あおぞら財団 財団ブログ
公害の歴史Q&A あおぞらイコバ
公害を伝えるための資料整理寄附募集
屋上広告募集
りべら広告募集
Don't go back to the 石炭

    キーワード検索

    アーカイブ

    カテゴリー

    最近の投稿

    最近のコメント

ブログカテゴリー » 環境保健

2011年11月18日第9回ぜんそく患者こんだん会(姫島診療所)

第9回ぜんそく患者こんだん会を開催いたしました。(姫島診療所)[同志社大学大学院 村上]

11月18日(金)14:30~16:00 14名が参加しました。(うち患者さん7名)

昨日に引き続き、西淀病院の先生2人(三島先生、田中先生)を招き、「呼吸リハビリテーション」を教えていただきました。

今日は、大阪市会議員の北山良三氏が来てくださいました。北山氏は、現在の大阪の状勢についてお話してくださいました。

具体的には、

・浮遊粒子状物質のPM2.5の環境基準が新しく設定され、それを受け大阪市内に測定器を15か所設置しようとしていること

・現在15歳までは、ぜんそくの医療費助成が受けられるが、大人になってからも助成が受けられるように制度を整えるための取り組みをされていること、等です。

それから北山氏も交えてみなさんで「呼吸リハビリテーション」を行いました。

「呼吸リハビリテーション」の内容は昨日のブログを読んでください。(http://aozora.or.jp/archives/7249

以前体験されたことのある患者さんからは、「意識してはやっていないが、テレビを観てるときなど思い出したときにやっている。」という声や、初めて体験された方からも「身体がぽかぽかして気持ちいい。」「ちょっとするだけで違うね。」といった声を頂くことができました。

「呼吸リハビリテーション」の目指すところは、「日常生活の動作にすること」だそうです。この活動が、より多くの患者さんに広まるといいですね。私自身は、この2日間体験させてもらい、肩のまわりがとてもすっきりしました。ちょっと「呼吸リハ」の時間を作ると、リラックスして、仕事に、勉強に取り組むことができるように思いました。ちょっとした時間に、継続して行っていきたいです。

RIMG0975

(村上紗央里)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年11月18日5:36 PM

呼吸リハビリ講習会(医療従事者向け)(12/8)

医療従事者向け
~~ 呼吸リハビリ 講習会 ~~
***   呼吸リハビリってどんなの?    *****
****    気管支の患者さんに効くの?   ****
*****    そんな疑問にお応えします!  ***
<日 時> 2011年12月8日(木)
18:30~20:30
<会 場> のざと診療所3F
大阪市西淀川区野里3-5-22
地図はこちら→ http://www.yodokyo.or.jp/nozato/html/map.htm
<講 師> 千住 秀明 教授
(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科)
<定 員> 30名 (定員になり次第締め切ります)
<参加費> 無料
======= 呼吸リハビリ講習会 プログラム =======
18:30    開会
報告  福島啓氏(西淀病院医師)
「呼吸リハビリテーションの実践」
講義 千住秀明氏
(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授)
「ぜん息・COPD患者への呼吸リハビリの効果と方法」
20:30     終了
===============================
現在、ぜん息やCOPDなど、呼吸器の病気を抱えた方はたくさんいます。
そんな方たちの治療に有効とされているのが呼吸リハビリ。
保険適用もされています。
うちの病院でも取り組みたいな…どんなことするんだろう?
呼吸リハビリに取り組んでいる病院の実践報告と呼吸リハビリの普及・
地域医療体制づくりに奔走しておられる長崎大学の千住先生をお迎えします。
ことし5月に集中講座を開催しましたが、今回はその続編となります。
呼吸リハビリをもっと知りたい人、初めての人もぜひ、ご参加下さい!
前回5月の様子はこちら http://aozora.or.jp/archives/3581
<お申込み・お問合せ先>
公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団) 担当:鎗山・上田
TEL 06-6475-8885      FAX 06-6478-5885
E-mail webmaster@aozora.or.jp
個人情報は本事業の目的以外には使用いたしません
————————————————————————-
「呼吸リハビリ講習会」  参加申し込み用紙
(下記にご記入の上、送信願います。)
ご氏名              ご所属
T E L               F A X
E-mail

74af978c4a46abe42c0b68d1d142af7d

医療従事者向け「呼吸リハビリ 講習会」

***   呼吸リハビリってどんなの?    *****
****    気管支の患者さんに効くの?   ****
*****    そんな疑問にお応えします!  ***

<日 時> 2011年12月8日(木) 18:30~20:30
<会 場> のざと診療所3F
大阪市西淀川区野里3-5-22
地図はこちら→ http://www.yodokyo.or.jp/nozato/html/map.htm

<講 師> 千住 秀明 教授(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科)
<定 員> 30名 (定員になり次第締め切ります)
<参加費> 無料

