりワークショップ」
を開催いたしました!

大阪近郊だけではなく、山口や名古屋など広い地域から参加者35名(1日目34名、2日目31名)の参加者にお集まり頂きました。

今回は豪華講師陣8名の方々にきていただき、フィールドワークや意見交換も盛りだくさんのイベントとなりました。

「生物多様性条約実現のための」ワークショップは各地で開かれていますが、
「愛知目標(ターゲット)実現のための」一般からの提案作りは本イベントが世界初!?との事で、
気合いが入ります。

_______________________________________

【1日目】
12月10日(土)10:00~17:00
会場:あおぞらビル他

初めに担当の小平からの主旨説明の後、
長野義春さん(越前市エコビレッジ交流センター)から
「生物多様性」の意味や、生物多様性を取り巻く国際問題について
やさしく解説して頂きました。
1長野氏

長野さんには本イベントの企画・運営コーディネーターもしていただきました。

続きまして、草刈秀紀さん(野生生物保護学会フォーラム誌編集委員、国際自然保護連合(IUCN))から
愛知目標とは何か、内容と国内外の位置づけについてお話しいただきました。
1草刈氏

愛知目標は、5つの戦略目標と20の個別目標に分かれています。
後に2日目のワークショップで出た提案を、これらの目標別に分類します。

お昼前には石井実さん(大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科)より、
身近な生物多様性についてお話しいただきました。
1石井氏

特に印象的だったのが、「たこ焼きから考える生物多様性」とのことで、
生地や具の食材、調味料やソース、また鰹節作りに必要なカビや食材のエサも含めて、
多くの生物種が関わっており、
大阪の食文化は約38億年の進化の中ではぐくまれた生物多様性に支えられているという話題でした。

お昼休みにはカフェスロー大阪のお弁当と、淀川産のしじみ汁を頂きました。
1お弁当

このお弁当、実はベジタリアンフードで、お肉が使われていないんですよ!
淀川産のしじみも肉厚でダシがよく出ていました。どちらも美味しくいただきました。

お腹も満たされたところで…

長野さんから「食料品売り場から考える生物多様性」についてお話頂いたあと、実践ということで関西スーパー大和田店の食料品売り場にてフィールドワークを行いました。
1緑道

大野川緑道を歩いて向かいます。
寒いですがお天気にも恵まれ、自然観察しながらの楽しい移動時間です。

関西スーパーでは、食材の産地や栽培方法(有機栽培かどうか)、マーク(フェアトレード認証など)を調べ、5つの班ごとにシートに記入しました。

その後、福駅近くの会議室で行った意見交換では、加工食品の産地表示やマーク認証された食品が少ない、もっと増やすよう一般から意見を出すべきではないかという意見が出されました。

さらに橋本正弘さん(日本野鳥の会大阪支部長)の案内で、淀川河口の野鳥観察を行いました。

1野鳥観察

淀川に訪れる様々な野鳥の中で、この日はカンムリカイツブリやユリカモメ、船着き場にはヒドリガモやホシハジロ、アオサギが見られました。
ユリカモメは夜は大阪湾で休みますが、日中は淀川をさかのぼってエサをとるそうです。

最後に漁港にて北村英一郎さん(大阪市漁業協同組合代表理事組合長)から大阪湾で行われる漁についてご説明頂きました。
1漁港

北村さんには、お昼に頂いたしじみを提供していただきました。ごちそうさまでした。

1日目は生物多様性の意味や、日常生活との深い関わりを考える一日になりました。
解散した頃には外が暗くなっていました。

_______________________________________

【2日目】
12月11日(土)10:00~17:00
会場:新梅田シティ 梅田スカイビル

この日は経済や企業の取り組みから見た生物多様性についての講演のあと、2日間のまとめとして提案作りを行いました。

最初に西宮洋さん(前財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)東京事務所所長代理)より、TEEB報告書や生物多様性の経済的価値についてお話頂きました。
2西宮氏

佐々木正顕さん(積水ハウス株式会社環境推進部部長)からは、積水ハウスが取り組んでいる生物多様性保全への取り組みを挙げ、企業の役割などをお話頂きました。
様々な考え方の人を生物多様性保全に巻き込むには、その人の価値観に合わせて説得をする必要がある、それをしない事は多様性を否定することにもなる、というお話に感銘を受けました。

この後、梅田スカイビルに隣接している「新・里山」を見学しました。
2佐々木氏

会議室からもよく見えます。都市の中の身近な緑として環境教育やボランティアの場となっているようです。
2新里山上

お昼はカフェスロー大阪のお弁当と紅茶を頂きました。

午後は、原野スキマサさん(国連生物多様性の10年市民ネットワーク幹事)より、NPO・NGO、企業や個人の実践例を紹介して頂きました。
2原野氏

市民団体等が愛知目標達成に向けた取り組みを宣言することで参加する「にじゅうまるプロジェクト」、これからも広まっていくことを願います。

この後、お待ちかねの提案作りに入ります。

長野さんから「生物多様性の保全 各地の地方自治体の事例」の紹介を受けた後、5班に分かれて提案を作っていきます。
イベント名の通り、目標は100個です!
2WSワーク

各自が出した提案をカテゴリごとに分け、提案を実現するための役割を「国」「地方自治体」「企業」「NGO」「個人」に分類し、それぞれのカテゴリを愛知目標の戦略目標A~Eに分類しました。

各班でまとめたものは参加者同士で回覧しました。2ws (2)

参加者それぞれの視点から、ユニークな提案がいくつも挙がりました。
ワークシート完成

会議室からは、1日目に訪れた漁港が夕日に映えてみえました。

夕日と淀川

_______________________________________

2日間にわたる生物多様性WSが無事終了いたしました。

今回は講師の皆さまと、普段から生物多様性保全について積極的な活動を行っておられる方や今回が初めてという方、様々な立場の方々の交流の場ともなりました。
本イベントは、愛知目標実現に向けた大きな一歩になったと思います。

出た提案は後日あらためて報告します。
ご期待ください。

生物多様性WSスタッフ 大阪府立大学 北野絵理

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,フードマイレージ,環境学習,生物多様性 — aozorafoundation 公開日 2011年12月21日4:54 PM

生物多様性WS講師陣!

. 講師紹介〈発表順〉

長野 義春さん—————————————————————————————-

所属 越前市エコビレッジ交流センター

■お話  12/10(土)「生物多様性の概要」

「食品売り場で考える生物多様性」

このワークショップの企画・運営コーディネーターもしていただいています。

■略歴

国際湿地保全連合作業部会委員。元生物多様性フォーラム評議員。総合環境研究所中海水鳥国際交流基金財団、NPO環境教育専門職員を経て現職。1992年ワシントン条約COP8に始まり、ラムサール条約、ボン条約など主要な生物の国際条約に出席。環境省の検討委員や保全連合の関係者として、アジア太平洋渡り鳥保全戦略の立ち上げなど国際事業に参画。生物多様性条約は、COP6の出席に始まり、2010年目標制定など約10年同条約の動向を見てきた。生物の国際条約を環境教育の視点から分かりやすく解説するエデュケーターの1人。

草刈 秀紀さん—————————————————————————————-

■所属 野生生物保護学会フォーラム誌編集委員

国際自然保護連合(IUCN)日本委員会副会長

■お話  12/10(土)「生物多様性条約の愛知目標について」

■略歴

「生物多様性基本法」の制定や生物多様性条約市民ネットワーク(CBD市民ネット)の設立に向けて、中心的な役割として活動。 現在、野生生物保護学会フォーラム誌編集委員、IUCN-J副会長。 WWFジャパン事務局長付(元WWFジャパン自然保護室次長)。市民がつくる政策調査会理事、環境政策をNGOとともに進める議員連盟アドバイザーを務めている。著書は『自然再生事業-生物多様性の回復をめざして』編著:鷲谷いづみ,草刈秀紀(2003.3)、『知らなきゃヤバイ!生物多様性の基礎知識-いきものと人が暮らす生態系を守ろう』(2010.8) 他。国会議員政策担当秘書認定(参秘選第698号)。