======= 呼吸リハビリ講習会 プログラム ==========
18:30    開会

報告  福島啓氏(西淀病院医師)
「呼吸リハビリテーションの実践」

講義 千住秀明氏(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授)
「ぜん息・COPD患者への呼吸リハビリの効果と方法」

20:30     終了
===============================

現在、ぜん息やCOPDなど、呼吸器の病気を抱えた方はたくさんいます。
そんな方たちの治療に有効とされているのが呼吸リハビリ。
保険適用もされています。

うちの病院でも取り組みたいな…どんなことするんだろう?
呼吸リハビリに取り組んでいる病院の実践報告と呼吸リハビリの普及・
地域医療体制づくりに奔走しておられる長崎大学の千住先生をお迎えします。

ことし5月に集中講座を開催しましたが、今回はその続編となります。
呼吸リハビリをもっと知りたい人、初めての人もぜひ、ご参加下さい!

ちらしの詳細はこちら   111208呼吸リハ講習会チラシ   

前回5月の様子はこちら http://aozora.or.jp/archives/3581

<お申込み・お問合せ先>

公益財団法人公害地域再生センター(あおぞら財団) 担当:鎗山・上田
TEL 06-6475-8885      FAX 06-6478-5885
E-mail webmaster@aozora.or.jp

個人情報は本事業の目的以外には使用いたしません

Filed under: イベント案内,環境保健 — aozorafoundation 公開日 4:43 PM

2011年11月17日第9回ぜんそく患者こんだん会(千北診療所)

第9回ぜんそく患者こんだん会を開催いたしました。(千北診療所)[同志社大学大学院 村上]

11月17日(木)14:00~15:30 14名が参加しました。(うち患者さん9名)

西淀病院のリハビリテーションの先生2人(三島先生、田中先生)を招き、「呼吸リハビリテーション」を教えていただきました。

IMG_7059

この「呼吸リハビリテーション」は、呼吸器の病気によって生じた障害をもつ患者さんに対して、呼吸器の機能を可能な限り回復、あるいは維持させて患者さんのQOL(生活の質)を高め、患者さんが自立した生活を送るための支援です。

患者さんや家族ができるだけ楽に、心地よく生活してもらうために、急性増悪を防ぎ、身体機能を維持・改善させるための知識や技術を提供するというものです。

まずは、みなさんで、口すぼめ呼吸と腹式呼吸の練習をしました。

胸に手を当て、横隔膜が上下することを確認しました。

IMG_7067

つぎに、日常のくらしのなかでのちょっとした運動の大切さを教えていただきました。

息切れが起こることを恐れて運動をしないと、徐々に身体機能が低下し、息切れはより悪化していくそうです。身体機能の低下は、ますます動けなくなったり、食欲もおち、気力までなくなってしまいます。そうした悪循環を予防するために、運動することが大切なのです。

そして、自宅で簡単にできる「呼吸リハビリテーション」を教えていただきました。

ポイントは「力を入れたときに息を〈はく〉こと」だそうです。

私のようにみなさんと動きが逆になって先生を困らせてしまったり、置く手の向きが逆になってしまわれる方がおられたり、みなさんと笑みを交ながら行うことができました。

IMG_7073

15時からは、みなさんから先生方への質問や意見交換の交流会を行いました。

患者さんからは「発作がでたら、今やったことはできない」「この時期、寒暖の差があるから厳しい」「痰を出すのがしんどいから、入院している患者さんのように自分も吸ってほしい」等の意見がでました。

このような意見に対して、患者さん同士でひとりひとりどのように対応されているか具体的にお話ししてくださいました。そして、他の患者さんの対処法を聞いて「こんな方法もあったんだ」と意見を共有する機会になっていたように感じました。

RIMG0950

私自身もアレルギー体質で、風邪をこじらせると、せきが止まらず息を吸えない苦しさを感じることがあるのですが、皆さんの病状をお聞きして、日常的な呼吸の苦しさは、非常に辛いものだと感じました。

また、みなさんと「呼吸リハビリテーション」を行うことができたことで、からだが少し楽になり、実践していきたいと思いました。ひとりでは、なかなかはじめることができないので、今日のように、お仲間さんがいることが大切かなと思いました。習慣になるように取り組んでいきたいですね。

RIMG0946

(村上紗央里)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 1:09 PM

西淀川ぜん息ニュース第8号ができました

ぜん息ニュース8

第8号を作成しました。 :kuwasiku:

第9回ぜんそく患者こんだん会
11月17日(木)14:00~15:30 千北診療所
11月18日(金)14:30~16:00 姫島診療所
呼吸リハビリを実践します。みなさま、ぜひご参加ください。
仲間ができて、たのしいですよ。

<第9回ぜんそく患者こんだん会>

11月17日(木)14:00~15:30 千北診療所

11月18日(金)14:30~16:00 姫島診療所

呼吸リハビリを実践します。みなさま、ぜひご参加ください。

仲間ができて、たのしいですよ。

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年11月1日3:16 PM

第8回ぜん息こんだん会

第8回西淀川ぜん息こんだん会を開催しました。(9月16日姫島診療所、22日千北診療所)

9月16日14:30-16:00 姫島診療所

SN3J070717名参加しました。
そらプロジェクト の調査結果の報告をしました。大型車がぜん息の原因となっているかを調べる疫学調査ですが、調査結果は学童に関してははっきりと因果関係が認められ、幼児に関しても1歳で発症して三歳までの持ち越しが多いと言う結果が出ていますが、環境省の判断としてははっきりと認める態度を示していないという報告でした。

SN3J0719ipadを使って調査場所や資料を見ました。みなさん、ipad初体験でした。
その後、前回行った「呼吸リハビリ」の導入の体操を行いました。
「前回教えてもらった通り、毎日やっているよ!吐きながら自転車に乗るようになったらずいぶん楽になったよ!ペダルを踏む時に吐くんだよ」と嬉しい声が。
呼吸リハビリのテキストは環境再生保全機構のホームページから見る事ができるので、ぜひご覧ください。
患者さんとの意見交換も活発でした。
「定年退職後、淀川の河原でゴルフをやっていたら、ボールがドロドロまっ黒けになった。そのうち咽喉がやられてしまった。」
「息切れがきつい」
「肺気腫は治らないからあきらめた。在宅酸素治療でお金がかかる。」
「今日は点滴をしている。点滴をすると2~3時間 は楽だけど、ぼちぼち息苦しくなってくる。毎日それのくり返し」
「今年ぜん息になった。45歳の息子は西淀川に住んでいた時はぜん息が出たけれど、小学校2年生で池田に引っ越したら良くなった。ぜん息になって息が苦しくて死ぬかと思った。はじめて息子の気持ちが分かった。」
「45歳から病気になった。針の穴から息をするくらいしんどい。10年前くらいから薬が良くなって楽になった。アルコールが一番悪い。今でも痰が続いてつらい。自分でコントロールできるようになったけれど」
「薬が良く聞いてきたけれど、冬が怖い。冬は咽喉がやられる。」
「毎月1万円の治療費を払うのは苦しいです」
顔なじみになってきているので話がしやすいみたいです。薬談義にもなり、治療の情報を共有したり、病気の状態を共有するだけでも患者さんたちは治療に前向きになってがんばろうと思うのではないでしょうか。しんどい思いをしてもこうやって懇談会に出てきてくれることをとてもうれしく思いました。

東京は ぜん息の医療費助成制度があります。この制度で、きちんと治療が受けられるおかげで、入院が減り、結果的に医療費が抑えられているそうです。患者さんたちが日常生活でぜん息がコントロールできるようになったら、働きにも行けます。そうなると税収も増えるのです。ぜん息の医療費助成はお金がかかるばかりではないのですが、そういう部分をきちんと伝えていくことが大切だと思います。

9月22日 14:00-15:30 千北診療所

IMG_64519名参加しました。
こちらでも、呼吸リハビリの導入の体操を行いました。肩を上げ下げしています。

IMG_6433 「ごついなぁ!頭の中にゴツンと来る!」とのコメントもありました。この動きをすると首のコリがとれます。ぜん息の患者さんはどうしても呼吸の苦しさを首の筋肉で補おうとするので、首の筋肉が緊張してこってしまうのです。
それから、「あなたの肺は大丈夫?」と題し、すずらん薬局の小野さんからお話ししてもらいました。
IMG_6438みんなめっちゃ勉強しています。
IMG_6440それから、肺年齢測定を行いました。ぜん息の患者さんはのきなみ90歳代・・・みなさん苦しい呼吸の中で生活しているんだなぁと実感しました。
IMG_6450小野事務長も一生懸命吹いています。患者さんたちは一生懸命吹こうとしても、なかなか息が吐き出せず、エラー音がなってしまいます。辛いなぁ・・・
この肺年齢測定、西淀川の薬局であれば無料で検査できます。西淀川区の薬剤師会の取り組みなのだそう。すごいですよね。
「お父さんにやってもらおう!」なんて声も出ていました。
数値より、年齢で出る方がリアルでわかりやすいですよね。タバコの喫煙歴がある人は肺年齢気になりますよね。
ちなみに私は実年齢より10歳も若かったです。

次回のこんだん会
11月17日(木) 千北診療所 14:00~15:30
11月 18日(金) 姫島診療所 14:30~16:00

(林美帆)

Filed under: イベント報告・ホームページ更新,環境保健 — aozorafoundation 公開日 2011年9月22日9:01 PM
« 次のページ前のページ »