石井 実さん——————————————————————————————–

所属 大阪府立大学大学院教授

中央環境審議会委員

■お話 12/10(土)「都市で考える生物多様性~食や虫から考える~」

■略歴

大阪府環境農林水産総合研究所・大阪府立大学 連携セミナー『大阪の食いだおれを支える生き物のにぎわい-大阪の自然・文化と生物多様性-(2010.8.6)』で基調講演とコーディネーターを務める等、生物多様性についての市民向けの講演経験も多数。著書は『日本の昆虫の衰亡と保護』 (2010.9)、『生態学からみた里やまの自然と保護 (KS地球環境科学専門書)』 日本自然保護協会 と編書.(2005.4) 他。専門は昆虫生態学、野生生物保護。

橋本正弘さん——————————————————————————————

所属 日本野鳥の会大阪支部

■お話 12/10(土)「淀川河口の野鳥観察」

■略歴

1940年コウノトリの郷の豊岡市生まれ。絶滅前のコウノトリを見ている。
1988年商社に勤務の傍らストレス解消のため野鳥観察を始める。日本野鳥の会大阪支部に入会する。
1990年日本野鳥の会大阪支部主催の淀川定例探鳥会のリーダーとなる。
2000年日本野鳥の会大阪支部の保護部長として大阪府下のオオタカの調査をした。
日本野鳥の会大阪支部とあおぞら財団主催の矢倉海岸定例探鳥会のリーダーとなる。
2008年日本野鳥の会大阪支部副支部長になる。
2009年~2011年大阪府に鳥獣専門員として勤務する。
2011年日本野鳥の会大阪支部支部長となる。

北村英一郎さん—————————————————————————————

■所属 大阪市漁協協同組合代表理事組合長

■お話 12/10(土)「都市で考える生物多様性~大阪湾の漁~」

■略歴 西淀川区大野の生まれ。小学校1年生の頃、家の前に大野川の船着き場があり、弟と漁師の父親の手伝いをしたのが漁師のはじまり。中学生のころは早朝4時に中央市場へ行くようになり、放課後は夕方からの漁を手伝う。高校生の夏休みは船曳網漁でシラス、春はイカナゴ漁を手伝う。卒業後は漁業に専念。21歳の春ごろからは、船曳き網漁を任されることも。「おやじの大きな背中」を見てがんばってきた。

化学肥料・農薬による農業、塩素を使う下水処理、大規模な埋め立て身近な水辺から河川・海岸の直立護岸は、川・海・生物に与える影響は大きい。埋め立てで浅場もなくなり、漁価の低迷で水揚げが下がり、若い後継者がいない中、漁師は少なくなった。

この地の漁業の歴史を将来につないでいくために、自然環境・漁業環境の再生・推進を漁師だけではなく市民・府民・国民とともに将来に伝えていきたい。偏った産業の発展よりも農林水産業も成り立つようなバランスの良い社会を目指したいという思いで、大阪市漁業協同組合の組合長を務める。

西宮 洋さん——————————————————————————————-

所属 前財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)東京事務所所長代理

■お話 12/11(土)「TEEB生物多様性の経済学 生物多様性や生態系の価値とは」

■略歴

環境庁阿寒国立公園管理官などを経て、外務省国連局社会協力課長補佐、外務省ブラジル大使館一等書記官、カンボジア環境大臣顧問、国連環境計画(UNEP)アジア太平洋地域事務所次長などを経て、地球環境戦略研究機関 上級研究員。平成23年7月より(株)テクノ中部勤務。生物多様性と経済政策の分野でのストラテジストの1人。

佐々木 正顕さ————————————————————————————

所属 積水ハウス株式会社環境推進部部長

大阪市環境審議会生物多様性部会専門委員

■お話 12/11(土)「住まいから考える生物多様性~地域と世界の生物多様性~ ~新・里山見学~」

■略歴

積水ハウス㈱環境推進部長。関西大学法学部卒業後、税理士事務所を経て積水ハウス入社。 総務部にて法務・株式部門担当。定期借地権の事業立ち上げなどに関与した後、 1996年から2年間、関西経済連合会に出向し主任研究員として 都市政策・地域振興や関西広域連携協議会創設に関与。 1999年の積水ハウス㈱環境推進部創設により現在に至る。 持続可能性を核とした環境経営の社内浸透に努める他、社外からの講演依頼も多い。

原野 スキマサさ———————————————————————————

所属 国連生物多様性の10年市民ネットワーク幹事

環境ジャーナリスト

■お話 12/11(土)「生物多様性保全 私達にできること NPO・NGO、企業や個人の実践例紹介」

■略歴

大学で社会福祉学・心理学を学び、卒業後は心療内科で心身症などの治療に従事。この頃から“現代人の健康と環境”についての考察をはじめる。現在、フリーランスで企画・編集・執筆(医療・健康、教育、環境、サブカルチャーなど)を行う。2008年NGO「生物多様性フォーラム」の設立にかかわり、生物多様性条約COP9(同年5月/ドイツ・ボン)、G8市民サミット2008(同年7月/札幌)、ラムサール条約COP10(同年10-11月/韓国・チャンウォン)などに出席する。生物多様性条約COP10に向けた関係省庁や自治体との連絡調整会議「COP10円卓会議」にもNGOを代表して出席。2010年の生物多様性条約COP10/カルタヘナ議定書MOP5では、生物多様性条約市民ネットワーク運営委員やバイオダイバシティー・インフォメーション・ボックス代表として、海外NGOのホスト役、サポート役を務める。食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク副代表、ラムサール・ネットワーク日本理事も務め、日本で数少ない生物多様性条約に詳しいライター・ジャーナリスト。名古屋市在住。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,生物多様性 — aozorafoundation 公開日 2011年12月9日4:00 PM

生物多様性 提案づくりワークショップ お弁当メニュー

生物多様性ワークショップでは、お昼のお弁当(希望者)をカフェスロー大阪さんにお願いしています。

キッチン担当の藤丸さんから、メニューが届きました!


弁当

写真はイメージです(過去のカフェスロ-大阪のお弁当)

10日
■菊芋の混ぜご飯
■里芋唐揚げ
■コマツナと厚揚げのおひたし
■ゆずだいこん
(香の物)大根葉と大根の皮の浅漬

11日
■豆と雑穀のごはん
■大豆ミートのベジバーグ
■菜花、または水菜の胡麻和え
■菊芋きんぴら
(香の物)大根葉と大根の皮の浅漬

大阪近郊の無農薬有機栽培の野菜でつくられた、美味しいお弁当です。

みなさん、お楽しみに。

(小平 記)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境学習,生物多様性 — aozorafoundation 公開日 2011年12月7日2:18 PM

渡りの季節!スズガモご一行 1400羽

12月3日(土)、第118回矢倉海岸定例探鳥会に参加しました。

朝がた振っていた雨が上がったばかりだったこともあり、参加者は4名。

まずは、阪神なんば線福駅に集合。大野川緑陰道路を通り、淀川河口を目指します。

dsc_0027
緑道の樹木は紅葉まっ盛り。
サザンカも咲き始めていました。

dsc_0089
スズガモの大群。

dsc_0118
近づいてみると・・・ざっと1400羽いるそうです。
時間がたつとキンクロハジロやホシハジロが群れの中に混ざってくるそうですが、ほぼスズガモばかりなので到着して間もない群れだそうです。

そんなこともわかるんですね。

道をへだて淀川の反対側は、茂みになっています。
ジョウビタキのメス、カワラヒワのオスがいました。(電線の上にとまっています)
dsc_0130
肉眼だとわかりにくいのですが、望遠鏡でのぞいていみると、目がくりっとして、なんとまぁかわいらしい姿。

今回観察できた野鳥(24種)
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ(300以上)、アオサギ、ヒシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ(1500以上)、ミサゴ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ウグイス(なき声)、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

次回は、1月6日(土)に開催されます(9:30福駅集合)

◎あおぞら財団・矢倉定例探鳥会のHPはこちら

◎日本野鳥の会大阪支部のHPはこちら

□おまけ

淀川で魚を獲るのは、野鳥ばかりではありません。
福漁港。漁師のみなさんの船がならんでいます。

dsc_0152

12月10日の生物多様性ワークショップでは、日本野鳥の会大阪支部長の橋本正弘さん、大阪市漁協協同組合代表理事組合長の北村英一郎さんに、お話を伺います。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,生物多様性,矢倉海岸探鳥会 — aozorafoundation 公開日 2011年12月6日8:23 PM
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